昨日、母親が東京に来た時に親の借金額を聞き出すことに成功したので一例としてシェアしたいと思います。需要は少ないと思いますが親の借金に悩む人への参考になれば幸いです。
いくら子供が優秀でも親に借金があれば落ち着かないし、さらにその金額が不明なら対策が立てようがない。
どうにかして親の「大体の」借金額を吐かせるべきです。
その方法の要点をミニマムに説明すると、
◆実家から遠い場所で母親と2人きりになる
◆美味しいもの、かつ珍しいものを食べさせる
◆酔わない程度のお酒も入ればベター
◆うるさすぎず、静かすぎない場所に誘う
◆向かい合って話さない
◆プレゼントを渡す(飴)
◆トレード条件をほのめかす(ムチ)
◆1~2時間の雑談は必要
≪対策≫
◆翌日1日かけて今後10年間の返済計画をルーズリーフに書いて保存
順にご説明していきます。
◆実家から遠い場所で母親と2人きりになる
借金がある家は大体まぁ、父親は自分の借金額を理解していない。
しかし母親は少なくとも「大体は」理解している可能性が高い。そこを攻める。
でも、実家では口を割らない可能性が高い。
理由としては、
・親父が聞いているかもしれない
・子供(自分の兄弟)が聞いているかもしれない
・孫(自分の甥や姪)が聞いているかもしれない
・テレビが常についている
・固定電話が突然鳴る
・町内会等の急な来客が来たりする
・家族の「コンフォートゾーン」で借金の話をしたくない
等があるんだろうな、と思う。
あんまりしつこく聞いていると、
「お金の話ばっかりしなさんな!!」
とキレられる。こうなったらアウト。
なのでできるだけ母親1人と自分1人の2人きりになる環境を作る。
僕の場合はたまたま母親が東京に来たのでチャンスだった。
そういうチャンスがない人は母親と二人きりの一泊二日旅行で誘い出すのも手かもしれない。
それで借金額が把握できるなら安い投資だ。
旅行自体を安くあげたいなら母親が泊まったことのないゲストハウスの個室等を利用してもいいと思う。
◆美味しいもの、かつ珍しいものを食べさせる
田舎では食べられないもの、かつ都会でも珍しいもの、かつ美味しいものがベストかと思います。
僕のオススメはアジア料理です。
和食や洋食や中華は食べたことあるものが多いと思いますが親の世代はアジア系料理はほとんど食べたことないと思います。
(というか同年代でもアジア料理食べたことない人多いですしね)
僕は今回はシンガポール料理店に連れて行って正解でした。ビールつけても下手に飲みに行くより安かったですしね。
パクチー等珍しい野菜等を食べさせるとよいでしょう。(男性はパクチー苦手な人もいますが女性は食べれる人が多いです)
アジア料理で言うと、トルコ料理やインド料理(タンドリーがある店。ないとナンが美味しくない)等もオススメです。
行ったことがある店ならベストですが、行ったことない店の場合は食べログなどで★3つ以上の店にするべきかと思います。
予約もしたほうがいいです!!今回、僕は予約してなかったらアウトでした!!
予約時に電話に出た人の名前もスマホのメモ帳等にメモっておきましょう!!
◆酔わない程度のお酒も入ればベター
飲める母親ならお酒が入ればベター。
ただし酔っぱらってへべれけにならない程度に。
ビール1杯、ワイン1杯程度がベター。
◆うるさすぎず、静かすぎない場所に誘う
これ大事!!
トルコ料理屋は狭い空間にかなりの人数がいて酔っぱらってる人もいたのでうるさすぎました!!
その後、ホテルのロビーに移動して聞き出し成功!!
ただ、あまり静かすぎると逆に聞き出しにくかったと思います。
外国人も泊まりにくるような大きめのホテルのゆったりしたロビーがベターかと思います。
◆向かい合って話さない
これも大事!!
椅子に座って同じ方向を向いて話するのがいいと思います。
机に向かい合って座っていたら口を開かない可能性大!!
◆プレゼントを渡す(飴)
「飴」作戦です。
その「飴」も最もコスパがいいのは「健康に関する本」です。
老人なら健康にも興味があるでしょうし、それでボケないでいる「健康時間」が延びればラッキーです!
僕が今回渡したのは「健康本」3冊です!!うちのおかんもしげしげと眺めていました!!
この3冊はおススメですので、できれば渡す前に自分でも読んで要点をミニマムに伝えてあげるとベター。大事なところに付箋も貼っておいたほうがいいです!!
◆トレード条件をほのめかす(ムチ)
「ムチ」作戦です。
これは「結婚」をほのめかすとかなりの効果あるでしょうw
え?本気で「結婚」するきがあるのかって?ないないww
単なる「ブラフ」としては「コスパ最強」と言うだけです。
軍師官兵衛の「英賀合戦」と同じ「陽動作戦」ですww
『軍師』になりきりましょう!!
◆1~2時間の雑談は必要
とはいえ、だましだましで合計数時間は必要だと思います。
本題の借金の話題に行くまでに1~2時間は必要かと思います。
だいたい話がノッてきたところで「ついでのような」感じで聞くのがいいでしょう。
メモとかは取らないほうがいいでしょう。頭の中のメモ帳にしっかり書き込む。
≪対策≫
◆翌日1日かけて今後10年間の返済計画をルーズリーフに書いて保存
翌日はその借金の種類と額を紙に書いて1日くらいかけて向こう10年くらいの「返済計画」を考えたほうがいいです。
資産(元ばあちゃんの家の現空き家等)等があればそれも書き込んでもいいかもしれません。
細かいことですがノートだとノートごと紛失するかもしれませんのでルーズリーフがオススメです。いつも使っているルーズリーフの最後のページに入れておいていつでも見れるようにしておくのがよいと思います。
僕の場合は今回、全く知らなかった借金が発覚しましたが、まぁ想定の範囲内の額です。
このブログを書いてから今までの少ない情報を元に書いていたルーズリーフの情報を「更新」しますが頭の中では返済計画は大体描けました。
あと1年すれば少し楽になる。
あと5年すればだいぶ楽になる。(東京オリンピックの頃)
あと9年すれば完済し、資産から収入が入って黒字化。
と言う感じです。
あと9年の戦いは長いですが、今から5~7年前は僕が東京から稼いでは送り、稼いでは送りの毎日で自分の風呂なしアパートの家賃もギリギリで毎日イライラ、という生活だったのでそれに比べれば恵まれています。
今は無事、風呂のあるアパートに引っ越せましたし、前のアパートのように住人問題も抱えていません。自分自身の借金(日本育英会月2万)も完済しました!!
もう今後は僕がお金を送らなくても行けそうですし(というか送るほどのお金ありませんw)、ダメならばあちゃんの家を売らせます。
これからも大変ですが、どうにかポジティブに進んでいきたいと思います!!