10代後半からこの『40年周期説』をずーーっと唱えているのに、周囲にわかってくれる人が誰もいなくてついに46歳になってしまったA1理論です!
今回の記事では僕が1990年代から周りの人に言い続けてきて、ブログでも書き続けてきて、最近はYouTubeでもしゃべり続けている『40年周期説』に関して、改めて【2024年最新版】としてまとめましたので、よろしければお読みください!
「戦前の日本人は愚かだった」という言葉に疑問を持っている方、日本がここ30年間経済発展していない理由を知りたい方、2025年大阪万博がなんであんなにむちゃくちゃなのか知りたい方などの参考になれば幸いです!
最初にこの記事のミニマムなまとめ!
- 日本の上級国民は1865年から40年周期で『かしこ期』と『アホ期』を繰り返しているんじゃないかな?
- 日本の庶民はずーーーーっと勤勉!なぜなら「日本人」だから!その勤勉さが逆に『アホ期』の上級国民をのさばらせているよ!
- 2025年以降はどうなるかわからないけど、どうなるにしろ庶民は『徹底したミニマリスト生活』の継続がオススメ!
大前提として日本人の『庶民』はずーーっと勤勉!というか生真面目!
最初に大前提なのですが、よく「戦前の日本人は愚かだった」と言う人がいますが、その場合、『日本人』という主語が大きすぎると僕はいつも思います。
僕は日本人の『庶民』は基本的にずーーーーっと勤勉だと思っています。生真面目すぎるほどに。
理由は『日本人』だからw
いやもうちょっとちゃんと言うと、日本人の元々のモラルレベルが高い上に、島国・農耕民族独特の『同調圧力』が高いからかなとも思ったりします。
逆にその日本の『庶民』の「勤勉さ」自体が、日本の『上級国民』が既得権益化しちゃう温床にもなっているのかと。
だって、なんでも安価で言うことを聞く奴隷が大量にこの国にはいるんですから。
日本の上級国民は1865年以来『40年周期』でかしこ期→アホ期→かしこ期→アホ期を繰り返しているよ!
というわけで僕はかれこれ10代の後半から、1990年代から、この『40年周期説』を唱え続けているのですが誰も理解してくれませんでしたw
そして同年代の氷河期世代たちは日本がすでにアホ期に突入してるのに、そして僕がどれだけ『40年周期説』を唱えても、
「いや、それでも正社員!正社員!正社員!正社員!!!」
となって、まるで戦前の特攻隊のように平成のブラック企業に特攻し、詰んでいきました。。。(言わんこっちゃない。。。)
僕はそんな日本がアホらしくなって20代は海外移住も検討し、トータル2年弱くらい、いろんな国を旅しましたが、最終的にはネットやスマホがある時代には、日本食が美味しく銭湯やゲストハウスがある日本で半隠居暮らしが最適解だと判断し、今は日本でテキトーに暮らしていますw
それについては昨日▼この記事でくわしくその理由を書きました!
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ちなみに僕が10代後半に『40年周期説』を唱えるにあたって影響を受けた本は井沢元彦さんの▼この本です!最近、Kindle版が出ていたのでまた買ってしまいましたw
1865年から40年間のかしこ期の日本!
ここからはその『40年周期説』を最初の1865年から順番に見ていこうと思います!
あまりダラダラ説明すると要点が見えにくくなるのでミニマムに説明します!不明点は適宜ググるなどしていただければ幸いです!
『40年周期説』の最初の1865年は簡単に言うと「鎖国から開国へ」と日本が大きく方向転換した年かなと。元号でいうと慶応元年。
翌年の年明けに薩長同盟が結ばれ、そこから薩摩と長州は倒幕→明治維新に向かって行きます。
少し前までちゃんまげを結っていた日本人が明治以降は西洋の技術を取り入れ、国会を開き、憲法を作り、清に勝利し、ロシアに勝利します。
ここまでが僕は日本の「かしこ期」の『40年間』かなと考えています。
日露戦争では▼ミニマリストの秋山好古も活躍します!この40年間はまさに日本が「坂の上の雲」を目指して走り続けた40年かなと。
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1905年から40年間のアホ期の日本!
1905年の日露戦争の2年目で日本海軍がロシアのバルチック艦隊を破ったのが『かしこ期』のピークです。
その後の40年間は日本は坂の上から転げ落ちるような『アホ期』に突入します。
でもその40年間も日本の『庶民』はずーーーっと勤勉だったと僕は思います。
いや勤勉だったからこそ、アホな上層部が会議室でフィーリングで考えた机上の空論を命がけで遂行しようとして詰んでいったのかなと。自決したり、特攻隊で突っ込んだり、バンザイクリフに飛び込んだり。
この時期は僕は「上に行けば行くほどアホになる」という『バカOS』な期間だったと僕は思っています。
これは平成時代にブラック化した日本企業のせいで氷河期世代が次々と散っていった『失われた30年』の『アホ期』とほぼ同じ現象かなと。
結局、この戦前の『アホ期』の▼『失敗の本質』がアップデートされていないがゆえに今の日本は同じ愚を繰り返しているだけかと。
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▼この『アホ期』はロジックよりも『空気』が支配していたという人もいます。
▼その最たるモノが1944年の『インパール作戦』だと言われていて、僕は2024年の大阪万博の工事もインパール作戦相当の「無謀な戦い」だと考えていますw
結局、中国の文化大革命や北の国の将軍様のような素人の独裁国家に日本はなっちゃって、独裁者は論理的に反対する人は左遷したり殺しちゃったりして、結局イエスマンだけになって国自体が地獄へ突き進むという東アジアあるある体制になっちゃうんでしょうねぇ。
1945年から40年間のかしこ期の日本!
そして1945年の終戦で日本は焼け野原になり、リセットされたことでまた『かしこ期』再びです!
そこから人類史上、類を見ないと言われるほどの高度経済成長期に突入し、大量生産・大量消費国家の宗主国アメリカの影響もあり、日本はモノに溢れます!
その途中にあったのが1970年の前回の大阪万博ですね。そこでアポロが月から持ち帰ってきた『月の石』を見て勤勉な日本人はさらにアメリカに憧れたのかなと。
1979年にはそのアメリカに▼『ジャパンアズナンバーワン』とさえ言われるほど日本は経済発展します!かしこっ!w
でも1980年代になると経済発展し過ぎた日本とアメリカの間で『日米経済摩擦』が生じてしまいます。
1985年から40年間のアホ期の日本!
そして1985年に当時の日本の竹下首相がニューヨークのプラザホテルで『プラザ合意』を結ばされます。この他にもいろいろアメリカと結ばされましたが、要は宗主国のアメリカに「日本は調子に乗るな!」と言われたということです。
プラザ合意が結ばれたことから既定路線で1990年代前半に日本ではバブルが弾け、日本企業は社員をリストラし、「新入社員なんてもってのほか!」となったことで『就職氷河期世代』が誕生してしまいます。
そしてその後はずっと日本は『失われた30年』が続き、ずーーっとデフレが続き、直近2年は給料が上がらないにも関わらず、物価だけが上昇していくという「スタグフレーション」という最悪の状態になってしまっています。
しかもデフレやスタグフレーションが続いちゃってるにも関わらず、消費税や社会保障費はどんどん上がっていって、現在では『五公五民』と言って、江戸時代では一揆や逃散が起きるレベルの重税です。
いやー、まさに戦前と同じ『アホ期』ですね。
そんな『アホ期』でも日本の庶民は勤勉なので、
「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び」
という感じで、安い給料で「お客様は神様です!」になっちゃってるので、2020年から続いたパンデミック収束後は日本は海外からは▼『安いニッポン』と言われてしまっています。
そんな日本で「夢洲インパール作戦」と言われているのが▼2025年の大阪万博です!いやはやどうなることだか。。。
2025年がアホ期の最高潮!
というわけで、2024年現在の日本は、
「真面目に生きりゃバカを見る」
という状態の『アホ期』絶頂ですが、それでもやはり勤勉な日本人は真面目に生きて詰んでいくのかなと。
勝間和代さんの言う▼『まじめの罠』というやつですね。インパール作戦も大阪万博もそもそも言い出しっぺは逃げてしまってるので。
▼この本でいうところの『自己犠牲型ギバー』が一番損をする、という法則通りですね。僕は自己犠牲呪文を『アホ期』の上級国民のために唱える必要は僕はないと考える派です。
アホ期に頑張るのはタイパが悪い!アホ期の日本の庶民は『隠居』が最適な生存戦略!
ということで、僕は一貫して、
『アホ期』の日本で頑張るのはタイパが悪い!
『アホ期』の日本では徹底したミニマリスト生活で『隠居』一択!
という▼ふざけたヤローですwあ、僕は「日本人よりもタイ人やフィリピン人に近い」とよく言われますw
おまけ①:なぜ『40年周期』になるのか仮説を考えてみた!
なんで『40年周期』になるのかよくわかりませんが、約40年で第一線の人間が「世代交代」することが大きいのかもしれないですね。
明治維新や戦後の焼け跡からハングリー精神で叩き上げで生きてきた「一代目」は大活躍するんでしょうけど、その一代目の次の代の「二代目」は単なる苦労知らずのボンボンで、その割に一代目が気づいた地位や財産などの権力はあるから反対する周りの人間をクビにして、結局イエスマンだけにしてしまう、みたいな。
おまけ②:2025年以降はどうなる?
そして2025年以降はどうなるのでしょうか?
僕は予言者ではないのでわからないですが、普通に考えて大きく▼この3パターンになるかと。
①さらに落ちぶれる
②落ちぶれた地点で現状維持
③V字回復して再び『かしこ期』突入!
どうなるのかわかりませんが、どうなるにせよ『徹底したミニマリスト生活』で守備力MAXにしておくのが最適解だと僕は考えていますw
▼『スーパーマホカンタ』状態で戦うってヤツですね!
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人生100年時代は『スーパーマホカンタ』状態で貧困・病気・テイカーを跳ね返しながら戦う男が最強!
「人生50年時代と人生100年時代とでは戦い方がだいぶ違うんじゃないか?」と考えている、45歳の春のA1理論です! 2023年4月3日の本日から新年度!本日から新しい環境になった方も多いと思いますが、 ...
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最後にこの記事のミニマムなまとめ!
- 日本の上級国民は1865年から40年周期で『かしこ期』と『アホ期』を繰り返しているんじゃないかな?
- 日本の庶民はずーーーーっと勤勉!なぜなら「日本人」だから!その勤勉さが逆に『アホ期』の上級国民をのさばらせているよ!
- 2025年以降はどうなるかわからないけど、どうなるにしろ庶民は『徹底したミニマリスト生活』の継続がオススメ!
という感じです!この記事が皆様のお役に立てれば幸いです!