この世に『A1キーワード』は果てしないほど数多く存在する。
「無限」とまではいかないまでも、まぁmixiのコミュニティと同じぐらいの数はあるんじゃないかな?と思う。
「旅」「野球」「Mr.Children」等の名詞だけではなく、
「泳ぐ」「すぐに行動する」「よく働く」という動詞、
「若い」「体がだるい」「忘れっぽい」という形容詞にいたるまで、
ありとあらゆる「言葉」が人と人とを結びつけ、(A1,B1)関係を築く「共有のキーワード」になり得るんだなぁ、と思う。
その中でも今回は「場所」を表す『A1キーワード』について比較的短く考えたい。
他の『A1キーワード』にも言えることだが、
「『A1キーワード』がマニアックであればあるほどA1度は上がる」
これは当然と言えば当然。
「マニアック」という時点ですでにそのカードのそのキーワードに対する「A1度」という名の『愛着』があるのだから。
それを理解できる人とは、例えちょっとしたA2なキーワードを含んでいたとしても、それをカバーして余りあるA1度があるため、(A1,B1)関係に簡単になりやすいと思う。
その中でも「場所」というものは「空間」として実際に三次元に存在するため、他のキーワードよりもA1度が高い傾向にあると思う。mixiでも「場所」を示すコミュニティに全く入ってない人は少ないんじゃないか、と思う。
「学閥」というのも基本的にそういう人間の習性を利用した概念のような気がする。
誰でも年単位で通っていた「学校」という「場所」には「愛着」ができる。
それを利用し、先輩や後輩とのB1度の底上げを図るというか、それによって派閥を作るというか。。。
「県人会」とかもそうかもしれない。
「同郷のよしみで・・・」とか言ってくる人に限って、ちょっとノーサンキューだったりw
「それってあんたの『A1能力』が低くて、『場所を示すA1キーワード』を利用してB1度の底上げしてるだけなんじゃあ・・・」
と思うこともしばしばw
ま、それも『日本』という『カントリー』に生きる農耕民族の悲しいサガなのかもしれない。(そういう『カントリー・カード』を引いたので仕方ないのだが、、、)
まぁ、生まれ故郷(『カントリー』)は選べないし、大学も確実に第一志望に合格するとも(合格してもその大学が好きになるともw)限らないので、地縁や学閥はどうしようもないところもあるけど、、、
自分自身で選んだ「場所」には、国内外問わず、人間、強い愛着があるもんなんじゃないだろうか?
逆に言うと、その場所自体がその人を表わすというか。
東京の地名で言うと、
「渋谷が好き」「秋葉原が好き」「六本木が好き」「九段下が好き」「新橋が好き」「お台場が好き」「水道橋が好き」「上野が好き」「大久保が好き」「吉祥寺が好き」「白金が好き」「駒場が好き」「歌舞伎町が好き」「巣鴨が好き」「霞が関が好き」「銀座が好き」「原宿が好き」「築地が好き」「柴又が好き」「浦安が好き」(千葉だけどw)
というだけで、それぞれなんとな~く、そのカードの『キャラ』が掴めてしまったりもする。
おそらく「そこ」には彼らの求める『A1キーワード』がどっさり詰まっていて、それに惹かれるように通ったり、住んでしまったりするんだと思う。
と、同時に僕は世界一の大都市圏である「東京・首都圏」は改めてすごいな~、と思う。「その地」に行けば、必然的に『A1キーワード』に巡り合える可能性が高いんだから。
地方都市のマニアックな駅で降りても、駅前には民家とやる気のない喫茶店くらいしかないw
僕は20代にいろんな国を旅したけど、世界中の人が、
「東京に行きたい」
って言ってた。これは途上国のアジア人だけではなく、ヨーロッパ人やアメリカ人も。
そういう意味ではこの巨大首都圏のある『カントリー』に産まれたのはかなりラッキーだと思いたい。(同調圧力が強すぎて病むけど)
それが僕の『A1理論』!
https://a1riron.com/entry/2013/08/23/213129
で、ここからは極々、個人的な話。
僕は、大学受験で東京に出てきたときに、大学の近くの駅を見て、
「うわぁ!絶対ここに住みたい!!」
と思った。
それまで生きてきて初めての感覚だった。大学よりもその駅のほうが気に入ったくらいだ。けど、大学の寮がなぜか別の駅にあったため経済的な理由からここには住めなくなった。
で、卒業してからその街に住んだ。
今のところ、日本で一番「うきうきする街」だ。
最近では「その街に住んでいる人『っぽい』ね」と言われるときもあります。
~追記~
この記事は2008年10月1日のmixi日記のリライトです。
内容は比較的「軽め」のエントリです。(こういうエントリばかりだとリライトも楽なのですが。。。w)
僕は「場所」とか「国」とかが大好きです!
場合によっては「某本屋」とか「某喫茶店」とか「某アジア料理屋」とかがA1過ぎますw
『A1キーワード』って、ある意味「言葉」でしかないですが、名詞で、しかも場所を表す『A1キーワード』って、もう「空間」なので好き過ぎます!
僕が昔、旅で会った友達が最近、店を作ったのですが、行ってみると僕が予想した通りの店でしたw
もう彼の『A1キーワード』が「ギュッ!」と詰まったような。
「店を持ちたい!」という人は自分の『A1キーワード』を可視化した空間をこの世界のどこかに作りたいのかもしれません。そしてそこに引き寄せられてくる人たちと(A1,B1)関係を構築したいのかもしれません。
で、その店の名前が新しい『A1キーワード』になる。
(そういう意味ではブログもそうかもしれません)
あと、20代の時に読んだ旅の本で、
「人はなぜ『旅』をするのか?もしかしたら無意識に住みたい街をリサーチしているのかもしれない。」
というのを読んで、
「そんなわけないだろ!」
と思ったのですが、、、
30代になった今、昔、旅で訪れたとある街にむしょうに住みたくなってきました。
やっぱり無意識に「探していた」のかもしれません。
『A1キーワード』は日々、少しずつ変化する。
それを意識の下で理解をしているからこそ、人は旅をすることによって「将来『A1キーワード』になりそうな場所」をあらかじめ探しておきたいのかもしれませんね。
次回は『A1能力』のタイプ別分析!