先日、▼ブログ仲間のにゃんすと長野県の松本を旅しました!
その時、にゃんすが選んだゲストハウス『Thank you Hippopotamus Hostel』さんで紹介してもらった銭湯『塩井乃湯』さんで▼この本の存在を知りました!
『塩井乃湯』さん番台には▼このラミネートが貼ってありました!
そして、風呂上りにその場で購入!!
松本の塩井乃湯で購入しました!!
表紙はなんと!!
下諏訪の菅野温泉!! pic.twitter.com/eZJb7DnGdi— A1理論 (@A1riron) December 23, 2018
『旅』と『銭湯』をテーマにした本は珍しく、さらに、この松本の『塩井乃湯』や、僕が大好きな下諏訪の『菅野温泉』、上諏訪の『大和温泉』、にゃんすが行ったことがある京都の『サウナの梅湯』なども載っていたし、ゲストハウスも数多く載っていたので、まぁ、即買いでしたねw
2018年11月26日(『いいフロ』の日w)に発売されたばかりの新刊ムック本です!!
面白すぎて、その後の居酒屋でにゃんすといっしょに読み、松本からの帰りの特急あずさで残りをいっき読みしましたよ!!w
今回の記事ではその感想を書いていきたいです!!
銭湯の役割は『公衆浴場』という単なる「モノ」から『国内外のファンコミュニティのハブスペース』になりつつあると思う。
まず、▼『銭湯』の歴史を調べてみた。
wikiをミニマムにまとめると、、、
古代に仏教が伝来した時、僧侶たちが身を清めるため寺院に「浴堂」が設置されたのが銭湯の始まりという。
(下諏訪の『旦過の湯』も慈雲寺の僧侶のための「旦過寮」がはじまり。)
鎌倉時代には一般人にも無料で開放する寺社が現れて、やがて荘園制度が崩壊すると入浴料を取るようになったらしい。
江戸時代でも内風呂を持てるのは大身の武家屋敷に限られ、火事の多かった江戸の防災の点から庶民の家で内風呂を持つことは基本的に禁止されていたらしい。
(この頃の銭湯の入浴料が1銭だったことから『銭湯』と言われるようになったらしい)
太平洋戦争後、本格的に都市人口が増大すると、至るところで銭湯が建築され、1965年(昭和40年)頃には全国で約2万2000軒を数えるようになったらしい。
おそらく、この頃が銭湯のピークだったんじゃないかと思う。
▼厚生労働省のサイトによると、、、
平成27年3月末現在の公衆浴場の営業許可施設数は2万6,221施設である。そのうち、公営と私営の普通浴場を合計した、いわゆる一般公衆浴場は4,293施設となり相変わらず減少している。
昭和45年当時では浴場業の87%を一般公衆浴場が占めていたが、平成26年度は16.4%となっている。(衛生行政報告例より)
最近は、ヘルスセンター、健康ランド等郊外の大型レジャー浴場等に加え、一般公衆浴場並みの料金で食事や休憩、娯楽施設も併せ持つスーパー銭湯の増加が目立っている。
1965年に22,000軒あった銭湯が、
2015年には4,293軒になっている。
50年で銭湯の数は1/5近くになっていることになる。
さらに2018年現在ではさらに廃業したり、廃業予定の銭湯が増えていることは想像に固くない。
大きな要因は、
- 内風呂(自家風呂)の普及
- 経営者の高齢化
- ボイラーの老朽化
だと思われます。
特に『公衆浴場』として出発した戦後の銭湯は、内風呂(自家風呂)の普及に伴って、その主な役割を終えようとしていると思う。
1970年代後半に生まれた僕ですが、物心ついた時は友達や近所の家でお風呂がない家はなかった。
けど、1963年生まれのダウンタウンの松本人志さんの家とかお風呂がなかったらしいし、当時はそういう家も珍しくなかったらしい。
(同級生の高須光聖さんの家はお風呂があったらしい)
戦後の日本は急激に経済発展し、急激に内風呂(自家風呂)が普及し、そこから銭湯は50年以上かけて『自然減』してきているように思える。
で、僕はこれからも残っていく銭湯は、
『国内外のファンコミュニティのハブ』
として機能していくんじゃないかと思った。
僕はそれは『船』に似ている気がした。
『船』は元々、海上移動をする「モノ」だったけど、その役割は20世紀には飛行機にとって代わられた。
(その20世紀の航空会社でさえ21世紀にはLCCにとって代わられつつある)
けど、一部の『船』は、移動手段だけではなく、半分くらい、
『国内外のファンコミュニティのハブスペース』
として残っているような気がする。
お金持ちだと世界一周クルーズ、おカネがミニマムな人には居酒屋とかでよくポスターが貼ってる船もある。
バックパッカーとかだと、神戸から上海に向かう『鑑真号』や、下関から釜山へ向かう『関釜フェリー』、東京から小笠原諸島に向かう『おがさわら丸』等が、ほとんど「動くゲストハウス」みたいになっているw
(昔、乗ったフィンランドースウェーデン間の船、イタリアーギリシャ間の船、ヨルダンーエジプト間の船もそうだったなぁ。)
▼松鳥むうさんのコミックエッセイにはそんな『船』の様子がよく描かれています。
▼東京→那覇の『マルウェーフェリー』の様子。
▼『おがさわら丸』(おが丸)の様子。
というわけで、そんな「ゲストハウスみたいな銭湯」や、「銭湯の一部みたいなゲストハウス」が、この▼『旅先銭湯』にはいっぱい登場します!!
以下、一部を紹介していきます!!
ネタバレは極力、ミニマムに努めます!!
「銭湯無料入浴券」を配る京都・舞鶴のゲストハウス『古民家の宿 宰嘉庵(さいかあん)』
まずは舞鶴の2つの銭湯と▼ゲストハウス『古民家の宿 宰嘉庵(さいかあん)』さんですねー!
【公式】京都 舞鶴 天橋立 古民家の宿/レンタルスペース宰嘉庵(さいかあん)ゲストハウス
ここで大きいのは▼こちらの大滝さんが立ち上げた『KOKIN』という団体!
【第1号】まちを楽しみ、まちを発信する。|KOKIN代表・大滝雄介さん | 商店街創生センター
▼『Share Space FLAT+』という日替わり店長のお店が楽しそうです!!
「たんたん食堂」www / “1117-kokin” https://t.co/xW1W14IABw
— A1理論 (@A1riron) 2018年12月28日
『古民家の宿 宰嘉庵(さいかあん)』さんでは宿泊者に▼「銭湯無料入浴券」を渡しているそうです。
こういう『ゲストハウスとの提携』って、これから生き残っていきたい銭湯にはほとんど必須項目だと僕は思いました。
(必ずしも無料入浴にする必要はないと思いますが)
京都のゲストハウスでお手伝いをしているひつじさんの著書の▼この描写がリアルですw
さらに僕の経験上、ゲストハウス宿泊者の約9割がfacebookをやってますからねぇ。
それ以外のSNSもやっている可能性も高いと思います。
ゲストハウス宿泊者に気に入ってもらって、シェアしてもらい、世界中からお客さんを集める、地方の銭湯はそういう戦略をとるべきだと僕は思います。
▼ゲストハウスと町の関係の研究にオススメの本!
- 作者: 真野洋介,片岡八重子,明石健治,豊田雅子,飯室織絵,加納亮介,蛇谷りえ,井筒もめ,森岡咲子,武田昌大,田中惇敏,西村祐子,Yone(米村知倫)
- 出版社/メーカー: 学芸出版社
- 発売日: 2017/03/17
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佐賀県でただ1つの銭湯に客を送り込むべく開業したゲストハウス『萬宿ハトムギソウ 鳩麦荘』
次はその逆で、
「銭湯を残すためにゲストハウスを始めた」
というすごいゲストハウス!
佐賀県・唐津の▼『萬宿ハトムギソウ 鳩麦荘』さんです!
ゲストハウスのオーナーさんは▼写真左の赤と白のTシャツを着たムギさん!めっちゃ若い!
これはもう、▼この素晴らしい動画を見てもらうのが一番だと思います!!
www.youtube.comムギさんは元バックパッカー、就職してからは国内旅行にシフトし、各地のゲストハウスを泊まり歩いて、近くの銭湯にも行くようになり、その面白さに目覚めたらしいです。
「呑み屋さんも楽しいけど、そこでは旅人は永遠に旅人。でも銭湯だと、裸で地元の社交場に入れてもらえる。一気に地元民というか、おかみさんがいい具合にかき混ぜてくれますよね。」
なるほどー。
そんな唐津出身のムギさんが、佐賀県で1つしかない銭湯のある唐津を見てゲストハウスを始めないほうが不自然だったのかも。
ちなみにwikiによると山形県と島根県も2016年時点で銭湯が1つだけしかなく、1桁の県もちょくちょくあります。
10年後とかには「銭湯がない県」とかも出てくるかもですねぇ。
あと、今、ボイラーの寿命をググったら、公衆浴場用は長くても31年くらいらしいです。
あと10年で全国の銭湯はいっきに2回目のボイラー工事をするかどうかの判断に迫られそうですねぇ。。。
突然、救世主がやってきた長野県塩尻市の『桑の湯』
▼ここも面白いですねぇ!すごいドラマティック!!
1929年(昭和9年)創業の『桑の湯』は、桑沢家三代に渡って営まれてきた。
2018年5月のある日、営業中に1人の女性が訪れ、いきなり、
「ここで働かせてください」
と言う。
それが阿部さんだった。
しかし番台にいた店主の英晴さん(78)は、
「うちは家族でやってるから」
と断った。
しかし、その翌日、、、
▼おっと!続きは読んでからのお楽しみ!!
結果的に、
「ウホッ!いいアベさん!!」
になったお話です!
(このネタ、怒られそう。。。)
「おかみ研修生」が奮闘している長野県松本市の『塩井乃湯』
そして、僕がこの本を購入した松本の▼『塩井乃湯』さんの登場です!!
2015年、1人でこの湯をきりもりする田中洋子さん(67)が肺炎で2ヶ月入院したが、その間、近所の人たちが清掃や番台を務めて営業を続けた。
このことは「人生の湯」というドキュメンタリー番組になり(テレビ信州)、全国放送された。
そんな『塩井乃湯』も、松本城の堀の拡張工事で常連客らの家が立ち退きになり、お客さんが激減!!
そんな中、毎年、夏休みにこの『塩井乃湯』で過ごしていた、田中さんの姪の熊島牧子さんが『おかみ研修生』として、東京に夫と高校生の娘を残し、1年限定の『おかみ研修生』として2019年3月まで奮闘することに!!
田中さんは熊島さんに、
「集客できれば継いでいいけど、できなければ廃業」
と言った!!
果たして、『おかみ研修生』は2019年3月までに『塩井乃湯』を救うことができるのか!?
▼くわしくはブログで!
元気に▼twitterもされてます!
ありがとうございます😊
東京から来てくださったのですね❣️本も、お陰様で目標達成になりました。
計画が、当たり前かもしれませんが、思ったようにはいきません〜。
でも、このように応援してくださり嬉しいです😌#塩井乃湯 #長野県 #松本市 #銭湯 #猫 #sioinoyu #spa #nagano #matsumoto #cat https://t.co/AFdkW22Xi5— 塩井乃湯 (@sioinoyu) 2018年12月24日
▼年明けにイベントも開催するようです!興味がある方は是非!!
20代銭湯活動家が頑張る京都の『サウナの梅湯』
ここはにゃんすも行ったことがある有名な京都の銭湯です!!
▼ひつじさんの本にも載ってます!!
経営しているのは20代の元銭湯マニアの▼湊さんです!!
銭湯って儲かるの? 25歳の若き経営者「湊三次郎」に現実を聞いてみた - イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」
▲このインタビューはものすごくリアルに現在の銭湯の経営がわかります!
「銭湯業界で一般的に言われている儲かるラインは、一日の客数が120人なんです。でも普通の銭湯なら実際は平均80人~90人ってところじゃないですかね。梅湯も平均はそんな感じですね」
き、厳しい。。。
今回の▼『旅先銭湯』では上記記事の後日談的な話が載っています!!
ちなみに▼弟さんは埼玉県川口市でお笑い芸人をしながら銭湯を経営しています!!
湊研雄26歳、「銭湯の番頭」と「お笑い芸人」のダブルキャリアを積む - アントレ STYLE MAGAZINE
うーん!
すごい兄弟!!
「泊まれる銭湯」!小樽にあるゲストハウス『和の風』
最後は北海道の小樽の銭湯の2階を▼ゲストハウスにリノベしたお話!
元々、この銭湯の2階には個室の家族風呂があったらしいのですが、老朽化によって廃止、そこで、
「この2階をゲストハウスにすればいいのでは!?」
と、それまでゲストハウスを全く知らなかったオーナーの押川愛子さんがチャレンジ!!
そして2017年12月についに▼ゲストハウス『和の風』さんがオープン!!
平成29年12月12日(火)オープンしました。
「和の風」は宿泊数28人11室のゲストハウス(素泊まり宿泊施設:二階)です。以前は二階は家族風呂として皆様に利用していただいてましたが、日本の方々や世界各国の方々に利用していただきたいと思い、改修工事をしまして、ゲストハウスとして生まれかわりました。
小樽のゲストハウスで天然温泉銭湯(一階)が併設されているのは、「和の風」だけ、全国でも珍しい宿泊施設です。
こういう▼「銭湯のゲストハウス化」も時々、ありますねぇ。
"銭湯は地域に密着した施設だが、銭湯の経営を考えるとき、徒歩圏内の住人だけに向けたスタイルでは続かない。遠方の客を呼び込む工夫が必要で、ゲストハウスの存在は銭湯の活性化につながるはずだ。" / “rent_00368” https://t.co/kHU4k5nAie
— A1理論 (@A1riron) 2018年12月27日
ちなみに▼これは「銭湯のシェアハウス化」の事例!!
"銭湯シェアハウスを通じて若い人に銭湯に興味をもってもらうきっかけにしたいと髙橋さんは考えているし、新しいコミュニティを作る場にしていきたいとも言う。" / “rent_00370” https://t.co/ToYCSY8azW
— A1理論 (@A1riron) 2018年12月27日
しかし、地方の銭湯の存続は基本的に無理ゲー。
そんな地方のいろんな『旅先銭湯』の事例を見ていると、未来は明るいような気もしてきます。
で、僕も最初は、
「地方の銭湯はゲストハウスやSNSやブログを使って▼セルフブランディングをして、、、
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セルフ マーケティング 自分のポジションを“無理せず”高める実践術
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▼『関係人口』を増やしていけば生き残れるのでは??」
と思っていました。
関係人口をつくるー定住でも交流でもないローカルイノベーション
- 作者: 田中輝美,シーズ総合政策研究所
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▼こんな感じで。
ゲストハウスのように▼コミュニティの『生産性』を上げていくべきだと。
けど、銭湯について調べれば調べるほど、、、
『旅先銭湯』の記事を書こうとして、日本の銭湯の現状についていろいろ調べてたら滅入ってきた。。。
ゲストハウスと違って、
・ボイラー等のハード類の維持費
・客単価の低さ
・常連の高齢化
・オーナーの高齢化
・少子化
・インバウンド需要が薄い
・オーナーが英語話せない
とかいろいろ無理ゲー。— A1理論 (@A1riron) 2018年12月27日
銭湯がゲストハウスと上手く提携出来たとしても、ゲストハウスに泊まった人が全員、銭湯に行くことないもんなー。
若い日本人は銭湯に慣れてないし、大浴場が嫌いな人も多いし。
外国だと温泉も水着着用だから外国人が銭湯に行く可能性は高くないし。
俺も旅で疲れてる時は銭湯行かない時もあるし。
— A1理論 (@A1riron) 2018年12月27日
あと、下諏訪の温泉230円に慣れちゃってるバックパッカーは銭湯で400円代だとコスパ微妙だと思ってしまう(笑)
行くと意外と良かったりするんだけど、行くハードルが高くなる(笑)
— A1理論 (@A1riron) 2018年12月27日
すげえ。"いかに、頭を働かせてお客さんに『これで460円ってお得!』と思ってもらえるかどうか。それはサービスと設備、清掃が重要になります。やりようによっては、銭湯もまんざらじゃないですよ" / “銭湯倒産ラッシュのなか、「客数3…” https://t.co/u6C7deIJVU
— A1理論 (@A1riron) 2018年12月27日
軍師過ぎた(笑) / “コンサルタントが明かす温浴業のウラ側「ポイントはサウナです」 - ライブドアニュース” https://t.co/aYmoZ2r5qU
— A1理論 (@A1riron) 2018年12月27日
"有名なところでは谷根千にある宿「hanare」だ。宿泊施設自体にはレストランも大浴場もないが、そこは町に出て食べ、入浴してもらえばよい、そのほうが町を味わってもらえるという考えである。" / “「潰れる銭湯と生き残る銭湯」にあ…” https://t.co/y31GOC1gLm
— A1理論 (@A1riron) 2018年12月27日
今、俺の中で『銭湯潮流』の波紋がオーバードライブしてる(笑)
ボイラーが燃え尽きるほど、ヒート!!(笑)
— A1理論 (@A1riron) 2018年12月27日
"自治体が高齢者の入浴に補助金を出していて、福祉サービスの一環に成っているのでした。要するに介護施設の入浴サービスみたいな物なのだが、送り迎えしなくて良いし、介護士も不要だから自治体も楽なのである。" / “銭湯はどうやって経営…” https://t.co/sJtHCjrWjj
— A1理論 (@A1riron) 2018年12月28日
無理ゲー過ぎる、 / “q1013544280” https://t.co/3I9CG8kPcR
— A1理論 (@A1riron) 2018年12月28日
僕のフォロワーさんからも、こんなご意見が、、、
ちなみに島根には1件しか銭湯ないらしいよ(笑)
— A1理論 (@A1riron) 2018年12月27日
俺も下諏訪通いだしてそうなってきてる(笑)
下諏訪がバックパッカーにとって価格破壊兵器過ぎる(笑)
— A1理論 (@A1riron) 2018年12月27日
温泉のある銭湯でも潰れてるんですねぇ。。。
やっぱりなにか特色があってSNSでシェアされないと無理ゲーですな。— A1理論 (@A1riron) 2018年12月27日
なるほどー。
— A1理論 (@A1riron) 2018年12月28日
正直、都会で、若くて元気な男性の後継ぎがいて、土地も建物も自前で、ボイラーを改修できる費用があり、温泉やサウナや岩盤浴やデザイナーズに投資できる資金があってこそ、やっと銭湯は存続できるくらいだと思います。
もしくは『サウナの梅湯』さんのように、三度の飯より銭湯が好きな20代男子が血尿を出しながら頑張って、どうにか存続できるレベルかなと。
銭湯はゲストハウスやSNSや関係人口を増やすことはするべきだとは思うけど、それでも過疎化、少子化、高齢化、老朽化の波に抗うのは相当、厳しいように思えます。
銭湯の綺麗なデザイン性だけを残すなら、京都の▼『さらさ西陣』のような、ボイラーなしのオシャレ銭湯カフェにすることは可能だとは思いますが、、、
『銭湯』を『銭湯』として存続させていくには地方都市では相当、厳しいような気がします。
地方でどうせ車に乗って風呂に行くなら、少しくらい遠くて高くてもスーパー銭湯行きますからねぇ。
スーパー銭湯のほうがシャンプーやボディソープも置いてあるし(僕は湯シャン&タモリ式なので使わないのですがw)、入れ墨の怖い人は入浴どころか入口から先に入れないですしねぇ。
なので、僕もこの記事をすぐにアップせずに、一晩考えた結論はこれ!
地方の銭湯が「コミュニティ」化していく様子を見るために旅をしよう!
ということですねぇ。
モノがなかった時代に必要だった「公衆浴場」というモノは、すでに1970年代にその役目を終えていたんだと思います。
なので、その「モノ」が今は「コミュニティ」になっていく様子を見るために地方の銭湯を訪ねてみてもいいと思います!!
ていうか、それが絶対に楽しいです!!ゲストハウスとセットで!!
僕らが生まれる前に輝いた『銭湯』に出会うための「光の旅」ですよ!!w
形あるモノはいつか滅びる。
万物は流転する。
滅ばないモノが美しいとも限らないと僕は思います。
けど、その銭湯というモノに集まってきて、どうにか必死に存続させようとしている人たちの生き様は非常に美しいと思います!!
是非、▼この『旅先銭湯』を片手に地方の銭湯と、その周りにいる人に会いに行ってみてください!!