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少子化対策のカギは徹底した無駄予算のミニマリズムだった!兵庫県明石市長・泉房穂さん著『社会の変え方』!

自分の老後がむちゃくちゃ不安なA1理論です!

僕自身は▼『お金』『健康』『人間関係』が人生100年時代の三大リテラシーだと考える人間で、日々、この三大リテラシーを常に80点くらいに維持しようと頑張っていますが、、、

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最近は、

「そもそも日本の少子化のスピードがえげつないくらい速くて、20年後、30年後は果たして『日本社会』は維持できてるのか?特に年金や生活保護みたいな社会制度が老後になくなっていたらキツいなぁ。。。」

と、なんか日本社会の存続自体が心配になってきました。

今回のこの記事はそんな『少子化フルマックス』な日本社会にぼんやりとした不安を抱いている方々の安心材料になればと思い作成してみました!

最初にこの記事のミニマムなまとめ!

  • 少子化対策のカギは徹底した無駄予算のミニマリズム!
  • 日本の少子化対策の『最適解』はすでに兵庫県明石市で実証されていた!
  • 『子ども』に投資すれば地域経済が回り出す!少子化対策は実は最大の経済対策!
  • 現在は「男性経済圏」から「女性経済圏」への転換期なのでは?
  • 泉市長は現代の黒田官兵衛!現在の兵庫県はまるで令和の『播磨灘物語』!

日本の少子化の現状を見るとイーロン・マスクの言ってることは事実だと思う。

まずは日本の少子化の現状認識から。日本の戦後の出生数と出生率は厚生労働省の資料によると▼こんな感じ。

内閣府のサイト 少子化対策の現状より

特に日本は2016年に出生数が100万人を割り込んでからはさらに少子化のスピードが加速し、毎年、3〜4万人ペースで減っています。毎年春に前年の出生数が発表されるらしいのですが、2022年の出生数は77万人ほどになるとのこと!

ヤバいです!wもし仮にこのペースで減り続けたら20年後くらいには日本の出生数0人になる勢い!w赤ちゃんミニマリズム!w

それを見越してか、2022年5月にはイーロン・マスクが「日本はいずれ消滅するだろう。」というツイートをして日本でプチ炎上w

でもそのイーロンマスクのツイートをよく読むと、なにも「日本ざまぁぁぁ!!」と言っているわけではなくて、むしろ日本を心配している感じだ。

もしかすると外国人のほうがむしろ日本を客観的に見れていて、当の日本人が現状認識できていないのかもしれない。

日本はまるで酒飲み親父が「俺の身体のことは俺が一番よくわかってるんだよ!」と言って肝臓(沈黙の臓器)に負担をかけ続けている「健康リテラシーが低い人」状態なのかもしれない。

ちなみに2022年末に僕は▼こんな記事を書きました。

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個人的には現在の急激な少子化は「2015年で第三次ベビーブームが終わったからじゃないかな?」と思っている。

よく「第三次ベビーブームは起きなかった」と言われるけど、僕は個人的には

1995年〜2015年くらいまでの20年間くらいが実は「なだらかな第三次ベビーブーム」だったんじゃないかな?

と思っています。

第一次ベビーブームは戦争直後の3年間くらいに集中してたけど、第二次ベビーブームはざっくり1970年代あたりの10年くらいに分散していたと思う。

なぜなら実際、僕の親も第一次ベビーブーム世代、いわゆる『団塊の世代』だけど、僕自身は1977年生まれで、いわゆる第二次ベビーブームから5年ほどずれているけど、『団塊ジュニア』ではある。

ちなみに僕の友達のエスタークくん(仮名)も僕とほぼ同じ状態で、1978年生まれ(早生まれ)だけど親はベビーブーム世代だ。

さらに言うと僕とかエスタークの弟や妹も『団塊ジュニア』なので、1970年代くらいがざっくりとした第二次ベビーブームだったんじゃないかな?

さっきの▼この図で言うと、、、

内閣府のサイト 少子化対策の現状より

第一次ベビーブームは「東京タワー」のように尖っていて、第二次ベビーブームは「ピラミッド」型で少しなだらかになっている。

ということは1990年くらいから2015年までの「なだらかな平野」が実は『第三次ベビーブーム』だったんじゃないかと思う。実際、僕の同年代女性や妹はこの頃に出産していた。

で、2015年からの『急激な下り坂』はなぜ起きてるのかというと、おそらく「第三次ベビーブーム」が終わったから、つまり『団塊ジュニア』の最後のほうが40代になってきたからだと思う。

そう考えると本当は今は『第四次ベビーブーム』が起きてないとおかしい時期なんだと思う。実際に僕と同い年(45歳)で孫がいる女性もいるし。

少子化に関するニュース記事で、

「コロナ禍で団塊ジュニアの婚活が遅れたから少子化に拍車がかかった。」

と書いている記事もあったけど、僕はそれは3つほど間違っていると思っていると思う。

まずは団塊ジュニアのボリュームゾーンはすでにアラフィフで婚活のメイン世代じゃないこと、次に急激な少子化はコロナ関係なく2016年からすでに年3〜4万人減少ペースで起きていること、そして今の婚活ツールはアプリとかだし、コロナ禍でも婚活する人はするし、しない人はしないということ。

日本政府の『異次元の少子化対策』は単なる『子育て支援』だと思った。明石のような「愛」が感じられない。

そんなこんなで2023年の年明けに岸田首相が▼『異次元の少子化対策』なるものを打ち出した。

【解説】国や東京都「新対策」発表 “異次元”少子化の歯止めに? 専門家「最大の問題は教育費」

ただこれはよく言われていることだけど、これは単なる『子育て支援』だと僕は思った。

『子育て支援』はもちろん日本がやるべき課題だと思ったけど、でもこれだけで子供がいないカップルが「子供を作ろう!」と思ったり、僕みたいな単身者が「結婚しよう!」というインセンティブにはならないんじゃないかな?明石のような「愛」が感じられないw

その翌日には甘利幹事長が「少子化に向けた増税」などと言い出して、「結局、少子化政策は消費税を上げるための『バーター契約』かよっ!w」って思ったw(その後、甘利幹事長は発言を取り消し、岸田首相も増税は考えてないとのことだが、どうなんだか)

正直、現在のような物価高やガス代・電気代の値上がりの中で『子育て支援』しても、ガス代や電気代の値上がり分が相殺されるくらいだと思うし、さらに増税になったら結局、コスパ悪いと思うw(ちなみに6月までに『骨太の方針』が決まるらしい)

その後も政府は「リスキリング」発言や、LGBT問題における首相の「社会が変わってしまう」発言、それを受けた首相秘書官の失言での辞職など国はゴタゴタしている感じ。

個人的には日本の出生数はしばらく年3〜4万人減ペースは続いていって50万人以下にはなると思う。

我々が生きている間に日本が消滅する可能性はさすがに低いと思うけど、個人的な予想は出生数の減りはまだまだ続き、しばらく年3〜4万人減ペースは続いていって、その後はずっと50万人以下にはなると思う。

そう思う理由は、僕も含めた『団塊ジュニア』のボリュームゾーンがすでにアラフィフで、僕やエスタークの弟や妹などの最後尾も40代になってしまっていること。つまり『少母化』していること。

『少子化』というと「合計特殊出生率」という「分子」に目がいきがちだけど、大事なのはその子供を産む母親の数で、現在アラサーの女性はすでに「少子化」と言われ始めた1990年代に生まれたので、すでに数が少ない。

さらに最近は婚姻数自体も減っているし、「結婚したい」と考える人も減っている。

婚姻数や結婚希望者が減っている理由は僕はズバリ!『奨学金』の存在が大きいと思っている。ここでいう『奨学金』とは貸与型の「日本学生支援機構」の第一種と第二種の奨学金のことです。

僕は1998年〜2002年まで『奨学金』を借りていたけど、当時は僕の記憶が正しければ、大学・短大に行く人が「3人に1人」と言われていて、さらにそこから大学で奨学金を借りている人は「10人に1人」と言われていた。

僕の頃は女子は短大進学が多かったことも考えると、大学4年間『奨学金』を借りている人はかなりのマイノリティだったと思う。ざっくり同年代の3%以下くらい。いわゆる「少数民族」だった。

実際、僕の年上の人や同年代の奨学金を借りていない人には『奨学金』という言葉すら聞いたことがない人、聞いたことがなくても「貸与型」(借金)と知らない人、第二種は利子をつくことを知らない人も多くいた。そして、

「借金は借りたら返すのが当たり前だろ!!」

と言う年上の奨学金を借りてない人も多かった。なので僕は若い頃はずっと、

「わかりました。『借金』は自己責任なので僕は頑張って借金を返済します。でも結婚はしません!カネないんで!(ざまぁぁぁぁ!)」

というスタンスだったwww

令和の今は大学進学率が50%で、しかもその半分が奨学金を借りているらしい。しかも短大が多かった僕の頃と違い、女性も4年生大学卒業者が多い。なのでアラサーの約4人に1人が奨学金を借りている計算になる。

で、上記の僕のような「奨学金あるあるマインド」は健在で、奨学金を借りてない人は奨学金の『重さ』が理解できない。そうなると男女関係なくアラサーの4人に1人が僕と同じマインドになっているように僕は思える。

つまり奨学金を返済しながら子育ては『無理ゲー』過ぎるんだよwwwそして子供に同じ思いをさせたくないwww

それでも日本社会で子供を産みたい女性は『無理ゲー』に果敢にチャレンジするけど、結果、子供が飯を食えななってしまって、各地に『子ども食堂』が乱立しているしまつ。

僕は「子ども産んだら1000万円」よりも昔から「現物支給」派だった。

そんな『無理ゲー』子育て社会に、▼ひろゆきさんがずっと言ってることは、、、

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「子どもが産まれたら親に1人1000万円渡す!子供が大きくなれば税金で返ってくるから!」

というもの。

確かに僕的には『子ども支援』に関しては大賛成だけど、昔から『現金給付』に関してはちょっとどうかと思う派です。

というのも、現金で給付したら、金額に関わらず、1日でパチンコで溶かしたり、その現金分すべて宝くじを買うような親が絶対いると思ってるからw

つまり僕は「親」を全く信用していないw「そんな親いないだろ!」という人もいるだろうけど、いや、おんねんwww

『アリとキリギリス』という童話がある。

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ストーリー説明は有名なので割愛しますが、この世界には『アリ』人間と、『キリギリス』人間がいると僕は思う。

『アリ』人間はコツコツと貯蓄する派、『キリギリス』人間はあればあるだけすべて使ってしまう派。

ちなみに僕は▼『先天的ミニマリスト』には『アリ』人間が多く、『後天的ミニマリスト』には『キリギリス』人間が多いと思っているw

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そして傾向としては、

『アリ』人間は『アリ』人間と惹かれ合い、『キリギリス』人間は『キリギリス』人間と惹かれ合う

と思う。

あと『アリ』人間は都市部に多く、『キリギリス』人間は地方に多い気がする。これは「時間割引率」とか「マシュマロ実験」とかとも関連してくると思うけどその説明は今回は割愛。

またやっかいなのは『キリギリス』が『アリ』を産んだり、『アリ』が『キリギリス』を産んだりすること。(なぜこういう現象が起きるのか?に関しては僕は占星術の『ホロスコープ』が関連してくると思ってるけどこれも説明は割愛w)

なので僕は子育て支援政策に関しては『現金給付』派ではなく、昔からずっと『現物支給』派だった。

「ベーシックインカム」ならぬ「ベーシックサービス」の無償化が最適解だと思う派。

具体的には給食費を無料にしたり、そもそも給食がない中学校などは給食を導入したり、オムツやランドセル、制服代などを国や自治体が負担したり、アメリカで発行されている『フードスタンプ』をマイナンバーに紐付けて発行したり。(こども食堂でフードプタンプで払えば、ボランティアベースのこども食堂も持続可能になると思う)

そういえば、昔、知り合いの国連職員がとある発展途上国で働いていて、そこで現地の人の労働に対して「お金」ではなく「お米」を渡すと言っていて、理由を聞いたら、

「お金でお父さんに渡すと、家で奥さんや子どもがお腹空かしているのに飲みにいっちゃって全部使っちゃうから。」

とのことw僕はそれを聞いて、

「すごく『姫路の浜手』っぽい。。。」

と思いましたw

そういえば東京都は2023年2月から低所得世帯向けに「東京おこめクーポン事業」を始めるらしいけど、低所得世帯向けの支援としてはすごく理にかなっていると思った。『仮想的な炊き出し』に近い。

日本の少子化対策の『最適解』はすでに兵庫県明石市で実証されていた!

そんな「少子化対策」をもんもんと考え続けていた僕は、1月下旬から家で家事や食事の時にYouTubeで『少子化』と検索して、いろんな『少子化』関連動画や5ちゃんスレまとめ動画などを見ていた。けど、どれも暗い話ばかりw

でも、そういう動画でよく出てくるのが「兵庫県明石市」というキーワード。

姫路出身の僕は明石は隣町みたいなもので、子供の頃から親に天文科学館に遊びに連れて行ってもらったり、小学校低学年の頃、キン肉マンにハマってた僕に親が牛丼を食べさせに明石駅前の国道2号線沿いの吉野家まで連れて行ってくれたりした思い出深い土地だ。(当時、姫路に吉野家がなかったw)

僕は▼2018年の秋にはそんな懐かしい明石の街をぶらぶらと歩いたり、明石焼きを食べたりした。

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そんな明石の街は今、『子育ての街』として日本全国から注目されていた!

特に「名物市長」と言われている泉市長が有名で、僕も一応、去年くらいからちょくちょくTwitterを覗いたり、関連記事を読んだりしていたけど、改めてYouTubeで『明石市長』を検索して出てきた動画を見るとすべて熱い!!

特に▼これらの動画を家事や作業しながら聴くor観るのを強くオススメします!!

「こども家庭庁」(3) 泉房穂・明石市長

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そして僕は、

「もう日本の少子化の『最適解』はすでに明石で実証されてるじゃん!w一般人が考えたり悩む必要ないじゃん!w」

と、なんだかものすごく安心しましたw

明石市の「5つの無料化」がおそらく日本の少子化の『最適解』!本来は国がやるべき!

まず明石市で有名なのは▼この『5つの無料化』!ぶっちゃけすごすぎる!!

「こども家庭庁」(3) 泉房穂・明石市長

これらすべてに『所得制限』をかけない理由は、そもそも泉市長が、

「子供は親の持ち物ではなく、社会みんなで育てるもの。」

という考え方、というか哲学の持ち主だから。

例えば親に子どもを紐付けてしまうと、親が虐待したり、親が宗教にハマってずっと家にいない状態となると子供は生きていけない。

この「子供は社会みんなで育てるもの」というのはヨーロッパでは常識で、確かに僕も若いとき、いろんな国を旅したけど、確かに欧米はそんな感じで、イスラム圏もそんな感じだった。けど、ヒマラヤを越えて中華文化圏になってくると「子供は親の持ち物」みたいな感じになってくる。

これはもしかしたら儒教の影響かもしれないけど、今はその中華文化圏が中国を含め軒並み少子化してきているので、その原因はこの「儒教マインド」から抜け出せてないからかもしれない。

さらに『所得制限』をかけないメリットは地域経済面でも大きく、いわゆる中間層が明石の街に流入してくることによって、その中間層がさらに2人目、3人目と産み続ける度に明石の商店街などで買い物をする額が増えるので、明石はずっと税収が増え続けている。

そして『自己負担』がないのは泉市長からしたら「あたりまえ」で、すでに税金で市民から頂いているのに「二重取り」する必要はない、という考え方。

さらに僕が「上手いなー!軍師!」と思ったのは▼この「おむつ定期便」のやり方!

泉房穂 明石市長に訊け!! ① 子ども応援しない国に未来はない【山岡淳一郎のニッポンの崖っぷち】

「おむつ定期便」というからにはおむつを届けて終わりかと思いきや、実は「おむつ」は大義名分に近くて、本丸は子育て経験のある配達員さんの『見守り訪問』にあるということ!

「おむつ」の袋は▼こんな感じでかなり大きなサイズなので、玄関ドアのチェーンロックを外さないと受け取れない。チェーンロックを外すから配達員さんから赤ちゃんの様子もわかるし、お母さんからいろんな悩みもリアルに聞ける。さらに虐待や宗教放置なども事前に防げる!

ちなみに▼おむつはメーカーを選べたり(パンパース、メリーズ、ムニーマン)、おむつではなくベビーフードや粉ミルク、液体ミルクを希望することもできるというきめ細かさ!!

明石市おむつ定期便 赤ちゃん用品カタログ

ちなみに泉市長の子育て政策自体は日本以外の国、主に少子化対策に力を入れているフランスを参考にし、「おむつ定期便」は滋賀県東近江市のおむつ定期便に見守り機能を強化させたもの。国内外の優良事例を取り込んで明石流にローカライズさせて定着させていっていた。

そんな『5つの無料化』が有名になるにつれて、兵庫県中や関西中から続々と移住者が増えて明石市は▼人口増加率が中核市で全国1位に!僕が観た動画では愛知県から移住してきた夫婦もいました!

「こども家庭庁」(3) 泉房穂・明石市長

「全国戻りたい街ランキング」でも明石市は1位で、明石で生まれ育った人が進学や就職で明石市外に出ても、数年後に配偶者と子供1人連れて戻ってきて、明石で『5つの無料化』を受けて2人目、3人目と産んでいくらしいです!

2000年代まで日本では『移住』とは『転勤』のことを指していて、『移住』という言葉自体があまり使われていなかった。

『移住』という言葉が使われだしたのは2011年の東日本大震災の頃からだったと思う。で、2010年代の「移住先」の検討材料は『コミュニティ』だったと思う。▼このコミックエッセイに描かれている尾道とか。

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でも、移住した夫婦とかはやはり子どもを産むことが多く、2020年代の「アフターコロナの移住先」の検討材料は「子どもの産み育てやすさ」になるのかもしれない。リモートワークで移住が可能な人の母数も増えると思う。

ちなみに明石市の出生率1.6〜1.7はかなり驚異的で、少子化にものすごく力を入れているフランスが1.8〜1.9なのでフランスに迫る勢い!しかもフランスは移民が子供を産んでいる説もあるので、事実上はフランスを抜いているかもしれない。

明石市の泉市長の言いたいことは書籍『社会の変え方』にすべて書いてあった!

で、そんな僕はの泉市長の動画をYouTubeで観まくっていると、

「そういえば、この泉市長、最近、本を出していたような。。。」

と思い出して、▼Kindle本で買ってみました!タイトルが熱い!!そして冒頭から泣かせてきます!ズルい!!w

明石市長の本、半分くらい読了。 いやー、めっちゃ熱いな! 兵庫県の浜手のビンボー家庭とか、学生寮生活とか、高田馬場の大型本屋とかリアル過ぎる(笑) 俺が大好きなビンボー系ミニマリストですな。 そして少子化対策の最適解は全部この本に書いてある。異次元なことする必要ないじゃないか。

午後1:21 · 2023年2月10日

正直、日本の少子化対策は明石市が唯一の希望だと思う。 日本人の未来はイーロン・マスクがつぶやいた通り少子化で消滅するか、明石市のやり方を全国に広げてV字回復するかの2択しかないように思える。 そんな明石市を支援する簡単な方法はまずこの本を買って読んでみんなに勧めることだと思う(笑)

午後1:25 · 2023年2月10日

昔、明石のジュンク堂は確かダイエーかなにかのビルの上のほうにあって微妙に不便だったけど、2018年に明石に行った時に駅と直結したビルの2階にあってビビったけどあれも泉市長の『本の街』判断だったんだなー。納得。

兵庫県ビンボー本がツートップ(笑)

▼このビンボー本もオススメ!w

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『泉チルドレン』を批判する人がいるけど、今の政治家なんて『統一チルドレン』ばかりじゃないか。 『統一チルドレン』が政権を握り続けると必ず少子化が加速し続けて日本人は早期に消滅すると思う。 なぜならそもそも国民が『政府』を信用してないから子孫を残したがらない(笑)俺もその1人(笑)

よく勘違いされるけど、俺は『サヨク』も実は大嫌い(笑) 結局俺は『ビンボー過ぎるけど頑張って生きてる人』が好きなんだろうな。 左右対立構造にハマってる時点でボンボンで、左右どちらかにマインドコントロールされてるだけだと思ってる。 極貧生活者には世の中の真実が見えていると思う。

▼小林よしのりさんの『脱正義論』なんて本当この通りだと思いますね。ちなみに僕はこの本を1996年に当時、明石駅前のビルの上にあった昔のジュンク堂書店で買いましたw

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【泉房穂・明石市長と俺の共通点を考えた】

・ビンボー家庭出身

・元学生寮生

・バンカラ播州人

・ボンボンが嫌い

・本好き

・ケチケチ生活

・つぶやきが多い(笑)

・食べたモノの写真を撮ってTwitterに写真付きでつぶやく(笑)

そしてこの日もいつも通り高田馬場ウォーキングからの芳林堂書店に行くと、、、

なんと!▼ご本人から引用リツイートいただきました!!

明石市長が行く場所は俺やエスタークがいつも行く場所と被りまくってるな(笑) 高田馬場では芳林堂書店(笑) 兵庫県下ではジュンク堂書店(笑)

泉市長は「本好きミニマリスト」!w

俺は日本の子供の未来のために頑張って老後までに2000万円貯めて生活保護に頼らなくてもいいようにしたい。 あと健康に気をつけて将来の医療費を少しでも抑えたい。 日本のために俺に出来ることはまぁそれくらいだ。 子供を作ることは無理ゲー(笑) あ、あと子育て世代を陰ながら応援します(笑)

明石市の泉市長は自ら動いてリアル世界で貧乏人を見つけてはガンガン積極的に救いに行くというハチ型戦略。

俺はネットの海に迷い込んできた貧乏人を捕捉してコスパ最強情報を教えるというクロロ・ルシルフル的なクモ型戦略(笑)

俺はこれからも高田馬場で本を読みながら幻影を旅し続けたい(笑)

その後、ほぼ同時に発売された▼この本も読む!

読了。 泉市長の文章だけだとかなり濃口で知恵熱出そうになるけど、ひろゆきが随所に突っ込み入れてくれるので味が薄まってちょうどいい感じの本になってると思いました! シンプルにエンターテイメントとしても面白い本かと。 友達とかと少子化対策について話す時にかなり物知り博士になれます!

午前11:01 · 2023年2月12日

そしたら今度は▼ひろゆきさんから引用リツイートされました!ありがたや。。。(つぶやきでは呼び捨てにしてしまってすみませんw)

この2冊の本とYouTubeを併用すると泉市長の考えていることの理解が深まります。YouTubeは家事や作業中に泉市長の生の声を聞けるというメリットが、書籍2冊はそのYouTubeやネットニュースなどに散らばっている情報がキチンと整理されていてどこでもスマホで読めるというメリットがあります!

兵庫県明石市の少子化対策はつきつめればシンプルなたった2ステップだと思った!

そんな泉市長のYouTubeを見まくり、2冊の本を読んだ僕ですが、明石市の少子化対策はびっくりするくらいシンプルでした!つきつめると以下の2ステップ!

①少子化対策の『最適解』を理解する

これは明石市長が20歳の大学生の頃、教育哲学を勉強していてその論文にすでにまとめたことを順番にやりつつ、他の自治体がやっていた例えば「おむつ定期便」などの施作を取り込んでいった。つまりまずは施策の『最適解』を理解する。

②その『最適解』の実行のために無駄な予算をミニマムにする!

で、ほとんどの自治体はその施策ができない。「予算がない」で終わり。あきらめて試合終了w

明石市はその予算の財源を無駄な公共事業や無駄な人件費をミニマムにしたことで捻出!一般家庭でいうといわゆる「やりくり」ですね!

▼この動画ではその例を3つ紹介してくださっています。①下水道・雨水対策、②市営住宅、③職員人件費。

「こども家庭庁」(3) 泉房穂・明石市長
「こども家庭庁」(3) 泉房穂・明石市長
「こども家庭庁」(3) 泉房穂・明石市長

僕がこのブログでよく紹介する▼この両学長本『お金の大学』でいうと、まず徹底したミニマリスト生活で『貯める力』を徹底強化した上で、浮いた予算を徹底して子供に投資し続けることで『増やす力』を高めまくった感じですね!

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こんにちはー!A1理論でーす!!それでは今日も元気良く『お金の大学』の勉強をしていきましょう!! というわけで、リベ大の両学長の著書『お金の大学』を紙の本で買って読んでみたら日本人必読の書だったので( ...

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▼「つるセコパワー」をフルマックスで発揮させた上で固定費をミニマムにし、、、

▼楽天証券でつみたてNISA口座を開いてインデックス投資をドルコスト平均法で毎月定期積み立て投資し続けているようなものです!!

でもこれはヨーロッパの国々がやってるような「セオリー」通りにやってるだけですね。逆に言うと日本は「セオリー」通りにやってないから少子化になるべくしてなっている。

▼その結果、明石市では土木費などのハード系予算が半減し、子育て支援などの民生費予算が倍増!

泉房穂 明石市長に訊け!! ① 子ども応援しない国に未来はない【山岡淳一郎のニッポンの崖っぷち】

▼徹底して「子ども」に投資したことで税収と貯金が増え、借金が激減!

泉房穂 明石市長に訊け!! ① 子ども応援しない国に未来はない【山岡淳一郎のニッポンの崖っぷち】

こども関連予算は年々増やしていき、10年で2倍以上に!この間、国はほとんどなにもやっていませんwそりゃ少子化するわw

泉房穂 明石市長に訊け!! ① 子ども応援しない国に未来はない【山岡淳一郎のニッポンの崖っぷち】

ちなみに「明石はハード系にお金を使っていないから街はボロボロ」と批判する人もいますが、それは的外れで、明石市はハード系予算を必要な場所にミニマムに予算を充てているだけで、他の自治体や国が公共事業の無駄使いをしすぎなだけです。

対GDP比率でいうと日本は他の国に比べてハード系予算が約2倍で多すぎ、子ども予算が約半分とのこと。明石市は「普通の国」の予算配分にしているだけだと思う。

『子ども』に投資すれば地域経済が回り出す!少子化対策は実は最大の経済対策!

で、泉市長は「人口倍増主義者」だと誤解されているけど、それは大きな間違いで、むしろ子供を持たない選択をした人やLGBTQ+の方々にもかなり優しい政策や心配りをしている。

泉市長が問題視しているのは「子供を持ちたいのに持てない人がいること」で、その人にも目配りした結果として、子育て層が明石に流入してきて▼こういう経済的な好循環が生まれている!

「こども家庭庁」(3) 泉房穂・明石市長

海外事例や市民のニーズを聞きまくった結果、「5つの無料化」などの①施策を考え、その⑤財源を「つるセコパワー」で捻出するから、①施策を実行でき、街に②安心が生まれ、その結果、移住や出産などで③人口が増え、街に④にぎわいが溢れ、結果、⑤財源がさらに増えるという好循環が起きている。

他の自治体や国は「⑤財源がない」でストップしていて①施策が打ててなかったり、中途半端な⑤財源の中から①施策を打とうとするから『所得制限』という発想になる。

これはコロナ禍の時の国の最初の1世帯30万円給付の時もそうで、まず⑤財源ありきで考えるからどんどん①施策が小出しになっていく。

その①施策の小出しは日本軍が戦前に行った▼『戦力の逐次投入』という一番やってはいけない作戦で、だからこそ日本軍はアメリカに負けるべくして負けた。日本は戦前から『失敗の本質』が何も変わっていない。

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日本政府の新型コロナ対策は『戦力の逐次投入』という戦前の旧日本軍と同じ動きをしているのが『失敗の本質』!

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そういえば2022年の年末にタモリが「徹子の部屋」で、

「来年は『新しい戦前』になります」

という意味深な発言をしたらしいけど、

日本は今、『未曾有の少子化』という「静かな有事」を前に、戦前と同じ失敗をするのか、その失敗を回避するのかの分水嶺にいると思う。

その『失敗の本質』を回避するキーパーソンが、僕は明石の泉市長だと思っている。要は、

「モノのためにヒトがあるのではなく、ヒトのためにモノがある!」

という極々当たり前のことを理解している人が自治体や国のトップにいるかどうか、というだけのことだと思う。

「日本は外圧がないと変われない」という人がいるけど、正確には「日本は有事の時に変われる」んだと思うし、そのキーパーソンが僕は泉市長だと思っている。

他の自治体の少子化対策は明石市よりもっと簡単な1ステップ!

で、じゃあ明石市以外の自治体の長が少子化対策でやることはなにかというと、これは明石市より簡単な1ステップ!

①明石市のマネをする!

だけwww

だって『最適解』がすでに明石で確立しちゃってるんだから、明石市の真似をしながらPDCAサイクルを回しつつローカライズしていけばいいだけだw

個人の家計でいうと▼学長本という『最適解』がすでに出てるんだからそのスキームを丸パクりすればいいだけだw

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実際、▼兵庫県下の自治体では2022年くらいから市長選がある度に「明石のマネ」が広がっていってて、今や「明石のマネをします!」と言わないと市長・町長に当選できない状態らしいw

泉房穂 明石市長に訊け!! ① 子ども応援しない国に未来はない【山岡淳一郎のニッポンの崖っぷち】

それがさらにこの年末年始くらいは全国に波及した。ぶっちゃけ小池都知事の年始の少子化対策も明石市のマネだと僕は思ったw

最近は横浜市、川崎市、福岡市などのビッグシティも続々と明石市のマネをしようとしているとのこと!!すごい!!

国の少子化対策はさらに簡単な1ステップ!

そして「異次元の少子化対策」を模索している国!肝心なのは国ですよ!

そんな国がやることもシンプルな1ステップだと僕は思いました!それは!

①明石市のマネをする!

だけw

特に「5つの無料化」なんてのは泉市長や小池都知事が言うように「本来は国がすること」だとマジで僕も思うw

国が「5つの無料化」できれば、自治体は独自財源でさらに小学校の給食を無料化したり、第一子の保育料を無料化したり、出生費用を無料化したり、制服を無料化したり、フードスタンプやお米を配ったりもできるかもしれない。

YouTubeの番組の誰かも、

「『5つの無料化』に反対する人っているんですか!?」

って言ってたけど、誰が見ても『5つの無料化』的な施策は国のベーシックサービスにするべきだと思う。

実は明石市の「5つの無料化」は『序の口』!むしろそれ以外・それ以降が本命!

で、実は明石の泉市長は「5つの無料化」でめちゃくちゃ有名ですが、泉市長的には「5つの無料化」なんて『序の口』らしく、他にもいろんな施策をしまくっています!

ひとり親家庭の養育費の建て替えや、戸籍のない子供のサポート、子供食堂の全小学校区開催、児童相談所の設置、犯罪被害者の支援や、犯罪加害者の厚生支援、高齢者の無料バス、障害者配慮条例などなど!『全国初』の目白押し!

最近話題のLGBTQ+に関しても▼駅前に「明石にじいろ階段」が設置されました。日本政府の対応とは正反対ですな。

泉房穂 明石市長に訊け!! ① 子ども応援しない国に未来はない【山岡淳一郎のニッポンの崖っぷち】

それらの政策には「やさしい街を明石から」という『泉イズム』が一貫して表れていると思った。

明石こそが日本で唯一『民主主義が機能している街』だと思った!

それはコロナ対応に関しても同様で、2020年4月に政府がモタモタしていて日本中の焦点がバタバタと倒産していってる時期に泉市長は商店街を歩いて、商店の現状を聞き、補正予算を組み、個人商店の口座にすぐに100万円を振り込んだ。

加えてその商店でパートをしていたけどコロナの影響でパートを休んでいたようなひとり親家庭の人たちの口座に5万円を振り込んだ。

まさに「コロナに打ち勝った明石!」(言いたいだけw)

その頃、国が何をしていたのかというと、例の30万円を誰に振り込むかを何度も修正し、公明党から「もう一律10万円振り込めよ!」と言われていた時期。ちなみに僕はその10万円をすぐに手続きしたけど振り込まれたのは確か6月下旬ごろでしたw遅すぎw

僕はこの明石市こそが日本で唯一『民主主義が機能している街』だと思った。

結局は▼『ファンベース』の政治をするか、従来通りの『利権ベース』の政治をするかだけのシンプルな話だと思う。

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日本の投票率が低いのは『ファンベース』系の政治家が極端に少ないからだと僕は思った。消去法で投票しても「徒労感」しか残らない。

大事なのは泉市長のような『理想』と『現実』の両立で、ほとんどの政治家は『単なる理想』か『現実(利権)』のみで、民意からはかけ離れていると思った。

今の日本で投票に行ってるのは19%の『テイカー』と15%くらいの『針人間』なのでは?

日本の投票率は選挙や地域や投票日の天気とかにも左右されるけど、ざっくり50%くらい。

でも投票に行っているのは『テイカー』と『針人間』がメインなんじゃないかと思った。

▼『GIVE & TAKE』という名著がある。

▼この記事にも書いたけど、、、

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この本では人間には以下の3種類が▼こんな割合でいるという。「与える」がメインのギバー、「もらう」だけのテイカー、「GIVE & TAKE」を成り立たせるマッチャー。

ギバーは全体の25%
マッチャーは全体の56%
テイカーは全体の19%

選挙でいうとテイカーは「利権」にまみれた人。これは悲しいかな19%は存在するので、投票率の19%は『利権ベース』で埋まる。

問題はギバーの中に「他者志向型ギバー」と「自己犠牲型ギバー」がいるということ。

「他者志向型ギバー」は例えば勝間和代さんのような「GIVEの5乗」「ファーストギブ」で生きている人で、結果としてのテイクで生きていく人。これはインフルエンサーなどに多く、フォロワーだけでもう食べていけるくらいの人も多い。

逆に「自己犠牲型ギバー」はテイカーに搾取されやすい。▼このコミックエッセイの最後の話に出てきた某宗教どっぷりなお母さんなんかは「自己犠牲型ギバー」に近く、完全に宗教団体に利用され続けていると思った。

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まさに「イルミの針」が刺さりっぱなし状態、とも言える。(「イルミの針」というより「カル●の針」?今はどっちも幻影旅団!)

そうなると日本の選挙は約19%のテイカーと、「イルミの針」が刺さりっぱなしの「針人間」が約15%くらいで、その「固定票」で政治家が決まっているのだとしたらほぼ「出来レース」に近い。「民主主義」なのに「民意」ゼロw

そして60%くらいの「一般人」はもうその状況に薄々気がついているので、投票に行っても無駄だから行かない。そして投票率が下がるから、余計に『利益ベース』の政治基盤が盤石になるという悪循環。

今の日本は『民主主義』をいわば「ハッキング」されちゃってる状態で、完全に技術的な『デッドロック』がかかっちゃってる。

そんな時代は泉市長のような「バランスブレイカー」じゃない限りはこの構造はひっくり返せないと思う。

行政にとって『子ども』とは「絶対値上がりする高配当株」!

『利権ベース』の本丸は、基本的にハード系の重厚長大産業にペーパーカンパニーや派遣会社をかませた「中抜きビジネス」にあると思う。

その『利権ベース』な人たちの大義名分は▼「トリクルダウン理論」だけど、これはもうウソだということがそろそろ国民は気づき始めてるww

トリクルダウン理論

明石市はハード系とは真逆の子供や高齢者、障害者などの『ソフト系』に投資しまくることによって経済がぐるぐる回って、経済圏が完成されつつあると思う。

行政は水道や公営住宅のような『ハード系』への投資ももちろん大事だけど、日本の場合は『ハード系』投資の半分くらいは「不要不急」な投資で、その「不要不急」な投資で経済が回るかというと、結局、ペーパーカンパニー的な中抜き業者に中抜き、中抜き、中抜き、されて一般市民の給与は生活ギリギリで子供を諦めることになる。

そんな『ハード系』の半分の『不要不急』の投資を、子供などの『ソフト系』に投資するとグルグルと地域経済が回りだす。

子供が育ってくれば、明石の商店街でモノを買うし、家族で明石のお店に食べに行ったり、おじいちゃんおばあちゃんが明石のお店でランドセルを買ってあげたりもする。

そう考えると行政にとっては『子供』って「絶対値上がりする高配当株」みたいなもんだと思う。

明石以外に住む人は税金を払ったところでメリットないから節税したり、ふるさと納税したりするけど、明石市民は「明石市なら税金を払いたい」というらしい。(もちろん全員じゃないだろうけど)

なぜなら、明石に税金を納めると、明石市が『子ども』という「絶対値上がりする高配当株」を買いまくってくれるから、その利益でコミュニティバスが無料になったり、駅前に巨大な図書館ができたり、巨大なジュンク堂書店ができたりするから。

税金を払えば払うほど、街がどんどん賑わい、どんどん便利になっていく。▼「リアルシムシティ」みたいなもんww

個人的には泉市長の書籍▼『社会の変え方』は「行政版の▼両学長本」だと思うw行政の『最適解』がすべて詰め込まれているw

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現在は「男性経済圏」から「女性経済圏」への転換期なのでは?

そう考えると、

現在の日本は「男性経済圏」から「女性経済圏」への転換期

なのかもしれない。

人間という種は「脳みそ」を巨大化することによって進化してきたDQNなのだが、「脳みそ」を巨大化するメリットは『モノ』を生産し続けることができるという一点に尽きる。

「モノ」がなかった、もしくは少なかった時代は、「モノ」という『ハード系』に傾斜的に投資し続けることで経済が回り続けたのだろう。

おそらくここ2000年くらいの人類はおそらくずっと『ハード系』に投資し続けることで経済発展してきたのだろう。

しかし「モノ」が増えすぎると、いつかは、

『プロダクトの生産性』がカンスト

してしまう。

なので「プロダクトアウト」な経済は行き詰まり、その後は「マーケットイン」の経済に舵を切らないと経済が回らないどころか、そもそも「消費の主役」である人口自体がどんどん減っていく。

「マーケットイン」の経済とはすなわち、「サプライサイド経済学」ではなく「デマンドサイド経済学」であり、現在日本でいうと完全に明石市がやっている「子ども」に投資しまくる戦略が最適解になる。

なので家の外のモノ(道路とか水道管とか)ではなく、家の中のモノ(オムツとか粉ミルクとか)を供給しまくることで経済が活性化していく。

これは僕は「男性経済圏」から「女性経済圏」への移行期が始まっているんじゃないかと思う。

そう考えると、古代日本は「祭祀王」「統治王」の2人ワンセットで統治されており、その2人では「祭祀王」のほうが偉く、その「祭祀王」には女性が就くことが多かった。

しかし時代が経つにつれ「祭祀王」も男性が務めることが多くなり、その度に国が乱れ、また女性が「祭祀王」に就くと国が落ち着く、というサイクルを何度も繰り返していた。

しかし、近代の日本はずっと男性中心社会で『ハード系』への投資に偏り過ぎていて、『女性経済圏』が回らなさすぎた、その結果としての少子化なんじゃないかと思う。

今後の日本の選挙の争点は『右派vs左派』から『統一性vs多様性』の時代へ!

日本の選挙の争点は1955年の「55年体制」からずっと『右派vs左派』だったと思う。

でもこの『右派vs左派』の構図も首都圏とか、政治オタクの中の空想の世界みたいな感じで、地方に生きている人にとっては『右派vs左派』という実感はほとんどなかった、というかどーでもよかったような気がする。

右派だろうが、左派だろうがバックに業界団体や労働組合や宗教団体がいて、選挙はその代理戦争に過ぎなくて、一般市民はその代理戦争に巻き込まれていた感じだ。アメリカvsソ連の代理戦争に巻き込まれてしまったベトナムの一般人みたいに。

けど泉市長のような「市民100%」の市長が出てきたことでこの「55年体制」は本格的な終わりを迎えるのかもしれない。

今後は『固定票vs浮動票』というか『統一性vs多様性』の時代に突入していく気がする。

右派だろうが左派だろうが、組織票をバックにした『統一性』は年々、分が悪くなり、単なる一般人は障害者やLGBTQ+の方々との共生を目指す『多様性』社会こそが絶対的な正義だと認識しつつある。

今までの日本の政治は

右派vs左派

で1955年からずっと対立してたけど、一般庶民からしたらどーでもいい対立構造だった気がする。 今後は

統一性vs多様性

の対立構造になって行くと思う。 で、『統一政権』が続く時間だけ出生数が減り続けて後手になればなるほどバックアップが困難になると予想。

泉市長は現代の黒田官兵衛!現在の兵庫県はまるで令和の『播磨灘物語』!

そう考えると、その最先端の『多様性』の時代を目指し、▼兵庫県の地図をオセロのように次々と塗り替えて行っている明石市長はまるで「現在の黒田官兵衛」みたいだと思ったw現在の兵庫県はまるで令和の『播磨灘物語』じゃないですか!そういえば黒田官兵衛も極度のケチケチ生活を続け、蓄えた貯金を大いくさなどの「意味のある投資」にガバッと投じていた。

泉房穂 明石市長に訊け!! ① 子ども応援しない国に未来はない【山岡淳一郎のニッポンの崖っぷち】

兵庫県の市町村の地図を次々に戦略的に『明石市スタンダード』にオセロのように塗り替えていっている明石の泉市長はまるで毛利勢で四面楚歌状態(加古川評定)だった播磨の地図を次々に織田勢に塗り替えていった黒田官兵衛みたいだと思った。 令和の『播磨灘物語』。

午後4:24 · 2023年2月12日

個人的には泉視聴に2年後の兵庫県知事選挙に出て欲しいなぁ。明治以来、ずっと足並みがそろっていない▼『兵庫五国』をそろそろ統一して欲しいw明石は地理的にもちょうど『兵庫五国』の真ん中にあるしね。

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兵庫県知事になったあかつきには、是非、淡路島からパソ●を追い出してください。。。w

書籍『社会の変え方』は最高のミニマリスト文学!

最後は書籍『社会の変え方』について!

いやー、この本は「政治の両学長本」であると同時に「最高のミニマリスト文学」だとも思いました!理由は▼読めばわかる!!

泉市長は不偏不党がポリシーですが、是非▼『ミニマリス党の党首』になって欲しいものですなw

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明石市の泉市長が憧れてた写真家、どちらも海外バックパッカー界隈の有名人だった(笑) ミニマリスティック!(笑)

▼これですな。

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この記事のミニマムなまとめ!

  • 少子化対策のカギは徹底した無駄予算のミニマリズム!
  • 日本の少子化対策の『最適解』はすでに兵庫県明石市で実証されていた!
  • 『子ども』に投資すれば地域経済が回り出す!少子化対策は実は最大の経済対策!
  • 現在は「男性経済圏」から「女性経済圏」への転換期なのでは?
  • 泉市長は現代の黒田官兵衛!現在の兵庫県はまるで令和の『播磨灘物語』!

という感じです!この記事がお役に立てればなによりです!

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