僕の昔のブログ仲間のヒトデがなんと!絵本を出版しました!
タイトルは『ぼくだって とくべつ』という本で、障害のある兄弟姉妹をもつ「きょうだい児」が主人公の初の絵本だそうです!
今年2024年夏ごろにクラウドファンディングを行っていて、他のブログ仲間も支援していたので支援してみました!
そして12月上旬に家に届いたので先ほど読みました。今回のこの記事ではこの絵本の感想や人生に対する僕の考え方を書いていきたいと思います!
「きょうだい児」当事者や家族の方、子供の頃からのモヤモヤがずっと頭に片隅にある方などにこの記事を読んでいただければ幸いです!
最初にこの記事のミニマムなまとめ!
- ヒトデの絵本『ぼくだって とくべつ』は障がいのある兄弟姉妹をもつ『きょうだい児』が主人公の初の絵本!
- 子供の頃からのモヤモヤは常に「脳内ノイズ」となって日常生活のQOLを毎日少しずつ落としに来る。RPGでいう「デバフ」状態。
- 子供の頃からのモヤモヤは「書き出す」ことで客観的に『見える化』できる。そして『原因』を特定し適切に『対策』する。
「しょうがい児」という言葉を知りクラウドファンディングで支援!
2024年夏にヒトデが行っていたクラウドファンディングのページが▼こちら!
障がいを持つ兄弟姉妹がいる“きょうだい児”に贈る絵本「ぼくだってとくべつ」
今回のクラウドファンディングに関するヒトデのブログ記事は▼こちら!
しょうがいを持って生まれた子のための絵本、そのお母さんやお父さんのための絵本、これは数多く存在しています。でも、その「きょうだい」のための絵本はほとんどない
それはやはり、本人たちや両親たちに比べて問題が大きくないと思われていたり、あえてきょうだいを中心に据えなくても、それらの本で代替できると思われているからです
でも、わざわざ「きょうだい児」という言葉が作られていることからもわかる通り、それで辛い想いをしている人たちは存在していて、その人たちの悩みは、当事者や両親とはまた全く違う、独自のものなんです
だからこそ、「きょうだい児のための」絵本が必要だと考えました
「きょうだい児のための」絵本を作りました。全国に届けるためにクラファンをします
僕は恥ずかしながら今回、初めて「きょうだい児」という言葉を知りました。
そして僕が「きょうだい児」という言葉を知って真っ先に思い浮かべたのは、約2年前に読んだ元・明石市長の泉房穂さんの▼この本のことでした。
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少子化対策のカギは徹底した無駄予算のミニマリズムだった!兵庫県明石市長・泉房穂さん著『社会の変え方』!
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ヒトデのクラウドファンディングのサイトには「きょうだい児」について▼こう書いてあります!
子どもに障害があれば、事実として手間がかかることが多いです。しかし親のリソースは有限です。どうしてもその分の割をきょうだいも食らいます。
優先順位はどうしても1つ下がり、両親の興味関心もやはりきょうだいに多く向きます。
その結果どうなるかというと、この4つに分類されるといわれています。
障がいを持つ兄弟姉妹がいる“きょうだい児”に贈る絵本「ぼくだってとくべつ」
上記の泉房穂さんもヒトデと同じく①と②になり、あまりにも世の中の理不尽を目の当たりにして10歳にして「明石市長になる!」と決めたそうです。
ちなみに泉房穂さんの時代は今と比べたら障がいがある子供に対してめちゃくちゃな「優生保護法」という法律がある時代で、泉房穂さんの弟さんも生まれてすぐに●されかけたそうですが、お母さんがそれを拒否し、4歳の泉房穂さんが待つ家に連れて帰られてきたとのこと。
現代の常識で考えるとめちゃくちゃですが、当時は特に明石市がある兵庫県はひどく、その「優生保護法」を率先して実行していたのが当時の兵庫県知事・金井元彦氏らしいです。(ちなみに今話題の兵庫県知事の名前はこの金井元彦氏からつけられたとのこと。。。)
そんな泉房穂さんの本を読んでいたので、僕も「弟に障害がある兄の人生」に興味を持っていたところ、ヒトデがその▼「きょうだい児」初の絵本を作るとのことで少ないながら支援させて頂きました!
あ、ヒトデ本人にもXのメッセージで▼この本をオススメしておきました!本の街・明石市の図書館にもヒトデの絵本が置かれるといいなぁ。
12月に家に届いた!
クラウドファンディングが行われていたのが暑い夏の頃で、「そういえば、あの絵本、どうなったんだろう?」としばらく思っていましたが、僕もこの秋は鼻の手術などでバタバタしていました。
で、忘れかけていた12月、家のポストに「なんかデカい封筒が入ってるなー。」と思ったらこの絵本でしたw
ヒトデの絵本が届いたー! あとでゆっくり読みたい。
ヒトデ絵本裏面。 アラフィフ独身男子の家に置いておくにはあまりにも可愛い過ぎるから年末に実家に持って帰ろうかな?
この頃、僕はバタバタしていたので、改めて1週間後くらいの真夜中に開封して読みました!
こんな真夜中に47歳のオッサンが絵本を読みます!
読了。 子供の頃からずっと頭の片隅にあるモヤモヤを吐き出すことの重要性を教えてくれる絵本。 吐き出すことで人間は救われると思う。 吐き出さないと気が狂ってしまう時もある。
ヒトデが「全てのブロガーが好き」な理由がなんとなくわかった。
これまた古いブログ記事だけど(なんともうすぐ10年前!)▼ヒトデが昔「全てのブロガーが好き」と言っていた理由がこの絵本を読んでなんとなくわかった気がした。
ただ、僕は
全ての「発信する側」の人間を尊敬している
そして、好きだ
全ての、「自ら発信している人」が好きだ
だから僕は、全てのブロガーが好きだ
僕は、全てのブロガーが好きだ
おそらくヒトデは無意識に、
「自分の頭の中にある長年のモヤモヤを吐き出したり、共有したりしたい」
んじゃないかな?
今回のヒトデのブログにも▼こう書いてあった。
散々「きょうだい児のために」と連呼して来ましたが、本当のところ、僕がこの本を作成している時に思い浮かべていたのは、過去の自分でした
変な方向に屈折して、やけに強い不安を抱えて、けれどどうしようもなくて、やるせなくて、諦めてしまっていた、あの日の自分
問題を解決してあげることはできないけれど、それでも、この絵本を通じて少しでも寄り添って、少しでも心が軽くなったらいいな
そんなことを思っています
「きょうだい児のための」絵本を作りました。全国に届けるためにクラファンをします
子供の頃からずっとモヤモヤしていることは大人になってもずっとモヤモヤしてる
これは僕もずっとそうで、子供の頃からずっとモヤモヤしていることを吐き出したくて吐き出したくてしょうがなかった。
でも90年代はまだまだ「紙の時代」だったので、20歳で地元の大学を辞めて東京の大学に入り直したのが1998年。「東京の大学に行けば新聞社でバイトができる」と最初の大学で出会った『街の子』に教えてもらったのだ。
その東京の大学で「インターネット」なるモノに出会って以来、ここ四半世紀以上、ずっとネット上に雑文を書き散らかしてきた。
2年前から▼YouTubeのトークチャンネルを始めて、最近では1人で毎日2時間近く、友達のエスターク君とは不定期で朝まで5時間近くしゃべってたりする。
「よくそんなしゃべれますね!」
とコメント欄で言われたりもするけど、20代の頃から営業の仕事で毎日1日中しゃべってたし、アラサーの頃は仕事仲間と勉強会兼飲み会を主宰してたので、仕事で毎日1日中しゃべったあとに毎日飲み屋で終電近くまでしゃべってた時もあった。(しかも帰宅後にまた電話でしゃべったりw)
なのでしゃべること自体には慣れてるし、しかもYouTubeだと自分の好きなことを一方的にしゃべれるのでカタルシスが半端ないwこんなのいくらでもほぼ無限にしゃべれるよw
ただやっぱり、本題の、
「子供の頃からずっとモヤモヤしていること」
は大人になって営業の仕事をしても、またどれだけブログやYouTubeでお得情報やNEWS解説を情報発信していても、ずっとモヤモヤしているw
子供の頃からモヤモヤしていることは「脳内ノイズ」になる
そんな子供の頃からモヤモヤしていることは、大人になっても、50歳が見えてみても、ずっとモヤモヤしている。
いや、もしかしたらそのモヤモヤはどんどん大きくなってきて、歳を取っていく自分をジワジワと蝕み続けるのかもしれない。
これは物理的には僕が最近、手術した▼鼻中隔湾曲症と似ている気がする。
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僕は子供の頃からほとんど『鼻呼吸』が出来なかったけど、ずっと「まぁいいや」で済ましてきた。
でも40歳の頃に「いつか治したい」と思って、47歳で思い切って全身麻酔手術して治した。
手術自体も大手術で辛くて、今も薬漬け&鼻うがいの毎日だけど、それでも手術して治してよかった。
この「鼻づまり」と同じで子供の頃からの心のモヤモヤは常に「脳内ノイズ」となっていて、日常生活のQOLを毎日少しずつ落としに来てると思う。
RPGでいうと毎ターン「デバフ」状態な感じ。ドラクエでいうと毎ターン「ルカニ」で守備力を下げられてる感じ。
新NISAの「つみたて投資枠」で毎月のインデックス投資が『複利』で増えていくのと同じように、このモヤモヤも悪い意味での『複利』で年々増えていき、「脳内ノイズ」となり、QOLを落としに来る。
僕が先日手術した上記の「鼻中隔湾曲症」という鼻の骨が曲がっている症状は専門クリニックのCTスキャンで『見える化』することで鼻づまりの『原因』がわかったので、「手術」という『対策』が導き出された。
でも「子供の頃からモヤモヤ」は一体どうやって『見える化』し、『原因』を特定し、『対策』すればいいのだろう?
モヤモヤな「脳内ノイズ」を捨てることで「自分の人生」に!
「子供の頃からモヤモヤ」はもう書き出すしかないと思う。書き出して初めて客観視できると思う。
でもブログで全世界に発信するのは流石にキツい。でも紙に書いても誰にも共有されないし、いつか無くすかもしれない。
僕が「これいいな」と思ったのは、これも昔のブログ仲間のヒメネー様が▼有料noteで親のことを書きなぐってたことw
2022年春に僕はこのヒメネー様の有料noteを購入して読んで、
「うわー、これ書いてて気持ちよさそうだなー!w」
って思いましたw『キラキラnote女子』ならぬ『ドロドロnote女子』!w
この「子供の頃からモヤモヤ」をnoteで『見える化』することで、『原因』を特定したり『対策』を見つけることもできるかもしれない。
モヤモヤな「脳内ノイズ」を捨てることで、悪い意味での『複利』効果が無くなり、残りの人生が「自分の人生」になるんじゃないかと思った。
▼スティーブ・ジョブズも「自分の人生を生きろ!」と言っている。
場合によっては家族と距離を取るエンディングパターンがあってもいいと思う
話をヒトデの絵本に戻すと、『絵本』というモノの性質上かもしれないが、最後は母親父親とのハッピーエンドの形になっているけど、それが必ずしも最適解だとは僕は思わない。
なぜなら家族の形は人それぞれで万人向けの解決法はないからだ。
特に「毒親」の場合は親と仲良くするのは『悪手』になる。しかも「毒親」にもいろんなパターンの「毒親」がある。
ヒメネー様の場合の「毒親」タイプもいれば、宗教2世タイプの「毒親」もいて、さらにその宗教やその親の宗教組織上のランクでもかなりのバラエティがある。
それは僕は▼このコミックエッセイで学びました。
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宗教2世マンガ「『神様』のいる家で育ちました」を読んで考えた人類の『宗教ミニマリズム』時代!
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▼山上さんとほぼ同じ境遇のこの方の本も読みました。
なので僕は母親父親とのハッピーエンドの形が最適解だとは思いません。
場合によっては家族と距離を取るエンディングパターンがあってもいいと思う。
その距離の取り方も、ほぼ絶縁状態になるのか、最低限の連絡は取るのか、冠婚葬祭だけ会うのか、年末年始だけ帰るのか、LINEメインのやりとりをするとか、まさにケースバイケースかと。
これも「鼻づまり」と同じで、自分は自分の鼻しか使ったことがないから「自分の最適解」が「万人の最適解」のように錯覚しがちだけど、「鼻づまり」の手術が基本的に「オーダーメイド」であるのと同じで、自分と家族の関わり合い方も、その『症状』次第だと思う。
だからまずは『見える化』が大事なんだと思う。じゃないと残りの人生のQOLが『複利』効果でどんどん低下していく。
ちなみに僕の残りの人生の家族との関わり方の最適解は『ビジネスライク』ですw「家族との関わりミニマリスト」に俺はなるっ!w
僕の子供時代を書いたnote小説
というわけで、上記のヒメネー様の有料noteを読んだのが2022年の春。
そして2022年7月に山上さんの事件があり、衝撃を受けた僕は9月から自分の子供時代の体験をベースにした▼小説をnoteで書き始めました。
宗教2世小説 第1話:宗教母さん、借金父さん、ロスジェネ少年。
僕は実は20代からずっと自分の体験ベースの小説を書きたくて、借金返済したり、ブログを書いたり、今はYouTubeを毎日更新したりしているのですが、未だ夢の途上、という感じです。
でも今年で長年悩んでいた鼻の手術も成功したし、来年以降は躍進したいと思ってます。
ヒトデみたいにFIREして自分の好きな作品だけを作り続けたいなー。
ヒトデの他の本!
最後にヒトデの他の本も紹介しておきます!
▼ヒトデも執筆に加わっている両学長の『お金の大学』の改訂版が2024年11月20日に出ました!「お金関連本」はこの1冊だけでOK!
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リベ大両学長著『お金の大学』は現代日本人必読の書!そしてまずは「固定費ミニマリスト」を目指そう!!
2024/11/20改訂版が発売されました!▲この写真の旧版ではなく▼この改訂版の購入を強くオススメします! 【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学 created by Rinker ...
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▼ヒトデ初の書籍!もうなんかすでに懐かしいw
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【本日発売!】ヒトデ著『凡人くんの人生革命』を参考にして人生を早期に「サイドFIRE」しよう!リベ大の学長本『お金の大学』とセットがオススメ!
本日発売のブロガー・ヒトデの▼『凡人くんの人生革命』を先ほど読了しました! 本の内容に関してはヒトデのブログ▼『今日はヒトデ祭りだぞ』『ヒトデブログ』、ヒトデのYouTube▼『ヒトデせいやチャンネル ...
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▼ブログ始めたい人向けの本!ヒトデの「hitodeblog」やYouTubeとセットでどうぞ!
▼最近出たFIRE本!FIREしたい人は是非!僕はまだまだ遠い道のりですw
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おまけで僕とヒトデとの昔話を振り返ってみますw
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2024年12月14日追記:ヒトデから返事が来た!
泉房穂さんもヒトデも弟が好きだからああいう本になるんだろうなぁ。 俺は弟が嫌いだし、ついでに親も嫌いなので家族とはビジネスライクなお付き合いが最適解になる。 この考えは変わることはないだろうな。 なぜならそうだから(笑)
俺が好きなのはずぅーーーっと『俺』なんだよねぇ。 これは子供の頃からずっと初志貫徹してる(笑)
僕が僕を愛し抜きたい。
最後にこの記事のミニマムなまとめ!
- ヒトデの絵本『ぼくだって とくべつ』は障がいのある兄弟姉妹をもつ『きょうだい児』が主人公の初の絵本!
- 子供の頃からのモヤモヤは常に「脳内ノイズ」となって日常生活のQOLを毎日少しずつ落としに来る。RPGでいう「デバフ」状態。
- 子供の頃からのモヤモヤは「書き出す」ことで客観的に『見える化』できる。そして『原因』を特定し適切に『対策』する。
▼よろしければ読んでみてください!