ここ3週間ほど、雨やくもりの日が続いていましたがこの土曜日はカラッと晴れました!
それと同時にいろんなミニマリストさんたちが日本中のゲストハウスに泊まってる~!!
週末になるとフォローしてるミニマリストさんたちが日本中のゲストハウスに泊まり出すから、Twitterでリアルタイムに日本各地のゲストハウス情報が入ってくるようになってきた!
ものすごく、いい傾向!!
— A1理論 (@A1riron) 2015, 9月 12
いやはや、今からシルバーウィークのタイムラインが楽しみです!w
そこで今回は『交流型ゲストハウス』について考えてみたいです。
旅、特にひとり旅の場合、旅を左右するのはゲストハウスなんじゃないかな、と思います。旅が楽しかったかどうかはもう9割方ゲストハウスで決まるんじゃないかと思いますw
なので、ゲストハウス選びは非常に大事。
いや、むしろ普段仕事で疲れている方は『交流型ゲストハウス』に行くこと自体を旅の目的にしてもいいと思います。観光はおまけ程度で。
それならもしその日、雨が降ったとしても旅を楽しめますしね。
実はこれは昔から海外の「日本人宿」的ゲストハウスにはよく見られた現象です。
エジプト・カイロの日本人宿に3ヶ月泊まっていたけど、宿のメンバーと毎日、朝から晩まで宿で遊んでいて、結局、ギザのピラミッド(カイロ郊外)見に行くの忘れてた人とかいましたw
でもその人は日本でめちゃくちゃ社畜生活だったので、それはそれで旅としては良かったのかもしれません。
ちなみにこんな現象をバックパッカー用語では『沈没』と言いますw
▼こんな本もありますw
ほんの少し前、00年代までは『交流型ゲストハウス』が日本に少なく、みんなわざわざ仕事を辞め、アパートを引き払い、飛行機のチケットを買って海外のゲストハウスに行っていました。
せっかく仕事を辞めたりアパートを引き払ったりしたので、数か月、数年旅したりするので、帰国後の日本社会の目は冷たく、シェアハウスもなかったのでアパートも借りることが困難でした。
今は日本で働きながら、アパートも引き払うことがなく、国内イベント感覚で国内ゲストハウスに『プチ沈没』できるようになってきたので、本当に、長生きはするもんだと思っていますw
ただし、僕は日本のゲストハウスでも『交流型ゲストハウス』とそうでないゲストハウスがあるように思えます。
もちろん、『交流型ゲストハウス』でないゲストハウスでも交流はできます。
でも『交流型ゲストハウス』は宿泊者が他の宿泊者に自分から声をかけようとしなくても自然と交流できるようななんらかの「しかけ」があるような気がします。
イベントや飲み会がほぼ毎日あったり、ゲストハウスの造りが「交流」できるような形になっていたり、オーナーがかなりの確率で交流スペースにいて場を盛り上げてくれたり。
僕自身が実際に宿泊したりバーに行って『交流型ゲストハウス』だと実感したゲストハウスは以下になります!
【広島・尾道『あなごのねどこ』】
生きるのに疲れたら広島・尾道の『あなごのねどこ』に泊まりに行こう!【0円で空き家をもらって東京脱出!】 - A1理論はミニマリスト
▲ここはイベント頻度がすごいですねー。宿泊客が鍋等のイベントをしたりするのもすごいです。イベントがない日も毎晩飲み会みたいな感じらしいですw
移住の相談や空き家再生合宿等もやってます!
【長野・下諏訪『マスヤゲストハウス』】
東京で消耗したら新宿から高速バスで3時間の下諏訪オシャレ古民家『マスヤゲストハウス』に泊まるとめっちゃ癒されるよ! - A1理論はミニマリスト
▲僕が現在、最も注目しているゲストハウス!オーナーであるキョンちゃんの『ゲストハウス愛』がハンパない!『交流型』と『デザイナーズ』を両立し、さらに下諏訪の町の方々のほとんどがその存在を認知・応援しているところがすごい!
「下諏訪にマスヤゲストハウスがある」というよりは「下諏訪の町がマスヤゲストハウスを中心に発展しつつある」という感じで、今後も下諏訪からは目が離せません!!
【長野・松本『カンデラゲストハウス』】
カンデラ ゲストハウス ランタン灯る味噌蔵の秘密基地から | FootPrints
▲味噌蔵を改造した個性派ゲストハウス!!先月、ブログ仲間のにゃんすと『寝台ブース』に宿泊しました!オーナーの「くりさん」の情熱がハンパない!!
その日の宿泊者のニックネームをホワイトボードに書き出してくれるので、なんとなく「宿泊者の一体感」があります。くりさんやスタッフに方々も話しかけてくれます!
加えて元味噌蔵の部屋がいい感じの交流スペースになっているので自然な感じで交流できます!
また長野中のゲストハウスの情報満載なので、ここを起点に長野を旅するといいかも!
【東京・台東区『toco.』】
東京にいるのに旅気分!台東区入谷のゲストハウスtoco.のバーにミニマリストブロガー3人で行ってきた! - A1理論はミニマリスト
toco.(トコ) 日本のゲストハウス文化拡大の火付け役 | FootPrints
▲言わずと知れた『日本のゲストハウス文化の火付け役』!
この『toco.』のバーから日本の『交流型ゲストハウス』が広まっていったんだと思うとどれだけ感謝してもしきれません!
東京で消耗したらそのままゲストハウスバーで旅人と交流できるのもステキ過ぎます!
【鹿児島・桜島『MOON GALAMMASALA Guest House』】
人生に疲れた方は桜島のミニマムな隠れ家癒し系ゲストハウスに沈没してみては?【MOON GALAMMASALA Guest House】 - A1理論はミニマリスト
▲桜島の超穴場的ゲストハウス!60代のオーナー夫妻や常連さんがものすごく交流してくれます!しかし悲しいことに、最近宿泊した▼にゃんす情報だと今年いっぱいで沖縄に移転するらしいです!行きたい方は今年中に!!
鹿児島で出会った薩摩にゃんこ&桜島わんこを紹介します! - 猫に小判
次は僕は宿泊したことがないのですが、実際に宿泊した方に非常に評判のいい『交流型ゲストハウス』です!
【北海道・札幌『縁家(えにしや)』】
縁家(えにしや) マンション2階に住むお姉ちゃんち | FootPrints
▲『姫姉様』こと堀井みきさんのブログ記事より。オーナーのゆきねぇさんが明るくて気さくだそうです!「お姉ちゃんの家」に行きたい気分になった人は是非!
【岩手・野田村『苫屋』】
▲マスヤゲストハウスで会ったアキラさんが絶賛!
なんと!往復はがきか手紙でしか予約できない宿です!電話をかけるもなにも、苫屋にはそもそも電話がありません!ましてやパソコンなんて!!
1泊2食で6,000円ですが、この料理のクオリティを考えると安すぎるような気もします!▼気になった方は是非是非はがきか手紙を書きましょう!!
【岩手】手紙でしか予約が取れない宿「苫屋」 - NAVER まとめ
【東京・檜原村『へんぼり堂』】
内気な人見知りでもゲストハウスを楽しめるのか?檜原村の宿「へんぼり堂」で試してみたよ | ひげむぅ
▲ゲストハウス紹介サイト『ひげむぅ』より。東京都にある「村」で元IT系企業に勤めていたオーナーがいるゲストハウス!イベントが頻繁に行われていて、特にワイン会は旅人の間でもすごく評判がいいです!
【長野・長野市『1166バックパッカーズ』】
39日目:長野。地ビールにカレー、あたたかいなぁ。 - 放浪記
▲放浪記さんのブログ記事より。机の周りに旅人が群がる写真が楽しそう!また、オーナー女性はミニマリストとの噂です!
【三重・伊勢『風見荘』】
ゲストハウスデビューしてきた話 - Pull through
▲リースさんのブログ記事より。スタッフさんがかなりフレンドリーっぽいですね。
▼昨日宿泊したエミジェリーナさんもベタ褒め!!
昨日泊まった伊勢市のゲストハウス風見荘!さいこーーー!!でした。#風見荘 #伊勢市ゲストハウス pic.twitter.com/N3Pid3ZcHj
— エミジェリーナ (@anjemi35) 2015, 9月 12
【兵庫・姫路『ヒメジガハハゲストハウス』】
ヒメジガハハゲストハウス 姫路城近くの商店街にある宿 | FootPrints
▲鹿児島で会った旅人がベタ褒めしていたゲストハウス!少人数制なので少ない人数で仲良くなれそうですね!月に1、2回イベントがあるそうなのでイベントに合わせて宿泊するのもいいかもしれません!
【岡山・倉敷『くるま座 有鄰庵』】
くるま座 有鄰庵 倉敷美観地区の夢ある若者に追い風を送る場所 | FootPrints
▲ここも旅人の間で非常に評判のいいゲストハウスです!併設カフェの「しあわせプリン」も有名です!
また、これからゲストハウスを経営していきたいと思ってる方は▼「ゲストハウス開業合宿」イベントもあるので要チェックです!!
第9回「地域に必要とされるゲストハウス開業合宿」 | 岡山・倉敷ゲストハウス 有鄰庵(ゆうりんあん)
【香川・向島『向島集会所』】
向島集会所 直島から100m”むかえにいく"小さな離島 | FootPrints
▲瀬戸内海にあるアートの島「直島」の向かいにある、人口15人の離島「向島」にあるゲストハウス!「向島」へはゲストハウス管理人さんの船で向かうそうです!
こちらもマスヤゲストハウスで会ったアキラさんが絶賛!
『FootPrints』によると「醍醐味は宿泊者みんなで御飯をすること」らしいです。急速に宿泊者間で仲良くなれそうですね!!
以上が、僕が実際に宿泊したり、宿泊した人から評判の良かった『交流型ゲストハウス』です。
他には九州では4つほどある▼『リトルアジア系ゲストハウス』を絶賛する人もいます。毎日のように飲み会があったりして、まさに九州!まさにリトルアジア!w
都道府県別で言うと『交流型ゲストハウス』が多いのは個人的に長野と沖縄かな、と思います。
なんでかな~と僕なりに考えたのですが、、、
長野は『ペンション文化』、沖縄は『ゆんたく文化』かな、と思いました。
長野の『交流型ゲストハウス』はオーナーが宿泊客を全面的に迎え入れてくれる感じで、まさに長野に昔からあるペンションのような感じがします。日本の北のほうの『交流型ゲストハウス』には比較的このタイプが多いかも。
長野をメインに旅して、長野のゲストハウスのこのノリに慣れたら他の地方のゲストハウスは物足りなくなるくらいですw
逆に沖縄は宿泊者どうしで勝手に雑談するゆるい感じの▼『ゆんたく文化』なんじゃないかな、と思います。
【生活】ゆんたくとは? | 沖縄ライフと文化 | 沖縄のうわさ話
九州や瀬戸内等の比較的、南のほうの『交流型ゲストハウス』はこのタイプが多いかもです。東南アジアのゲストハウスも大体こんな感じですw
とはいえ、『交流型ゲストハウス』には例外も多く、泊まる時期やその時のメンバーによっても大きく雰囲気は変わります。
▼2009年に出たこの本からもゲストハウス情勢はかなり様変わりしていると思います。
僕の意見を言うと、上記のような『交流型ゲストハウス』に目星をつけて泊まりに行き、交流できたらラッキーくらいに思うことだと思います。
オススメはサイトやfacebookページなどでお目当ての『交流型ゲストハウス』の情報を常にチェックしていて、イベントがあるときに合わせていくことかな、と思います。
そのイベントに興味がありそうな友達を誘ってみてもいいかも知れません。
また、暇なときはスマホで、リニューアルした『FootPrints』や、最近記事が面白い『ひげむぅ』等をチェックしているといいと思います。
ひげむぅ - ひととゲストハウスをむすぶウェブ | ひげむぅ
また、この記事を読んでゲストハウスに泊まりたくなってきたけど、ゲストハウスどころかひとり旅もしたことない方は初心者向けの▼こちらの記事をご覧ください!
LCCとゲストハウスとたかぎなおこ本情報を上手に使って日本国内を賢く安く旅しよう!!【初心者向け】 - A1理論はミニマリスト
そして、
「そもそも人と話するのが苦手なのに、知らない人と話するなんて。。。」
という方には「にゃんす」オススメの▼この本!w
『豆腐メンタル』な主人公がひとり旅を通して成長していくコミックエッセイです!
▼この本に関するにゃんすのブログ記事
気にしい、コミュ障さんにおすすめ!コミックエッセイ「旅したら豆腐メンタルなおるかな?」 - 猫に小判
それでは皆さん、『交流型ゲストハウス』で良い旅を!!