「暮らすように旅し、旅するように暮らす」A1理論です!
僕は旅先に行ってもあまり普段の生活と変わらず、観光よりも散歩がメインで、ローカルな地元食堂でご飯を食べ、旅先の銭湯に入り、ゲストハウスの交流スペースでその時の宿泊者と一期一会の談笑をしたあと、ドミトリーで爆睡するのが大好きです!
そんな僕が2018年から愛読している本が『旅先銭湯』シリーズです!2020年からのパンデミックにも負けず毎年のように刊行されています!
今回はその7冊目の最新刊・旅先銭湯別冊02『ちいさなまちの素朴湯 みちのく編』が発売されたので先行直接予約で購入し、さっそく読んでみたので感想を書いていきます!ネタバレはミニマムに努めます!
旅先で銭湯に入るのが好きな方、銭湯にまつわる「物語」が好きな方、東北の銭湯に興味がある方などの旅の参考になれば幸いです!
▼ご購入はこちらから!
最初にこの記事のミニマムなまとめ!
- 『旅先銭湯』シリーズは1年に1冊くらいのペースで刊行される日本中の銭湯を紹介する本!
- 旅先銭湯の別冊シリーズは著者の松本康治さんの『一人称』で書かれているので40代以上の男性に特にオススメ!
- 今回の別冊02は第1章~第5章までは東北ひと筆書きの旅ガイドブック!第6章は珠玉の銭湯エッセイ!
『旅先銭湯』シリーズとは?
『旅先銭湯』とは2018年から年1冊くらいのペースで刊行されている本のシリーズ名です。
従来の日本人の「旅行」は団体旅行にしろ家族旅行にしろ、バスや自家用車でホテルや旅館に行き、大浴場に入り、いつものメンバーと宴会という感じですが、、、
『旅先銭湯』は主に1人旅で、ゲストハウスのような安宿に宿泊し、その土地で生活している人たちの普段のローカルな銭湯にお邪魔し、少しだけその街の住人になれる時間を味わえるのが魅力です!
そんないつもの『旅先銭湯』シリーズは多くの老若男女の「銭湯好き」で作るムック本(本と雑誌の間の本)みたいな感じです!編著が松本康治さん。どちらかと言えば写真多めな「銭湯ガイドブック」。
でも今回のような『旅先銭湯別冊』シリーズは松本康治さんの単著で、ガイドブック的な要素も残しながら、どちらかと言えば松本康治さんの人生観も含めた「銭湯旅エッセイ」に近いです。別冊は今回で2冊目!
というわけで、以下に今まで刊行された『旅先銭湯』6冊を過去記事リンク付きでお送りします!2024年現在、最初のほうの『旅先銭湯』は松本康治さんの手元にも在庫がないらしくAmazonでもおそらく中古本になります。
▼『旅先銭湯①』の表紙はなんと!僕が好きな長野県下諏訪のマスヤゲストハウス近くの『菅野温泉』です!そして僕はこの『旅先銭湯①』は本文にも出てくる長野県松本の『塩井乃湯』のおかみさんに教えてもらってその場で購入しました!
-
『旅先銭湯』には「公衆浴場」というモノのなかった時代のモノが21世紀には「コミュニティ」化していくドラマが描かれていたよ!
先日、▼ブログ仲間のにゃんすと長野県の松本を旅しました! a1riron.com その時、にゃんすが選んだゲストハウス『Thank you Hippopotamus Hostel』さんで紹介してもらっ ...
続きを見る
▼『旅先銭湯②』の表紙は僕の故郷の姫路の『白浜温泉』でした!①が下諏訪、②が姫路ってA1理論過ぎる旅先銭湯w
-
『旅先銭湯2』発売!日本中で滅びゆくローカル銭湯を巡る老若男女の人生ドラマが詰まった珠玉のエッセイ集!!
僕は本が好きなんですけど、その中でも『エッセイ』が好きです! (って、これ、昨日も書いたなw) なんていうか、エッセイには小説や新書とかにはない、 『リアリティ』 があるんですよねぇ。 僕が昔から、ブ ...
続きを見る
▼『旅先銭湯③』からは特集テーマが設定され、この③のテーマは『泊まれる!銭湯』で銭湯+ゲストハウスみたいな感じでやっぱりA1理論っぽいw
-
本日発売!『泊まれる!銭湯』(旅先銭湯3)を持って日本中の銭湯ゲストハウスに泊まりに行こう!
2019年10月20日、本日!! ついに▼『旅先銭湯』シリーズの3冊目である、、、 a1riron.com 旅先銭湯 作者: 松本康治,澤田勝行,湊三次郎,美園まき,桂秀明,宮脇奈奈,よいまつり 出版 ...
続きを見る
▼『旅先銭湯④』のテーマは『路面電車で風呂いこう!』で日本中の路面電車の街+銭湯を特集しています!でもこの頃から世の中はパンデミックに!
-
『路面電車で風呂いこう!』(旅先銭湯4)片手に、またレトロでローカルな町を気軽に歩きたい。
※銭湯に行かれる際は感染対策のため、湯船・待合室での会話は慎みましょう。また長風呂は控えましょう。 銭湯と、ゲストハウスと、ローカルな食堂や居酒屋を愛するA1理論です! 旅は観光地よりも、地元民が ...
続きを見る
▼旅先銭湯別冊01『大阪の風呂屋を歩く』はパンデミックで地方取材が難しくなったので兵庫県に住んでいる松本康治さんの近場の大阪の銭湯を巡る本に!お酒や酒場が好きな松本康治さんのカラーが強く出ていて40歳以上の男性にはすごくオススメです!
-
旅先銭湯別冊01『大阪の風呂屋を歩く』は「コスパ最強!大阪旅」のガイドブック!ゲストハウス旅とセットで!
銭湯と、ゲストハウスと、安メシ屋と、それらが好きな仲間が数人いたら人生は9割以上、満足なA1理論です! 今回は『旅先銭湯』という僕が大好きなムック本の別冊で、2022年7月に発売された▼『大阪の風呂屋 ...
続きを見る
▼『旅先銭湯⑤』はパンデミックが収まった2023年に発売され、テーマは『風呂まえ食堂 湯あがり酒場』!表紙は非常に女子っぽいですが、内容は松本康治さんの大好きな『湯あがり酒場』ですwむちゃくちゃ美味しそうな食べ物の写真満載!
-
本日発売!旅先銭湯⑤『風呂まえ食堂 湯あがり酒場』で日本全国の桃源郷を知り尽くそう!
高級ホテルや高級旅館の旅よりも、旅先の地元の銭湯に明るい時間からお邪魔させてもらい、夕方から大衆酒場で地元の人たちが愛する料理を食べ、ゲストハウスのバーで初対面の人に旅の報告をし、ドミトリーで眠る旅を ...
続きを見る
▼そして今回の旅先銭湯別冊02『ちいさなまちの素朴湯 みちのく編』で再び松本康治さんワールド全開!という感じです!
ちなみに僕は自称『ミニマリスト』ですが、この『旅先銭湯』シリーズの本は捨てられませんw
なぜならKindle版が出てないのと、捨てたら二度と手に入らない(もしくはメルカリでやたら高くなってる)可能性があるからですw(特に最初のほうの巻)
今回、このブログ記事を書くにあたって上記のアイキャッチ画像のようにすべての『旅先銭湯』を引っ張り出してきて、過去の巻をパラパラと読み返しましたが、読む返すと実に味わい深いですねぇ。
過去巻の銭湯の新しい情報も上記の▲旅先銭湯X(旧Twitter)アカウントで時々流れてきますのでよろしければ是非フォローを!
▼ご購入はこちらから!
今回の旅先銭湯別冊02の舞台は東北!
というわけで、今回の旅先銭湯別冊02の舞台は東北です!まさかの東北!!
実は東北は僕のルーツの1つなのですが(特に山形県)ほとんど旅したことがなく、「そのうち東北を旅したいなぁ」と10年ほど前から考えていましたが、、、
2010年代後半はゲストハウスや下諏訪にハマっていて、2020年代はパンデミックからのYouTubeチャレンジで旅自体をあまりしていなくて。。。
松本康治さんは兵庫県に住んでいるのにこんなに東北を旅しててすごい!東京から東北は割と近いのに全然旅してない僕。。。でも今回の旅先銭湯別冊で東北旅の予習ができて良かったです!
旅先銭湯別冊02『みちのく編』が届きました!サイン入り!! 7冊目の旅先銭湯! 今回は僕のルーツの1つでもありながらほとんど行ったことのない東北編です! 予約特典の『地物誌④』も入ってて楽しみ!! 読んだらまたブログ記事で感想を書きます!!
▼ご購入はこちらから!
『旅先銭湯』別冊の魅力は著者の松本康治さんの『一人称』で書かれている文章!
今回は『旅先銭湯』の別冊の2冊目ですが、やはり魅力は著者の松本康治さんの『一人称』で書かれている文章かと思いました!
上にも書きましたが、普段の『旅先銭湯』シリーズは老若男女のいろんな銭湯好きの方々が日本全国のいろんな銭湯に泊まりに行くので、全体的に「ごちゃごちゃ」とした雑誌的な構成ですが、、、
この別冊シリーズは松本康治さんの『一人称』で書かれているので、テイストが統一されていて安定しています。
特に40代以上の男性にはオススメで「珠玉の男の1人旅銭湯巡り」という感じです。「孤独のグルメ」ならぬ「孤独の銭湯」みたいな感じで!
▼特にお酒が好きな松本康治さんらしいコラムが章と章の間に挟まっていて、個人的にはこれらのコラムがメインですw銭湯好きの雑談エッセイ。
第1章~第5章までは『ドラクエ4』的な回復の泉を探す東北の『長旅』を楽しむ!
今回の本と今までの本とで違う点は、『第1章~第5章』と『第6章』でテイストが微妙に違い、さらにそれらは今までの本とも微妙にテイストが違う点です。
まずこの本の『第1章~第5章』は新潟県の北部から東北地方をぐるっとひと筆書きのように1本ルートに旅するような構成になっていることです。その名も▼『おくのふろ道』w
これまでの旅先銭湯シリーズはいろんな銭湯がページをめくる度に突然出てくる感じでしたが、今回はコースが見える『長旅』みたいな感じで、それが章立てされているので、まるでドラクエ4の勇者が「回復の泉」を求めて東北を旅しているようですw
▼各地での銭湯はこんな感じで写真多めで紹介されていて、まるで自分が東北をバーチャル旅している感じになります。東北を知らない人ほど「新しい町」を楽しめるかも!「いくつの町を越えてゆくのだろう」という感じです!「るろうに銭湯」w
▼こんな感じで相変わらずゆるいテイストですwこれぞ旅先銭湯!
▼ご購入はこちらから!
第6章は珠玉の銭湯エッセイを楽しむ!
最後の『第6章』はまた少しテイストが変わって▼松本康治さんが月イチ連載している朝日新聞デジタルマガジンの『ニッポン銭湯風土記』の東北エリアの4本の記事の再構成記事です。
銭湯は、観光要素はゼロなのに、どんな観光施設よりも深く心に残る、ローカリズムの聖地。通り一遍の旅では分からない、街の顔つきや息吹き、歴史が感じられる旅へ。「ふろいこか」。さいろ社を経営、「旅先銭湯」著者の松本康治さんがご案内します。
しかしこの『第6章』はさらに松本康治さんのテイスト強めで(旅先銭湯シリーズ随一?)、僕は非常に楽しめました(僕はあんまり『ニッポン銭湯風土記』は読んでなかったです)。
▼特にこの「ふしぎな話」はものすごくよかったですね。
僕はこのブログ記事を書きながら▼朝日新聞デジタルマガジンの『ニッポン銭湯風土記』をいろいろ読んでしまいましたよ!これ丸々書籍化して欲しいくらいですw
あ、これ読んでなかった!諏訪大社上社本宮のすぐ近くに旅人でも入れる銭湯があるんだ!!
というわけで、今回の旅先銭湯も短時間で読めましたが、この旅先銭湯シリーズこそ銭湯のように何度も読んで味わいが出るシリーズ本だと思いました!むしろ時間をおいてから再読したほうが深みが出る、みたいな。やっぱり捨てられないw
旅先銭湯別冊02『みちのく編』 ざっくり読了。 東北の地名、ビックリするほど土地勘がない(笑) 珠玉の旅エッセイの部分はいっきに読むと知恵熱出るし、なによりもったいないので定期的にスマホをいじりながら休み休み読んだ。 しかし俺はカネがないのもあるけど全然旅してないなぁ。
予約特典の『地物誌④』がやっぱり面白い!
▼今回も先行直接予約のみの特典『地物誌④』がめちゃくちゃ良かったです!こういうの!こういうのです!!僕が求めているのはw
まえも書いたような気がしますが、この『地物誌』シリーズ、レアすぎるのでKindle本にしてもらえないかなぁ。。。
著者の松本康治さんの人生が地名と共に浮き出てくる感じで、こういう文章・歴史・実体験がそろった読み物はあんまりないと思います。
今回の『地物誌④』に出てくる屋久島のパン屋さんの半世紀の「年表」も、ものすごく気になりますw
▼ちなみにこの『地物誌④』がもらえるのは10/9(水)の予約までです!Amazon予約や店頭予約ではもらえません!気になっている方は急いで!!(料金はメール後に銀行振込です)
▼あ、先行直接予約するとサイン本が届きます!今後の予約を見逃したくない方はやはり『旅先銭湯』アカウントをフォローしておきましょう!
いつか行きたい!東京・大田区蒲田での『銭湯サポーターフォーラム』!
毎年、僕の誕生日前後に東京の大田区蒲田で行われる▼『銭湯サポーターフォーラム』というイベントがあります。が、このイベントは抽選で当たった人しか参加できないシステムなんですよね。。。
今年は銭湯経営者との懇親会も復活!! 銭湯ファンの交流会「銭湯サポーターフォーラム2024」10月5日(土)開催!
で、僕は2年連続で抽選落ち。。。友達は今年抽選に当たって参加してて超羨ましい。。。いつか参加したい。。。ブログ記事にも書きますので東京銭湯さん、来年はいかがですか?w
▼今年の『旅先銭湯ブース』はこんな感じだったらしいです!超楽しそう!!
最後にこの記事のミニマムなまとめ!
- 『旅先銭湯』シリーズは1年に1冊くらいのペースで刊行される日本中の銭湯を紹介する本!
- 旅先銭湯の別冊シリーズは著者の松本康治さんの『一人称』で書かれているので40代以上の男性に特にオススメ!
- 今回の別冊02は第1章~第5章までは東北ひと筆書きの旅ガイドブック!第6章は珠玉の銭湯エッセイ!
という感じです!この記事が皆様の銭湯を巡る旅のお役に立てれたら幸いです!
▼ご購入はこちらから!