『おカネ』『健康』『人間関係』が人生の三大柱だと考えているA1理論です!カーズ・エシディシ・ワムウ並の三つの柱です!下諏訪の御柱より1本少ないですw
今回はそんな三大柱について「なぜ世の中の人はその三大柱のうちのどれかふたつかひとつしかない人、もしくはひとつもない人が多いのか?」を考えてみたので記事にまとめてみました!僕自身の人生観が強い記事となっているため、一般論ではない可能性が高いのでご注意下さい。
『おカネ』『健康』『人間関係』のどれかで悩んでる方、人生をなにから極めたらいいのかわからない方、人生なにを目指せばいいのかわからない方の参考になれば幸いです!
日本が生きづらいのは『おカネ』『健康』『人間関係』の難易度と優先順位が逆だからでは?
はじめにこの記事で一番、言いたいことを書きます!それは、
今の日本社会は『おカネ』『健康』『人間関係』の難易度と優先順位が逆なので生きづらいんじゃないかな?
ということです。記事タイトルと同じですねw
▼この記事でも書きましたが、、、
人間関係はビジネス・プライベート・フロー・ストックを切り分けてキッチリ管理し、GIVEを与え続ける!
実は上記の三大柱のうち、実は意外と1番簡単なのは『おカネ』です。なぜなら『おカネ』対策の基本セオリーはすでにバビロニア時代からなんにも変わってないからです。ミニマムにいうと、
①貯めて
②増やす
これだけです。たったこれだけ。具体的な現代日本での①貯めて②増やす方法については、これまた基本セオリーがほぼ確立していて、▼リベ大の両学長本と学長動画の情報をを元に愚直に実践するだけです。
もう少し具体的に言うと、
①徹底したミニマリスト生活で生活防衛資金+αを貯めて
②楽天証券かSBI証券でつみたてNISA口座を開いて毎月、満額を米国インデックス投資(余力があれば特定口座で増額)
で終わりです。繰り返しますが『おカネ』に関してはセオリーはすでに確立してるんです。あとはやるだけ。
『おカネ』の次に難しいのは『健康』で、その理由は『おカネ』ほどはセオリーが確立してないからです。『健康』が『おカネ』に比べたらセオリーが確立していない理由は『おカネ』と違って『健康』維持のための「身体」には個体差があるからでしょう。男性と女性でも身体の構造が違い、それゆえに男性と女性では情報量にも格差があります。(女性向けの健康系情報のほうが多い)
でもとりあえず特に男性の人生で大事なことは『内臓脂肪』をミニマムにすることなので、僕なりにセオリーを確立してみたのが▼このシリーズです!
男の『内蔵脂肪ミニマムクエスト』〜男がやせるまでのシンプルな10ステップ〜
で、三本柱の中で1番、難易度が高いのが『人間関係』で、これはもうセオリーがほぼなく、かつ、『おカネ』や『健康』が1人で(スタンドアローンで)出来るゲーム、例えばマリオやドラクエに似てるとしたら、『人間関係』は「人間ありき」のゲームなので、どちらかというと桃鉄やモノポリーに近く、『おカネ』『健康』とはゲームの性質自体が根本的に違うからです。しかし、それでもなんとかセオリーは作れるんじゃないかと僕が書いた記事が上記記事です。
『人間関係』で大事なのは僕は▼この『GIVE & TAKE』という本(のYouTube要約動画を見まくること)から人間社会の『傾向』を知ること、
具体的には、人間には以下の3種類がいて、
ギバーは全体の25%
マッチャーは全体の56%
テイカーは全体の19%
『対策』としては、自分が『自己犠牲型ギバー』にならず、『テイカー』を弾き続ける、ということです。
さらに、僕の個人的で具体的な『対策』は、記事にも書いた通り、
まず先にセオリー確立度が高い(簡単な)、『おカネ』と『健康』を人生の早期に90点まで上げてしまって、そこからストックとフローのそれぞの『人間関係』にギブの5乗を与え続け、順次、テイカーを弾いていく
というセオリーです!
でも現代の日本社会はこの三段階のステップ、つまり『おカネ』『健康』『人間関係』の順番にリテラシーを上げていくセオリーについては少し難易度が高い社会構造になっていると思ったので、この記事では「その理由」を書いていき、さらに「その対策」も書きます!
1番難易度が低いはずの『おカネ』の難易度を上げてしまってるのが奨学金!
現代日本社会のネックは1番セオリーが確立しているはずの、つまり1番簡単な『おカネ』の難易度が奨学金によって初期値から跳ね上がってることだと僕は思います。20代の人生の初期状態からガンガン貯金が削られてていく、しかも20代の給料が一番低い。これは構造的なバグに近いですね。アリアハンでいきなりバラモス出現、みたいな。
この1番の対策としては、田舎で生まれた場合は東京の大学の文系学部に進学し、大学時代は授業に出ずに徹底的に東京のボロ稼ぎバイトをし続け、卒業後に即、奨学金を全額繰り上げ返済することかなと思います。もうそれしかない。
出来れば学生寮とかに入って大学時代の生活費を節約したり、卒業後に奨学金繰り上げ返済しても生活防衛費が残っているのがベストです。大学時代からつみたてNISA口座に毎月満額33,333円積み立てまで出来てればベスト・オブ・ベストですね。
けど20歳前後でそんなこと全然わからないし、わかっていたとしても実感がない。大学にはボンボン系の学生も多いし、海外旅行とかも若いうちじゃないと楽しめないのに海外旅行におカネも時間もじかかるので、やっぱりそもそも奨学金という制度自体がバグに近い制度だと僕は思ってます。学業成績や実家の貧乏度も全く関係ないし。
10代からミニマリズム全開で『おカネ』の難易度を下げて『健康』『人間関係』に歩を進めよう!
と、嘆いていても仕方がないので、そこで活躍するのが『ミニマリズム』の考え方だと僕は思います。昔はバブル世代やボンボン系の同級生に「貧乏人!」とバカにされていましたが、今は「僕はミニマリストなんで!」と言いきっちゃえばいいし、スマホを開けばいくらでもミニマム生活の方法が出てきますし、SNSでミニマリズム仲間も作れますしね。
10代から徹底したミニマリスト生活を続けていれば「おカネを使わない習慣」が身について、その後の人生もそれがスタンダードになりますしね。
というわけで、両学長がいうところの『貯めるチカラ』→『増やすチカラ』を人生の早期に鍛えて、田舎の貧乏家庭に生まれたとしても、三本柱のうちで1番簡単な『おカネ』リテラシーはとっととクリアしちゃって、とっとと次の『健康』リテラシー、そしてラストの『人間関係』のリテラシー向上に進むのが最適解だと僕は思います!
人は『人間関係』で死ぬのに、その肝心の『人間関係』の難易度が1番高いのが問題!
しかし、奨学金という制度以外にも、そもそも根本的な設計思想にもまたバグがあって、『おカネ』『健康』『人間関係』の三大柱のうち、1番重要なのが『人間関係』なのに、その『人間関係』がラスボスのため、日本社会ではそこにたどり着くためのリードタイムが長くなる。だから、20代30代でバタバタと日本人は自殺して行くんじゃないかな?
『人間関係』までそもそもたどり着けないし、たどり着いても『人間関係』自体がラスボスのためにバタバタとやられていくw八甲田山並みの『死の行軍』が日本では20代30代で繰り広げられるわけです。(特に平成時代は多大な犠牲者が出ましたな。。。)
そもそも人間は『おカネ』が無くても死なないし、『健康』を損ねるともちろん死ぬけど、ちょっとした歯周病とか鼻づまりでは直ちに健康には影響しない。
そんなことより、多くの人間は『孤独』で死ぬのであって、逆にいうとその『孤独』以外は割とどうでも良かったりもする。『孤独』は毎日タバコ15本吸うよりも害悪とも言われますし、『孤独』がゆえに高額セミナーやキラキラセミナー、ネットワークビジネスやポンジスキームに50万円くらいポンと使っちゃう人も多いですしね。さすがラスボスの『人間関係』さん、中ボスの『おカネ』や『健康』がガンガン削られていきます!!wジャンプ漫画みたい!!w
▼最近は日本人は『孤独』で、かつ20代30代ほど『孤独』だというデータもある。
政府は8日、新型コロナウイルス禍で深刻化している孤独・孤立問題を巡り、2万人を対象にした初の全国実態調査の結果を公表した。孤独感が「ある」と答えた人は約4割で、高齢者より20代と30代の方が多かった。
孤独感「ある」4割 コロナ禍、20~30代で多く
▼2021年2月には孤独・孤立問題に取り組む、世界で初めての閣僚級ポストが設置されました。(YouTubeチャンネルも開設されていましたが登録者数、再生数ともにミニマムで、このチャンネル自体が孤立無援の戦いをしていると思いましたw)
じゃあなんで日本人は『孤独』になりやすく、また『孤独』で死にやすいのか?僕なりに考えてみました!
そもそも『人間関係』には「フロー」と「ストック」があるよ!
僕は、そもそも『人間関係』には「フロー」と「ストック」の2種類があると考えています。「フロー」は「点の人間関係」、「ストック」は「線の人間関係」とも言われたりします。
これはなかなか年上の方、特に年配の方には理解されない考え方、もしくは中学受験エスカレーター組や新卒からずっと同じ企業とかで働いている方とかには理解されにくい考え方です。おそらく20世紀までの日本社会では「ストック」の人間関係しかなかったからでしょうね。
でも、僕はここ20年以上、ずっとこの「フロー」と「ストック」の考え方を貫いていて、20年くらい前はほぼ変人扱いでしたが、20年以上も同じ考え方でいると、そこそこ理解者も現れてきました。ちなみに僕が20年以上、この考え方を貫いてい理由は、シンプルに「フロー」と「ストック」の人間関係が「そこにある」からですw
この『人間関係』の「フロー」と「ストック」のどちらもゼロになると人間は『孤独』になり、その『孤独』が進行すると、最終的には死にいたるんじゃないかと僕は考えています。
じゃあ、なぜ、少し前の日本人、20世紀の日本人はそこまで『孤独』じゃなかったのか?
もはや地縁血縁の『人間関係』は「ストック」にならない時代!
農耕民族である日本人は、弥生時代に稲作が伝えられて農業革命が始まってから明治維新や戦前くらいまでは、エリート層はともかく庶民の『人間関係』は地縁血縁がほぼすべて、というか地縁血縁の「ストック」の『人間関係』がすべてだったんでしょうね。「隣組」とか「村八分」とか日本的な言葉ですしね。かくいう僕の家系も600年くらい、先祖代々、ずっと宮崎県のいちエリアから出ずに生活していたそうです。(今は当主が東京でミニマリスト気取り!w)
地縁血縁の「ストック」のみの『人間関係』は、自分から主体的に『人間関係』を構築する必要性はなく、子供の頃から知ってる極々、近所の人たちと一生、付き合っていく社会。今でも日本の地方都市とかではそういう人たちは多くいて『マイルドヤンキー』とか揶揄されたりします。僕の言葉で言うと『地の民』ですね。
僕が20代の時に旅した国でいうとギリシャやトルコ、中東諸国のような『家族主義』な感じです。(▼あ、これ最新刊出てた!この作者、姫路出身なんだよねぇ。)
でも、そんな地方都市などの地縁血縁社会でも、実際の『人間関係』はどうでしょう?子供の頃から知ってる人でも、まず高校で別れ、大学で別れ、卒業後に別れ、と細分化していくにつれ疎遠になっていくんじゃないですかね??なので現代では地縁血縁がベースの地方都市に住んでいても、ある程度、主体的に「ストック」の人間関係を築いていかないと、すぐに『孤立』しちゃうんじゃないですかね??
ちなみにエスターク君は毎月のように実家に帰る「お母さん大好きのキモい40代男子」ですが、特に地域住民とは交流してませんwお母さんといっしょ!w
つまり現代日本は生まれ育った土地での地縁血縁ベースの「ストック」の『人間関係』も事実上はほぼ崩壊してるんじゃないですかね?シンプルに自分も他人もそこそこ引っ越ししますしね。転職していきなり地元を離れちゃう人もいます。バブル崩壊後の地方都市を舞台にした▼この本も一時期、流行りましたね。
個人的には実家に帰って妹夫婦や親と話していると、地方都市の地縁血縁ベースの『人間関係』が崩壊気味なのは少子高齢化の人口「逆」ピラミッドの影響で、地方都市では20世紀の「祭り」や「子ども会」などの地域密着系のイベントが成り立たなくなってきたことが大きいんじゃないかと考えています。それがさらにコロナで消滅気味になった。
そう考えると地縁血縁ベースの『人間関係』は「子供」や「老人」が主役だったのかもしれません。「過疎化した地方都市の『人間関係』は東京とあまり変わらないのでは?」とか思ってしまいます。
もはや「カイシャ」の『人間関係』は「ストック」にならない時代!
戦後の日本社会で、特に庶民にとって地縁血縁に代わって「ストック」な『人間関係』になったのは「カイシャの人間関係」だったんでしょうね。戦後すぐのモノのない時代から、アメリカに追いつけ追い越せで経済発展するため、カイシャの中で24時間戦って、さらに休みの日もカイシャの人と釣りやゴルフ、みたいな。女性は専業主婦が多く、『人間関係』は夫のカイシャの人か、子供のママ友がメイン、みたいな。結婚したら一切働かない、いわゆる『昭和妻』ですな。
僕の言葉でいうと、生まれた土地からほとんど出ない『地の民』とは違い、引越しはするものの、その引越しはほぼ「転勤」とイコールの『水の民』ですね。自分自身で移住地を決めてパソコンとスマホで身軽に移住する2010年以降の『風の民』とはそこが決定的に違う。
でもその「カイシャ」の『人間関係』モデルもバブル崩壊後の90年代には崩壊しました、まさに「カネの切れ目が縁の切れ目」って感じで。カイシャにすべての人間関係をベットしていた日本人はこの頃からバタバタと自殺し始めていきましたね。。。そりゃそうです、生まれ故郷を捨てて100%カイシャに『人間関係』を依存していたのに、それが0%になったりしたんで。「神は死んだ」状態ですね。
その後、21世紀に入った頃には、そもそも「カイシャ」の『人間関係』こそが流動性が高くなり、フローになっていきました。まぁそもそも「株式会社」というモノ自体が株主のモノなので、本来ならそれが普通なんでしょうね。日本の戦後50年くらいが特殊過ぎたのでしょう。最近では『ジョブ型雇用』とか言われています。
現代はとりあえずプライベートな「フロー」の『人間関係』はゲストハウスで確保!
なので、現代日本では「地縁血縁」も「カイシャ」も崩壊しているのいるので、普通に生きてると「ストック」の『人間関係』が構築しにくい。よって、孤独になり、その孤独が進行すると死にいたる病になる。これは早急な対策が必要なんでしょうけど、まずはとりあえず、仕事を辞めても「フロー」の『人間関係』がある場所さえ見つけてしまえば、最低でも死は回避出来るんじゃないかと僕は思います!
2010年ごろ、スマホやSNSが普及し始めてからなんとなく理解されてきた「フロー」の『人間関係』のメインの場所は、物理的な『地縁血縁』でも『カイシャ』でもなく、スマホのタイムライン上にあります。とりあえず、最悪、「ストック」の人間関係がゼロでも、「フロー」の人間関係さえあれば人間は死なないんじゃないかと僕は考えています。
で、僕のオススメはこのブログのテーマのひとつにもなっていますが、『ゲストハウス』です。「旅行中の情報交換」という大義名分でゲストハウスのバーや共有スペースでいろんな人に話しかけちゃえばいいんです。『地縁血縁』でも『カイシャ』でもない▼『サードプレイス』という人もいますが、僕の言葉で言うとプライベートの「フロー」な『人間関係』です。ちなみにゲストハウス好きはSNSはFacebookやインスタメインで使っています。
カフェやバーや銭湯でもプライベートな「フロー」の『人間関係』は確保できるのかもしれないのですが、カフェやバーや銭湯だと「地元の常連率」が高くなるんですよねぇ。「フロー」感があんまりない。その理由はカフェやバーが「まちのハブ的空間」だからだと僕は考えています。僕はゲストハウスは「まちのルーター的空間」だと思っていて、『ルーター』だからこそグローバルIPアドレスが行き交う「フロー」な『人間関係』が生まれやすいと僕は考えています。
というわけで、自分が行くべきゲストハウスは▼この本で選びましょう(閉館しているゲストハウスもあるので注意です)。また僕個人の初心者にオススメのゲストハウスはいつもどおり下諏訪のマスヤゲストハウスですw
上記の「赤本」のだりさんが今月、執筆・編集したこの本も面白いですね。今まで『地縁血縁』の舞台だったローカル社会がゲストハウスによって変わっていく様を描いています。『地縁血縁』という従来の日本の「ストック」の『人間関係』が崩壊しつつあるローカル社会と、ゲストハウスという「フロー」の『人間関係』が交わっていく時代に、アフターコロナはなりそうです。
プライベートの「ストック」の『人間関係』はブログやYouTubeでコツコツと複利的に増やす!!
ゲストハウスでプライベートな「ストック」の『人間関係』を確保できれば、とりあえず「孤独」で死に至る緊急事態は回避できたと思います。
なので、あとは普段からコツコツとブログを書いて、SNS、特にtwitterで自分と親和性の高い、プライベートの「ストック」の『人間関係』構築を目指すのが、今の時代は理想かと僕は思います。「フロー」な人間関係はタイムラインで流れていきますが、「ストック」なブログはタイムライン関係なく、まとめて蓄積されていきますからね。最近だとYouTubeやVoicyなどもアリかもしれません。ブログやYouTubeが「ストック型メディア」と呼ばれるゆえんです。
ブログ仲間は最終的には数人いれば十分なので、まず最初のひとりを見つけるのを目標にするといいと思います。最近は初心者向けの有料ブログコミュニティもあるのでそこに入ってもいいかも(ヒトデや学長がやってるやつ)。自分からtwitterなどで積極的に会いたいブロガーに声をかけてもいいかもしれません。
ここでひとつ注意なのは、数万円から50万円のブログセミナーには参加しないことです。それらはほぼ全部が高額セミナーや情報商材、つまりほとんど詐欺です。そんなのに参加するくらいならまずは100記事書きましょう。ベストは100記事以上書いてから、ブログ仲間集めですかね。記事がないとどういう人かもわかりませんからね。
ちなみに僕は明日もブログ仲間とオフ会なのですが、現在、真夜中なのですが、まだこの記事が書き終わらずに、非常に焦っていますw
つまり21世紀はリアルの人間関係は「フロー」、スマホの人間関係こそが「ストック」の時代!
「スマホ以前の世界」では、
「ネットのようなフワフワした人間関係に頼らず、現実世界でちゃんと人間関係を築け!」
とよく言われていた。特に年上・年配の人がよく言っていた。今でも40代くらいでもそういう人が多いし、エスタークも基本的にSNSは全くやってない。
おそらくそういう人たちが言う「ネット」というのは、2000年代当時の2チャンネル(現5ちゃんねる)のことで、そういう人たちが言う「現実世界」というのはバブル崩壊前までの「カイシャ」の『人間関係』のことを言っていたのだろう。
けど僕にはその発言には『リアリティ』は全くなかった。なぜなら就職氷河期世代はそもそも『カイシャ』に入れてくれなかったし、ギリギリ入ったとしても頼み込んで入社したので足元見られて完全なる奴隷労働だった。なので『カイシャ』に入れなかった人は新卒でバイトや派遣、『カイシャ』に入れた人も常にしがみつきの完全奴隷労働でボロボロになって、結局、30歳前後でチカラ尽きて実家に帰り、地元でバイトや派遣になっていった。
つまり21世紀の日本は「カイシャ」や労働自体が「フロー」な人間関係になっていた。仕事の人間関係なんて、期間限定のその仕事限りの人間関係。カネの切れ目が縁の切れ目だ。
逆にネット上では2004年からはmixiが勃興していたので、ネットの関係は「ストック」化していっていたけど、mixiが紹介制だったこともあり、親世代にはネットの人間関係こそが「ストック」の『人間関係』という世界観は全く理解されなかった。
ちなみに僕の主張はその頃からほとんど変わっておらず、
21世紀はリアルの人間関係は「フロー」、ネットの人間関係こそが「ストック」の時代!
だ。
もっというと、僕のその考えはmixi以前のメーリングリストの時代から寸分も変わってないのだが、その考えはここ20年間ほど日本社会では理解されなかった。でも20年間も同じことを主張し続けているとさすがに今ではそこそこ理解者が現れてきた。本当にいい時代になった。
そのプライベートの「フロー」「ストック」の『人間関係』モデルを、ビジネスの『人間関係』に横展開しよう!
で、逆にいうと、そのプライベートの「フロー」と「ストック」の『人間関係』をビジネスの世界に逆輸入する時代がアフターコロナの時代なんじゃなかな?
雇用が流動化し、さらにリモートワークも広まってきたアフターコロナだからこそ、ビジネスのリアルな『人間関係』こそが「フロー」で、その中で特に仲良くなった人とは個人のLINE交換などをして「ストック」として業務終了後も『人間関係』を残す!
で、ビジネスにおいてもリアルな『人間関係』こそが「フロー」とは書いたけど、リモートワークメインだったら、ビジネスの『人間関係』さえもSlack上がメインだったりもするので、これはゲストハウスにおけるFacebookやインスタと同じで、リアルがメインだけどスマホもメイン、という状態になりつつある。
なので、究極的に言うと、プライベートの「フロー」と「ストック」、ビジネスの「フロー」「ストック」の『人間関係』すべてがスマホがメインになる時代がアフターコロナの時代なんじゃないかな?
それらすべての『人間関係』にGIVEを与え続け、かつテイカーを弾く!
で、そのアフターコロナの4種類の『人間関係』は確保して終わりなのではなく、GIVEを与え続けることに意味がある!『愛』を注入し続けることに意味がある!常に「そこに『愛』はあるんか?」とおかみさんのように問いかけ続けましょう!w
コツは、ブログやYouTubeという『片方向コミュニケーション』でさえ、脳内快楽物質『オキシトシン』を出し続けて、『健康』も維持することというです!普段は『片方向コミュニケーション』で、twitterやオフ会でちょこっとだけ『双方コミュニケーション』する!メインは『片方向コミュニケーション』!オプションで『双方向コミュニケーション』!(これは個人の性格にもかなりよりますが。。。)
そしてその4種類の『人間関係』維持で最も大事なことは19%の『テイカー』を弾くことです!何度も言いますが『人間関係リテラシー』のセオリーはほぼすべて▼この本に準拠すべきです!
最近、思うのは『テイカー』には「悪意のあるテイカー」と「悪意のないテイカー」がいるんじゃないかということです。
『悪気のあるテイカー』はわかりやすいので当然、即刻、弾きましょう!例えばこんな感じです!
●高額セミナー
●キラキラセミナー
●情報商材屋
●ネットワークビジネス
●ポンジスキーム
これらは厳密には違法ではないのですが、法の網をかいくぐって他人を騙そうとしてきているので、もうその時点で『悪意あるテイカー』でしょう!
で、注意なのは意外と弾かずに、特にストックの『人間関係』に置いておいてしまいがちなのが『悪気のないテイカー』なんじゃないかと思います。でもこの人たちも結局、「広い意味ではテイカー」なのであまりにも悩むなら弾くほうが無難だと、今現在は僕は考えています!僕の個人的な独断と偏見で考える『悪意のないテイカー』についてはこんな感じ!
●その人の好きなサービスや商品の過剰信仰者(悩んでる人にメリットデメリットを提示してオススメするのはいいけど、事実上の押し売りはダメ!)
●関西中華思想の関西人(関西こそが日本の中心!大阪は日本の首都!東京でも常にコテコテの関西弁!みたいな)
●郷土愛・愛校心・愛社精神ありすぎな人(他人を色眼鏡で見すぎで、アンコンシャスバイアス高すぎ)
●ウクライナに千羽鶴送るような人(自分に酔いすぎ)
●常に貯金ゼロの人(『おカネ』対策はすでにセオリーが確立しているので一番簡単です)
●タバコを吸い続ける人(周りに副流煙をばら撒き続けますし『健康』リテラシー低すぎです)
●「常識」「普通」という言葉をよく使う人(多様性なさすぎでしょう。。。)
●宗教や政治のイデオロギー色が強い人、またそれにオルグされがちな人(自分の頭で考えよう!)
●キレる人(コミュニケーション能力低すぎです)
とかですかね。彼らを弾くかどうかは総合点で判断ですが、『悪意のないテイカー』気味な人は弾くことも選択肢に入れましょう!
彼ら『悪意のないテイカー』という「プロダクトアウト」側から見たらこの両者は全然違うのかもしれませんが、「ストック」の『人間関係』に入れるかどうか判断する「マーケットイン」側から見たらどちらもほぼ同じ『テイカー』でいいと僕は思っています。
おまけコラム!親ガチャハズレのスクールカースト最底辺人間の戦い方!
最後はおまけです!ただでさえ難易度と優先順位が逆の日本社会で、さらに親ガチャハズレのスクールカースト最底辺人間の戦い方に関しては先日、twitterでぶつぶつとつぶやいたので、ここにまとめて掲載します!まぁおヒマならお読みください!
今の20代は恵まれてる。 俺ら氷河期世代は20代は労基法無視の残業奴隷労働でボロボロになってて、ブログもなく、生活すべての情報が少なく、インデックス投資の情報もなかった。 そして45歳になると社会からはお払い箱(笑) まぁ引き続きミニマム生活しながら社会の片隅でひっそりと生きていくさ。
氷河期世代の親ガチャ当たり人間は学歴関係なくホワイト企業に就職出来た。 それ以外の多くの普通の家の子はほとんどブラック企業かホワイト企業のブラック枠で安月給で働かされてボロボロになっていった。 中の下の家の子は奨学金返済もあるから実家で子供部屋おじさんしながらどうにか生きた。
俺のような奨学金どころか親の借金まで返済しないといけなかった最底辺の人間はもはや安月給の就職自体が選択肢外で東京でミニマム生活しながらボロ稼ぎバイトの美味しい時期だけボロ稼ぎして次にいくヒット&アウェイ戦略こそが最適解だった。 ランチェスター戦略でいう局地戦でのみ戦う弱者の戦略!
普通に考えたら俺のような最底辺の人間はネガティブ思考になるのかもしれないけど、俺はなぜか超ポジティブ思考でワクワクさえしていた。 「前例がないなら俺が前例作ったらー!」 とさえ思ってた。 だって、じゃないと最底辺の家の子はずっと報われないままじゃないか。
20年前は誰一人として理解者はいなかったけど20年くらい悪戦苦闘してると少数の理解者は現れてきたし親の借金も奨学金も返済出来てさらにインデックス投資さえ出来るようになった。 それまで健康に全く無頓着だったけど1年かけて健康リテラシーも90点に! 万全のコンディションで人生の後半戦突入!
この記事のミニマムなまとめ!
というわけで、この記事のミニマムなまとめです!
●現代の日本社会は『おカネ』『健康』『人間関係』の難易度と優先順位が逆なので生きづらいんじゃないかな?
●奨学金や親の借金もあると一番簡単なはずの『おカネ』の難易度も上がるけど10代から『ミニマリズム』で乗り切る!
●アフターコロナの『人間関係』にはプライベートの「フロー」「ストック」、ビジネスの「フロー」「ストック」の4種類がある!
●20世紀までの日本社会の『地縁血縁』と『カイシャ』の「ストック」の『人間関係』は21世紀にはすでに崩壊している!
●アフターコロナはまずはプライベートの「フロー」の『人間関係』を確保してから、ゆっくりとプライベートの「ストック」の『人間関係』を確保する
●ビジネスの「フロー」「ストック」はプライベートの『人間関係』の構築方法を横展開する!
●4種類の『人間関係』に常にGIVEを与え続けてオキシトシンを分泌し、『健康』も維持する!
●「悪意のあるテイカー」は即刻、弾く!「悪意のないテイカー」は総合点で判断だけど、弾くことも検討する!
という感じです!この記事が皆さんの人生のお役に立てれば幸いです!!