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デービッド・アトキンソンさん著『国運の分岐点』で令和時代の労働者のFACTFULNESSを正確に理解しよう!

今年、よく売れた本に▼『FACTFULNESS』という、あらゆるデータを基に世界の真実を描いた本がありますが、、、

(僕はこの本、本屋さんでパラパラと立ち読みしただけですが、、、年末年始にちゃんと読みたいなぁ。)

 

僕が勝手に、

『日本の労働者版FACTFULNESS』

と呼んでいる本が今年、2冊発売されました!!

 

著者は日本人ではなく、どちらも▼デービッド・アトキンソンさんという在日30年のイギリス人です!!

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

 

 

前回のブログ記事では1月に発売された▼『日本人の勝算』の読書感想文を書きましたが、、、 

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今回は9月に発売され、『日本人の勝算』よりもさらに思考が進んだ▼『国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか』の読書感想文を書きたいと思います!!

 

ネタバレはミニマムに努めたいと考えております!!

日本の少子化の理由はシンプルに20代30代の若者におカネがないだけ!

先日、▼今年令和元年の出生数が約86万人と発表されました! 

 

僕の少し上の世代、今の40代後半の第二次ベビーブーマーが生まれた頃の出生数は毎年200万人を超えていたらしいので、たった50年ほどでものすごい人口の落ち込みです。

 

しかも、本来は年間出生率200万人を超えていた第二次ベビーブーマーが起こすはずだった『第三次ベビーブーム』は起きなかった。

 

その理由をデービッド・アトキンソンさんはシンプルに考えます!!

「カネがない!」

以上!w

 

まぁ、今までの平成30年間はずっと不況でしたからねぇ。。。

 

でも実はその平成30年間に第二次ベビーブーマーの女性は出産適齢期だったわけで、そう考えれば平成の30年間は『少子化』と言われ続けて来たけど、実は緩やかな『第三次ベビーブーム』だったとも言える。

 

その緩やかな『第三次ベビーブーム』を起こしていた第二次ベビーブーマーの女性が子供が産めなくなった令和時代こそが、『真の少子化時代』になるわけで、今年令和元年は、その『終わりの始まり』の年に過ぎない。

 

ミニマムな企業は、最先端技術へのリテラシーもミニマム!!

そして、その『真の少子化時代』に仇になるのが、日本が戦後に増やし続けた『中小企業』だ、というのがこの本の主な主張です。

 

前著『日本人の勝算』でもそれについては触れられていますが、この『国運の分岐点』ではさらにその思考が深まり、パワーアップしています!!

 

まずは日本の中小企業の特徴である「最先端技術へのリテラシーに低さ」についてデービッド・アトキンソンさんは言及されています!

最先端技術というほどではありませんが、僕の知り合いのある女性は、派遣社員の事務として東京の都心の企業、いわゆる大企業を転々とした後、郊外の実家の中小企業に戻ってきたらしいのですが、、、

 

もうその中小企業ではあんまりにもリテラシーが低くてイライラしてしまったらしいです。文書も手書きやFAXばっかり、みたいな。

で、結局、実家を見限って、また都心の派遣社員に戻っていましたw

 

ちなみに都心の大企業では今はほとんどFAX使いません。FAX禁止のところも。

それどころか最近はメールもあんまり使わず、スマホアプリの『Slack』やマイクロソフトの『Teams』等で、極力、無駄を省こうという動きになりつつあります。

 

海外の労働者は大企業率が高いらしいですが、若い日本人もやっぱりできればそういうリテラシーの高い大企業で働きたいんですよねぇ。

でも、今の日本ではそうなると派遣社員となり、結局、上で述べたように給料はミニマムとなって、結婚・出産は夢のまた夢となる。

 

なので、若者は中小企業の正社員としてしぶしぶ就職していたのが平成という時代だったのかと。

 

ミニマムな企業は『生産性』もミニマム!!

そんなミニマムな中小企業は、当然ながら『生産性』もミニマムになる!

海外がすべて正しいわけではないけど、ミニマムな企業が多い国は『途上国』とカテゴライズされるらしい。なるほどー、確かに。

 

上に見てきたように、日本の人口はこれからは増えないのは確実、いや、むしろ『真の少子化時代』を突き進んでいく。

 

そうなると、日本が目指すべきは『生産性』の向上しかないんだけれども、日本はミニマムな企業が多すぎて全く『生産性』が上がらない。

ローカルルールが多すぎるんだろうなぁ。

 

日本人は勤勉なのもあって、新卒で中小企業に就職したら、その後もずっとリテラシーの低い中小企業で働き続けるので、生産性が上がらないまま、本来は生産性が一番高まる40代をリテラシーが低いままで過ごし、50代でリテラシーも低く生産性も低い、『無駄な高給取り』となる。。。

 

第二次ベビーブーマーが50代の『無駄な高給取り』になる未来は近いので、▼大企業はすでにその対策をとりつつあるんだけど、中小企業ではなかなかそれが上手いことできないんじゃないかな?

www.youtube.com

 

まぁ、この状況なら若くて優秀な人はそもそも日本企業で働かなくなって、外資系やベンチャーに行ったり、YouTuberになったりするわな。そのほうがコスパいいもん。

 

ミニマムな企業は給料もミニマム!!

というわけで、、、

マキシマム企業=給与もマキシマム

ミニマム企業=給与もミニマム

というのが世界の常識らしい。

 

まぁ、日本の就活生が大企業を目指すのも、主にそれを本能的に感じ取ってるんだろうなぁ。ミニマム企業が多すぎる日本では、そのジョーカーをできるだけ避けたいのが人情なんだろう。

 

さらに言うと、日本の大企業は正社員が全く働かなくて、主戦力が派遣社員・契約社員・業務委託・出向社員の企業も多いので、大企業のビルで、大企業の正社員と同じかそれ以上の働きをしていても、給与はミニマムだったりもするよ!

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さらに言うと、そこそこの中堅企業でもリテラシーの低いところも少なくはないよ!!

『働き方改革』が、単に「残業代カット」になってるだけの企業もかなりあるよw

 

ミニマムな企業で働いている人は大企業で働いている人と全く同じ仕事をしていても給料はミニマム!!

前著でも書かれていたように、『生産性』と『賃金』は比例する。

ミニマムな企業の『賃金』はミニマムなので、当然、その法則通り『生産性』もミニマムになる。

 

それでも日本政府は、

『正社員=安定』

という信仰を捨てないので、ハローワークとかに行くと、無理やり労働者を中小企業(というかブラック企業)に押し込もうとする。

 

上で述べたように、そもそも大企業でも『正社員=安定』じゃないのに、『生産性』と『賃金』がどちらも低くて、さらにその2つがデフレスパイラル化している中小企業のどこに『安定』があるのか、僕には理解できません。

 

 

正直、僕は学生時代から、

「日本企業の時点で、(大企業でも)ブラック企業!」

「日本企業の時点で、(大企業でも)就職コスパは悪い!」

と言い続けてきた人間でして、、、

 

日本企業で就職するくらいなら、派遣でテキトーに働いて、時々、ゲストハウス旅行するほうがコスパいいと思ってしまうDQNですw

 

結局、僕が目指しているのは今も昔も、『正社員』ではなく、▼『ジン・フリークス』なんだろうなぁ。

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日本人の『国際競争力』は非常に高いのに『生産性』はミニマム!この矛盾を解説できる日本人もミニマム!!

じゃあ、『生産性』が低い日本人が無能なのかというと、、、

『無能』の定義はひとまず置いておいて、少なくとも『国際競争力』は非常に高いと海外では評価されています。

 

これはバックパッカー時代の僕の日本人に対する評価とほぼ同じですね。

もちろん、日本人と言っても個人差はありますが、やっぱり平均点だとアジア・アフリカ諸国には圧勝、他の先進国でもかなり優秀なほうだと思いました。

 

しかし、なぜか『生産性』がミニマム過ぎる。。。

 

そういえば、何年かまえに高田馬場を歩いていると、とある若いアジア系外国人がこんなことを話しながら歩いていました、

「日本に来る前は日本ってものすごい先進国だと思ってたのに、なんでこんなにダメなの!?」

みたいな。

 

尋ねられた日本人はそれに対してなにも答えられていなかったです。

そりゃそうです、日本の経済学者でさえ、この矛盾に論理的な解を持ち合わせていないんですから。

 

で、その解に気付いたのはおそらくデービッド・アトキンソンさんただ一人だけで、答えはシンプルで、

「スペインやイタリアと同じような(中小企業が多い)産業構造だから。」

なんですよねぇ。

 

つまり、今の日本人は、せっかくゴシックパラソルでマヒャドを唱えられるのに、一時的にマホトーンをかけられている魔法使い状態です。

ミキサー大帝によって、一時的に邪悪大神殿に火事場のクソ力を封じ込まれたキン肉マンと同じ状態です。

父のバランに一時的に記憶を消されたダイと同じ状態です。(祝!アニメ&ゲーム化!)

 

『国際競争力の高さ』が『中小企業の多さ』に相殺された結果、『生産性』が低いまま、という残念な構造になってしまっている。

 

日本でミニマムな企業が爆発的に増えた理由!

で、なんでそもそもそんなに日本は中小企業が多いのか???

詳しくは▼この本を買って読んでくださいw

 

1964年に、「とある国策の変更」があり、日本は爆発的に中小企業が増えた。

 

それが引き起こしたのが、

・少子化

・バブル経済

・生産性の低迷

だとデービッド・アトキンソンさんは本書で主張します。

 

まぁ、僕は必ずしもそれだけが要因だとは思いませんが、かなり大きな要因を占めると思っています。

 

その1964年は、ちょうど前回の東京オリンピックが開催された年。

来年2020年の東京オリンピックの年を機に人口減少社会に舵を切れるかどうかが『国運の分岐点』なのだとデービッド・アトキンソンさんは主張します。

 

まぁ、僕は日本社会はそこまではドラスティックには変わらないだろうとは思っていますが、来年2020年春からいろんなことがドラスティックに変わっていく気がしています。

 

ミニマムな企業は成長性もミニマム!しかし、人口ミニマム時代にそれは通用しなくなる!!

次に中小企業のマインドの問題!

実は中小企業は、

「大企業になりたい!」

と思っているのかと素人目には映るのかもしれませんが、、、

 

実は中小企業のままを維持するほうがコスパがいいカラクリがある。

(詳しくは本書を買って読んでください!)

 

これは田舎の商店街がシャッター街のままで特に問題ない構造と同じだなぁ。

20代くらいの若い地元の青年がシャッター街商店街を見て、

「もっと町おこしをして、シャッター街から脱却しよう!!」

と言っても、実は商店街は補助金が出るから、店側はシャッター閉まってても特に問題ない、みたいなw

 

若い男性ミニマリストに給料のいい仕事を紹介しても、

「いや、今のままのミニマリスト生活でいいや。そもそも労働自体がコスパ悪い。」

みたいなw

 

マキシマムになる必要性が、経済合理性に負けているんですw

 

なので中小企業は潰れず、▼こんな状態が今の日本では続いている。

 

けど、人口減時代にはそれもじわじわと通用しなくなってくる。

 

人口ミニマム時代に、生産性がミニマムな介護、医療、飲食で働く人もミニマムになる!!

なぜなら、生産性がミニマムな業界で働く人もまた、ミニマムになってくるから。

デービッド・アトキンソンさんは、高齢化していく日本では、今後は介護、医療、飲食業界に消費が集中していくと考えています。

 

ここらへん、最低賃金ギリギリか、正社員のサービス残業まで入れると最低賃金を割ってる業界ですやん。。。

 

政府はそれに対して、外国人を入れようとしているけど、▼結果は「やれやれだぜ。。。」な状態です。

 

結局、

「賃金が安い仕事を外国人にやらせよう!」

というのは、

「賃金が安い仕事を若者にやらせよう!」

「賃金が安い仕事を派遣社員にやらせよう!」

という文脈とほぼ同じというか、延長線上にあると思われます。

 

で、その人手不足の解決法は非常にシンプルで、給料を上げれば済むことですw

それは今年の▼このニュースで実証されてるじゃないですか。

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で、それは企業に任せていたら潰れるまで自主的には給料上げないので、政府がじわじわと給与を上げていくしかないわな。最低賃金の値上げや同一労働同一賃金等で。

それができるかどうかが『国運の分岐点』だ。

 

少子化によって一流大学に入りやすくなったように、今後は少子化により一流企業に入りやすくなり、中小企業は人が集まらなくなる。

今後の日本では、「成長し続けない中小企業」からは大企業に人がどんどん流れていく。

これは少子化によって有名大学に入りやすくなった構図とほぼ同じだとデービッド・アトキンソンさんは言う。

 

これはもう『自然の摂理』ですな。

そもそも頑張らない人間が頑張っている人間を搾取し続ける構図自体が、世界的に見ても狂っているのだ。

 

派遣社員の僕から見ても、▼この5年でずいぶんと労働市場も変化してきたなと思う。

 

次の5年、10年で頑張ってる人はどんどん報われ、逆に頑張らない高給取りはどんどん落ちぶれていくと僕は思います。

 

しょうがないよね、それが資本主義だし。

むしろ、やっと日本は資本主義が機能してくる、とも言えると思う。

 

今までの経済理論はすべて『人口増』を前提にしていた!

で、なんで今の日本がそんなにダメダメなのかというと、すべて、過去の経済学をベースにしているから。

 

明治以降、日本の人口は爆発的に増えて来たし、世界の人口も爆発的に増えた。

なので、20世紀までの経済学はすべて『人口増』を前提とした学問だった。

 

そして、今後、世界一『人口減』していく日本は、どの国よりも、

「『人口減』時代の経済学」

を確立する必要性があると僕も思います。

 

けどまぁ、日本は大学がショボすぎるからなぁw

教授は完全に医療業界で言う「白い巨塔」と同じ『高給生活保護』状態で肝心の学問をせず、学生も学生で完全に『就職予備校』状態で肝心の学問してないからなぁ。

 

僕はヒソカに「ブロガー」こそが新しい『人口減』時代の経済学を確立できる存在なんじゃないかと思ってます。

ちなみに僕は人手不足時代に人が余っているのは▼このように考えています!

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日本は人口減時代に労働者の賃上げができるかどうかが『国運の分岐点』!

というわけで、、、

昭和の時代は『企業優遇』が日本の国益になった。

それはシンプルに人口が増え続けていたから。

 

しかし、人口が劇的に減っていく令和時代は、

『労働者の賃上げ』

こそが国策になっていく、と、デービッド・アトキンソンさんは言います。

 

これはまだまだ理解されないだろうなぁ。。。

 

『労働者の賃上げ』というと、まだまだ日本では、

「あ、そっち系の人たちね。」

で終わりでしょうからねぇ。

 

全く同じ主張をしていても、「思考停止の人」と「考え続けている人」は全く違うんです。

考えるのを辞めた結果、『労働者の賃上げ』に至った人と、膨大なデータを検証し、考え続けた結果、『労働者の賃上げ』に至った人を同列に扱うのは愚の骨頂です。

 

イルミの針に操られている人と、イルミの針を自力で抜いた人には思考過程に雲泥の差がある。

 

これからの人類は▼『思考時代』になると、自分の頭で考える、生産性が高い人も言っておられる!!

 

まぁ、日本政府は▼この給与で氷河期世代の40代を雇うレベルですから。。。

 

僕はいつまでも、▼自分の頭で考え続ける人間でありたいですw

 

考えるのを辞めるのはカーズだってできることですからw

 

日本の大企業の独特な文化である『窓際族』は生産性重視の令和時代に断捨離される?

最後は日本の大企業特有の『窓際族』について!

日本の大企業の50代なんて、まぁ大体、働いてないですよw

最近は▼「50G」と呼ばれているらしいですw 

 

「50代の大冒険」しないwダイ企業なのにww

DRAGON QUEST―ダイの大冒険― 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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しかし、あの人たち、めちゃくちゃもらってるんですよねぇ。。。 

 

でも、来年春からの大企業の同一労働同一賃金(中小企業は再来年春から)時代に、こういう『窓際族』的な人たちが生き残っていけるのは僕には甚だ疑問ですね。

 

「トヨタが変われば日本企業が変わる」

と言われるらしいのですが、そのトヨタは今は中途採用が1割らしいのですが、当面は3割、ゆくゆくは5割を目指していくようです。

新卒至上主義の日本ではこれはほぼ『革命』に近いのでは?

 

ちなみに▼トヨタ自身も変わる気満々です!

まぁ今が「トヨタの景気のピーク」だということを自覚しているんでしょうねぇ。

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で、そうなると他業種よりも、それまでトヨタの下請けの中小企業で『生産性』を上げていた人たちがトヨタの正社員化していくんじゃないでしょうか?

他業種転職より同業種転職のほうが、転職するほうもされるほうもありがたいですからねぇ。

 

そうなると、日本の大企業は今までは『窓際族』だらけだったのが、ハングリーな人たちだらけの天下一武道会の予選会場みたいになるんじゃないでしょうか?東京の有名大学に日本全国から優秀な学生が集まるみたいに。

 

まぁ、海外の大企業はずっとそうですからね。共産主義の国でさえ。

ましてや、人口が劇的に減り続けることが確定のこの日本で生産性が低いまま存続できる人がいるとは、僕は思いません。

 

というわけで、いろいろ書いてきましたが、我々庶民ができることはデモを起こしたりしょぼい政治家になることではなく(その2つはコスパ最悪人生だよw)、『国運の分岐点』ということを「理解」して「自分の人生を生きる」ことだと思います!

 

なにをするにしても、現状を正確に理解することが大事ってことです!

というわけで、『国運の分岐点』である来年も『FACTFULNESS』で行きましょう!!

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