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【本日発売!】『勇者アバンと獄炎の魔王』はミニマリストな勇者アバンの「小冒険」な物語!

なんと本日!

29年ぶりにあの「アバン先生」の昔の物語、『勇者アバン』の伝説が更新されました!!

29年まえの僕はリアル中三で、「ダイの大冒険」の特別読み切りのアバン先生の物語に胸躍りましたが、それから29年も経って、まさかその物語が更新されるとは!43歳にもなって厨三病がイオナズン並みに『ダイ爆発』しましたよ!!

というわけで、▼発売日の本日、日付が変わって即購入して、先ほど即読破しました!!そして「やっぱりアバン先生はミニマリストだな!」と再認識しました!!

今回の記事ではこの漫画のネタバレはミニマムに止め、アバン先生の「ミニマリストっぽさ」を熱く語り尽くしたいと思います!!

正式なアバンタイトル名はマキシマム!『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王』!

僕は「アバン先生はミニマリストだ!」とずっとまえからブログやtwitterで言ったりしていますが、この漫画のタイトルはそれとは打って変わってめっちゃマキシマム!!

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王』

です!!

「ダイの大冒険」自体がドラクエのスピンオフ漫画なのに、そこからさらにスピンオフした漫画です!!

そして現在、月刊誌の「Vジャンプ」にて連載されているので、1話1話が長めで、1巻に4話しかありません。

「ダイの大冒険」は原作が三条陸先生、漫画が稲田浩司先生なのですが、今回の『勇者アバン』は原作は三条陸先生そのままで、漫画は芝田優作先生という若い方に変わっています。(なんでも芝田先生のお父さんが「ダイの大冒険」の劇場版に携わっていて、それを三条先生が知ったのはこの連載が芝田先生に決まったあとだとか!セレンディピティにもほどがありますね!!)

そして個人的には第1話めがいきなりめちゃくちゃ熱い!!29年前の▼「ダイの大冒険」13巻の巻末に収録されている『勇者アバン』そのまんまの話で絵だけが芝田先生なのです!!

もうね、この1話だけでもおっさん世代は読む価値ありです!!「これの続きが今から読めるんだ!!」みたいに!!

しかし、「ダイの大冒険」が話数も連載期間も、物語のスケールも「大冒険」の名の通り「マキシマムな物語」に対し、勇者アバンの話はスケールも、おそらく話数もかなり「ミニマムな物語」になると思われます。

それはアバン先生の名前の由来の▼『アバンタイトル』から来るのかもしれません。「大冒険」のまえの前哨戦に近いですね。

アバンタイトル

ラスボスも覚醒前のハドラーなので、戦闘力もミニマムで、ギラ系呪文もベギラマ止まりですw

当時は「ドラゴンボール」と同時期に週刊少年ジャンプで連載していて、ドラゴンボール同様、登場人物の戦闘力がインフレしまくっていた「ダイの大冒険」の次回作を期待していた方には肩透かしかもしれませんが、この物語はそんなバブルな時代のマキシマムな物語ではありません。(キング・マキシマムも登場しませんw)

令和時代のアフターコロナな時代のミニマムな勇者のお話として楽しむのがいいと僕は思います。

ちなみに、アバン先生の名前の由来は実はもうひとつあって、アバン先生の本名は『アバン=デ=ジニュアール3世』なのですが、これは当時流行っていたミニ四駆の「アバンテJr」からきているそうですwどんどん軽量化してミニマムになりそうですね!(ミニ四ファイターか!w)

学者家系に生まれ、武芸百般だが、『自分の有能さ』を伊達メガネや「食事ハック」で隠し続ける天才アバン!

というわけで、あんまりネタバレするのもアバン先生に失礼なので、ここからは『アバン先生のミニマリズム』について書いていこうかなと。いやぁ、実は僕は「アバン先生はミニマリスト!」というブログ記事をずっと書きたかったんですよねぇ。今日が超チャンス!!w

まず、アバン先生はめちゃくちゃ頭がいいです!黒田官兵衛レベルの「頭良すぎてヤバい系ミニマリスト」だと個人的には思っています。

頭が良すぎるために、逆にその優秀さを隠すためにわざと伊達メガネをかけたり、屈強な男たちが並み居るカール騎士団とは一線をおいて、カールの女子たちとキッチンで▼「食事ハック」に明け暮れたりしています。

▼本当に頭のいい人間ほど、自分の『頭の良さ』を隠して生きる、という人種ですねぇ。

アバン先生は、長年、自分の『頭の良さ』を隠すツールとして愛用してきた伊達メガネをあまりにも愛用しすぎて、『頭の良さ』を隠す必要のない「破邪の洞窟」にさえ伊達メガネをかけて挑むくらいですw

しかし、自分の頭の良さや武芸を自慢したり、王国で出世を目指すのは、アバン先生にとっては結局『他人軸の評価』なんでしょうねぇ。ジョブズ並みに『自分の人生』を生きている人なんだと思います。

「僕が僕を愛し抜くため」に『生きる』をしてるんだなぁと。

王家や王国に媚びず、ただひたすらストイックに武芸を研究し続け、アバン流の刀・槍・斧・鎖・牙・弓殺法を自ら編み出す!!

まぁ、でもアバンが王家や王国に媚びたくない気持ちはわかります。

アバンが生きている『あの世界』の王家や王国の腐敗具合は凄まじいですからねぇ。

「アルキード王国」は大臣や王までもが腐敗しまくっていて、ブチ切れたバランに大陸ごと(!)消滅させられているし、「パプニカ王国」のテムジンとバロンは姫抹殺のためにキラーマシンを人間の力でコントロールできるようにするしまつ。(キラーマシンに乗り込んだバロンは「こいつ、動くぞ!」って思ったことでしょうwアーマーバロン!w)

マトリフも世界を救った魔法使いなのに「パプニカ王国」の王の取り巻きにいじめられて洞窟でひねくれ、ホフマン並みに人間を「しんじるこころ」を失ってしまいました。ポップの親父も威張ってばかりの「ベンガーナの大臣」をぶん殴って山奥でひっそりとミニマリスト生活です。

魔王がいるうちは勇者や魔法使い、武器屋はもてはやされるんでしょうけど、世界が平和になると国はだんだんと腐敗してくるんでしょうね。▼中国のミニマリスト孟子が言うように、世界が平和になり、モノが栄えてくると人の心は乱れてくるのでしょう。

これは漫画の世界だけかと思いきや、むしろ現実の『この世界』もほぼ同じなことは、少年が長く生きるにつれてだんだん理解してきます。戦後の経済成長で平和ボケした自民党のコロナ対応や東京オリンピック対応と同じですなw

バーンのオファーをあえて断ってミストバーンに十字傷をつけられたロン・ベルク(十字傷はまだあるか?)、洞窟に引きこもってホフマン状態のマトリフ、大臣をぶん殴って山奥でひっそり生きているポップの親父もダウンシフトしたミニマリストなんでしょうねぇ。ランカークス村の▼『山奥ニート』ですよ!

そして、今回の主人公のアバンこそが『足るを知る男』の最たる人なんじゃないでしょうか。「消費」よりも自分の技を「生産」することにストイックに没頭し、ついにアバン流の刀・槍・斧・鎖・牙・弓殺法を自ら編み出します!!

今回の本は、そんな「ミニマリスト・アバンの小冒険」のお話です!!

武器は常に現地調達の安物!木の枝や「鎧の魔槍」のパーツの剣でもアバンストラッシュを放つ!コスパ最強の固定費ミニマリスト!!

アバンはダイやバランのように強すぎないからこそ、逆に武器はなんでもいいんじゃないかと思います。

自分のパワーが強すぎると、それに合わせて武器もインフレしていかざるをえない。ダイが使える武器なんて、作中にほとんどないような気がします。

それに比べ、アバン先生の武器は終始、現地調達のミニマムな武器がほとんどの気がします。テキトーな武器屋で買った10ゴールドの剣とか。

その割にアバンストラッシュの威力は強力で、木の枝や「鎧の魔槍」のパーツの剣でもアバンストラッシュを放てます!

マスターキートン並みの現地調達主義者とも言えるでしょう。コスパ最強の『固定費ミニマリスト』ですな!!

アバン流究極奥義『無刀陣』は武器さえも断捨離するカウンター技!この技で世界は平和になった!!

さらにそのアバン先生の最終奥義は、なんと武器さえも断捨離する大技!その名も『無刀陣』!!

刀を捨てて敵が攻撃を仕掛けてきたところを、その攻撃を見切ってカウンターでやっつける、というむちゃくちゃな技です。

少しネタバレになりますが、この技で今回の魔王は敗れ、世界は平和になります。

まさにミニマリストの鏡ですな!!

弟子と世界のために自分の身体もメガンテで断捨離!自分の命にさえも『執着』していない。

さらにアバン先生は「自分の命」にさえ執着していません!!

デルムリン島にて、15年後に復活したハドラーから弟子と世界を守るため、メガンテを食らわせて散ります。最後にアバン先生は言います、

「やはり修行で得た力というのは他人のために使うものだと私は思います。」

伝説級にまで強くなった人でこのセリフを言える人が果たして世界にどれだけいるでしょうか?

弟子こそが「誇り」と考えるアバン先生は、自分の「ミーム」がこの世に残れば、命、つまりボディにはなにも執着していないんでしょうねぇ。(ロカやレイラが10代半ばでマァムを産んだのに対し、31歳で未婚で世界をフラフラしていますしねぇ)

しかし、ここでメガンテで散ったはずのアバン先生はのちにとあるアイテムで復活し、1995年の年明け早々、読者の「ダイの大冒険」に対する評価をミニマムにすることになりましたw(僕もここらへんから一旦、ダイ大を読むのをやめました。。。)

まさに「復活!!小勇者!!」

『アバンの書』は現代のミニマリスト本!人生に傷つき迷った時は『空の章』を読み返そう!!

そんな「命より『ミーム』を重要視するアバン先生」が故郷・カール王国の図書館に残しておいた本が『アバンの書』です。これはもう、現代でいうところのミニマリスト本とかミニマリストブログに相当するんじゃないかと思います。

そんな『アバンの書』の『空の章』は現代日本人こそが繰り返し読むにふさわしい章となっています。抜粋すると、

「傷つき迷える者たちへ。敗北とは傷つき倒れることではありません。そうした時に自分を見失った時のことを言うのです。」


「強く心を持ちなさい。あせらずにもう一度じっくりと自分の使命と力量を考えなおしてみなさい。自分にできることはいくつもない。」

「一人一人がもてる最善の力を尽くす時。たとえ状況が絶望の淵でも――必ずや勝利への光明が見えるでしょう!」

この『空の章』によりレオナはパプニカに戻り「サミット」開催に着手。今まで剣の使い手だったヒュンケルはアバン流『槍殺法』の修行を開始します。

そして、アバン自身もハドラーに敗北したことを機に『破邪の洞窟』にこもり、自分が得意とする『破邪呪文』を鍛え直します。

学者家系に産まれたアバンは旧ハドラーレベルまではパワーで押せるものの、竜の騎士でもない自分は復活したハドラーや、ましてや大魔王バーンにはパワーでは到底かなわない。

それなら「自分の使命と力量」を考え直し、「最善の力」を尽くしたら、それは自分の「強み」である『破邪呪文の強化』だったんでしょうねぇ。

人生の転機に際し、▼『才能』に目覚めたわけです。

ブラック企業でヘトヘトに疲れている現代日本人も、一度、このアバン先生の言葉をよく噛み締めれば、「光明」が見えてくるのではないでしょうか?

勇者をFIREしたあとは王女フローラを放置してノマドなセミナー講師を15年も続ける「反・天空の花嫁」な草食系主人公!

そんなミニマリスティックなアバン先生、魔王を倒したあとは王女フローラが待つカール王国にも戻らず、なんと!世界をノマドし始めますw

おそらく、魔王討伐の過程で稼いだゴールドを、平和になった世界の『全世界株式インデックス・ファンド』や、『ベンガーナ国の株式インデックス・ファンド』にぶち込んで、その運用利回りで旅してるのではないでしょうか?w(最近のベンガーナでは「天使のレオタード」も販売しているほど急速に経済発展していますからね!)

「獄炎の魔王」もびっくりなFIRE(Financial Independence, Retire Early)具合ですよ!!

さらに情弱相手の怪しさ抜群のノマドなセミナー講師でボロ儲けしてます!フローラどころか、ルドマンも必要なしです!!

「反・天空の花嫁」ですよ!!ミニマリスティックな草食系男子過ぎる!!

そんな王女フローラはアバンに15年も放置されて、ついに「ダイの大冒険」ではアラサー婚活女子になってしまいました。(15年、女子が腐るには十分な時間だったようだ。。。)

これに関しては、同じく婚活希望者のクロコダインにもアバンはdisられる始末です!!過去を断捨離しすぎて「男の価値」が低い!w(いやクロコダイン、おまえにはボラホーンがいるから安心しろ!!ボラボラボラボラボラボラボラ!!!!)

そんなアラサー女子のフローラは復活したアバンを見るやいなや、必殺の『ゼクシィ・コマンドー!』を食らわせて、ダイ無き世界でアバンはカールの国王になったようです。

アバンはおそらく国王になんてなりたくなかったんでしょうけど、たぶん、あのフローラのグリンガムのような鞭でしばかれたのでしょうwフローラ流鞭殺法ですなw

「獄炎の魔王」でさえもベギラマ止まり!『勇者アバンと獄炎の魔王』は「アバンの小冒険」!バーンやヴェルザーの存在は一旦忘れろ!

というわけで、今回のこの記事ではアバンのミニマリスティックさについて熱い思いを綴ってみました!!

ここからは少し今回の『勇者アバン』について書いてみようと思います!ネタバレを少し含みます!!

繰り返しになりますが、90年代の連載当時ドラゴンボールを意識していた「ダイの大冒険」のような強さのインフレは『勇者アバン』に期待しちゃダメです!

例えるなら、ドラクエ3や4をクリアしたあとのドラクエ1ってところでしょうか。

この物語と同じ頃、地下の魔界で戦っていたバランに「黙殺してもしかたがない小物」扱いされたハドラーは魔法力もミニマムですしね。(ベギラゴンを覚えたハドラーに「しばらく魔軍指令の地位も安泰か」ってかなり皮肉だと思っているw)

しかし、元魔王軍の幹部クラスのブラスはなぜ15年後はアバンの名前さえも忘れてるんでしょうか?デルムリン島でエクターク(非・僕の元同室)的なエピソードが今後、挟まるのでしょうか?(「今はなにも思い出せぬ」的な)

あと、マァムのおかんのレイラの若い頃のキャラ変がすごい!これについてはエスターク(元同室、ああややこしい!)と▼こんなやりとりもしましたw

というわけで、これからもミニマリスティックな勇者アバンの『小冒険』は続く!

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