子供の頃から24時間、365日、44年半ほど鼻がつまって口呼吸していたA1理論です!
子供の頃から20歳くらいまでずっと点鼻薬を常備していましたが、それでも常に口が半開き。ご飯を食べる時も口呼吸しながら。水泳ではもぐっても鼻から息を出せず、さらに口臭を指摘されたこともあります。もちろん、睡眠時もずっと口呼吸で、太っていたときはひどいいびきをかいていて、それをゲストハウスのドミトリーで指摘されたこともあります。ダメダメ人生でした。
そんな100%口呼吸な人生だった僕が今回、鼻(下鼻甲介)の腫れた粘膜のレーザー手術を受けてみたので体験談を共有します!結論からいうと僕の場合は50%ほど鼻づまりが改善いたしました!日本人の5〜7割が口呼吸と言われていますが、口呼吸をミニマムにすることが人生に及ぼすパフォーマンスの大きさは計り知れないと今回、改めて実感いたしました!
今回のこの記事で、長年の鼻づまりで悩んでいる方、口呼吸や睡眠時無呼吸症候群やいびきで悩んでいる方、下鼻甲介や鼻中隔湾曲症の手術をお考えの方などの参考になれば幸いです!
まずはこの記事の参考文献!
検索から来られた方ははじめまして!僕は「A1理論」という変わった名前でブログを書いたり、営業の仕事などをしている非・医療関係者です。今回、鼻のレーザー手術を受けたきっかけは現在、諸事情により仕事をお休みしていて、その間にせめて耳鼻科に行って少しでも鼻づまりや口呼吸を改善しようと思ったからです。過去記事を読んでくれていたブログ仲間にも背中を押されました!
非・医療関係者の僕は、この手術を受けたりこのブログ記事を書く前にいろんな書籍や動画や関連サイトを参考にしました。ですので、この記事ではまず参考文献をお伝えします!まずは「鼻づまり業界」では有名な黄川田 徹先生の▼『こんなに怖い鼻づまり!』です!
僕は上記の本は2017年に1度、▼このブログ記事でも読書感想文を書いています!
鼻づまりを治せば人生コスパ最強!まずは黄川田徹先生著『こんなに怖い鼻づまり!』で予習してから耳鼻科に行こう!
その黄川田先生が2021年に新刊を出していたので▼この本も購入して読みました!『鼻専門医が教える 「熟睡」を手にする最高の方法』!
また、歯科医師の立場から口呼吸について書かれた梅田 龍弘先生の▼『口呼吸は治る!』や、、、
患者の立場から鼻中隔湾曲症の体験記を綴ったさいもん なおふみさんの▼『鼻づまり手術で人生が変わった』というKindle本も読みました!
その他、関連書籍の書店での立ち読み、本要約系動画、各種関連サイト、今回お世話になった耳鼻咽喉科の先生とのお話、医療系のブログ仲間との会話、僕自身の偏見などによってこの記事は構成されています!
僕は医療に関しては素人ですので、是非、ご自身でも書籍、動画、サイトなどで予習してみてください!耳鼻咽喉科に行く前に書籍とサイトで徹底的に予習復習するのがオススメです!個人的には健康系のクエスト全般に言えることですが病院に行くまえに「どれだけ情報強者になったか?」が大きいと考えています!
人生の『万病の元』系の病気は早期治療するのが人生100年時代の賢い生き方!
口呼吸や鼻づまりの話に進むまえに、人生全般の話を少しだけさせてください!
僕はここ1年ほど健康リテラシー向上に取り組んできて、「人生には『万病の元』系の病気がいくつかある」とわかりました。ひとつでも大変なのにさらに多くの病気を引き起こしてしまう病気。『合併症』とも言われたりします。有名なのは『糖尿病』で、白米やパンなどの糖質を多く含む食事をしている現代日本人はこの『糖尿病』をどれだけ上手に回避し続けるかが人生100年時代の賢い生き方だと僕は思います。
その『糖尿病』の合併症には神経に障害を与えたり、目が見えなくなったり、腎臓に障害が起きたり、神経障害からの足の切断などの合併症があります。ちなみに『糖尿病』については現代日本人の5人に1人が糖尿病か糖尿病予備軍、40歳以上の3人に1人が糖尿病か糖尿病予備軍だと言われています。
そしてその『糖尿病』を引き起こしやすいのが特に男性の『内臓脂肪』です。血液の中の糖の割合である「血糖値」が高いままだと全身に病気の原因である「慢性炎症」が起きるからです。なので僕は昨年は▼『内臓脂肪』をミニマムにする活動をずっと行っていました!
男の『内蔵脂肪ミニマムクエスト』〜男がやせるまでのシンプルな10ステップ〜
この類の『万病の元』系の病気は人生のできるだけ早期に治療するのが人生100年時代の最適解だと僕は考えます!
『鼻づまり』は『万病の元』系の病気!
検索でこの記事にたどり着いた方や、黄川田先生の本を読まれた方はご存知だとは思いますが、もしくは子供の頃から慢性の鼻づまりだった方は実感されていると思いますが、『鼻づまり』自体が『万病の元』系の病気だと僕は考えています。
具体的には睡眠障害、いびき、睡眠時無呼吸症候群(SAS)、嗅覚障害、運動時の弊害、常時イライラ、個人的には僕がずっと患っている車酔いなんかも『鼻づまり』が遠因だと感じています。また、鼻づまりを一時的に治すはずの点鼻薬自体の中毒にもなりやすいです。
また、そこから社会生活に起きる弊害やQOLの低下のほうが大きいと僕は感じています。睡眠の質が低下すると仕事のコンディションに大きく影響しますし、口呼吸だと風邪やインフルエンザ、新型コロナなどの感染症にも感染しやすくなります。また僕もそうですが特に座ったままの集中力の持続が僕には難しいです。だって酸素が十分に身体に送られてないんですから。個人的には座って勉強するよりも家事をしながらYouTubeを聞き続ける方が勉強できます。
重度の鼻づまりがずっと続いていた上記のKindle本の著者のさいもん なおふみさんは「いっそ死んでしまった方が楽なのでは?」とも思っていたらしいです。僕はそこまでは思ったことはありませんでしたが、気持ちはすごくわかります。
そもそも「鼻は呼吸のためにあり、口は食事のためにある」のが人体の大前提です。なので呼吸のために存在する鼻には、ほこりや細菌などの有害物質を取り除く「ろ過機能」、冷たい空気を直接吸い込まないようにする「加温・加湿機能」、呼吸時に空気が気道を通過する時間を適度に送らせる「抵抗器としての機能」などがあります。
さすが鼻は呼吸の専門家であり、呼吸のプロフェッショナルなので呼吸関連の機能を多く取り揃えている、という感じです。もちろん、口は食事の専門家、食事のプロフェッショナルなのでそんな機能はありません。あたりまえですね。役割が違うんですから。口呼吸は人事部に外回り営業させているようなものです。部署が全然違いすぎる。
さらに強い歯周病⇄鼻づまりの悪循環は人生の早期に断ち切るべき!
しかし、さらに上記の『口呼吸は治る!』の著者の歯科医師の梅田 龍弘先生によると、歯みがきにより歯垢(細菌・プラーク)がちゃんと除去されていないと、歯垢(細菌・プラーク)が唾液を介して近くにある「扁桃」に感染して炎症を起こし、それが鼻腔へと炎症が波及して(下鼻甲介の粘膜が肥大する原因?)鼻づまりが起き、そこから口呼吸になるとのこと。
そして口呼吸になると唾液が乾燥して歯垢が溜まっている歯に歯周病を起こさせます!つまり「歯周病⇄鼻づまりの悪循環」が生まれてしまうわけです!つまり『鼻づまり』だから『口呼吸』になる、そして『口呼吸』だから『鼻づまり』になる、という悪循環が人生100年間、延々と続いていく。ここ30年間の日本経済と同じでずっとエンドレスなデフレスパイラルが続いていくわけです。これは「メビウスの輪」のように身体を蝕み続けます!
というのも、▼この記事でも書きましたが、最近の研究では『歯周病』は歯の血管から歯周病菌が全身の血管に入り込んで全身に「慢性炎症」を起こすことがほぼ確定しています!その「慢性炎症」からあの『糖尿病』になるリスクも増大します!
「歯周病⇄鼻づまりの悪循環」は『糖尿病』との悪循環をも作り出す。そして一度、糖尿病になってしまうと糖尿病自体は治らず、上記の恐ろしい合併症を併発しないようにする戦いが死ぬまで続きます!さらに『口呼吸』は二酸化炭素を吐き出し過ぎるので体内に酸素を運ぶヘモグロビンの活動を抑制してしまいます。
なので、『口呼吸』⇄『歯周病』⇄『糖尿病』この3つの悪循環を断ち切る方法はシンプルな以下の3つのみ!
①『口呼吸』をミニマムにする!
②『歯周病』をミニマムにする!
③『糖尿病』リスクをミニマムにする!
②『歯周病』をミニマムにする! に関してはまた別記事で詳しく書いていきたいです。
③『糖尿病』リスクをミニマムにする! に関してはこのブログ内の『内臓脂肪ミニマムクエスト』系の記事をご参照いただければと思います!
今回のこの記事では①『口呼吸』をミニマムにする! に焦点を絞り、その『口呼吸』の原因である「鼻づまり」にフォーカスして書いていきます!
鼻づまりの『手術がオーダーメイド』の理由は原因の多さと重症度の違いでは?
で、その『鼻づまり』の治療についてですが、これが「万人向けの解答」がないのが問題を複雑にさせている原因だと僕は今回、改めて感じました。
例えば『歯周病』の原因はほぼ歯垢(細菌・プラーク)なので、徹底した歯磨きやプラークコントロール、オーラルケア、というのが「万人向けの解答」になるんじゃないかと思います。『糖尿病』リスクだと、とにかくまずは内臓脂肪をミニマムにすることですし。
ただ、鼻づまりには複数の原因と、その原因ごとの重症度の度合いによって処置や手術方法が複雑に変わってきて、さらにそれに対する耳鼻科医の知識やスキル、経験などもまちまちなことがさらに問題を複雑化させていると思います。
しかし、それで思考ストップしてはいけないと思います。「歯周病⇄鼻づまりの悪循環」に陥る人生は最悪ですから!
なので、この記事では非・医療関係者の僕が対策を考えたので以下に書いていきます。まず重要なのは「ざっくりと鼻づまりの原因を大別すること」と「原因を特定できる有能な耳鼻科医を探すこと」だと思いました!
鼻づまりの原因は大きく分けてこの4つでは??
というわけで、非・医療関係者の僕が各種書籍や動画やサイト、耳鼻科医の先生との話や、これまでの耳鼻科通院経験などから数多く存在する「鼻づまりの原因」をざっくりとシンプルに4つに大別してみました!あくまでも僕が調べた限りですが、患者目線で調べるとこうなりました、という感じです!また、多くの方が①か③だと思っていて、①と②の重症度によってその後の対策が変わってくると思います!
①アレルギー性鼻炎(季節性の花粉症or通年性のハウスダスト)(鼻づまりの原因の約45%、成人の20〜30%が罹患)
②鼻中隔湾曲症
③上記の鼻中隔湾曲症+アレルギー性鼻炎の併発(今回の僕のケース)
④それ以外(急性&慢性副鼻腔炎、感性生鼻炎、好酸球性副鼻腔炎、子供のアデノイド増殖症などなど数は多いけど鼻づまり患者の全体の割合は低い)
是非、ご自身でもお調べ頂ければと思いますが、今回、僕がざっくり調べた感じでは鼻づまりの多くの原因を割合別にざっくり分けるとこんな感じで、さらにそれぞれの症状の重症度具合によってそれらが複雑に作用し合うので鼻づまりを治すのは簡単じゃないと思いました。
「鼻づまりの原因を特定できる耳鼻咽喉科を探す」のが一番大事!
ただ、私たちのような非・医療関係者の患者ができることはただひとつで、上記の『原因を特定できる耳鼻科医を探す!』ということです!なんでもそうですが、そもそも原因が特定出来ないと結果が伴わないからです!原因が複数あるんだからまず特定しないと結果(鼻づまりを治せるかどうか?)が違ってきます!
ちなみに僕が故郷の姫路で子供の頃から通っていた耳鼻科では僕はずっと①アレルギー性鼻炎だと言われていましたが、40歳を過ぎて東京の耳鼻科に行くようになると③上記の鼻中隔湾曲症+アレルギー性鼻炎の併発だということが判明し、むしろ今回は①アレルギー性鼻炎に関しては慢性のハウスダスト由来ですが割と軽症で、むしろ②鼻中隔湾曲症こそが重症だと判明しました。
なので鼻づまりの原因を特定できないヤブ医者はとっとと損切りして、鼻づまり専門医で、かつネットやGoogleマップの評価が高い耳鼻咽喉科を探しましょう!原因を特定できないのなら治るモノも治らないですから。ネットやスマホという文明の利器をマキシマムに活用しましょう!
鼻づまりの4つの原因と、それぞれのざっくりとした対策!
原因が特定できたらそれぞれ対策がざっくりわかります。ここではざっくりとした一般的な対策を書きます!是非、ご自身でもお調べください!!
①アレルギー性鼻炎対策(花粉症orハウスダスト)
アレルギー性鼻炎が軽症の人は「ネブライザー&飲み薬」で下鼻甲介の粘膜の腫れを抑えて完了する場合があります。特に季節性の花粉症なんかはこれで終わりの場合も多いのではないでしょうか?ネブライザーとは耳鼻科に置いてある鼻の穴に霧状の薬を噴霧する機械です。
アレルギー性鼻炎が重症の場合はレーザーや高周波で下鼻甲介の粘膜の腫れ粘膜を焼く手術になります。それらはほとんど日帰り手術で時間は1時間くらい、費用も保険適用の3割負担で1万円くらいです。しかし残念ながらこのレーザーや高周波で下鼻甲介の粘膜の腫れ粘膜を焼く手術は永続ではなく、定期的に手術する必要があり、そのスパンは個人差があるものの、だいたい半年〜2年くらいのようです。
②鼻中隔湾曲症対策
この『鼻中隔』とは鼻の左右を分けている壁で、ほとんどの人は左右どちらかに曲がっているのですが、これが重症になればなるほど通気性が低下します。上記の黄川田先生は鼻中隔湾曲症だけでは口呼吸をきたすことはなく、鼻中隔湾曲症は「鼻づまり感」をだすものだという考え方です。確かにそうかもしれませんが、これが僕のように重症だと少しのアレルギー性鼻炎でもすぐに鼻づまりを起こしてしまうので次のような対策になります。
③鼻中隔湾曲症+アレルギー性鼻炎対策
鼻中隔湾曲症でただでさえ通気性が悪いところにアレルギー性鼻炎で下鼻甲介の粘膜が腫れて完全に鼻が詰まってしまっている状態ですね。これがハウスダストなどが原因の通年性のアレルギー性鼻炎となると僕のように基本的にずっと鼻づまり状態になるんじゃないかと。
その場合の対策は2つで、①まずはレーザーor高周波で何度か(何年か)様子見し、②それでも治らない場合は鼻中隔の矯正手術になるかと思います。この鼻中隔湾曲症の手術は日帰りと数日から1週間の入院手術がありますが、まずはレーザーか高周波で様子見しながら、その間に時間をかけていろいろ情報を集めて自分に最適な病院を選ぶのがいいかと。費用は3割負担でざっくり10万円ほどらしいです。
④その他
上記の3パターンの割合が多く、それ以外の副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)などの鼻づまりは僕も対策がよくわからないので、本で調べたり耳鼻咽喉科のお医者さんにご相談下さい。
僕が実際に初診に行って原因を特定してみた!
というわけで、今回、僕は前回(4年半まえ)とは別の耳鼻咽喉科に初診に行ってきました!今回、僕が選んだのは目白にある▼この耳鼻咽喉科です!
上記の黄川田先生の病院はネットの評判だと初診までの予約も各手術までも時間がかかったり、薬だけで終了する、という評判があったのと、僕の家から若干、遠いと思った。僕は6月まではフリーな身だけど、そこからは社会復帰予定なので黄川田先生の本を読んでからずっと「時間がかかる」印象の鼻の治療は敬遠していました。
そして4年半まえにブログ記事に書いた高田馬場の耳鼻咽喉科は鼻中隔湾曲症もそこまで重症ではないと言われ、もし治すならいきなり「入院手術!」とテキパキ言われてしまったので、黄川田さんの本を読んでいた僕は「いや、まずレーザーなんじゃないの?」と思い、その直後に僕が個人的にいろいろ忙しくなったこともあり、足が遠のいてしまった。
で、今回、Googleマップで再度、家から比較的近い耳鼻咽喉科を探していると、目白駅前にすごく評判の高い耳鼻咽喉科があり、しかも鼻づまり専門医で、上記のように「原因」を特定することを重視していたし、レーザー手術に自信をお持ちのようだったので、もし僕のフリー期間である6月までにレーザー手術も可能なら行いたいと考えた。
しかも土曜日の午前中も行っているとのことで、2022年4月16日の朝9時に予約の電話を入れるために電話すると「特に予約は必要ありません。」と言われる。上記の黄川田先生の病院や高田馬場の耳鼻咽喉科の予約前提のノリに慣れていたので(その直前に行った歯医者も予約前提)ちょっとカルチャーショックでした。というわけで、少し悩んだけど「善は急げ」というわけで、その電話の後、洗濯物を畳んだらすぐに行ってみることにした。
10時過ぎに受付し、少し待って診察室に呼ばれると、望月先生が5分ほどでテキパキヒアリング。どうやら望月先生が患者にヒアリングしながら先生がリアルタイムにパソコンにメモっていくスタイルのようです。なので、僕はこんな感じで今までの経緯を説明しました。
「子供の頃から鼻詰まりで、40歳の時に別の耳鼻科でアレルギー性鼻炎の検査をしました。その結果は耐性が低いアレルゲンのはハウスダストとゴキブリだったので通年性の鼻づまりなんだと思います。花粉症は10種類以上検査してどれもすべて耐性高いので花粉症はほぼなし。その耳鼻科で手術するなら入院勧められましたが、僕は本やネットで情報収集してたのでいきなり入院手術はちょっと違うかなと。そのうち仕事等が忙しくなって4年半放置。今回、仕事がフリーになったのでネットで見つけてここへきました。レーザー手術も視野に入れています。」
先生は「うちも場合によっては入院を勧める場合もあります。」と言ったので、僕は「わかりました。」と言いました。
そのあと鼻に内視鏡みたいなの突っ込んでもらって診断。内視鏡で撮影した画像もパソコンで映して患者と共有するスタイルでした。これは自分でも自分の鼻の中を見れて嬉しいです。
その結果は右の鼻の穴はあんまり詰まってないけど、左の鼻の穴が重度の鼻中隔湾曲症になっている。その左の鼻の穴の下鼻甲介の粘膜が肥大化することにより、それが右の鼻の穴にも影響しているとのこと。その先生の状況説明が今までも自分の体感とほぼ同じだったのでその旨も伝える。さすが名医。
その後、先生と話し合い「まずは日帰りレーザー手術で様子見ましょうか」という結論に。僕自身もそれを望んでいたので完全合意。レーザー2回くらいやって、それでもダメなら入院手術で骨の部分を取るかも、という感じになりました。レーザー手術の日程はなんと!2日後の4月18日になりました!すごいスピード感!歯医者さんの次の予約より早くてびっくり!!
そのあと別室で▼『鼻腔通気度検査』をしました。機械から出ているホースを鼻の穴に突っ込んで鼻呼吸。この結果を見ても僕はアレルギー性鼻炎自体は軽症なことがわかりました。僕は夜に鼻づまりはするものの、上記のKindle本の著者のさいもん なおふみさんのように「いっそ死んでしまった方が楽なのでは?」とまでは思わないのはおそらくアレルギー性鼻炎自体は軽症だからだと思いました。
その後、ネブライザーを3分ほどしてお会計して終わり。お会計で処方箋ももらったので、隣の薬局でクスリもらいました。最初の受付から診察、鼻腔通気度検査、ネブライザー、お会計、薬局での処方箋の受け渡しまで全部合わせても2時間くらいだった気がします。
また、少し後悔したのは、耳鼻咽喉科に行く前に鼻毛は鼻毛カッターでカットしてから行けばよかったということです。少し前にカットしてはいたのですが、やっぱり内視鏡で鼻の穴を見られた時に鼻毛が少しでもあると恥ずかしかったです。そして僕は手ぶらで行ってしまったのですが、薬や書類をもらうのでカバンは持っていったほうがよかったと思いました。
鼻づまりの初診の料金や処方された薬の情報など
料金に関しては、診察料金4,030円、薬代1,550円でした。
処方された薬は以下の2種類の飲み薬で、どちらもアレルギー性鼻炎の薬で30日分です。先生いわく「ゴールデンウィークがあるので多めに出しておきます。」とのことです。▼以下に処方された薬の情報を載せます!
2回目で実際にレーザー手術を行ってみた!
というわけで、初診の2日後の2022年4月18日にレーザー手術を行いました!手術自体がかなり久しぶりなので前日からかなり緊張していました。手術までの展開も速かったので少し疲れていて前日はずっと眠っていました。
当日になり、予約は16:30だったのですが早めに到着。すると早めに診察室に通され、別の先生の手で、まずは両方の鼻の穴の奥に棒状の器具で薬(麻酔薬?)を塗ってもらい、次に両方の鼻の穴の奥にガーゼのようなモノを入れてもらいました。「ガーゼを入れる時に少し痛いです」とのことでしたが、僕は痛みはあまり感じませんでした。その後、待合室で30分ほど待機。これがおそらく麻酔が効くまでの時間だったのでしょう。特に痛みもないのでスマホをいじって過ごす。
待合室での30分ほどの待機後、再び診察室に呼ばれて望月先生と再び対面。そして軽いヒアリング、症状は「鼻づまりタイプ」か「鼻水タイプ」かとか、僕は「鼻づまりタイプ」と答える。
その後、望月先生の通称「Mメソッド」により、まずは僕の重症の鼻中隔湾曲症である左の鼻の穴の奥に炭酸ガスレーザーの器具の先端を入れて手術、その後、右の鼻の穴の奥を手術。僕は右の鼻の穴の奥の手術の時は少し痛かったですが、まぁ想定の範囲内、という感じでした。時間はトータルで5から10分ほどの手術で▼このサイトの説明に偽りなし、という感じでした。
鼻粘膜レーザー治療が不安な方へ
粘膜にレーザーを照射する際は、局所麻酔(当院独自の麻酔法を採用)をしてから行いますので、痛みを感じることはほとんどありません。どうぞご安心して治療をお受けください。
麻酔時間は約20~30分でレーザー焼灼は5~10分程度で終わりますので、全く痛みが無くあっという間に治療を終えて驚かれる患者様もいらっしゃいます。患者様にご負担が少ないレーザー治療技術により、当院では小学生低学年からレーザー治療を行っております。(今までの最少年齢は5歳です)また、出血がありませんので、止血のために鼻にガーゼなどを詰めて帰宅することはありません。
*術後数日は一過性に症状増悪(ダウンタイム)することがありますが、指示どおりの内服、点鼻を行って頂くことでダウンタイムを最小限にとどめることが出来ます。
もちづき耳鼻咽喉科 炭酸ガスレーザー治療 より
その後、望月先生と少し今後の話をして(半年〜2年ほど様子を見ることに、また1週間くらいはいわゆる「鼻くそ」が溜まりやすいとのこと)、ネブライザーをやはり3分ほど行い、お会計→薬局という初診と同じコースで完了しました。
レーザー手術の料金や処方された薬の情報など
この2回目のレーザー手術の診察料金は9,190円、薬代は670円でした。
処方された薬は以下の3種類でした。
①炎症・アレルギー・かゆみを抑える飲み薬
②痛み・炎症・熱を抑える飲み薬(発熱・疼痛時)
③最近の感染による炎症に用いる点鼻薬
②の薬は僕は発熱・疼痛(とうつう・いやな感覚やつらい気持ち)が発生しなかったので、結局、最後まで使いませんでした。①は5日分だったので5日で終わり、③も5日くらいでなくなりました。▼以下に詳細を載せます!
▼①の飲み薬。
▼③の点鼻薬。1日3回で1回3〜4滴。ちなみにこの写真をブログ仲間のもーいさんに見せると「うちの猫の薬と同じだ!w」と言われましたw
この点鼻薬の使い方は▼こんな感じです。点鼻してから2〜3分ほど仰向けの姿勢になっていないといけないので音声系のYouTubeラジオなどをかけておくといいと思いました。
レーザー手術後に起きたこと!
レーザー手術直後はすぐには違いを感じれませんでした。そして鼻の穴の奥は翌日の朝までずっと焦げくさかったです。また寝ている間もやはり完全に鼻呼吸はできませんでした。翌朝のつぶやきは▼こんな感じです。
ただ、翌日に家の近所を散歩してみると、やはり100の鼻づまりが50くらいに軽減されたとは感じました。カレー屋さんやラーメン屋さんのまえを通るといい匂いがすごくしてくるし、逆に公衆トイレやゴミ収集車の近くを通ると「こんなに臭かったの?」と思いました。なんかレーザー手術だけでも50%くらい人生観が変わりますね。鼻中隔湾曲症手術すると100%人生観が変わりそう。
ただ、マスクをしているときはやはり鼻呼吸だけでは苦しいです。逆に言うと「マスクをすると呼吸が苦しい」と主張している人は鼻呼吸ができている人だと思いました。日本人がマスクに抵抗ないのは50%以上の人が口呼吸だからかもしれません。鼻中隔湾曲症の人が多い→口呼吸になりがち→マスクに抵抗がない、いやむしろマスクが鼻のフィルター代わり、みたいな。
そして昨日、レーザー手術後の薬がすべて終わりました。また来週、もちづき耳鼻咽喉科に行って望月先生に経過報告してきます。この来週の経過報告も予約なしでOKとのこと。この手術以外は「予約なし」なのがすごく嬉しいです!
この記事のミニマムなまとめ!
というわけで、長い記事になりましたがミニマムに要点をまとめると以下の通りです!
●鼻づまりは『万病の元』で、しかも『歯周病』と悪循環を起こし、その『歯周病』は『糖尿病』と悪循環を起こす!早期治療を!
●本や動画、サイトなどで「鼻づまりのいくつかの原因」をざっくり予習復習してから病院を探す!
●「原因を特定できる耳鼻咽喉科」を選ぶ!主にネットやGoogleマップの口コミを判断材料に!
●鼻中隔湾曲症+アレルギー性鼻炎対策の場合は、まずは2回ほどレーザーか高周波で粘膜を焼いて鼻中隔湾曲症の手術をするかどうか判断するのがオススメ!
●鼻中隔湾曲症+アレルギー性鼻炎対策の場合でレーザー手術を行った場合は、ざっくり50%くらい鼻づまりが軽減したのが僕個人の実感です!
という感じです!
この記事が『鼻づまり』や『口呼吸』に悩む多くの方の判断材料になれば幸いです!!『口呼吸』をミニマムにして人生を変えましょう!!
2022年4月27日追記:2022年4月24日の雨の日曜日の朝から急に「めまい」がして字も書けない状態になり、日曜日はほぼ丸一日寝ていて、翌25日の月曜日も午前中までずっと寝ていました。ちょうどこの25日はもちづき耳鼻咽喉科に行く予定だったので相談してみることにしました。
もちづき耳鼻咽喉科ではまず望月先生とは別の先生(望月先生はお休み)に鼻の穴の奥の「かさぶた」を取ってもらい、これでまた嗅覚がアップしました。
その後、めまいの相談をしたあと、めまいは三半規管の問題なので聴覚の検査をすることに。結果はもしかしたら何らかの障害がある可能性あり。確かに僕は車酔いしやすいタイプなので三半規管にちょっとした障害があるのかも(でもこの時はフラフラだったからなぁ。。。)。血液検査をするとより正確にわかるとのことでしたが、とりあえずこの日は「めまい止め」の薬をもらって様子を見ることに。
この日はブログ仲間で医療系女子のにゃんすに言われて経口補水液を飲んだり、めまい止めの薬を飲んだり、翌26日は鉄分補給のためにレバーほうれん草炒めを作って食べたりするとだいぶ回復して、26日午後からはずっと家事をして夜は銭湯にも行きましたがめまいも立ちくらみも特にありませんでした。
おそらく僕の今回のめまいの原因は複数の要因が重なってると思いました。
①元々の内耳の弱さ(車酔いしやすい、もしかしたら障害?)
②天気痛(4/24の雨とその後の低気圧)
③手術後(下鼻甲介のレーザー手術4/18)
④ストレス(ブログ進んでない)
⑤スマホいじり過ぎ(調子悪くて寝てて暇だからスマホいじってさらに調子悪くなる)
下鼻甲介のレーザー手術と「めまい」はあまり関係がないのかもしれませんが、鼻の穴の奥と内耳はかなり近いので低気圧などと重なって交感神経が活発になったのかもしれません。手術後、ずっと鼻が急にいろんな匂いを敏感にキャッチしていたので。
内耳が急激な気圧の低下または上昇を感じると、交感神経(体を緊張させる神経)と副交感神経(体をリラックスさせる神経)からなる自律神経のバランスが乱れてしまいます。交感神経が活発になりすぎると痛みの神経を刺激し、頭や古傷が痛くなります。一方、副交感神経が活発になりすぎると、倦怠感や気分の落ち込みを感じます。「天気痛」が起こりやすい方は、内耳が敏感で、気圧の変化を感じ取りやすい状態といえます。例えば、乗り物酔いをしやすい方は、内耳が敏感になっている可能性があるので要注意です。
雨の日は"ズキズキ" "気分が落ち込む"その不快感「天気痛」かも!?
もし、レーザー手術後に「めまい」の症状が起きた場合はできれば手術を行った耳鼻咽喉科で相談するといいと思います。
2022年5月13日追記:昨日、4回目のもちづき耳鼻咽喉科に行ってきました。女性の先生でした。めまいはもう自分でも忘れているレベルに改善してきたのでその旨を先生に話しました。薬ももらわず。
あのめまいはなんだったのかよくわからないけど、あの頃はいろいろなストレスや天気痛が重なっていたのかも。もちづき耳鼻咽喉科でもレーザー手術後にめまいがしたというケースはほとんどないために今回のレーザー手術はあんまり関係ないみたい。これから梅雨に突入なので、まためまいがしたら相談に行こうと思う。前回の聴力検査の結果もプリントアウトして紙をもらった。紙には『前庭障害を有する可能性が高い』とは表示されているけど大きな病気や障害ではないとのこと。
今後の予定は数年レベルの長期戦でレーザー手術を何度かしていきたいと思う。次回や次々回に特にめまいが出ないようなら鼻中隔湾曲症の手術も検討。手術内容は手術日数はクリニックによるけど、僕の場合は重症、かつ鼻中隔が手前で曲がっているので手術が大変なのでできれば1週間ほどの入院手術がオススメとのこと。夜に血がいっぱいでるので。また鼻中隔の骨を取りすぎると鼻が低くなったり曲がったりするとのこと。