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『生きること』とは『投資すること』である・その2(2007年8月25日)

今回のエントリはこちらのエントリの続きです。

『生きること』とは『投資すること』である・その1(2007年8月25日)
https://a1riron.com/entry/2013/09/23/192125

また、このブログ文章は僕が2007年にmixi非公開日記に書いたものを2013年にリライトしたものです。

 

前回、人生における『資本』は大きく分けてこの5つではないか、と述べた。

①『カネ』

②『コミュニケーション可能時間』(=y)

③『エネルギー』(=yを構成する一要素。yがあっても『エネルギー』がないと体は機能しない)

④『自分の能力』 (『A1能力』)

⑤『手持ちカードの能力』(=『バインダー』の中のカードの能力)

前回はこのブログの新概念である④『A1能力』について詳しく説明したが、今回は話を戻して『生きること』とは『投資すること』ではないか?という話。

 

「若者は『若い』というだけで望みがある」

という言葉を聞いたことあるが、それはまさに真実で、それは僕的に言い変えれば、

「若者は①④⑤がなくても、②③があるじゃないか!」

という言葉になる。

実際、なにもかも失ったとしても、②③という「投資対象資本」、少なくとも②は人が生きている限りは存在する。

「時間は万人に平等である。」

という言葉は僕的に言わせれば、

「0≦②≦x」

である。

人生に疲れてへとへとになった時でも、生きている限り②は存在する。

だからそういう場合はとりあえず、①の許す限り(①がない場合は誰かに頼るか借りるかして)②を自分自身に投資して③を回復させるべきである。

どうにか③が回復したらあとは①と④を上げる活動に勤しむしかないだろう。

(前回の「追記」で記した方法で自分の『A1能力』を改めて分析するのもいいと思う。

「人生に疲れてへとへとになった」状態にまで陥った、ということはその生き方が『A1キーワード』の不一致である場合も多いと思う。

日本語で言うと「人生の『こだわり』を捨てる」という言葉になるのかな?)

 

一般的には「仕事」によって①と④は同時に上がる。それはもちろん僕は否定はしない。

が、僕が、

「旅は経験値稼ぎ!」

というのは、この話で言うと、

「旅してても①『カネ』は上がらずむしろ下がり続けるだけである、しかし!④『A1能力』の上がり具合がハンパない!!」

ということになる。

これは一般的な「知識(見聞)」という意味においてもそうだが、各自の④『A1能力』や『A1キーワード脳内占有率』によってはマジでハンパのない上がり方をするのではないか、と思う。

なので、

「仕事のできる人間ほど、旅をしろ!」

と僕は言うのである。

(ちなみに僕に言わせれば「留学」より「旅」のほうが絶対にコスパがいい!!

もちろんできれば前回の追記のような④『A1能力』分析をしてからのほうが旅に「テーマ」ができてベター!)

 

で、そんなこんなで人生、なんとかかんとかうまく進んできて④『A1能力』が上がってくると最後の最後に徐々に⑤『手持ちカードの能力』が増えてくる。

究極的に言えば、

「最終的な投資先は⑤『手持ちカードの能力』そのもの」

とも言える。

「類は友を呼ぶ」
「その人の友達を見ればその人がわかる」

とか言われるが、これも僕的に言えば、

「『手持ちのカード』は『自分というカード』を映す鏡」

ということになる。

 

例外はあるが、自分の『バインダー』に収まっている、つまり『(A1,B1)関係』である限り、自分(というカード)に共通する『A1キーワード』がどのカードにも必ずあるはずである。

そして、なにをするにも自分というカードの「y」の絶対量は少なくとも現時点では限界がある。

なので、

「⑤の『y』を一時的に拝借して自分の投資先に投資する権利」

それを増やすことが⑤を増やす最大のメリットである。

ここで注意しないといけないのが自分と相手の『パワーバランス』が「つりあっているかどうか」である。

(この『パワーバランス』がつりあってないと「ソーシャル疲れ」を引き起こします!)

つまり共通する『A1キーワード』があったとしても、お互いが持っている投資材料である「y」の絶対価値が同程度のカードどうしでないと真の『(A1,B1)関係』は成り立たない、ということである。

極端な話だが、mixiで総理大臣とマイミクになったとしても、総理大臣が自分の日記にコメントしてくれるか?バトンを回してくれるか?

答えはよほどの例外を除いてはノー。

実際のmixi内でも、マスコミに登場するような有名人とマイミクになったところで、よほどの例外がない限り、1年に1度、足あとがあればいいほうなのでは?

そういうマイミクは、マイミクであっても⑤ではない。

つまり、自分の「夢」や「目標」に達する為にはほとんどなんの手助けもしてくれない、と考えていいと思う。

それらはなぜ手助けをしてくれないのか?

それは、

「すでに上がりきった銘柄」

だからではないか?

逆に、

「これから上がりそうな銘柄」

は今、まさにあなたの「y」を欲しているかもしれない。

肝心なのは前者ではなく、後者なのである。

なので「友人一覧」(=『バインダー』)とはそれがそのまま『ポートフォリオ』なのである。

不運にも①②③が例え少なくとも『ポートフォリオ』のカードとその投資の仕方によって、人生は全く違うものにもなるのではないだろうか?

それが僕の『A1理論』!

https://a1riron.com/entry/2013/08/23/213129

 

しかし、その『ポートフォリオ』にはけして表示されない「自分では絶対選べない銘柄のカード」が実は人生には2枚存在するのである、、、、

→「『生きること』とは『投資すること』である・その3」に続く!

 

 

~追記~

この記事は2007年8月25日のmixi日記のリライトです。

この記事では「『有名人』のマイミク(友人)は自分を助けてくれない」と書いてますが、有名人でなくても(自分の「y」には限界がある為)自分が思っているほど⑤は多くないので注意が必要です!

(この「間合い」を踏み誤るとやはり「ソーシャル疲れ」を引き起こします!)

今時点での僕の考えは、人間は「y」に限界がある為、常にできるだけ有益な情報をこのブログなどで発信し続け、毎日は会えない友人のB1度を保ち続けるしかないかな、と思っています。

(それでも読まない人は絶対に読まないのですが、、、それは、、、まぁ、、、ご縁がなかったということで、、、)

 

あと、この記事では『パワーバランス』という言葉を使っていますが、この言葉にも詳しい注釈が必要かと思います。

その理由は『パワー』という言葉の『定義』が20世紀までの人類と、21世紀以降の人類で大きく変わってきていると思うからです。

めちゃくちゃ簡単にいうと、

20世紀までの人類は組織対組織の『パワーバトル』

21世紀以降の人類は『A1能力』を基準とした『能力バトル』。(A1パワー?)

になってきているのではないか、というのが僕の学生時代からの持論です。

20世紀までの人類は、個々人の『A1能力』は特にあまり重視されず、重視されたのは、

「どこの会社の人間か?」

「どこの大学出身か?」

「どこの家庭の出身か?」

「どこの国籍の人間か?」

「どこの宗教の人間か?」

「どこの人種か?」

「どこの藩の人間か?」

「どこの王国の人間か?」

「どこのカーストの人間か?」

という『肩書き』で『パワー』が決まっていたと思います。

昔、旅の友達が、

「『キリスト教』とか『イスラム教』とか、日本人は『宗教』と認識するけど、要は、『大昔の大国の国籍』なんだよ。」

と言っていた、それを僕的に解釈すると、

「『キリスト教』系カトリック派・プロテスタント派・及びギリシャ正教等諸宗派連合国家」

「『イスラム教』系スンニ派・シーア派・及びシーク教等諸宗派連合国家」

となる。そうなると『昔の日本』も、

「『徳川幕府』系毛利派・島津派・及び松平派等諸宗派連合国家」

と言えなくもない。

要はその組織の勢力圏がどこまであったかだけの話で、『企業グループ』でいうと、

「三井系親会社及び子会社及び孫会社及び関連会社及び協力会社」

「三菱系親会社及び子会社及び孫会社及び関連会社及び協力会社」

みたいなもんだ。

中国という『国』も、

「北京・上海・及び諸都市55民族連合国家」

だし、インドも、

「デリー・バラナシ・及び諸都市インド亜大陸連合国家」

だし、インドネシアも、

「ジャカルタ・バンドン・及びジャワ島諸都市及び海洋アジア諸島連合国家」

と言える。

何が言いたいのかというと、そこには「どこが親会社か?」「どこが首都か?」「どこが総本山か?」という明確な序列があった、ということだ。

それが20世紀までの人類の常識だったと思う。

つまり『パワー』=『その個人が属している組織の階層』だったと言える。

が、21世紀に入り、『その個人が属している組織の階層』よりも「個人」独自の『A1能力』がどんどん大きくなってきた。

それはやはり「インターネットの登場」や「移動コストの低下」や「言語のフラット化」等が原因だと思うが、要はそれだけ人類のテクノロジーが「非戦争」の方向に発展してきたということだと思う。

そうなると「環境に適応した種が生き残る」という法則により、『パワーバトル』から『能力バトル』へと頭を切り替えるべきなのだが、人間はそうすぐには頭は切り替わらない。

特に20世紀の最後の最後に「ジャパニーズ・カイシャ」の力で高度経済成長した極東の国の人間の頭はそうすぐには切り替わらない。

僕の実感で言うと、今の日本の40代以上の「バブル世代」はたぶん、死ぬまで『パワーバトル』で物事を考え続けると思う。

逆に、20代の「ポケモン世代」にとっては『能力バトル』は「あたりまえ」なのかもしれない。

問題は今の日本の30代がその狭間で、『パワーバトル』の考え方にはついていけないし、今更『能力バトル』に切り替えるには失うものが多過ぎる、という状態で病んでいる人が多い気がする。

それはもう20世紀と21世紀のちょうど「狭間の時代」に大人になってしまった悲劇、というしかないのかもしれない。

が、海の向こうでは若者の失業率がずっと高かった90年代くらいから徐々に人類は『能力バトル』になってきていたのだ。

よく海外をふらふらしていた僕は学生時代からずっと、

「これからは『(A1)能力バトル』の『世界』になる!」

と言い続けてきたのだが、理解者はほとんどいませんでした。。。

たぶんもうしばらくすると「国」や「企業」という所属組織体の意味がほとんどなくなり、頼れるのは自分の『A1キーワード』と、そこから導き出された『A1能力』になると僕は思っています。

「国」や「企業」という古い宗教体制から徐々に世界がフラット化し、さらに世界が『A1能力バトル』化しつつある過渡期な時代に、僕らは今、生きていると思います。

 

 

次回は人生におけるコミュニケーション可能回数についてです!

ちなみにこの「『生きること』とは『投資すること』である」シリーズは元のmixi日記では1年に渡りちょくちょく書いているので、そのうちこのブログでも、その3、その4、と続編が出てきます!

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