まもなく、日付けが代わり、僕の先月の給料が振り込まれます。
と、同時に、ブログ収入のひとつであるAmazonアソシエイトも振り込まれます。
けど、まぁ、
「ふ~ん。」
って感じです。
いや、まぁ、おカネは無いよりはあったほうがいいよ、もちろん。
でも、
僕の生活は特に変化しませんw
給料日だからって、服なんて買わない。
ていうか、下着以外の服なんて1年に1回買うかどうか。
下着は100円ショップで買う『消耗品』だと割り切ってます。
プライベートでのズボンは2006年に買ったチノパン1本のみですw
公私両用の靴は半年に一度、Amazonで▼これを買うだけ。靴屋に行く時間は断捨離!
ミニマリストの靴は1足だけ!それをウェットテッシュで丁寧に磨く!! - A1理論はミニマリスト
そして、
給料日だからって、美味い物を食べようとは思わない。
なぜなら、僕は、
「『日本食』の時点で『美味しさ』のレベルはカンストしていて、その中での違いは誤差の範囲!」
だと考える、元貧乏バックパッカーですw
そもそも
▼玉子が食べれるだけで『幸せ』
だと思うし。
「玉子が食べられる」だけで十分『幸せ』だ。 - A1理論はミニマリスト
給料が入っても、僕の生活は、衣・食・住、なーーーんにも変わりませんw
少しまえに、仕事の仲間とブラっと家電量販店に行った時、その仕事仲間が、
「今月の給料で、なにを買おうかな~」
みたいなことを言っていた時、
「あ、世間の人って、そんなにモノを買うんだ!!」
って思ったw
(ちなみに僕が家電量販店で買うモノは切れた電球の替えくらいだw)
これは、僕が初めてmixiして、他人のmixi日記を読んだ時と同じ感想で、
「世の中の人は、こんなにモノを買うんだ!!」
って、衝撃を受けましたw
(それまで、僕の周りにいた人は、ケチな関西人とか、貧乏寮生とか、バックパッカーとか、「意地でもカネなんか使うか!!」みたいな人種ばっかりだったのでw)
そして、30代前半までの僕は、「学費の借金」と「親の借金」という『双子の赤字』を返済することしか頭になかった。
そこそこの大学にたいして勉強せずに入ったり、学生ながら政治家の事務所で働いたり、アジア大陸を飛行機を使わず陸路だけで横断したり、そんな、同年代の友達が「すげぇ!」っていうようなことは、ぶっちゃけ、僕にとってはぜんぜんすごくなかった。
ぶっちゃけ、楽勝だった。
けど、派遣社員やりながら『双子の赤字』を返済することは、
「さすがにちょっと、無理じゃないか。。。」
って、僕は思ってた。
絶対に、途中で『詰む』と思っていた。
ちょうどその時期にまる被りしていた、HUNTER×HUNTER蟻編の『王』を倒す難易度と同じで、
「勝ったらおかしい」
レベルの強敵だった。
僕の人生にとって、それまでの敵とはケタ違いの強敵だった。
HUNTER×HUNTER モノクロ版 24 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 冨樫義博
- 出版社/メーカー: 集英社
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けど、その10年間、派遣先のドアを蹴ったり、モノ投げたり、派遣会社の人間に掴みかかったり、殴りかかったりしながらも、、、(バンカラ播州人!)
どうにかこうにか、
ケタ違いの『強敵』
を倒すことができた。
自分でも、ちょっと、信じられなかった。
僕は、子供の頃から、自分は一生、『貧乏人』だと思っていた。
死ぬまで『貧乏人』だった▼じいちゃんと同様に。
『貧ぼっちゃま』の生き様がミニマリスティックで大好きだ! - A1理論はミニマリスト
大学卒業後、戦争真っ只中のアジアを横断しようと思ったのも、
「死ねば『双子の赤字』を返済しないで済むじゃないか!むしろ、旅で死ねるなら本望だ!」
って、割と本気で思っていたところもある。
結局、五体満足で旅から帰って来てしまったがゆえに、10年間、風呂なしアパートで貧乏生活が続くわけだが。。。
けど、なんと!
僕は、30代前半という、予想外の早さで『脱貧困』できて、風呂のあるアパートに引っ越しすることができた!!
これは今でも信じられない時があるし▼借金返済直後は世界が輝いて見えた。
借金を返済するだけで『世界が輝いて見える』よ!! - A1理論はミニマリスト
(いや、まだ親の借金は数千万円ありますが、それはもう、自分達でどうにかして返済してください。そこまで面倒見きれません!!)
で、30代前半で借金返済した僕が、
じゃあ30代中盤くらいからカネを使うようになったか?
というと、、、
金銭感覚は、な~んにも、変わりませんw
むしろ、34歳で、家の近くに『ケチケチ大王』のエスタークが引っ越してきてから、余計にカネを使わなくなったと思うw
ちなみに、大学時代、同じ寮生だった僕とエスタークは、寮の同学年でぶっちぎりの『ツーボトム』なレベルで貧乏人コンビだったw
たぶん、あの学年のW大生のなかでビンボー具合では1位2位を争ってたんじゃないかな?
底の、底の、そのまた底だ!!ww
そのエスタークも、30代前半くらいまで、親にカネを貸していたりして、ビンボー生活が続いていたが、東京に出てきてから、俺のコネでいい仕事を紹介してやったので、今では脱貧困できている。
けど、僕もエスタークも、30代前半くらいまでずっとビンボーだったら、もうビンボー性が体中に染みついてしまっていて、
「カネを使え!」
って言われても、なにをどう使えばいいのかわからないw
逆に、衣・食・住は今のままでいたいw
むしろ、カネを使うと胃が痛くなるw
健康に悪いww
つまり、カネがどれだけ貯まっても、私生活にはなんの影響もないのだ。
むしろ、
「ああ、カネがあればあれもこれも捨てれる!(いざとなれば買い戻せばいい!)」
とさえ思ってしまうw
そんな僕が、今、少しおカネを使ってるのは、ゲストハウスや下諏訪への旅費だ。
これはちょうど、毎月のブログ収入とトントンくらいな出費なので、僕は、ブログで稼いだお金は、ゲストハウスや下諏訪に落とそうと思っている。
理由は単純明快で、昨日読んだ▼こういう人のために『ゲストハウス』や『下諏訪』の素晴らしさを伝えていきたいから。
暗い話になるけど、僕の学生寮時代の寮生は、先輩後輩合わせて、何人かが、20代のうちに自ら命を絶った。
で、よくよく思い出すと、彼らの実家は、僕やエスタークの家のような極貧家庭ではなかったような気がする。
というか、バブルは弾けたとはいえ、21世紀になるかならないかの時代、僕やエスタークの家のような極貧家庭のほうが世の中的には稀で、普通の家は学生寮(寮費月3千円)に入れば、奨学金は借りなくていいくらいに裕福だったと思う。
(俺とエスタークはそれに加えてダブル奨学金&バイト!w)
で、20代で命を絶った彼らが『寮』に求めていたモノは、やっぱり
『コミュニティ』
だったんじゃないかな、と思う。
「なんでもありそな国」で、ただひとつ、ないもの。
『コミュニティ』。
もしかしたら、10代後半までギリギリで生きてきた彼らは、
「息苦しい人生だけれども、ここ(寮)に来れば『空気』が吸える。吸わしてもらえる。」
という、理由で、そもそも入寮届を大学に提出したのかもしれない、
と、彼らがこの世から消えてからだいぶ経ってから、僕は思い始めていた。
彼らにとって、「貧乏学生寮」だけが、この世の中で唯一の『居場所』だったんだろう。
けど、その『居場所』には四年という期限がある。
彼らは、その『居場所』から強制的に追い出されてしまったがために、『空気』が吸えなくて、死ぬべくして、死んでしまったんじゃないかな?
って、最近は良く思う。
脱貧困できた今の僕は、そんな彼らのような人に向けて、
「ここに来れば『空気』があるよ!」
というモールス信号を打ち続けていきたい。
『空気』がある場所で、『空気』を思う存分吸って、また戦いに戻りたければ戻ればいいし、ずっと『空気』のある場所に「沈没」しててもいい。
「『空気』さえあれば、カネなんて、モノなんてなくても、生きていけるんだよ。」
って言い続けたい。
それが、僕にとって、一番、
『豊か』
な人生だ。
今日、▼こんなブログ記事を読んだ。
毎日が楽しくないなら、人生のほんの少しの時間を使って誰かに「してあげる幸せ」を。 - よのすけ.com
それについて、僕はtwitterでこんなコメントをしました。
他人に貢献する人生こそが、本当に豊かな人生。 / “毎日が楽しくないなら、人生のほんの少しの時間を使って誰かに「してあげる幸せ」を。 - よのすけ.com” https://t.co/T2QLT6Fnc3
— A1理論はミニマリスト (@A1riron) 2017年1月30日
@yonosuke00 まぁ、単なる『ゲストハウスるろうに』なだけですよ!(笑)
働きたくないでござる!絶対に働きたくないでござる!!(笑)— A1理論はミニマリスト (@A1riron) 2017年1月30日
僕は、
日本人の『豊かさ』の基準は、21世紀になっても、未だ20世紀のバブル時代の基準のままだ、
思う。
ミニマリストを▼「貧乏人扱い」するのも、未だその価値観から脱却できていない証拠であって。
日本人がミニマリストを「貧乏人扱い」するのは妖怪『ムダヅカイ』の仕業だっ!!! - A1理論はミニマリスト
けして飢えることのない21世紀。
僕は、
人類は皆、自分自身の『豊かさ』の基準を持つべきだ
と思う。
カネなんて、いくらあっても満足しないんだ。
逆に言うと、
「これで満足!」
と思えば、それでカンストだ。
僕はそれが非常にミニマムなレベルなだけで。
僕にとっての『豊かさ』とは、
毎日、『空気』がない世界で生きていて、死のうか生きようか迷ってるような人に、
「ここにくれば、とりあえず生きていくくらいの『空気』はあるよ!」
って言い続けることだと思う。
そういうことをしている自分がものすごく好きだし、ものすごく豊かで、余裕があり、ゆとりのある生活だと思う。
僕の人生は、とりあえず、そんなんでいい。