いやー、この本はついつい買ってしまいました!!
▼『地球の歩き方・東京』!!
『地球の歩き方』は、僕は20代の海外ビンボー旅行の時に大変、お世話になったガイドブックで、、、
なんと!この本は初の国内版で、それが僕が今、住んでいる『東京』!!
今回の記事では、僕と『地球の歩き方』の話から、今回の『東京』版を買って読んだ感想などを書かせていただければと思います!
ネタバレはミニマムに努めたいと思います!!
『地球の歩き方』と僕の半生。
このガイドブックの各シリーズには、僕はかなりお世話になりました。
最初に買ったのは大学時代の夏休みにアメリカをフラフラした時。
今、Amazonで検索したら、▼僕が昔、買った時のが出てきました!!うわー!なつかしー!!
この頃の『地球の歩き方』は、なぜか背表紙以外の紙の部分が青くてパリパリしていて、ページをめくるごとにパリパリと紙を剥がさないといけなかったり、そのせいでページがくっついてしまっていたりしていて、最初に買った時は、
「なんだ、この本?でも海外ガイドブックってこういうモノなのか!?」
って思った記憶があります。
けど、この青い紙の部分が外国人犯罪者にとってはすごく目立ち、『地球の歩き方』を持って海外をウロウロしていると、
「あいつらは地元の中国人じゃなくて、日本人旅行者だ!狙え!!」
みたいになってしまったらしく、2000年代前半に今のような普通の本みたいになったらしいです。
そういえば、僕がアメリカに行った時は初海外だったので、▼この西海岸版も持って行ったなー。めっちゃ懐かしい!!w
他にも、アメリカ旅行編(犬が主人公のやつ)と、ユースホステルの本も持って行った記憶がある。
で、今、ダメ元でAmazon検索してみたら、▼あったー!!これこれ!!(表紙写真ないけどw)
いやー、めっちゃ懐かしいw
(この記事を書きながら1人で盛り上がっていますw)
そして、翌年の夏休みはヨーロッパを1週したので、▼このヨーロッパ版とユースホステル本を持って回りました!!
▼うわー!これこれ!!w
で、僕は大学卒業したあとは、仕事もせずにアジアをフラフラしていました。
▼この東南アジア版は、ほとんど使えなかったなぁ。。。
中国版やインド版はもう、めちゃくちゃお世話になりましたね。いやー▼この表紙、懐かしい!!
26歳で日本に帰ってきてからの僕は、もう延々と借金返済の毎日でしたが、この『地球の歩き方』シリーズは捨てられず(元バックパッカーならこの気持ち、わかりますよね??)ずっと部屋に置いていて、仕事が辛い時にちょっと読み返したりしていたのですが、、、
さすがに多いし、古いし、ボロいし、埃もたまるしで、、、
確か引越し時にオール断捨離しました。
引越し後はスマホ時代になり、海外に行くこともなくなったので、
「『地球の歩き方』はもう買うことはないだろうな。」
と思っていました。
ましてや、2020年の今年、コロナの影響でそもそも海外に行くことが物理的にできないので、『地球の歩き方』なんて、絶対に買うことはないだろうと思っていました。
この本の存在を知るまでは。
『地球の歩き方・東京』出版の経緯と誤算、そして思わぬバカ売れの経緯が面白い!
そんなコロナ禍の2020年9月!
なんと!▼『地球の歩き方・東京』が発売されました!!
「えっ!?東京!?」
って、びっくりしました!w
いろいろググってみると、▼その出版の経緯がわかってきました。
“その要因について、以前から地球の歩き方ファンだった読者には、海外旅行に行けない今、地球の歩き方が東京を出したと面白がってもらえていると分析しています。” / “旅行ガイド『地球の歩き方』が初の国内版「東京」を発行 コロナの影響? 出版社に聞いてみた - ねとらぼ” https://t.co/qqqskq2Voy
— A1理論 (@A1riron) 2020年10月23日
発行は9月1日。昨今の状況を踏まえると、“海外旅行ガイドブックも売れ行きが落ちていて、苦肉の策として『東京』編を出版したのかな?”なんて邪推してしまいます。
ところが、事情を聞いてみると、企画が決まったのは1年半前。新型コロナウイルスとは一切関係なかったそうです。もともとは2020年に開催予定だった東京五輪に向けて考えられたもの。『地球の歩き方』が2019年で創刊40周年を迎えることもあり、シリーズ初の国内版を出してみようと決まりました。
しかし、、、
企画としては、ほかの地域から東京に旅行に来る人も読者として想定していたそうです。予想以上だったのは、東京に在住・通勤している人や東京近郊に住んでいる人からの需要。「近場のお出掛け・散策によさそう」「知っているようで知らなかった東京が載ってる」「読んでいるだけでも楽しい」などの声が多数寄せられています。
さらに、読者だけでなく、掲載物件・施設からも「このコロナの厳しい状況だけど、こういう機会にこのような形で魅力発信ができてうれしい」とメールや手紙が多数届いています。もともとはコロナ禍とは関係ない企画だったとはいえ、喜ばしい効果が出ているようです。
東京って『観光地』っぽい観光地って意外と浅草とスカイツリーとお台場くらいしかないんだけれども、『散策』だと、ちょっとした名所・旧跡がめちゃくちゃあると思う。
これは仕事で客先に行く時や、友達のエスターク君と深夜の散歩をしていてもよくそう思う。
で、20年くらい住んでいても、意外と言ったことのない場所が多いことに気づく。
正確には、同じ特定の場所と家の往復ばかりをしているw
これはドラクエウォークで近所に意外と広い公園があったり、綺麗な神社があることを発見した時と似ている。
コロナ禍の東京で、それを再発見するきっかけになった人も多いんじゃないかと思います。あ、▼こんなのも出てますねぇ。
“こうした構成は、江戸からつながる東京の歴史を強く意識したものと言える。徳川家康による江戸幕府の開闢によって、数百年に渡って江戸には莫大な資本が投下され、様々な文化が開花した。” / “コロナ時代に大ヒットした『地球の歩き方 東京』、その「新しさの正体」(岡本…” https://t.co/BeqZzLwZVi
— A1理論 (@A1riron) 2020年11月3日
同書冒頭では「東京でしたいこと10」が特集され、「文化に触れる大江戸体験」、「東京の酒舗&地ビールを訪ねて」、「東京ならではの文化財めぐり」、「東京発祥のグルメめぐり」、「老舗の名品を手に入れる」などがリストアップされている。
ここら辺、知らないことだらけでしたw
“徹底して妥協しない姿勢を貫いたからこそ、思わぬ大ヒットにつながった「地球の歩き方・東京」。同シリーズのファンとしては、妥協なしの国内版続編がいつか出る日を心待ちにしたい。” / “「地球の歩き方・東京」コロナ禍でまさかの大ヒット! それでも編集部が「シリー…” https://t.co/q6aclyHINt
— A1理論 (@A1riron) 2020年11月3日
2020年9月1日に発行されたばかりの「地球の歩き方・東京」が売れに売れています。初版発行の1万5000部は発売から2週間あまり経った9月16日に完売。今は3度の増刷をかけ4万7000部を発行するも、注文待ちの状況が続いているそう。
ガイドブック市場では、パリやニューヨークといった海外屈指の有名どころでも“10万部で成功”とされる
というわけで、バカ売れしているようです。
確かに僕も10月上旬に高田馬場の芳林堂書店に行っても置いてなかったです。
で、10月末に再訪すると、、、
立ち読み出来なかった。。。(笑) pic.twitter.com/YwvkbqcFk5
— A1理論 (@A1riron) 2020年10月30日
こんな感じでしたw
さて、Kindle版を買うか、紙の本を買うか、それが問題だ。
で、この『地球の歩き方・東京』を買おうと思った人がおそらく必ずぶちあたる壁が、
「Kindle版を買うか?紙の本を買うか?」
ということだと思います。
昔、紙の本をバックパックに入れて旅をしていた人ならわかると思いますが、『地球の歩き方』はとにかく重い。。。
中には切って分解したり、図書館で借りてきて主要部分だけコピーしたり、みたいな使い方をしている旅人もいました。
今からだと考えられないような時代ですな。
そういう時代を知っている人からしてみれば、今の時代は断然、Kindle版でしょう。
ただ、Kindle版で『地球の歩き方』の雰囲気を味わえるのかどうかはちょい疑問でした。しかも、僕はKindle端末を持っておらず、スマホのKindleアプリで読む派ですし。
ちなみに、スマホは画面がかなりミニマムなiPhoneSEですw
けど、Kindle版だとスマホでいつでもどこでも読めるし、仕事の帰りに、ちょっと『地球の歩き方・東京』を開いて旅気分を味わう、なんて、『粋』じゃないですか!
まさに江戸っ子!!(生まれも育ちも兵庫の姫路ですがw)
というわけで、、、
さ、洗濯物を畳もう。
明日から3日間、残業確定だしなぁ。
— A1理論 (@A1riron) 2020年11月3日
洗濯物を畳みながら見た。
またこんな旅をしたいなぁ。
ピラミッド行ったら詐欺師ばっかりだった【エジプト旅行記20】 https://t.co/nPaPRv6kAY @YouTubeより
— A1理論 (@A1riron) 2020年11月3日
昨日、残業を頑張った自分へのご褒美と、あと3日間、残業を頑張る自分のエールのために購入!
Kindle版のダウンロード時間が長い!w
地球の歩き方編集室 の 地球の歩き方 J01 東京 2021~2022 地球の歩き方BOOKS を Amazon でチェック! https://t.co/h5PitRIuJB @amazonより
— A1理論 (@A1riron) 2020年11月3日
僕はKindle版を購入しました!!
スマホで『歩き方』を読むのも変な感じでしたが(しかも東京版)、まぁ、自称ミニマリストなのでw
ちなみに紙の本は▼こんな感じです。
Amazonでは紙の本は「厚い!」と言っている人が多いので、ミニマリスティックな人はやはりKindle版のほうがいいでしょう。
www.youtube.com
とはいえ、昔の地球の歩き方の『アメリカ』『ヨーロッパ』『中国』『インド』に比べれば、僕は薄いと思ってしまいますけどね。青いペリペリもないしw
中身のデザインもめっちゃ『地球の歩き方』!東京が外国に思えてくる!!
というわけで、中身の紹介!!
まず、▼デザインのフォーマットは、まんま『地球の歩き方』で、往年のユーザーからしてみれば笑っちゃうくらい『地球の歩き方』です!!
今では海外の現地でスマホで調べればすぐに出てくる情報でも、20年前はこの『地球の歩き方』の情報がすべてでした。
時々、情報が古かったり、間違ってたりもしましたが、それはまぁ、ご愛嬌、という時代でしたw
しかし、この一冊さえあれば東京はガイドさんいらずですねぇ。
しかも自分のペースで自分の好きな場所に歩いていけるので、まさに『歩き方』!
考えてみれば、東京ほど『歩き方』という名前がぴったりくる街は地球上でもあんまりないのかもしれません。
(アメリカは車移動がメイン、ヨーロッパはパリやロンドン以外は結構、街全体がこじんまりしている。中国は都市部はどこも似たような感じ。インドはカオスすぎるw)
▼神田川クルーズなんて、全然、知らなかった。
▼これですな。
【日本橋発着】【乗合】神田川クルーズ90分|日本橋クルーズ®|神田川クルーズ®|(株)東京湾クルージング
この周辺はよく仕事でウロウロしているんだけれども(明日もこのエリアを仕事でウロウロします。。。)、あえて、この仕事臭いエリアをクルーズしてみる、というのも一興かもしれません。
あと、▼東京の銭湯を特集しているのが個人的には好感度高いです!!
僕は日本の銭湯こそが世界遺産だと思っていて、20代で海外のいろんな街を旅したけど、結局、日本で生活している大きな要因は、この『銭湯』の存在がかなり大きいですw
あ、昨日も銭湯行きましたw
今日もご褒美銭湯。
風呂に入れるだけで、幸せだ。
俺の人生なんて、こんなんでいい。
— A1理論 (@A1riron) 2020年11月7日
仕事や家事を頑張った自分に対する『ご褒美』として、銭湯ほどコスパがいいものはないような気がします。それと国内旅行でも▼『旅先銭湯』していますw
東京や関東の実在する銭湯を紹介する漫画▼『のの湯』もオススメです!!
『地球の歩き方・東京』、地図を眺めてるだけでかなりの時間が経った(笑)
ずっとこの街で働いたり、ブラブラしてきたりしたもんなぁ。 pic.twitter.com/GQnyBVhHfF
— A1理論 (@A1riron) 2020年11月3日
ガイドブック全般に言えるんですけど、旅をしていない時に地図や写真を眺めたり、地図やうんちくを読んだりするだけでも楽しいんですよねぇ。
ていうか、旅の最中はバタバタしているので、むしろ事前にガイドブックを読み込むことも兼ねて、眺めておくのが一番楽しいw
そして、、、
『地球の歩き方・東京』をパラパラと読了。
時間がある時や、その場所に行った時にゆっくり読み返したい。
Nui.やtoco.等、ゲストハウスもいくつか出てきて満足。 pic.twitter.com/kIGeNAUM4P
— A1理論 (@A1riron) 2020年11月3日
元々、『地球の歩き方』は、40年まえに日本人が海外を自由旅行するようになってから発売された個人旅行用のガイドブックです。
(日本人の海外渡航自由化は1964年4月1日から)
当時は海外の物価も高く、海外個人旅行する日本人もビンボーな若者が多かったために、『ビンボー旅行者のバイブル』みたいになっていたらしいです。欧米人が持ち歩いている、ペーパーバックの『ロンリープラネット』の立ち位置ですなぁ。
しかし、日本人は80年代にバブルを経験し、僕が『地球の歩き方』を買い始めた2000年前後にはブランド品を売る店の紹介や広告のページなどもありました。
まぁ、海外のガイドブックは『地球の歩き方』が一強状態だったし、ビジネス的には手広くいろんな層に買ってもらいたいし、広告も載せたいんでしょうけど、往年のビンボー旅行ファンはそれを批判していました。
まぁ、僕もビンボー人かつ、ビンボー旅行が大好きなので、確かに今回の『地球の歩き方・東京』にもハイソなお店が結構、載っていましたが、最後の方にいくつかゲストハウスが載ってて、
「ああ、やっぱりこの本は『地球の歩き方』だ!!」
って、すごく安心しましたw
さらにビンボー旅行者向けの『旅行人・東京』も出してほしい!w
しかし、海外ビンボー旅行好きな人はご存知の通り、90年代に入り、ブランド品の店や広告を入れだした『地球の歩き方』に対し、完全にビンボー旅行者にターゲットを絞った『旅行人』というガイドブックや雑誌がミニコミ的に流行りました。
80年代に「バックパッカーの教祖」と言われた▼蔵前仁一さんが立ち上げた出版社で、、、
メインの地域はもう▼インドとかパキスタンとか、そもそも物価がめちゃ安い地域!w
あ、今年出た▼この本、読みたい。。。
そんな『旅行人』の東京版も出してほしいなぁ、って思ってしまいました。
まぁ、▼ロンリープラネットの東京版を買えばいいのかもしれないけど、、、
Lonely Planet Tokyo (City Guide)
- 作者:Lonely Planet,Milner, Rebecca,Richmond, Simon,O'Malley, Thomas
- 発売日: 2019/08/20
- メディア: ペーパーバック
なんか、
「ビンボー日本人の、ビンボー日本人による、ビンボー日本人のためのビンボーな東京ガイドブック」
みたいなの、あればめっちゃ読みたいw
▼東京のゲストハウスもいっぱい載ってたりするとサイコーです!コロナショックがかなりデカいので、、、
コロナで1番打撃を受けて、1番景気が回復してないゲストハウス業界に政府からの支援は全く届かない。
非正規雇用がコロナをきっかけに解雇→貧困スパイラルに陥っていくのと似ている。
政府にとってはここら辺はスコープ外なんだろうなぁ。 https://t.co/2OippfPNfI
— A1理論 (@A1riron) 2020年10月27日
さらに▼こんな感じで、日本の中の異国街とかも紹介してあるといいなぁ。
“懐かしいアジアの空気がそこにはありました。やっぱり落ち着くんですよ。雑多で、ごちゃごちゃっとしていて、アジアの言葉が行き交っている中にいると、なんだか気楽になれます。” / “竹ノ塚、西葛西、高田馬場、西川口……『日本の異国』著者に聞く、外国人街の魅力とは …” https://t.co/sKxLK5E90F
— A1理論 (@A1riron) 2020年10月27日
▼こんなのとか。
ああ、今年、旅行人から出版された▼この本も読みたい。。。。
“現地に住めば、より現地のことがわかるようにも思えますが、やっぱり「自由」ということにおいては、単独の旅行者という存在に勝るものはないと感じています。” / “インドに単なるカレーは存在しない 書籍『食べ歩くインド』で知る現地のカオスな魅力 - メシ通 | ホット…” https://t.co/rJupdsFLj9
— A1理論 (@A1riron) 2020年10月27日
まぁ、最後は妄想になってしまいましたが、、、
『地球の歩き方・東京』!
東京に住んでいる方、日本に住んでいる方、海外に住んでいる方、全員にオススメできる東京のガイドブックでした!!