昨日、▼こういう記事を書いたところ、、、
『無能な働き者』を指揮官にするような国では『有能な怠け者』はミニマリスト化すると思う。 - A1理論はミニマリスト
タイムリーに厚切りジェイソンさんがこういうことをつぶやいてくださいました!!
厚切りジェイソンが日本人の仕事観に指摘「勘違いしている」 - ライブドアニュース
厚切りジェイソンが日本の雇用環境に指摘「できる人にとっては地獄」 - ライブドアニュース
という考え方で日本の競争力がドンドン落ちていく
RT: 厚切りジェイソンみたいなドライな成果主義きらい ラクに効率よくこなした奴と効率悪いけど頑張った奴、結果が多少劣ったとしても後者を評価したいものですね
— 厚切りジェイソン@書籍発売 (@atsugirijason) 2016, 1月 24
厚切りジェイソンはわかってる!!
さすが佐々木さんの家(ササキ・ゲストハウス)に泊まっただけのことはある!!ww
でもね、
この国はアメリカと違って『無能な働き者』が実権を握っている国なんですよw
厚切りジェイソンの主張は、日本は、
出来ない人から見ると、天国。助かる。
出来る人から見ると、地獄。栄えない。
とのことだが、僕からもう少し正確に言わせれば、
『無能な働き者』から見ると、
お金天国。
『有能な働き者』から見ると、
「精神と時の部屋」。
『無能な怠け者』から見ると、
ニート天国(in実家)。
『有能な怠け者』から見ると、
理想の「隠居場所」。
なんじゃないかな??
『無能な働き者』に関しては、テキトーに仕事してれば、かってに現場の『有能な働き者』が処理してくれるし、さらになぜか年収は『有能な働き者』の2~3倍もらえる。
これは天国以外の何ものでもない。
彼らにとっては会議室のドアこそがまさしく『ヘブンズ・ドアー』!!
(メイド・イン・ヘブン!!)
そして、『有能な働き者』からしてみれば、地獄っちゃあ地獄なんだけど、『有能な働き者』はそれを楽しんでいるふしもあるから、そういう意味では『天国』なのかもしれない。
悟空が喜んで『精神と時の部屋』に入っていって喜んで修行するように。
辛党が自ら進んで『蒙古タンメン・中本』の北極ラーメンを食べるように。
ランナーが自ら進んで走る続けるように。
(ランニング・ハイってやつだーー!!!)
結局、彼らは『仕事』という▼『アッパー系の麻薬』の中毒者なんだと思う。
『労働』は『アッパー系の麻薬』、『無職』は『ダウナー系の麻薬』だと思う。 - A1理論はミニマリスト
僕もそんな『アッパー系の麻薬』は嗜んだこともあるから、多少なりとも、彼らの気持ちはわかる。
お金を貰ってアドレナリンが出るなら万々歳なのだろう。
さて、『無能な怠け者』からしても、意外と日本は天国だw
『実家』という『ありえない福祉施設』があるし、そこではほっておいてもメシは出てくるし、ネット接続も無料だからいろんなもの落としまくれるし、親になんか言われてストレスたまったら適当なブログにネガコメすればいい。
『無能な怠け者』にとっても、意外と天国w
僕は、一番、割を食ってるのは『有能な怠け者』なんじゃないかな、と思う。
日本社会においては『有能な怠け者』は全く評価されない。
日本ではおそらく、公教育の時点で『働き者』か『怠け者』かのカテゴライズしかないからなんじゃないかな?
善悪二元論の中では『怠け者』は全く評価されない。
『働き者』はめいっぱい評価される。
「頑張って、歯を食いしばって、最後まで貫いたけど、ダメだった。」
という物語が日本人は好き過ぎる。
今年の大河ドラマ▼『真田丸』の真田十勇士しかり、
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赤穂浪士しかり、
新選組しかり、
西南戦争しかり、
日清戦争の「死んでもラッパを離しませんでした。」しかり、
特攻隊しかり、
フランダースの犬しかり。
確かに、彼らの生き様・死に様は人間としては立派なのかもしれないけど、、、
でもね、
『要件定義』を満たさないと意味ないじゃん!!
って『有能な怠け者』は冷めた目で見てしまうんじゃないかな?
『有能な怠け者』にとって大事なのは、
どれだけミニマムな労力で『要件定義』を満たすか?
だけであって、努力も根性も必要ない。むしろそんなのは邪魔だ。
努力も根性も「無駄な工程」と共に『断捨離』なのだ。
島田紳助が言うように「いらんもんはいらん。」なのだ。
例えば、大学入試に関して言えば、日本では、
定期テストも頑張り、模試もがんばり、毎日予習復習して授業に臨めば第一志望に高得点で合格する!
とされている。
これは『真面目』だ、非常に『真面目』。
しかし、『有能な怠け者』にとってはそれらは、
「非常に無駄が多い。」
と思われるんじゃないかな。
「■▲大学に入る」
ことだけが『要件定義』なのだから、定期テストの成績も、模試の成績も全く関係ない。
ひたすらその大学の過去10年間の過去問を収集し、出題の『癖』を研究する。
そこから逆算して、ミニマムな勉強量でギリギリ6割合格を目指す!
授業なんて断捨離して、高校の出席日数も卒業がギリギリできるミニマムな日にちだけ出ればいいのだ。
『有能な怠け者』にとって、『要件定義』を満たすこと以外は、すべて『無駄な行為』であって、そんな『無駄な行為』なんていうのは作業工程においてはひたすら断捨離なのだ!!
同様に、大学の授業も『卒業する』という『要件定義』さえ満たせばいいのだから、ミニマムな出席日数で、評価はオール『可』で、ミニマムな128単位ギリギリで卒業することに意味がある。
『家』なんていうのも、『寝る』という『要件定義』をギリギリ満たすことができればそれでいい。
『お金』もギリギリ死なない程度あればいい。
どれだけ低コストで、高いパフォーマンスを発揮できるか?
『有能な怠け者』が考えるのはそれだけだ。
彼らにとっては『人生の健康時間』こそが最大のリソースなのだから。
従って、コスパの悪い生き方に興味がないのだ。
同様に、彼らは仕事に関しても『コスパ重視』だ。
安い給料では働かないし、先輩だろうが上司だろうがガンガン意見を言う。
彼らにとってはコスパよく『要件定義』を満たすことこそが『楽しい』のであって、
・無駄な努力をすること
・やっすい時間給で働くこと
・先輩や上司の言うことを聞くこと
は全く持って意味を持たない。
それらは『要件定義』を満たすことになんら貢献しないからだ。
彼らは日本社会では全く評価されない。
頑張らないし、お金に厳しいし、先輩や上司の言うことを聞かないからだ。
特に『無能な働き者』からしてみれば邪魔な存在だ。
『無能な働き者』からしてみれば、自分よりはるかに格下である『有能な怠け者』が評価されては困るのだ。
なので全力でその存在を潰そうとして来る。
結果、『有能な怠け者』は「ダイの大冒険」のマトリフ、ロン・ベルク、ポップの親父状態になり、都落ちし、地方で「小屋暮らし」することになる。
けど、この日本の地方での「小屋暮らし」。
けして悪くないwww
日本は安全だし、地方はメシがやたら美味いw
ネットはどこでもつながるし、『有能な働き者』が多いのでamazonでポチッたらすぐに届くwww
▼「ミニマリスト」という言葉も一般的になってきたし、
日本各地に『お試し移住』できる▼「ゲストハウス」のガイド本も出るようになってきた。
『有能な怠け者』は日本社会ではけして評価されないけど、ネットの発達で少数の自分と親和性の高い人たちからは評価を得られる時代になって来たんじゃないかな?
あとは、東京で適当に「隠居資金」を稼いだら、適当な地方都市の空き家でも50万くらいで買って、残りの人生、悠々自適に過ごせばいいんじゃないかな?
コスパ最強じゃん!!
というわけで、日本は『有能な怠け者』からしてみれば、理想的な『隠居地』だと僕は思う。
なんだかんだで、日本はどんな人にも「いい国」なのかもしれません。
※個人の意見です
※僕のことではありません