僕は、最近、ブロガー界隈で面白い動きが出てきたと思っています。
▼こういうサロンです。
異色のブログサロン「ブログビレッジ」を紹介する。 - Outward Matrix
紹介文を読んだ瞬間、
「あー、こんなのいいなぁ。」
って思いました。
僕もはてなブログ始めた数年前だったら入ってましたわw
上記ブログ記事タイトルにあるように「異色の」というのは、、、
今までのブログサロンって高額(月5000円以上)で、
「月●●万稼げるようになります!!」
みたいな、なんかちょっと「セミナー臭」とか、もっというと、ちょっと怪しい感じがしてた。
で、主催者も「月●●万」みたいに銘打ってるので、
根性!根性!根性!!
にならざるを得ない、みたいなw
『サロン』という優雅な響きにも関わらず、中身は
「いくぞ!甲子園!!」
みたいな、ガチガチの体育会系、みたいなw
で、参加者は、
「俺たちは、ただ、『楽しいバスケ』がしたかっただけなんだ。。。」
みたいになって、退部届、みたいなw
(個人的には僕は▼『最上志向』は、生まれ持った『才能』だと思ってます。)
ブロガーのストレングス・ファインダー結果に『最上志向』が多いのは「ペンギンの国」ではそれが仇になってるからなんじゃないかな?絵本『ペンギンの国のクジャク』 - A1理論はミニマリスト
2013年~2015年くらいまではそんな「ガチンコ高額セミナー」のようなブログサロンが主流だったような気がする。
で、
その流れが変わってきたな~
と思ったのは去年2016年の本多メグさんの▼サロンから。
【2016年の募集は終わりました】主婦・初心者向けのオンラインサロンを始めます - ミニマリストは世界を変える!
(ところでメグさん、耳、大丈夫ですか???)
基本的に主婦向けなんだけれども、オフ会的なことを日本各地で頻繁にやってるらしく、
『楽しそう!!』
って思った。
メンバーは10人までで個別指導。
目標は、
「ブログ収入で月1万円!」
と、ハードルは低め。
メグさんのサロン、オフ会がなんか楽しそうだし、メグさんに個別指導してもらいたかったので僕も入会希望しましたが、メグさん直々に断られましたww(おっさんじゃあダメなのか。。。)
まぁ、それはいいとして、、、
ミニマリストブロガーがブログが続くのも、やっぱりオフ会が頻繁にあるからなんじゃないかと僕は思ってます。
オフ会があるからブログを書く、ブログを書くから、また新しい人とtwitter等で仲良くなって、ブログが続くし、ブログが続けばオフ会がより楽しくなる、みたいなw
(ただし、ミニマリスト男子はオフ会には来るけどブログは書かなくなる傾向が強いw)
僕も、本当、オフ会、特にゲストハウスオフ会でキャッキャウフフする度に、
「あー、ブログやってて本当に良かった!!」
って思います!!
ブログ運営の基本は、mixi日記と同じく、
「楽しい!!」
であるべきだと思う。これは移住誘致が上手くいってる自治体と同じ、
「楽しそう!!」
だから人が集まって来る。「根性見せろ!PV稼げ!」
って20世紀型の、
『労働』
と同じじゃないか。
働きたくないのでござるよ。— A1理論はミニマリスト (@A1riron) 2017年3月5日
で、確かにmixi日記は2005年末の『ミクやしき』くらいまでは楽しかったけど、その後は、面白い人はどんどんmixi日記書かなくなっていって、読むのもつまらなくなっていったし、そのうち、誰もmixiにログインしなくなっていったw
先細りのmixi日記よりも、twitterとfacebookでどんどん仲間が増えていく、現在のブログ&SNSのほうが、
絶対にmixi日記よりも『楽しい!』
って思う。
僕がブログを書く理由は、そういう、
「自分と似た人たちと出会えて『楽しい!!』」
っていう▼一次的欲求に突き動かされてのことだw(A1理論!!)
モノ<おカネ<時間<自分を『理解』してくれる人 - A1理論はミニマリスト
おカネも、もちろん儲かったほうがいいけど、第一優先事項じゃない。
なぜなら、おカネなんて働けば誰でも稼げるし、稼げなかったとしても、この国では餓死する確率は極めて低いからだw
そんなことより、
残りの人生の健康時間
という人生最大のリソースを『楽しい!』で埋めることの方が100万倍くらい大事だ。
個人的には、いつもカネカネ言ってる人間って魅力がないようにも思える。
『足るを知れ』よ!
って▼思ってしまうw
もし誰かを幸福にしてやりたいと思うなら、その人の欲望の量を減らしてやれ。(セネカ) - A1理論はミニマリスト
で、これはありとあらゆることに言えるようになってくると思う。
例えば、今年1月の下諏訪での▼『移住交流拠点(現ミーミーセンタースメバ)』のリノベーション体験ツアーの、、、
東野唯史さんの商店街再生!御田町『下諏訪移住交流拠点リノベーション体験ツアー』密着取材1日目! - A1理論はミニマリスト
1日目の夜に東野さんが、
「技術が高いかどうかより、『楽しそう』が大事。」
と言っていた。
(この時の下諏訪も超楽しかった!!▼ウェーイ!!!)
それは本日、「ナリワイ」の伊藤さんの床張り合宿に参加した髭仙人の▼この表情からもわかるだろうw
「ナリワイ」で有名な伊藤洋志さん @marugame の床張り合宿に参加‼︎ ゲストハウスの畳をフローリングに改装しました。「それってプロがやることでしょ?」ということをやってみる喜び。自分でもいろいろできる気になる気がしてくるおすすめのワークショップです! pic.twitter.com/Rxxsu85nuK
— 佐々木典士(sasaki fumio) (@minimalandism) 2017年3月5日
@minimalandism びっくりするくらいの笑顔!この調子で「ミニマリスト=モノ捨てすぎて生気までなくしちゃった人」というネガテイブイメージを一新していきましょう!(笑)
— にゃんす (@dobby05031) 2017年3月5日
他の参加者の方々も、顔は映ってないけど、たぶん、これだけの人が集まってるのだから、その時点で「楽しかった」に違いない。
そう言えば、去年9月の上諏訪の『リビセンお助け隊』の時も、みんな帰る日は、
「家に帰りたくない!」
って▼言ってたし、実際、数日後にリターンして舞い戻ってくる人が続出していたw
リビセン5日目!上諏訪には「誰も家に帰りたくない会社」リビルディングセンター・ジャパンがあった!! - A1理論はミニマリスト
リノベーション体験ツアーにしろ、床張り合宿にしろ、リビセンお助け隊にしろ、そして、YADOKARI小屋部にしろ、尾道空き家再生合宿にしろ、日本中のゲストハウス立ち上げイベントにしろ、みんな、参加者はタダで喜んで働いている!
それどころか交通費や宿泊費、食費は自腹だw
そして、最終日には「帰りたくない!」って言ったり、本当に帰らなかったり、すぐにリターンしてきたりするw
そこに向かうエネルギーは、
「楽しそう!!」がある
というただそれだけのシンプルな理由があるだけだ!
僕の言葉で言うと、そんな場所は、
「コミュニティの『生産性』」が高い
▼のだ!!
21世紀は「コミュニティの『生産性』」が高い場所に人は集まる!その「コミュニティの『生産性』」の上げ方を考えてみた! - A1理論はミニマリスト
そういう場所は、いつ帰って来ても▼『おかえり。』と言ってくれるし、またそこを出発する時も『またね。』がある。
いつ来ても『おかえり。』『またね。』と言ってくれる場所は「コミュニティの『生産性』」が高い場所なんじゃないかな? - A1理論はミニマリスト
そこには「コミュニティの『生産性』」を上げることができる▼『能力者』がいて、その『能力』を社会還元できるスキームが構築されつつあるんだと思う。
『生産性』というレアな能力者はその能力を社会に還元するべき!でもそのスキームは20世紀と21世紀では異なると僕は思う! - A1理論はミニマリスト
20世紀のバブルの頃とかだと、老いも若きも、単純に「おカネ」や「ブランド」に群がっていたと思う。
そんな頃に、田舎で自給自足とかしてたら、
「なんだよ、あいつらバカじゃねえ?」
もしくは、
「あれは『ヒッピー・コミューン』だ。近寄りたくねぇ。」
になってたんじゃないかな?
まぁ、まだまだ携帯電話も肩から下げるような時代で、バブルと言えど、まだまだ、
「プロダクトの『生産性』」
が貧弱な時代だったんだろうな。
しかし、時代が進み、
「プロダクトの『生産性』」
がカンストしてしまったこの21世紀。
「モノ」自体が特に人類に必要なくなってきているんだから、
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
- 作者: 佐々木典士
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2015/06/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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当然「ブランド」品にも魅力がなくなっている。
もっと言えば、
その「モノ」を買う「おカネ」も、『コミュニティ』に集まりつつあると思う。
クラウドファンディングが一番いい例で、
「こんなお店あったら楽しそう!!」
「こんなゲストハウスあったら楽しそう!!」
という『楽しそう!!』が根底にあるからおカネが集まってくるんだと思う。
「モノより思い出」
というより、
「モノよりコミュニティ」
と言ったところか。
(思い出を作るコミュニティを探している、とも言える。思い出ホロホロ。)
そして、その
『楽しそう!!』
を伝える最適なメディアが、
『ブログとSNS』
だと僕は思う。
この、
『ブログとSNS』
が出会った2010年頃から、
『楽しそう!!』
が手元のスマホでどこでも見られるようになって、
より、『楽しそうな場所』を見つけられやすくなった
と僕は思う。
というのも、さっき、▼この本が家に届いて、、、
Amazonで安かったから買ってみた!
2009年のゲストハウス本!! pic.twitter.com/PmOximF4jm— A1理論はミニマリスト (@A1riron) 2017年3月5日
思わず読みふけってしまったのですが、、、
あかん!!
このままだと放浪宿ガイド、読みふけってしまう!!(笑)飯食わないとー!!(笑)
しかし、俺は本当に根っからの『るろうに』だな(笑)
— A1理論はミニマリスト (@A1riron) 2017年3月5日
ただ、僕は、国内外のゲストハウスやユースホステルに何度も泊まったことがあるから『楽しい!!』ってことはわかり切って読んでるし、多くのこの本を書店で手に取った人もそうだろう。
けど、そういうゲストハウスやユースホステルに泊まったことない人が▼この本を手に取っても、、、
う~ん、、、
この白黒写真からはなんとなく伝わりにくい気が、、、
そして、やっぱり、、、
情報発信はmixiコミュニティwwwwwwwwwwwwwwwww
これ、今だったら、twitter、facebook、インスタグラムのアイコンが立てに並んでるんだろうな。
LINE@もあるかも。
はてなブログやSNS、そしてスマホがなかった時代(ほんの8年前)は、
Webメディアが貧弱で『楽しそう!!』が伝わりにくかった
とものすごく思いました。
(それでもmixi以前からすればmixiは革命的だったのですが。。。)
「モノ」の価値が暴落し、『楽しそう!!』を伝えるメディアが出そろってきたこの時代、
住む場所も、
働く場所も、
ご飯を食べる場所(お店やオフ会会場等)も、
寝る場所(ゲストハウスやシェアハウス等)も、
ブログを書く場所(サロンやビレッジ等)も、
『楽しそう!!』
な場所に人はどんどん集まってくると僕は思います!!