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デービッド・アトキンソンさん著『日本人の勝算』で現在の日本の労働状況を正確に把握しよう!

今年(2019年)の1月に発売された、デービッド・アトキンソンさん著▼『日本人の勝算』を読みました!

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

 

正確には今年の春にKindle版で購入し、何度かナナメ読みしてましたが、先日、ちゃんと最初から最後まで読みました!!

 

今年9月に出た▼『国運の分岐点』とセットで読むことを強くオススメします!!

今回は、その読書感想文を書いていきます!(ネタバレはミニマムに努めます!!)

デービッド・アトキンソンさんは日本の今の経済状況を一番把握している人!

「誰?この外人??」

って思った人が多いと思いますが、、、w

僕も去年くらいまで知りませんでしたw 

 

▼Wikiによると、、、

デービッド・アトキンソン - Wikipedia

オックスフォード大学で日本学を学ぶ[2][3]。

アンダーセン・コンサルティング(アクセンチュアの前身)やソロモン・ブラザーズに勤務し[3]、1990年頃に渡日[4]。1992年にゴールドマン・サックスに移ってアナリストとして活動し、バブル崩壊後の日本の銀行に眠る巨額の不良債権を指摘。ほどなく不良債権問題が顕在化し、その名を高める。

とのことで、一見、小難しそうですが、、、

 

▼なんか、面白そうな人ですw

 

少し前まで▼日本の観光関連の本を多く出していましたが、、、

デービッド・アトキンソン 新・観光立国論

デービッド・アトキンソン 新・観光立国論

 

 

最近は、

「日本はもっと労働者の最低賃金を上げろ!!」

と言い続けて、それ関連の記事がバズったりしていて「最低賃金関係者」として有名になっている気がします。(僕もそれで発見したような。。。)

 

で、それだけ聞くと、

「あ、『そっち系』の人か。。。」

と思う人がいるとは思いますが、、、

 

このデービッド・アトキンソンさんの特徴は、アナリストらしく、『fact』を徹底的に洗い出し、そこから結論を導き出していくスタイルです。

ロジック、ロジック、ロジック、的な。

 

僕も本が好きで本屋さんでいろんな本を立ち読みしたりもしますが、日本人の労働に関しては結構、感情的な論調の本が多く、昔はそんな本でも買ったりしていましたが、40過ぎた今、買うに値しない本が多くて困っていたのですが、、、

 

この今年出た▼この2冊の本は、もう頭良すぎて、リアル過ぎる「労働状況エンターテイメント」としても十分、楽しめました!!考察が精密機器過ぎる!!w

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

 

 

日本人はややもすると、昭和の延長で、何事も左右対立構造で考えがちですが、僕から言わせると左も右も自分の頭で考えず『思考停止』してるので、同じカテゴリです。

『イルミの針』が刺さりっぱなしの針人間。

 

ミストバーンの『闘魔傀儡掌』ですよ!

(祝!ダイ大アニメ化&ゲーム化!)

 

デービッド・アトキンソンさんは、『fact』をベースに、建設的に結論を出していくスタイルなので、何のイデオロギーもなく、トライ&エラーを繰り返していく感じ。

まさに▼『FACTFULNESS』です!!

 

その過程で以前の論が間違っていれば、素直に最新著書でお詫びすることもあり、

「なんて謙虚過ぎる外人さんなんだ!」

って思いますw

 

で、口の悪い日本人には、

「外人のおまえに日本のなにがわかる!!」

って言われたりもするらしいのですが、、、

 

僕はこの2つの本を読んでいて、外人だからこそ、より客観的に日本の現状を見れるんじゃないかと思いました。『岡目八目』って言葉もありますしね。

逆に当事者は視野が狭くて、トンチンカンな政策とかをしてしまう。消費増税とかw

 

というわけで、前置きが長くなりましたが、内容を見ていきましょう!!

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

 

 

そもそもの国民の所得が低いのに消費税を上げても仕方がない!! 

まずは▼こちら!

今年10月から消費税が10%になりましたが、日本は思うように税収がなく、体力のないお店とかは潰れたりしているようですが、、、

 

それはもう当たり前で、そもそもの国民の収入が少ないのに、税金を上げれば、さらにモノを買い控えるに決まっている。

企業だって内部留保してるんだから、国民だって、貯金、貯金、貯金、になってしまうのは火を見るより明らかだ。

 

アトキンソンさんはこの本、そして次の本で繰り返し、日本の経済学者やアナリストの論のレベルの低さを嘆いておられます。

 

まぁ、結局、そこらへんの人たちって、頭がバブルの頃のままなんでしょうねぇ。

バブルが弾けても、既得権益に守られて、ずっと脳内お花畑、みたいな。

 

人間、自分の周りの30人くらいの人の中間点くらいを『常識』と錯覚しますが、それは『常識』でもなんでもなく、単にその人の周りの30人の中間点に過ぎない。

 

日本の場合は、果てしなく『中小企業』がおびただしく続いていく感じで、大企業の中にいたり、教科書だけ読んでいる日本人にはそれが見えていない。

偉い人にはわからんのですよ。

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

 

 

今後、日本はものすごいスピードで人口が減っていくんだけど、誰もそれを前提に日本経済を考えていない!!

次は▼こちら!!

もんげー!

ですねぇ。これほどまでとは、、、

 

で、日本の人口は明治時代から現代まで、常に増え続けていました。戦争してた時も!

なので、明治以降の『日本の常識』は、すべて『人口増』を前提とした常識で、今後、その常識を引きずっていると仇になり、どんどん後手後手の対応になっていってしまう。

ものすごいスピードで『日本人』は減り続けるのだから。

 

で、日本の最低賃金は他の国と比べても低く、

「人手不足だから移民を入れよう!!」

という話になりますが、、、

 

それだと、▼これらの現象がつじつまが合いません。。。

a1riron.com

a1riron.com

 

これらの仕事には日本人が殺到しているわけで、、、

 

結局、人手不足は表層に現れる現象であって、

「日本の仕事の賃金が安い」

のが根本原因であって、それを外人で賄おうというのは、もうブラック企業を輸出しているようなものだ。

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

 

 

日本は『生産性』を上げる以上に生き残る術はない!!

次は▼こちら!

『賃上げ』と『生産性』に関しては相関関係がある、と、デービッド・アトキンソンさんは言います。

 

まぁ、僕の今までの仕事経験から言っても、まぁ、それは当てはまりますw

時給1200円の人は時給1200円なりの仕事をするし、時給以上の働きをしている人は若くても時給交渉していたし。

 

『営業マン』と一言で言っても、▼『御用聞き営業』と『セールスエンジニア』『ソリューション営業』とは生産性にかなりの開きがあるし。

 

「そもそも、働くこと自体がコスパ悪い!!」

って考える若い人や、若くない人も増えてますしね。 

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『賃上げ』と▼『生産性』には相関関係がある。

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けど、民間企業、特に中小企業に任していたら、いつまで経っても自主的に『賃上げ』はしない。

なので、「国主導で最低賃金を押し上げるべきだ。」と、デービッド・アトキンソンさんは言う。

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

 

 

日本の常識は『人口増加』が大前提!!

ああ、そうでしたな。。。

 

あと、モノだけでなく、サービスに関しても、一昔前は24時間365日開いている店が優秀で、一昔前は盆も正月もなく低賃金で働いている人が多かったですね。まぁ、僕もそうでしたが。。。

 

最近は年末年始に休みを取るお店も増えてきて、『人口増加』が大前提だった時代からのターニングポイントを迎えているような気がします。

 

けどまぁ、▼ハロワとかは未だに人口が爆発的に増えた『昭和』のノリのままですが、、、w 

 

ハロワのノリだと、未だに、

「若いうちは低賃金で耐えろ!!」 

みたいなノリで、しかもそれを中年の転職者にも求めるモノだから、人口減少時代の現在の労働者は、

「なんだかなぁ。。。」 

ってなってしまう。

 

明治以降の『人口増加』時代はすでに終焉を迎えていて、それにモロに直面しているサービス業等は否が応にも変わらざるを得なくなってきているのに、それ以外の仕事では未だに昭和のノリのままで、そのダブルスタンダードがこの国をおかしくしているように思えます。。。

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

 

 

中小企業が多すぎることで日本はオワコン化していっている!! 

日本のいろんな諸問題は、ほとんど中小企業が多すぎることに端を発している、という世紀の大発見をしたデービッド・アトキンソンさん。

 

中小企業でも頑張っている従業員が、特に勤勉な日本人には多いのだが、、、

会社もミニマムなら、給与もミニマム過ぎる。。。

 

それらを底上げすれば、それに紐付いている日本の諸問題が解決していくんじゃないかと問います。

 

まぁ、あとは単に新卒で大企業に入っただけの50代の『ノンワーキング・リッチ』と呼ばれる「働かないおじさん」の給与を下げれればいいんだけれどもねぇ。。。

 

働かないだけならまだしも、大体が存在自体がマイナスなんだよねぇ。。。

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

 

 

生産性が高い40代の人口がこれからごっそりと減っていく日本!

 

なるほどねぇ。

やっぱり企業の主戦力は40代なんだ。世界的に見ても。

 

でも、今の日本は第二次ベビーブーム世代が40代後半で、今後はロスジェネ世代が40代になっていくんだけれども、、、

 

この世代、元々、今の40代より人口が少ない上に、そもそも新卒で企業に入れてないし、、、

 

しかも、このロスジェネ世代が過ごした平成時代の日本企業は「パワハラ・モラハラ当たり前!」だったので、そもそも▼労働自体がトラウマになっちゃってる人もいるし、、、 

a1riron.com

 

日本はこれからの主戦力のロスジェネ世代の賃金を上げないと、どんどん、詰んでいくと思うよ。。。

 

あと、▼最近、増えている45歳以上のリストラは、生産性が低いのに高年収もらってる『働かないオッサン』断捨離政策だと僕は思ってますw

www.youtube.com

 

▼この世代を断捨離すれば、他の世代の賃金上昇も可能なので。

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

 

 

賃金が低いままの国だと若者が「子供に自分と同じ貧乏を味あわせたくない」となって、余計に少子化が進むよ!

ははは、、、

おまえは俺か!w

 

個人的には、

「こんなオワコンな国のシステムに我が子も、他人の子も関わらせたくない。我が子に関しては『作らない』一択だけど、他人の子に関しては、せめてこのブログを見つけてコスパ良く生きてくれ!!」

って思いでこのブログを書いていますw

 

届け!!

君の心へ!!w

 

まぁ、今の時代は妻子は『贅沢品』ですからねぇ。。。 

 

 

結局、いたずらに貧困を再生産するより、その時間とおカネと労力で、自分をパワーアップさせていったほうがいいんだよねぇ。 

 

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

 

 

とまぁ、いろいろ感想を書いてきましたが、デービッド・アトキンソンさんは『日本の労働状況』を把握している数少ない人だという僕の印象は読む度に、そして今回の書評ブログを書く度に、どんどん強くなっていきました!!

 

この本を読んで、

「そんな国策のことなんて言われても、俺にどうしろって言うのさ!」

と思う方もいるかもしれませんが、一個人としては、この本は、

「日本の労働状況を正確に把握する教科書」

として使うのがベストかと。

 

把握してからの人生は、まぁ、あなた次第ってことで!!

 

次回は▼この本についての書評を書きたいと思います!!

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