ども!
ロスジェネ・どストライク(77年生まれ)で、平成不況のあおりをモロに食らった、ビンボー派遣社員のA1理論です!w
本日、▼このような記事が日経新聞に載っていたようです。
派遣社員、3年勤務なら時給3割上げ 厚労省が指針: 日本経済新聞
厚生労働省は派遣社員に勤務年数や能力に応じた賃金を支払うよう企業に義務づける。同じ業務で3年の経験を積めば初年度より賃金を3割上げるなど、具体的な水準を示す指針をまとめた。2020年4月に「同一労働同一賃金」の制度が始まるのに合わせ、正社員との賃金差の縮小を促す。
(まぁ、僕も電子版の会員ではないので上記記事は途中までしか読めませんが。。。)
これを見た瞬間、僕は、
「これは絶対に失敗する、というか、意味がない!」
と思ったので、今回はその制度が始まる前からすでに▼『失敗の本質』を分析しちゃおうといういつものシリーズですw
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派遣社員が3年で強制的にクビになるのは、国の「正社員は安定している」というカルト宗教の教理の元に成り立っている。
これは知らない正社員とかも多いんだけど、、、
3年間、同じ職場で働いた派遣社員はほぼ強制的にクビになるんだよ!w
理由は僕から言わせれば「完全に失政」なんだけれども、、、
まず、国の根本概念は、
「正社員なら安定!死ぬまで終身雇用!」
という▼カルト宗教の教理の元に成り立っているw
なぜ僕がそれを「カルト宗教」と言うのかというと、その教理の元に死んだり病んだりしていった人を何人も見て来たからw
で、「正社員は安定している」との『ダルマ』の元で、3年過ぎた派遣社員を正社員にしろって法律を作ったんだけれども、それが完全に裏目に出てしまって、現場ではなにが起きたのかというと、ほとんどの企業が3年経った派遣社員を切りまくった、というお粗末な結果に。。。w
(やれやれだぜ。。。)
まぁ、つまり、根本的な原因は、
「わかってない人」
が政策を作っているからですw
あなたにも経験がありませんか?
「わかってない人」や「わかってない上司」とかがやり始めたプロジェクトやシステムが、しばらく経って、案の定、既定路線で失敗したことがw
それを単に国がやっている、という、ただそれだけのことですw
まぁ、▼就職氷河期世代への支援プログラムと同じ「絶対失敗するシリーズ」ですw
これ実現すればすごいけど、企業が3割負担するとは思えないから、やっぱり現実は3年で強制派遣切りだと思うなー(笑) / 他18件のコメント https://t.co/p3PrH9KEex “派遣社員、3年勤務なら時給3割上げ 厚労省が指針” https://t.co/bemu82ehTv
— A1理論 (@A1riron) July 17, 2019
派遣社員が3年でクビになるから日本企業にノウハウが蓄積されず、『正社員』という名の公家だけが残る。
で、現場ではなにが起こっているのかというと、、、
優秀で、かつ3年も現場を経験した派遣社員が強制的にクビになるもんだから、
日本企業に一向にノウハウが蓄積されず、同じ失敗がほぼ半永久的に繰り返されることに。。。w
(やれやれだわ。。。)
そりゃあそうだ。
なぜなら、日本企業の現場は▼基本的に派遣社員が回しているからw
で、現場を回している人間が3年で強制的にクビを切られるんだから、派遣社員の属人的知識やスキル頼りの日本企業にはノウハウが蓄積されず、『正社員』という名の公家が残るだけw
日本企業で事実上、働いてるのは派遣社員なんだけど、その派遣社員が3年で強制的にクビになるから、日本企業は永久にノウハウが蓄積していかずに生産性が低いままだよ。
それでも平成の時代は優秀な派遣が来たけど、令和はそんな人が強制クビになった後は、ダメな派遣が入っては辞めの繰り返しだよ。
— A1理論 (@A1riron) July 17, 2019
で、それでも「人余り」だった平成時代は、それでもまた優秀な派遣社員が入ってきて、またイチからシステムを構築してくれたけど、、、
「仕事余り」になった令和時代は、優秀な派遣社員が抜けて穴ができると、その穴は、ダメな派遣社員が入っては辞め、入っては辞め、入っては辞め、の永久機関化してしまうよw
これは10年前の販売営業の世界で起きた事態と全く同じで、、、
リーマンショック直後で派遣村とか出来てた頃なので、企業は強気で、
「派遣社員に仕事をくれてやる」
みたいな態度だったんだけれども、販売営業できる人は実はレアキャラで、そんな優秀な人が辞めた後は、ダメ新人が入っては辞め、入っては辞め、入っては辞め、の永久機関化してしまったw
(最後は派遣社員を装った笑えない犯罪者が来て、非常に笑えない事態になりました。。。)
で、全業種的に「仕事余り」の令和時代はたぶん、それが全業種で起きるよw
もっというと、3年でクビ確定なんだから、1~2年目で次を探し始めるので、余計に最初の優秀な派遣社員が辞めるサイクルが早くなるよw
で、それを見越して、国は今回の、
「派遣社員、3年勤務なら時給3割上げ」政策
を施すんだろうけど、、、
僕は以下の3つの理由で絶対に失敗すると思います!!w
理由①:派遣会社の取り分も3割増やさないと意味ない
まぁ、これでほぼ話が終わりに近いのですが。。。
結局、派遣社員の所属は派遣会社なんだから、派遣会社自体にメリットがないと意味ないw
派遣会社的には、派遣先(の上のほうの人)に気に入られ続けることが至上命題なんだから、派遣先(の上のほうの人)ににらまれたくないw
これは現場がどれだけその人を評価しているかどうかは、ほぼ関係ないw
なぜなら会社と会社の話だからw
そんな立場の派遣会社が、先方の負担アップを積極的に受け入れるわけあらへんwww
それなら派遣会社の取り分も3割増えるくらいじゃないとペイしないだろうけど、派遣先(の上のほうの人)が事実上の6割アップを認めるとは思えないだろうから、今まで通り、派遣社員は3年でクビになると思うよw
理由②:使えない正社員がリストラできないと意味ない
で、派遣先が6割アップを認めたとしても、それはトレードオフでどこかの人件費を抑えないといけない。
それだと、事実上、ほとんど仕事をしていない、つまり機能していない正社員をリストラすべきなんだろうけど、日本企業は構造上、それができない。
多くの派遣社員が従事する「大企業」だと労働組合がうるさいので、ほぼ絶対できない。
つまり、働いていない正社員はこれからも過剰に守られ、実際的に働いている派遣社員はこれからも3年で強制的にクビになり続けるのだ。
いや、昭和の頃は正社員(という言葉がなかったので「社員」)は、一生懸命に働いていたと思うよ。
だって、そもそも、生活空間に、モノがなかったから。
けど、バブルが弾けた平成時代以降は、『正社員』という言葉が出来て、事実上、公家化した。
これは室町幕府や江戸幕府が倒れた理由と同じですな。
本来、働くべき武士が公家化して、既得権益層化したから。
もしくは、戦前の日本軍が連合軍に負けた理由と同じですな。
本来、働くべき軍部の上層部が公家化して、既得権益層化したから。
これは、僕は、
「上に行けば行くほどバカになる」
という、
『日本社会』という万世一系の『バカOS』社会の基本仕様
だと認識しているw
なので、今回も、どれだけ法整備しようとも、『正社員』という名の、単なる既得権益層を断捨離できなければ、ほぼ意味ない。
そもそも実際的に仕事をしてない人は、ノウハウもクソもないんだから、▼無駄無駄ラッシュで、ゴミ収集車に「エクストリーム断捨離」して、アリーヴェデルチするべきなんですよw
www.youtube.com
逆に言うと、▼派遣と正社員の地位を逆転できない企業はこれから滅びて行くよ。
そもそも、▼『終身雇用』という制度自体が「有事の際の制度」だと、僕は認識している。
理由③:日本は3年後には我々の想像を超えた人手不足社会になるからほとんど意味ない
日本以外の国では、派遣社員の給料が正社員の給料より高いのは常識で、、、
ヨーロッパでは国にもよるけど、大体、10%ほど高い。
オーストラリアでは、25%高いらしい。
これは普通に考えれば当たり前で、普通のバイトより、単発バイトの時給のほうが高いのと同じだ。
(ちなみに、僕の中ではバイトと派遣の境目なんて、ないw)
未だに、派遣社員というと「低賃金」というイメージの日本社会がそもそも狂ってるのであって、、、
「日本の常識は、世界の非常識!」
というのが、僕の中の根本的な理念というか、原則になっているw
いやむしろ、今後、加速度的に、世界一のペースで少子高齢化が進んでいく日本では、正社員と比べた時の派遣社員の給料が、世界一高いパーセンテージじゃないとおかしい、理屈にあってない、と僕は思う。
で、僕は、
日本の優秀な派遣社員の給与の伸び率は、年率1割を超えて行くんじゃないか?
と思っている。
つまり、3年後には、優秀な派遣社員の市場価格は、3年前の1.3倍以上になっている、ということだw
なので、転職したほうが派遣社員的には利益率が良くなる。
実際的には、実は1.3倍をはるかにしのぐ可能性もある。
なぜなら、ライバル企業に入れば、ライバル企業(自分が元いた企業)の内部情報を合法的にリークできるからだw
まぁ、つまり▼『AI以上の人間』の給与は上がっていくのが『資本主義国』の根本原則であり、今後は日本がやっと『資本主義国』になる、とも言える。
ちなみに、ダメな派遣社員は3年持たない(ていうかほとんど半年持たない)ので、現場では、ダメな派遣社員が、入っては辞め、入っては辞めを繰り返し続けるよ!!w
結論:派遣社員は『上に政策あれば、下に対策あり』とマインドセットすべき。それでも平成時代よりはヌルゲー。
で、そんな派遣社員の状況を変えたい人が、
「選挙に行こう!!」
とか言ったりするけど、それってほぼトラップで、僕的には信者ビジネスとほぼ同等のスキームだw
そもそも、世の中、頭のいい人間より頭が悪い人間のほうが多いんだから、その時点で頭がいい人間は当選しないし、、、
万が一、当選したところで、参議院の野党の一年生議員になにができるんだよwwwww
僕的には選挙に行く時間やエネルギー、候補者を選ぶ脳内リソースがあるなら、その時間でバイトするか、1記事でも多くブログ記事を書くほうが圧倒的にコスパがいい。
つまり「稼働の無駄使い」なのだw
つまり、、、
世の中を変えようとするより、自分の考え方を変えたほうが、圧倒的にコスパがいいよ。
これ、ライフハックな(笑)
— A1理論 (@A1riron) 2019年7月13日
なので、、、
ビンボー人に出来ることはたったひとつだけで、
戦略、戦略、戦略、戦略、、、
で勝ち残っていくしかない。戦略がなく、フワフワしてるから騙されるんだと思う。
— A1理論 (@A1riron) 2019年7月15日
黙って口を開けてても何にも変わらない。戦略、戦略、戦略、戦略、で小さい成功体験を積み上げ続けるしかないと思うよ。 / “「結局、何も変わらない」 非正規雇用・無職が600万人、氷河期世代に響かぬ論戦(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース” https://t.co/3tpPWz7QwE
— A1理論 (@A1riron) 2019年7月16日
我々、ビンボーな派遣社員に出来る最大のライフハックは、
『上に政策あれば、下に対策あり』
と、マインドセットを変えることだ。
どこの国でも政治や政策なんて権力者の気分次第でコロコロ変わるし、ましてやこの国は万世一系の『バカOS』で動いているんだから、日本で政治に期待するなんて愚の骨頂ですよ。。。
無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァァァァ!!!!
大事なのは、
「上がどんなアホな政策をしようとも、あらかじめ、それに対応する人生の『対策パッチ』を準備しておいて、状況によって、臨機応変に、その『対策パッチ』を充てる」
ことだと僕は思う。
つまり、完全に▼『孫子の兵法』で生き残るべきだ。
▼軍師官兵衛やジョルノ・ジョバーナ的に、戦略、戦略、戦略、戦略、で立ち振る舞うべきだ。
例えば、派遣で働いていて3年で切られたら、半年ぐらい失業保険もらいながらブログをマネタイズしたり、失業保険をもらいながらゲストハウス旅で充電し、次の仕事への準備を整える等、戦略的に生きるべきだ。
▼会社都合退職なら、派遣社員が多いロスジェネの失業保険の給付日数も増えたことだし。
つまり、▼『人生は攻略できる』と、マインドセットするべきだ。
それでも、平成時代よりも、今の令和時代はぜんぜんヌルゲーだと、ロスジェネのおっさんは思うね。
平成時代なんて、労働者よりも企業側のほうが強く、派遣先のパワハラ・モラハラが当たり前だったからねw
企業側より労働者側のほうが強い時代が来るなんて、夢にも思わなかったし、今でも半分、夢かと思っているw
で、、、
ここまでは一般論!!w
僕のブログなので、最後に僕の話をさせていただけるのなら、、、
僕は一般的な派遣社員とも立場が違っていて、単に旅を続けたいだけw
氷河期の引きこもりは、シンプルに働きたくないだけ。
氷河期の非正規は、正社員になりたいんじゃなくて、シンプルに時給を上げたいだけ。
氷河期のA1理論は、シンプルに旅を続けたいだけ。
— A1理論 (@A1riron) 2019年7月16日
まぁ、そもそも僕は、正社員や派遣社員という『地の民』とは人種が違う、レアな▼『風の民』なんだと思うw
基本的に▼スナフキンな人間ですw「るろうに」人生万歳!!
ぼくは、あっちでくらしたり、こっちでくらしたりさ。今日はちょうどここにいただけで、明日はまたどこかへいくよ。テントでくらすって、いいものだぜ。きみたちは、どこかへ行くとちゅうかい? #snufkin
— スナフキン (@SNUFKIN_meigen) July 16, 2019
ぼくは磁石なんか信用したことがないね。
磁石は方角にたいする人間の自然な感覚を、くるわせるだけさ #snufkin
— スナフキン (@SNUFKIN_meigen) July 17, 2019
なので、「派遣社員やロスジェネ世代の代弁をする!」という「てい」でブログのアクセスを稼ぎ、▼ちゃっかりと夢を追う夢追い氷河期オッサンなんですw