本日(2015/12/19)発売!!
はてなブロガー・phaさんが突然発売した新刊▼『しないことリスト』!!
さっそく仕事の昼休みに買って読みました!!
『しないことリスト』ゲット!!! pic.twitter.com/v8ZIZWar7b
— A1理論はミニマリスト (@A1riron) December 19, 2015
僕は▼『ニートの歩き方』以来、phaさんのファンでめちゃくちゃ共感する部分が多いです!!
ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法
- 作者: pha
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2012/08/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 16人 クリック: 1,642回
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今年5月に出た▼『持たない幸福論』も何度か記事にしました!
持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない
- 作者: pha
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2015/05/26
- メディア: 単行本
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『持たない幸福論』を最速読破した「今、苦しんでいる人」へ絶対にオススメするブログを使った『ドラクエ4的人生』。 - A1理論はミニマリスト
【『持たない幸福論』感想文】日本に『多様性』が復活する時代とそれをいち早く享受する方法。 - A1理論はミニマリスト
【『持たない幸福論』感想文】無理な結婚で貧困を再生産するより『今、苦しんでいる子供』を救済するべき。 - A1理論はミニマリスト
【『持たない幸福論』感想文】なぜ『日本のニートは高学歴』なのか考えてみた。 - A1理論はミニマリスト
僕はphaさんと似てるところがある。
・関西出身で東京在住
・大学時代は寮生で、今も集団生活に抵抗がない
・本好き
・ブログ好き
・家族を信用してない
・極力、働きたくないw
やっぱり、人間、自分と似たような人間に興味が沸くんじゃないかな、と思いますw
そして、今回の『しないことリスト』は過去2冊に勝るとも劣らない良本だと思いました!!
一度のブログ記事では伝えきれないので4章ある各章ごとに感想文を書いていきたいと思いました!!
今回は、
第1章
環境をスッキリさせる『所有しないリスト』
の感想文を書きます!!
てか、▼第1章からしてミニマリズムですな!w
僕にとってはお金があることより、時間があることのほうが重要だった。
完全に同意。
日本人はお金を極端に重視し、時間を極端に軽視し過ぎていると思う。
全員、10代くらいで2ヶ月くらい強制的にインドかパキスタンに送り込むべきw
その後、どこに引っ越しても「あの寮よりは快適だ」と考えると不満をあまり感じない。
『寮生あるある』ですな!!
「寮の生活」に4年間浸かってしまったら、世間の「快適」の標準がおかしいと感じざるを得ないw
これはよく僕の寮時代の友達・エスタークと話することですw
ただ、寮は寮で快適なところがある。
それは常に人がいる、ということだろうと思う。
寮は設備は悪いけど、常に人がいる。
アパートは設備はいいけど、寂しい。
その「いいとこどり」をphaさんは『シェアハウス』で実現しているのだろう。
僕にとってはその「いいとこどり」は『ゲストハウス』でした。
これはまた別記事でも書こうと思っています。
僕はもう15年ブログを書き続けていて8年シェアハウスに住んでいるんだけど、そんなに長期間続けられているのは、「自分のやりたいことを無理のないペースでやる」というスタンスを基本的に守っているからだ。
「お金を稼ぐため」とか「社会の役に立つため」とかそんな動機だと多分1年くらいでしんどくなって辞めていただろう。
いきなりブログ論!
人間、自分の好きなことしか続かないと僕も思う。
そしてブログって自由度が高いからやっぱり「好きなこと」をやるのに適していると思う。
ま、岸辺露伴も、
「カネやちやほやされるためではなく、
『読んでもらうため』に漫画を描いている!」
と言っているように、
自分のやりたいことをやっていたら認知欲求が満たされ、
それがいつの間にか仕事みたいになってきた、
というのがベストだろうな、と思います。
▼お次はまるまる1ページまるまる引用!スマホの方は見難くてすみません!!
自分の進む速度をネットで増幅できることについて書いてある。
これはもう、めっちゃ真理なことを、僕は18年のネット人生で学んだし、今も日々実感している。
ネットはある意味『界王拳』に近いと思う。
今の時代、自力で死ぬほど頑張るよりは、
『界王拳』を何倍まで上げれるか?
が大事なような気がします。
友達というのは、自分とある程度価値観が似ているけれど、ちょっと違う視点から見た意見を自分に伝えてくれる人だ。
phaさんの友達論!
全く価値観が違う人間とは仲良くなれないけど、全く同じ視点の人間だとアドバイスももらえない。
共通点が何個かある、くらいの類似性の人間のほうが末永く友達であり得るのかもしれない。
また、これは夫婦関係にも言えるのかも。
今の時代は、いつでもどこでもググれば何でも調べられる世の中だから、ただ何かを知っているということにあまり意味はない。その知っていることをいかに自分の血肉にして、生きた情報として活用できるかが大事だ。
そして、単なる情報を血肉にするには、他人の目を意識して文章をアウトプットしてみるのが有効な手段だ。
20世紀までの日本は「何かを知ってること」が「偉い」とされていた。
21世紀の日本は「情報」を「血肉」にしている人間こそが「偉い」時代になるんじゃないかな?
「血肉」にしているかどうかを判定する・されるにはブログほど理想的なメディアはない気がする。
成功はいったん得たら、すぐに手放したほうがいい。
これは本当にそう。
魅力的な人ほど、功績や手柄をすぐに手放す。
成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS)
- 作者: レイ・A.クロック,ロバートアンダーソン,野地秩嘉,孫正義,柳井正,Ray Albert Kroc,Robert Anderson,野崎稚恵
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2007/01
- メディア: 単行本
- 購入: 9人 クリック: 354回
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むしろ褒められたくないんじゃないかな。
誉められたら成長度は鈍くなるから。
悟空が常に自分より強い敵を求めるように、成功したらさらにそれよりもはるかに強い敵を見つけていくべきだ。
逆につまらない人間ほど、過去の栄光に固執し、未来の可能性を摘んでしまっていたりする。
で、そんな人間が周りにいっぱいいるとだんだんしんどくなる。
▼友達になるなら、成功や栄光をとっととゴミ箱に捨てて、さらに新しい目標を打ち立てられる人なんじゃないかな、と思います。
30年間日記を書き続けたことで『過去の自分』を断捨離できた男・表三郎 - A1理論はミニマリスト
脱皮できない蛇は滅びる。(ニーチェ) - A1理論はミニマリスト
しかし、この『しないことリスト』。
一度に読んでしまうには惜しい本です。
1章ずつ、ゆっくりと消化しながら読むといいでしょう。
phaさんは遅筆なんだとは思いますが、けどひとつひとつの文章を緻密に考えつくしていると思います。
けして文章を量産するタイプの文章家じゃないけど、ひとつひとつを「作りこんで」ゆっくり生産していっている感じを受けます。
量販店ではなく、個人商店みたいな感じ。
それもやはり、人生で『しないこと』を決めて、自分の好きなことだけに取り組んだ結果だと思います。
僕も常に『しないこと』はせず、『したいこと』だけする人生でいたいと思います!!