『温泉旅館』
この名前の響きって、即座に、
「高いっ!!」
って反応しちゃいますよね?
ましてや、
『箱根』の『温泉旅館』
なんて、
「一生、ご縁がない。」
って思ってしまいますよね。
僕もそうでした。
実際、僕のリアル知り合いと先日、箱根の話をした時、
「あ、去年、箱根に泊まりましたよ!ネットの『早割』を使ってホテル予約したから安かったです!」
と言っていたので、
「いくら?」
と聞いたら、
「3万円!」
と言ってて、ひきましたw
(箱根湯本の屋上に大浴場がある温泉のようですが)
けど、
そんな『温泉旅館』『箱根』のイメージを覆すゲストハウスが箱根の強羅にあります!
ゲストハウス▼『HAKONE TENT』です!!
▼公式サイトより。
HAKONE TENTは強羅駅から徒歩2分の古旅館を改装し2014年の6月にオープンした温泉付きゲストハウスです。
増築に増築をかさね、まるで迷路のような建物は地下一階、地上二階建て。そんな大きな建物を約6ヶ月かけてみんなで改装しました。
HAKONE TENTの自慢は24時間源泉掛け流しの温泉です。温泉でポカポカになった後、併設のBarでお酒を楽しんで、ふかふかの和布団でお休み下さい。
箱根の山にあるみんなのテント、HAKONE TENT。テントのようにみんなが安心できてドキドキできる場所になりますように。
▼2014年の資金調達のクラウドファンディングでは見事、目標金額を達成!!
箱根の強羅に温泉付きゲストハウスを作りたい!「HAKONE TENT」計画。 - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
www.youtube.com
そんな『HAKONE TENT』はとにかくオシャレ!!!
▼入口はこんな感じ!
箱根登山鉄道の終点、強羅(ごうら)駅から徒歩2分なのですごく便利です!
しかも強羅付近には美術館やお店もあります。(箱根はなかなかお店がない!)
入ると、すぐに▼バーカウンターが!ここでチェックイン!
右のスペースに荷物も預けることができるので、昼くらいに強羅についたら、まずはTENTに荷物を置きに行ってもいいかもです!
▼共有スペース!オシャレトロ!!
▲『ゲストハウスに泊まろう♪』という本でも最初の1ページ目にこの『HAKONE TENT』の共有スペースが紹介されています!DIYで作られた場所です!!
『ゲストハウスに泊まろう♪』はゲストハウスビギナーさんからマニアまで今すぐ旅がしたくなる名ガイドブックです! - A1理論はミニマリスト
▼夜は外国人宿泊客もバーや共有スペースに飲みに来て、まるで海外のゲストハウスのようです!オシャレ!!
▼翌朝の光景!
ブログ仲間のとれいCが自分で作曲した曲を弾きはじめました!
この後、他の宿泊者もピアノを聞きに来て、曲が終わったら拍手が起きましたよ!
▼ピアノを練習する仲良し(?)夫婦と、ハンモックで爆睡するn00さんw
楽器はピアノの他に、ギターやカホンやジャンベもあります!
ここのオーナーさんが音楽が大好きで、
なんと!!
この共有スペースでライブをすると、宿泊費と食事代が無料になるそうですよ!
▼アーティストの方は是非是非!!
アーティスト募集 | HOSTEL & RELAXING BAR HAKONE TENT | 箱根町強羅のゲストハウス・ホステル
HAKONE TENTにある共有スペース兼Barでライブを行ってくれる方を募集しています!
ライブと言うからには音楽(ジャンル問わず)はもちろんですが、ダンス、詩吟、ライブペインティング、
似顔絵、マッサージ、占い、料理、散髪などなど!全ての、全ての表現活動がOKです。
で、このオシャレ空間を見て、薄々お気づきの方もおられると思いますが、この共有スペースのデザインは東京・蔵前の『Nui.』、長野・下諏訪の『マスヤゲストハウス』、山口・萩の『ruco』等、オシャレゲストハウスのデザインを手掛け続けてきた、上諏訪『リビセン』の社長▼東野唯史さんです!!
リビセン本『ReBuild New Culture』は時代の最先端を行く人類のガイド本でした! - A1理論はミニマリスト
箱根でも、まさにReBuild New Cuiture!!!!
というわけで、▼お次はキッチン!!
いやー、キッチンがあるなんて、まさしく『旅館』ではなく『ゲストハウス』ですねぇ!!
めちゃくちゃ広くてフリードリンクも多いです!冷蔵庫も大きいので近くのデイリーヤマザキ(強羅公園のまえ)やローソン(『彫刻の森』駅前)で買ってきたジュースやお酒も入ります!もちろん、コンロもあるので自炊もOK!
車で来るなら、食材乗せてきてキッチンで調理してもいいかも!
キッチンには上の写真のようにテーブルが2つあって、そこで食べたりくつろいだりもできます。もちろんバーの食事も頼めます!
我々6人もそこで最後まで盛り上がってましたw
▼翌朝の光景。ミキコさんと。
▼無料コーヒーを飲みまくる俺w
▼キッチンのボードにはスタッフさんの写真が貼ってあります!わかりやすい!!
ていうか、シェフって女の人だったんだー!へー!!
そして、この写真の一番上のマネージャーさんの「あい」さん!!ホスピタリティがサイコーです!!
なにがすごいかって、実は僕は去年も宿泊してるのですが、今回、すぐに、
「あれ、去年もいらっしゃいましたよね??」
みたいに気づいてくれました!!
しかも、去年はかなり夜遅くに到着したのに!!
今回、宿泊した他のブロガー達も「あい」さんをすごく褒めてました!!
いつも笑顔なのがいいですね!!!
続いてお部屋の紹介!!
▼こちらはミキコ夫妻の個室!普通に温泉旅館です!2人で9000円!温泉代込み!
▼個室のカギも可愛い!!!
続いて、▼僕の男子ドミトリーも普通に和布団!二段ベッドじゃないのが落ち着きますね!!1泊3500円です!もちろん温泉代込み!!
▼和布団を敷いたら、もうね、『実家』!!w
ここは自分でベッドメイクするのは敷布団と枕カバーだけでOK!掛布団は最初からメイクされていました。
オススメは、チェックインしてすぐにベッドメイクすることですねぇ。
理由は、ドミトリーの消灯時間が22時と比較的早いので(山が近いゲストハウスは大体、消灯時間が早い。山登りする人は朝が早いので)、寝る前にベッドメイクするのは他の方に迷惑になるし、そもそも暗闇の中でのベッドメイクはやりにくいw
あとは温泉からあがってゴロゴロするためにも、温泉のまえにはベッドメイクしておきたいですねぇ!
で、ドミトリーでも▼荷物を置くスペースはかなり広く、多いです。外国人バックパッカーとか、かなりの荷物を持って移動しますからねぇ。
マキシマリスト・バックパッカーでも問題なし!!!
ドミトリーに隣接されている▼トイレもめちゃくちゃ綺麗!!
あと、晴れた日は▼このテラスで横になるのもいいですねぇ!!
1人で来て、温泉に入って、ここでボーっと日向ぼっこしたり、夏に星を眺めて物思いにふけるのも贅沢な時間だと思います!!
そして、『HAKONE TENT』ですごいのが、
24時間源泉かけ流しの温泉を貸切利用できること!!
温泉代はもちろん、宿泊費に込みなので、すご過ぎます!!!
僕は当然、翌朝も温泉に入りましたよ!!w
▼温泉への階段もいちいちオシャレ!!
温泉は▼石風呂(2人くらい)と檜風呂(3人くらい)の2つあり、好きな方に入れますが、他の方やグループが入っている間は『利用中』の札がかかってるので待ちます。
設備 | HOSTEL & RELAXING BAR HAKONE TENT | 箱根町強羅のゲストハウス・ホステル
大浴場ではないので『待ち』の時間になる時もありますが、貸切はサイコーです!!w
親子やカップルでも入れますし、僕らは男女に別れて入りました。
ふたつの温泉は大岩で区切られており、上が吹き抜けになってるので、温泉に入りながら、男女間でも話ができますw
これ、ブログ界初の『男女での温泉オフ会』だったのでは???w
そうそう!!
『HAKONE TENT』ではバスタオルも無料で貸してくれます!!
1階の檜風呂の入り口近くにある▼このボックスに返却します。
チェックアウト時にリネン(シーツと枕カバー)と共に返すのがいいでしょう。
温泉を堪能しても、翌朝、また温泉に入りたくなるかもしれないので!夜は翌朝の温泉のために部屋のハンガーでバスタオルを干しておくといいと思います!!
そうそう、『HAKONE TENT』は迷路のように大きいので、建物の所々にある▼このマップを参考にして進みましょうw
そして、今回、二度目の宿泊でめちゃくちゃ実感したのが、、、
別料金のお料理が美味し過ぎる―!!!
▼公式サイトのメニューよりはるかに多い食事メニューがありましたよ!!
お食事とお酒 | HOSTEL & RELAXING BAR HAKONE TENT | 箱根町強羅のゲストハウス・ホステル
僕らは▼コンビニで買ってきたお酒で「ウェーイ!!」して、、、
バーでお料理をいろいろ頼んでみましたが、
どれも全部美味しくて、悲鳴が上がるほど!!w
しかも、キッチンまで持って来てくれます!!
▼ラザニア(800円)いきなり美味かった!!w
▼グリルチキン(700円)ヤバいw
▼ワイワイな飲み会風景!
お隣にいたマダム6人のグループとも少し交流しました!
コンビニで買ったお菓子と、バーのお料理と、喫茶店『旅情』で買った梅干!
そんな食べきれないところに、、、
▼サマー・ロール(600円)!!ウマー!!
箱根の山奥の夜中にこんな美味しいベトナム料理が食べれるなんて!!シアワセ!!
で、今、この記事を書きながら、
「『春巻き』って『スプリング・ロール』じゃなかったっけ???」
って思って▼ググったら、、、
なるほど、
揚げ春巻き=スプリング・ロール
生春巻き=サマー・ロール
なわけね!!
▼コンビニで買った箱根のお酒!
▼肉じゃが(600円)!!すごいボリュームでした!!w
今回、僕らはお酒を持ち寄りましたが、
ここのバーにはお酒が豊富にあるのもいいんですよ!!
去年は僕はバーでビールを飲みました!!
特に日本酒の▼『上善如水』があるのが僕的にはお気に入りです!!
僕と同じ、姫路出身の旅好きミニマリスト・黒田如水!!!
で、この夜はもうずーーっと、ブログ話!!w
気づくと24:20くらいでした。。。
『HAKONE TENT』は消灯時間はないようですが、あんまり騒ぐと上で寝ている方にも迷惑だし、翌日チェックアウトだと朝温泉に寝坊しちゃうかもなので、飲み会が盛り上がっても、これくらいの時間でお開きにするのが良さそうです!!
そして!!
翌朝の500円の▼朝食がこちらです!!
朝食はチェックインの時に食べるかどうか聞かれるので、食べる場合はチェックインの時に言いましょう。朝食料金も宿泊料金といっしょに払います。
▼ポトフが美味しい!!
飲み物はいくつかの中から選べます!
僕は▼ホットミルクに!!コーヒーとかもありました。
みんな、▼朝からワイワイ!!
この後、もちろん、朝温泉に入りました!!
『HAKONE TENT』は10時のチェックアウト後も、共有スペースにいることはできるのですが、しばらくすると掃除が始まりますw
(ていうか、他の宿泊客は観光に出かけたのに、僕らがマスヤ感覚でだらだらしすぎw)
僕らは掃除が始まった頃に強羅のカフェに移動しました!
(この日は観光はなく、この後もカフェでおしゃべり!w)
『HAKONE TENT』の客層は平日水曜日ということもあったのかもしれませんが、やっぱり外国人が多かったですねぇ。
「日本人と交流したい!!」
と思っている人はちょっと難しいかもです。
あと、やっぱり人気宿なので、予約はお早めに!!
今回のミキコ夫妻の個室も、だいぶ前からキャンセル待ちして、直前でキャンセルが出たので泊まれました!!
そして、今回、びっくりしたのは、▼こちら!!
なんと!!
今年(2017年)の8月に『HAKONE TENT』の正面に『はなれ』と呼ばれる一棟貸しゲストハウスが出来ていたこと!!超キレイ&オシャレ!!
6人組のマダム達はここに宿泊していたようです!!
中はかなり広そうですし、ブログ合宿とかもできそう!!
(ただし、マダム達は「カーテンがなかった」と言っていたので、ご利用されたい方は電話でいろいろご確認を!!)
▼このサイトによると、、、
【一棟貸しアパートメント】温泉付きゲストハウス HAKONE TENT 素泊まりプラン 温泉付ゲストハウス HAKONE TENT - 宿泊予約は[じゃらん]
『はなれ』には、テレビ、Wi-Fi、キッチン完備のようですね!
マダム達のように、本館のキッチンやバーを利用したり、本館の温泉に入ることもできます!!
値段は一棟で、
箱根の一棟貸しでこれは安いのでは???
というわけで、
『HAKONE TENT』いかがでしたか?
『箱根』というと、どうしても、
マダムの遊び場
というイメージがありますし、値段も高いように思えますが、
この『HAKONE TENT』に宿泊するのはコスパ最強です!
しかも、首都圏から箱根はかなり近いです。
(駅伝できる距離です!!)
箱根全体を精力的に周ろうと思う方はこの▼『箱根フリーパス』がオススメです!
▲この『箱根ナビ』のサイト自体も箱根情報満載です!!
でも、首都圏で仕事で疲れている方などは、まずはこの『HAKONE TENT』に宿泊することだけを目的にして、温泉につかり、強羅を散歩したり、テラスでのんびりしてもいいかもしれません。
強羅自体にも箱根美術館や強羅公園、彫刻の森美術館等、歩いていける観光地やオシャレなカフェもありますしね。
『HAKONE TENT』+美術館1つ
くらいのゆるい週末旅でもいいと思います!
日頃の疲れを癒やすには、意外と穴場の箱根・強羅を人生の選択肢に入れるだけで気持ちが楽になる気がします!
僕らも、
「また来年にも来よう!」
「別の季節にも来たい!!」
って話していました!!
今回、いっしょに行った人の『HAKONE TENT』記事は、
▼n00さん!
箱根で一泊たったの3,500円!ゲストハウス「TENT」は、温泉、料理、居心地最高のオシャレ宿でした! - すっきり、さっぱり。
▼ミキコさん!
箱根の宿は強羅にあるゲストハウスTENT(テント)で決まり!!ブロガーオフ会してきました。 - 仲良し夫婦の家計簿
そして、▼このゲストハウス紹介サイト『ひげむぅ』の記事には『HAKONE TENT』のオーナーの本庄深(ほんじょう しん)さんのインタビューも載ってます!!
1泊3500円で温泉付き!箱根のゲストハウス「HAKONE TENT」で、格安の温泉旅行を楽しもう | ひげむぅ
それでは、皆様、良き箱根ライフを!!