どもです!
万年派遣社員のA1理論です!
派遣社員でしか働かない理由はシンプルに派遣社員が好きだからです!
さて、2月になりましたが、派遣社員は3ヶ月契約の人が多く、さらに1〜3月契約&4〜6月契約の人が多いと思ったのでこの記事を書きます!!
内容はタイトル通り、
「派遣社員はこの2月が正念場だよ!!」
ってことです!!
まぁ、この2月に自分自身に「バイシオン」をかけるためにもこの記事を書いているのですがw
3ヶ月契約の派遣社員は2月・5月・8月・11月が「審査月」!
これ、派遣社員の中でも知らない人も多いのですが、派遣社員は2月・5月・8月・11月が「審査月」で、めっちゃ大事です!!
なぜなら、派遣社員は基本的に3ヶ月契約だから!
(1ヶ月契約の派遣社員は2015年くらいに原則禁止されました)
3ヶ月契約ということは、基本的に派遣切りの場合は業界の基本ルールである「1ヶ月前告知」で、最終月の前日までに派遣社員本人に告知しないといけない。
つまり、1〜3月契約の場合、派遣切りの場合は2月28日(今年はオリンピックイヤーなので2月29日)までに派遣社員本人に告知しないといけない。
ということはその真ん中の月が派遣先の「審査月」にならざるをえない。
で、平成の時代は派遣切りが横行しまくっていたので、この「審査月」で派遣社員は必死に派遣先にしがみつくように生きていたのですが、、、
この人手不足が蔓延している令和時代では、立場が大きく逆転し、派遣社員が派遣先を「審査」する月にもなってしまっていますw
「この月で4月以降、更新するか考えるよ〜!」
みたいなw
そうなると、逆に同じ仕事を更新したい人はこの「審査月」に実績を上げて、更新後の時給アップを狙うのがセオリーかと思います!
「審査月」の中でも特に2月と8月が大事!そして一番大事なのはこの2月!
で、この4つの「審査月」の中で大事なのが2月と8月、その中でも2月のほうが8月よりも大事です!!
多くの企業、特に派遣社員が働きがちな企業は4月決算の企業が多いと思われます。
つまり、学校と同じく4月から1年が始まる感じ。
となると4月1日が事実上のお正月であり、新年(新年度のお正月)なので、そこからご一新の明治維新みたいなもので、となると時給交渉は3月になり、となると2月の評価が3月の時給交渉に直結することになる!
後期のはじめの10月に向けた9月の時給交渉に向けた8月も大事だけど、8月はお盆もあるので正社員は10日くらい休むし、取引先も世の中も休んでいることが多い。
去年から有給半分取得が義務化されたのでどうせなら、ということでお盆とくっつけて長期帰省する人も増えた。自分の子供も親戚の子供も夏休みだしね。
というわけで、「審査月」の中でも2月が飛び抜けて大事だよってことで!
特に同じ職場で1年以上働いている派遣社員には2月が大事です!
(最初の1年間はそもそも働くだけで必死なのもあるし、半年・1年の雇用保険獲得条件タームを迎えられるかどうかの方が何よりも大事!)
2月は一番大事な「審査月」なのに、日数自体が少ない!
で、その大事な2月なのですが、そもそも日数自体が少ないんですよねぇ。
今年(2020年)はオリンピックイヤーで1日多いと思いきや、今年から天皇誕生日が2月になったので、平日は1日少ないんですよねぇ。
なので、実績を上げるのに一番大事な「審査月」なのに、日数がキツい!w
でもそういうハンデがあるから燃える!とも言えます!!w
今年は4月から大企業で同一労働同一賃金が始まるので時給アップのチャンス!
さらに今年2020年はかなり時給アップのチャンスです!
なぜなら政府主導で大企業をメインに▼「同一労働同一賃金」が始まるからです!
って、今、この記事を書きながら▼この厚生労働省のPDF読み込んじゃいましたよwめっちゃ大事じゃないですか!これ!!w
平 成 30 年 労 働 者 派 遣 法 改 正 の 概 要
まぁ、知ってる内容も多かったですけど、上記を読む限り、労働条件に不満があって、3月で契約満了で辞めたい派遣社員はこの4月から下記の2つの戦略が有効ですねぇ。
・派遣先を中小企業から大企業に代える!
上記PDFにも▼こう書かれています!
一般に賃金水準は大企業であるほど高く、小規模の企業であるほど低い傾向にありますが、派遣労働者が担う職務の難易度は、同種の業務であっても、大企業ほど高度で小規模の企業ほど容易とは必ずしも言えないため、結果として、派遣労働者個人の段階的・体系的なキャリアアップ支援と不整合な事態を招くこともあり得ます。
まず最初に、上記によると、
「大企業の正社員の方が高度な仕事をしているので賃金が高い。」
とも読み取れますが、僕はそうは全く思いません。
日本の場合、就職活動時期に上手くやって大企業の正社員になってしまえばこっちのもので、中小企業と大企業との仕事の高度さは変わらないと思います。
ぶっちゃけ、日本企業の正社員である以上、「マックジョブ(マクドナルドのバイトの仕事と大差ない)」と言われる単純労働だと思ってますw
むしろ、下請けの中小企業の方が、仕事を発注するだけの大企業より高度な仕事をしている場合も。ベンチャー企業に関しても同様です!
で、派遣社員はどうかというと、これはピンキリだと思います。
大企業で高度業務だったり、
大企業で単純労働だったり、
中小企業で高度業務だったり、
中小企業で単純労働だったり。
でも、派遣社員は、高度業務にしろ、単純作業にしろ、一つだけ確実なこと、特にこの4月から確実なことは、
「派遣先は大企業の方がいい」
ということです。
理由は3つあって、
①同一労働同一賃金になるなら正社員の給与所得が高い大企業の方がいいから
②中小企業の同一労働同一賃金制度は2021年4月からスタートだから
③大企業の方が福利厚生がよく、結果的に労働生産性が高くなるから
なので、この4月から派遣先を代えようかと思っている派遣社員はできるだけ派遣先を大企業にした方がいいと思います。
大企業の方が生産性が高くなることは▼デービッド・アトキンソン氏がすでに証明していますし、、、
中小企業が多い日本社会の場合は、ダメな中小企業は▼人手不足でバンバン潰れるべきだと思います。
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・派遣元を聞いたことのない派遣会社から大手派遣会社に代える!
次は派遣会社もできれば大手派遣会社に変更した方が得策かと。
日本の場合、21世紀のはじめに雨後の筍のように派遣会社が出来た。
理由はシンプルで、▼1999年に派遣法が大きく改正されたから。
なので、猫も杓子も派遣会社を始めてピンハネ業務を始めるようになった。
(まぁ、僕から言わせれば完全に民間の人身売買なんだけれどもね)
で、そんな2000年代に増えた派遣会社はいろいろグダグダなんだけれども、最近はまともな派遣会社が増えてきたし、中規模な派遣会社は大規模派遣会社に吸収合併され始めた。
なので、派遣社員は、出来れば派遣会社も大手派遣会社に乗り換えるべき!
これも理由は3つ!
①同一労働同一賃金の方式には上記PDFにもある通り、下記の2種類の方式があり、、、
【派遣先均等・均衡方式】派遣先の通常の労働者との均等・均衡待遇
【労使協定方式】一定の要件を満たす労使協定による待遇
多くの派遣会社は後者の【労使協定方式】を採用するのではないかと言われており(【派遣先均等・均衡方式】はいろいろ猥雑なため)、そうなるとしょぼい派遣会社の場合は労使交渉が困難なため。
②これも派遣先と同じで、大規模な派遣会社はスケールメリットの観点から生産性や福利厚生が成り立ちやすいから。
③しょぼい派遣会社はいろいろグダグダだったり、つぶれたりする可能性があるため。
(実際に僕が過去に所属していた怪しい派遣会社は保険証をゆうメールで送ってきたり、派遣会社の社員が人間的にかなり微妙だったりした。まぁザ・平成時代ですねぇ。)
そんなわけで、この単元をまとめますと、
・4月以降、派遣契約更新したい人は時給アップを狙うべき!
・3月で仕事辞めたい人で、次も派遣社員希望の人はできるだけ大手派遣会社で、派遣先も大手を狙った方がいいよ!
ってことで!!
時給交渉はまずは派遣会社(派遣元)!派遣会社に実績をアピールしまくろう!
で、交渉するのは、まずは派遣会社ですねぇ。
日本は構造的に派遣会社が派遣社員をピンハネしまくっているのでw
で、多くの派遣会社は派遣社員のやってることなんて知ったこっちゃない、カネが派遣会社に入ればいいや、みたいな感じなので、派遣社員は2月の実績アピールしまくるべきです!!
それでもどうやっても動かない場合は派遣先を動かすのもアリですねぇ。
辞める覚悟がある人間なら、派遣先がどうなろうと知ったこっちゃないですからねぇ。
派遣先が元のおカネを上げれば、派遣元も給与を上げざるを得ないでしょうから。
ただ、毎日顔を合わせる派遣先から、
「給料上げてやったのに、、、」
みたいにネチネチ言われるのも微妙なので、やっぱり先に派遣元に交渉ですね!
派遣先に交渉するのは最終手段で!!
周りで起きることは全て「時給交渉」に使えないかどうか、この2月3月は目を光らせるべき!!
春にはいろんなことが起きます!
良いことも悪いことも。
でも、「良いこと」とか、「悪いこと」というのは完全に主観の問題だと僕は考えます。
「起きていること」自体に良いも悪いもなくて、全て本人の気の持ちようです。
だったら、全て「良いこと」に変換しちゃえばいいんです。
勝間さんの言うように、▼起きていることはすべて正しいのです!(俺、勝間さん、すっきゃなー!!w)
僕について言えば、去年、僕と同じ時期に派遣されてきた人がこの春に辞めそうなんですよねぇ。
それはそれで残念なのですが、それも逆手にとって自分の時給アップに利用しようと思いますw
つまり、
「●●さん、辞めちゃうんですよねぇ。やっぱりここって給与低いですよねぇ。僕も辞めようかなぁ。。。」
みたいな感じで『ブラフ』として戦略的に活用する!w
(さすがにここまで露骨には言わずに、オブラートに包みますがw)
特にこの2月3月は、
「起きていることはすべて『時給交渉』に使う!」
が派遣社員の最適解かと考えます!!
日本の派遣社員は給料が低すぎる!その理由と時代背景を理解して強気に交渉しよう!
なんで僕がこんなに時給時給いうのかというと、
日本の派遣社員は給料が低すぎるから
です!!
先進国では正社員より派遣社員の方が10〜25%くらい給与が高いのが当たり前だからです。
まぁ、普通に考えて短期雇用は給与が高いのが当たり前ですね。理由は短期だけのお助けマンだからです。
バイトでも短期のバイトの方が給与がいいのが普通です。イベント設営とか試験監督とか。
で、なんで日本だけ正社員より派遣社員の給料の方が低いのか、下手したら正社員の半分くらいなのか、というと、それは歴史的背景があって、平成の最初にバブルが弾けて、その後の平成30年間は日本はずーーーっと不景気だったから。
つまり、人より仕事の方が多い状態で、▼人件費がずっと買い叩かれていたから。
つまり、平成の間はずっと派遣社員は、
「正社員になれなかったヤツの罰ゲーム」
みたいな扱いを受け続けてきたんです。
その扱いがアホらしくなって▼『人生に上がっちゃった人』が多かったこと、
あとはそもそも人口ピラミッドが逆三角形になってるので時間とともに若い人が減っていったし、その若い人が全員、働くとも限らなかった。
なので、令和時代は完全に人より仕事のほうが多くなっている。
その時代背景を理解して、強気に交渉しよう!!
特に平成時代の不況マインドに縛られている人は、
「もう時代は令和なんだ!」
ということを理解しよう!!
派遣先の正社員とは「和して同ぜず」!派遣社員は完全にフリーランス・自営業マインドで生きるべき!!
あと、時々あるのが、派遣社員なのに正社員と仲良くなりすぎてしまって、自分が「派遣社員」という立場を忘れてしまう危険性です。
いや、正社員と仲良くするのはいいのです、非常に。
ただ、自分は「派遣社員」ということを忘れないことが大事です。
特に正社員は、派遣社員になったことがない人が多いので、
「俺たちサラリーマンは、、、」
みたいに派遣社員とひとくくりにしてきたりしますが、、、
いやいや、こっちは3ヶ月契約でいつ切られても文句言えない立場で、かつ社員寮などの福利厚生もなく、交通費も払ってもらえないこともあります。
なので、僕の意見ですが、
派遣社員はサラリーマンではなくフリーランスの一種
だと考えています。
正社員が言う「サラリーマン」なんていうのはせいぜい80年代くらいまでの身分だと僕は考えています。
もう2020年代だし、バブルは30年前に弾けているんです!
なので、我々派遣社員は、未だにバブルボケしている脳みそお花畑の正社員とは、個人的に仲良くするのはいいですが、雇用関係に関しては一線を引いておくべきです。そこをごっちゃにしたらダメ!!
我々、派遣社員はサバイバラスに、ハングリーな精神で、戦略、戦略、戦略、で生きていくべきだと僕は考えます!
しかしまぁ、何はともあれ、この春にみなさんの給与がアップできるように僕の知っている情報を共有してみました!健闘を祈ります!!!