『A1能力』!!
それは自分に与えられた『A1キーワード』とその『脳内占有率』から導き出された自分という「個体独自の能力」!
加えて共通する『A1キーワード』をきっかけに『バインダー』収納したカードを『アイテム化』したときに一時的に発動する「仲間の能力」!
この『A1能力』は1人につき1能力とは限らず、その能力にはいくつかの『型』があると僕は思う。
今回はその基本となる4つの『型』を見ていきたい。
まずは『1』型。
こういうタイプは「専門家」に多い、と思う。一つのことを無我夢中で一直線に極めているタイプ。
子供の頃から好きだったことを、大人になっても、中年になってもずっとやってる人も多かったりする。
良く言えば「専門家」「プロ」。
悪く言えば「おたく」「マニア」w
メリットとしては当然、専門知識に関してはものすごい詳しい。
が、デメリットとしては専門以外のことは人生においてどうでもよかったり、一般常識や社会通念が通じなかったり、、、
日常会話が成り立たなかったり、その結果、他人から見たら『カード化』及び『アイテム化』しづらい、という難点もある。
この『1』型の人は『A1キーワード』の『脳内占有率』がほぼひとつの『A1キーワード』で埋まってしまっているんじゃないかと思う。
2つめは『一』型。
いわゆる「ジェネラリスト」タイプ。こういうタイプは本当になんでも知ってたりする。
流行りのTV番組の主題歌は大体カラオケで歌えたり、ファッションにも敏感。美味しい店もよく知ってたりする。
流行りのSNSの使い方やスポーツ、あるいは政治経済や社会問題とか固い話題でも一通り喋れたりもするので異性にも人気があったりする。
『日本』という『カントリー』の言葉では「コミュニケーション能力」とか言われたりして専門性より重視されたりもする。(この能力がないと「コミュ障」とか言われたりする)
が、これといった特技や能力は割と人並みだったりする。
職業で言うと「営業マン」や「販売スタッフ」なのかもしれない。(が、『日本』という『カントリー』では「会社員」「サラリーマン」はすべてこれなのかもしれない。)
良く言えば「ジェネラリスト」「何でも屋」。
悪く言えば「器用貧乏」「代えがきく人」。
メリットとしては話題が多いので暇つぶしにちょうどいいw
ま、もうちょっとちゃんと言うと知識や情報の栄養が偏ってる時、人生が停滞している時には相談相手には超便利。
また『1』型の人が「世間の一般常識」「世間の流行り」を知るために『バインダー』収納しておくのも便利だろう。
デメリットは当然、『アイテム化』したところで特にこれと言った特殊技能がないということ。
この『一』型の人の『A1キーワード』の『脳内占有率』はいろんな『キーワード』が細切れになっていて、どれが特出した『A1キーワード』なのかわからないくらいなんじゃないかと思う。
3つめは『T』型。
「ジェネラル」な能力もありつつも、専門的知識もあるタイプ。
これは自分が『T』型になるのも、また自分の『バインダー』内に『T』型のカードを収容するにもバランスがとれた良い『型』の一つだと個人的には思う。
このタイプの一番いいところは「不況に強い」というところかなw
『欧米』とかだとなんか評価されそうだし、これからの『日本』でもこういうタイプの人間が求められそう。
デメリットは『1』型人間には専門では勝てなかったり、『一』型ほどは幅広い識がなかったりするということ。けど両立している人もいます。
社会生活をおくるには、『一』型の「コミュニケーション能力」も兼ね備えながら、こういう1本筋が入ったタイプのほうがいいと思う。
友達としては『カード化』も比較的快く受け入れてくれたりする。(つまり仲間になりやすい)
この『T』型の人の『A1キーワード』の『脳内占有率』はひとつの『A1キーワード』が特出していて、それ以外はバラけている感じ。
4つめは『π』型。(ブラウザやフォントによっては「n」みたいに見えるかもしれませんが「パイ」です。円周率・3.14とかの)
横棒である「コミュニケーション能力」もありつつも、専門が『T』型にもう一つ加えなんと2つあるタイプ。
これも『T』型とともに、自分がそうなるのも、そんなカードを入手するのも大変お勧め。
理想の『π』型は、この2つの「専門分野」がまったく違っているのに、なのにそこに相乗効果が発揮されて2つの「専門領域」とも同時に伸び続けている人。「シナジー効果」とも言う。
で、さらにそれを横棒の「コミュニケーション能力」が補完。これは強い!!
大きなメリットはやはり『1』型や『一』型や『T』型にはできないオリジナルな発想ができる場合が多いこと。
もし自分も仲間(『バインダー』内カード)も『π』型なら非常に多様な価値観を持った人達と多面的に物事を考えられると思う。
デメリットは専門的にはなれないところ、と思いきや、2つの分野でどちらも専門家になってる人もいるからすごい!
おそらく『A1キーワード』の『脳内占有率』は普通の人のように2つくらいの『A1キーワード』が特出しているのだけど、その2つの『A1キーワード』にかける情熱がすごいんだろうな、と思う。
そしてその存在は「オンリーワン」になる可能性が高いし、「オンリーワン」じゃなかったとしても世界に数人くらいしか同じような『A1能力』の『π』型の人はいないだろうからそういう人を探し続ける人生も、それもまたものすごく楽しいと思う。(『激レアカード』)
さらにこの『π』型の人の人生資本①②③④⑤の「投資先」へのマッチング(相性)がバッチリあえばこのタイプはもっともっと強くなる!!
他にも型的にはもしかしたら縦線が3本線や4本線タイプ(『クシ』型?)もいるかもしれないけど、そこまで行くとちょっとした得意分野がある『一』型と変わらなかったリするかも。3本以上の「縦棒」の専門家になるには人生の資本②③あたりが足りない気がする。
で、最終的にどのタイプが「いい」「悪い」というのはないだろう。
「ゲーム」である限り、戦略的に「いい」「悪い」は時と場合(と『絶対銘柄カード』の組み合わせと『バインダー』のカード)によるのであって、絶対的な「いい」「悪い」はない。
ドラクエの「戦士」と「魔法使い」のどっちが強いも弱いもないのと同じ。
そしてそれらの『型』は意識的な「いい」「悪い」ではなく、基本的には、
「持って生まれた『A1キーワード』とその『脳内占有率』によって大きく影響される。」
と僕は思う。(そういう意味でも、改めて「人間とは『A1キーワードの奴隷』である。」とも思う。)
かと言って『A1キーワード』が偏っている「1%のカード」だったからと言って即『1』型とも限らない。ま、それがこのゲームの面白いところかな、とも思う。
が、あえて、個人的にどういう『型』に成長するのが理想かと聞かれれば、個々人の『A1キーワード』やその『脳内占有率』にも寄ると前置きした上で、この現代『日本』という『カントリー』においてはやはり『π』型がいいんじゃないかな、と思う。
で、さらなる理想はその2本の柱が相乗効果(シナジー効果)を生み出してるパターン。僕は世間一般の人のB1度はそういう人に対して大きく傾いてきているような気がする。
インターネットやSNSの登場でバブル期や90年代よりも『1』型や『一』型の存在意義が薄くなってきたように思う。(『1』型は『日本』では「コミュ障」すぎ、『一』型は不況に弱すぎ。)
で、さらに『π』型人間を目指すなら、20代の人なら、まずは「横棒」を太めることを主眼に置きながら、自分に適した「縦棒」2本線の「芽」を見つけていけばいいと思う。
僕的にはそのためにいろんなことを試してみてもいいと思うし、それによって「あわない」(自分の『A1キーワード』とその『脳内占有率』にマッチしない)と思えばそれっきりできっぱりやめて別のことやればいいと思う。
(また、それらの試行錯誤の結果として『T』型になっても僕はいいと思う)
せっかく『日本』に生まれたなら巨大都市「東京」に行くのもいいし、『日本』の最強のパスポートを持っていろんな国に「旅」に行くのもいい経験になると思う。
「自分探し」とか茶化されるかもしれないが、それは所詮、痛いおっさんが痛い若者を批判してるだけだと思う。(老いも若きも「痛い」カードはスルーで)
旅しようが、しなかろうが、「生きること」自体が「自分探し」であり「どう生きるか活動」だと僕は思う。
で、旅しようが、しなかろうが、「自分」が見つからなかった人は素直に『一』型人間として生きていくしかないんじゃないかと思うし、旅しようが、しなかろうが、自分の『型』を見つけた若者はそのまま社会の中に自然に溶け込んでいってると思う。
で、僕の意見をさらに言えば、30歳を過ぎればあとはひたすら2本(もしくは1本)の「縦棒」を伸ばしていけばいいと思う。
20代・30代は、カネ(資本①)は基本的に全額「自分(の『A1能力』)」への投資(もしくは学費の返済)に充てたほうが僕はいいと思う。
が、これはあくまで現時点での僕の意見で、これが絶対正しいとか言う気はまったくないし、明日になってれば意見が変わってるかもしれません。
この『ゲーム」』には「王道」も「攻略本」もない、が、いろんな人(カード)の意見や生き様を見て、自分の生きる道を模索していくしかないと僕は思う。
『A1キーワード』とその『脳内占有率』はまさに人の数だけあるのだから。
それが僕の『A1理論』!
https://a1riron.com/entry/2013/08/23/213129
ふー、なんか思いつきで書きはじめた割には割といい日記になったなw
余は満足じゃw
あと、この日記は昔読んだなにかの本を参考にしてます。
いま、ばーっと本棚を探しましたが、何の本かわかりません、す、すまんw
~追記~
この記事は2008年10月2日のmixi日記のリライトです。
『A1能力』の『型』をまとめたシリーズ3作のその①です。
僕の実家は自営業です。僕自身も子供のころから親父の仕事を手伝っていたりしました。
将来、親父の仕事を継ぐ選択肢もあったのですが、あまりにも親父の仕事に未来がないのがわかって、地元の大学に入り、さらにそこを辞めて東京の大学に入りなおしました。
で、子供のころから親父の仕事を手伝っていたので、幼心に「仕事」とは『T』型なものだと僕はてっきり思っていました。生まれてから20年くらい。
その『常識』が覆されたのが、東京の大学に入ってからとある会社でアルバイト(一応、学生社員でしたが仕事内容はアルバイトに近い内容。今でいうインターン?)をしていた時でした。
僕が『サラリーマン』というのを初めて見たのがもしかしたらこの時だったのかもしれません。
都会の人は信じられないかもしれないですが(実際に僕の友達の都会出身者はけして信じませんが)、地方都市の子供って車社会なのもあり『サラリーマン』という存在をほとんど見ないまま大人になるような気がします。
都会の人は「そんなのそこらへんに歩いてるじゃねーか!」というかもしれませんが、そもそも田舎は道に人自体が歩いていないからww
僕の中でも自分の「お父さん」も友達の「お父さん」も「作業着を着ている人」という印象しかない。
(僕はドラマや映画のような映像メディアをあまり見ない人間なのもあるかもしれません)
で、その会社ではじめて『サラリーマン』を見た時に、失礼ながらみんな『T』型じゃない気がした。
単なる『一』型じゃん!って思った。(※個人の感想です!)
大学の授業や本やテレビで言われてる「日本型雇用」ってこれのことか!(『一』型雇用のことか!)って初めて理解した。
その後、この会社の人ではないが、別の会社のサラリーマンと話していて(僕は大学時代はあまり学校に行ってませんでしたw)
「政治家は『選挙落ちたらただの人』って言うけど、サラリーマンも『リストラされたらただの人』だから。」
という言葉を聞いて、
「『サラリーマン』ってなんてつまらないんだろう」
と思った。
その後、同級生たちが就職活動を始めたり、内定を喜んだりするのが、正直「気持ち悪い」と思えるようになってしまった。
「『一』型人間を目指すべきじゃないし、目指すべき時代でもない!」
と言っても誰も理解してくれなかった。
それまでも薄々感じていたけど、僕は『日本』という『カントリー』で生きていくのはいろいろ無理だと思った。
で、大学時代にアメリカとヨーロッパを旅していたので『日本』のパスポートは最強すぎると思っていた。
さらに『日本』は欧米と比べ、経済発展している「アジア」に距離的にも文化的にもものすごく「近い」と感じた。
そんな時、世界一周して成田に帰ってきた先輩と寮で朝までアジアの旅話をしたりもした。
「アジアを見てみたい!」と思ってぶらり台湾に行ってみた。
その時に「9・11」が起きた。
「アジアを見ずには死ねない!」
と思った。
次回は『A1能力』分類シリーズその②!『π』型人間はSNSに向いている!?というお話です。