2001年からメールマガジン(メーリングリスト)を発行していたA1理論です!
先日、LINE公式アカウントを作成したのですが、いろいろ情報収集していたら「LINE公式アカウントの補助として無料メルマガを発行したほうがいいんじゃないか?」と考え、いろいろ調べた結果、老舗のメルマガスタンド『まぐまぐ』で無料メルマガの申請をしてみました!
というわけで、先ほどメルマガ申請のためにサンプル号の文章を書いてみましたが、いやー「メルマガ」ですね!かなり懐かしくなってしまいました!そして学生時代を思い出してしまい、学生時代の懐かしい友達についメッセージしてしまいましたwこの記事ではそのメルマガ発行の記録を書いていきます!
メルマガ発行を考えている方、ブログや動画などの情報を発信している方、LINE公式アカウントをすでに持っている方などの参考になれば幸いです!
僕の2001年のメルマガ作成と、2022年のメルマガ作成!
昔々の2001年。
21世紀になったばかりのこの頃はまだこの世に「ブログ」もなく、Webサイトは「ホームページ」と呼ばれ、ブログのような個人のサイトは「テキストサイト」と呼ばれていました。ネット接続はダイヤルアップで、そもそもネット人口自体が少なく、各ホームページには下の方にアクセスカウンターが付いていて「キリ番」をゲットする人がいました。ようやく掲示板サイト「2ちゃんねる」が有名になってきた頃です。
当時、ビンボー学生で、寮費が月3千円のビンボー学生寮に住んでいた僕は、今まで大学の「メディアネットワークセンター」まで毎回インターネットをしにいっていたのですが(授業には出ていませんでした)、学生寮内で「それだと就職活動をする際の『リクナビ』へのアクセスタイムがかかりすぎる!」という声が出て寮の中で図書室とその隣の静養室にだけLANケーブルが敷かれるようになりました。
就職活動のために寮にLANケーブルが敷かれたはずなのに、多くの寮生は就職活動に興味がなく、日夜オタク系の寮生が図書室やその隣の静養室にたむろし、「2ちゃんねる」で話題の「テキストサイト」や「Flash動画」を見て深夜や明け方にバカ笑いするという牧歌的な時代でした。phaさんの「ギークハウス」のノリに近いといえばわかる人にはわかるかもしれません。
そして元々、物書きになりたくて上京してきた僕は大学1年から新聞社の編集室でバイトしていたのですが「なんかこれじゃないな。」と思っていて、その時、大学の「メディアネットワークセンター」でどハマりしていた『インターネット』(この時は学内掲示板)のほうに未来を感じた。
「今はまだインターネット黎明期だけど、これでずっと情報発信をし続けていれば、いつか俺が言っていることを『理解してくれる人』が現れるんじゃないか?」と思った。
で、学生寮にLANケーブルが敷かれたあと、僕はすぐに秋葉原でノートパソコンを購入し、寮の静養室で黙々と作業を始めた。僕がずっと静養室にいたのは、隣の図書室は常時オタク系寮生のたむろ場みたいになっていたので落ち着いて作業ができなかったからだ。
しかし「ホームページ」の作り方がよくわからない。当時、隣の図書室にたむろしていたオタク系の寮生に聞いてみてもちんぷんかんぷんだった。「HTMLとか、サーバーとかそんなんどーでもいいから1秒でもはやく情報発信させろ!」とずっと思っていた。まだ当時はインターネット自体が特定の情報処理技術者の世界だったんだろうな。俺の時代が早すぎたw
で、そんな僕はどうしてもすぐさまネットで自分の文章を発表したくてしたくて、いろいろ情報を収集し、当時のYahoo!eグループ(後のYahoo!グループ、現在はサービス終了)でメーリングリスト形式のメールマガジンをスタートしました!当時は同じようなことを考えていた情報発信系の同年代の学生や社会人もいて、そのYahoo!eグループ内で交流できたりしてめちゃくちゃ楽しかった!
当時はブログがなかったので、僕はそのメルマガ部分の過去記事は日記サイトに転載していました。メルマガ部分をまとめて読みたい方はその日記サイトで読んでもらっていた。この「メルマガ+日記サイト」体制がmixiの招待状が届く2004年初頭まで続いた。
メルマガは『主役』ではなく『補助アイテム』の時代?「攻撃呪文」ではなく「攻撃補助呪文」で導線を作る!
時代は変わり、その後、ブログや各種SNS、noteやKindle本、YouTubeやTikTokなどが始まりました!
昔はメルマガこそが『主役』で各種メルマガ本も多数出版されていました。僕もmixiで情報発信し続けているとそのメルマガ関係者たちの目に止まり、メルマガ発行者グループが主宰する会などに参加させてもらったこともあります。当時は僕は20代半ばで、メルマガ発行者のほとんどの方は30代や40代の方々でした。メルマガがメインで、mixiがサブ!まさにメルマガが『主役』の時代ですね。
現在では各種の情報発信手段が増え、そのお知らせとしてLINE公式アカウントを使っている情報発信者が多いと思いますが、その補助としてメルマガがあったほうがいいんじゃないかと考え、今回、僕は昔からある老舗の『まぐまぐ』で発行申請してみました。
メルマガはいろんな使い方があると思います。有料メルマガと無料メルマガでも使い方は全然違うと思いますが、四半世紀の時を超え、無料メルマガは「攻撃呪文」ではなく「攻撃補助呪文」になったと感じます!
LINE公式アカウントは短文すぎる&読まれなくなってきている!
僕も当初は▼LINE公式アカウントだけで十分な気がしていました。
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LINE公式アカウントのメリットはなんといっても開封率の高さですが、しかしデメリットとしては短文すぎるのと、最近では読まれなくなってきているのもあります。短文についてはどうしても想いを伝えるには言葉がミニマム過ぎる。連投はウザいですし、ブロックやミュートにされる確率が高まります。
そして僕もそうなんですが、改めて自分のLINEアプリを見るとかなりのLINE公式アカウントに登録しているので、登録者側で定期的に『捨て活』が行われるとブロックやミュート行きになる可能もあります。
LINE公式アカウントは「Easy Come, Easy Go!」という感じですね。
メルマガでコアなファンをがっつりグリップできるのでは?
逆に無料メルマガはそこそこ長い文でも送れるので、コアなファンをがっつりグリップするには向いているんじゃないか?と、ずっとメルマガを書いていた僕は思います。
実際に僕はメルマガ読者とチベット・ラサのゲストハウス(ヤクホテル)でばったり会った時、その読者の女の子は、僕に会えてなんかすごく感動していました。その後も何度か同じような体験をしました。なんていうかメルマガは「読んでいる人」と「読んでない人」の温度感が天と地ほど違うんですよね。まさに「ファンベース」といった感じ。
LINE公式アカウントだとちょっと「軽い」んですよね。LINE自体が友達とやりとりするメディアなので。逆にメルマガは相手の懐に入り込む感じでちょっとした「家族」感があるとも思います。
調べてみたら老舗のメルマガスタンドは『まぐまぐ』以外は全滅してた!
というわけで、昨日2022年8月16日、ネットでメルマガに関していろいろ調べてみると、▼20年ほど前にいっぱいあった無料のメルマガスタンドは『まぐまぐ』以外は全滅していました。。。
Melma!気がついたらコロナ前にサービス終了していた・fleemlもか。僕が昔メルマガ書いてたYahoo!(e)グループは2014年にサービス終了していた。“freeml、メルマ!と立て続けにサービスが終了します。” / “【悲報】老舗MLサービス「Melma!(メルマ!)」が2020年1月末でサ…”
『システム老朽化』という言葉が昭和のボロアパート感があってリアルだなw / “「Yahoo!グループ」サービス終了、システム老朽化で継続困難 ”
freemlが2019年末でサービス終了していた。これで「メーリングリスト」媒体は日本からほぼ消滅していたのか。「メーリングリスト」と言っても伝わらない時代が来そうだな。まぁ昔から伝わらなかったがw / “メーリングリストの「freeml」が終了。サービス開始から約22年”
freemlのドメインがアフィサイトになってて笑ったw俺みたいな時々思い出してググる人向けにモノを販売するドメインになってるw“「free & meaningful life」のコンセプト” / “freeml - 無料で簡単!携帯対応!メーリングリストを楽しもう!”
最近は「メーリングリスト」というと元々の知り合いや子供の学校の連絡用に使われるらしい。Gmailでもメーリングリスト機能あるんだ! / “メール運用をもっと便利に! Gmail のメーリングリスト作成方法を図解付きで解説! | 株式会社トップゲート”
というわけで、ブロガーがLINE公式アカウントの補助としてメルマガを発行する場合は、ほとんど『まぐまぐ』1択になるかなと。
20年ほどまえにあったメルマガ発行スタンドが『まぐまぐ』以外、ことごとく全滅していることを考えると長く情報発信をし続けていく事業継続性を考えると、ブロガーが流行りの小さいメルマガスタンドで無料メルマガを発行するのはあまり得策ではないように思えます。『まぐまぐ』では堀江貴文さんはじめ多くの有名人や長くメルマガ発行し続けている方もおられるので『まぐまぐ』自体が数年でなくなるというのは考えにくいかなと。
ていうか、メルマガの『平成進化論』ってまだ続いていたんだ。。。平成が終わって幾星霜。。。おそらく20年前に30代40代だったメルマガ発行者の方々はメルマガ発行が「ライフワーク」になっているんだろうな。
2000年代(00年代)のメルマガ本に大事なことがいっぱい書いてあった!!
で、そんな情報収集をしていると『温故知新』ということで、家にある昔のメルマガ本を読みふけってしまいました。僕が2000年代(00年代)に西早稲田の風呂なしアパートでむさぼるように読み続けたメルマガ本、それから何度も本の『捨て活』をしましたが、これらの本はずっと本棚に残っています。
特に当時メルマガ界で有名だった▼平野さんのこれらの本は今読んでも学びが多いです!!
特に▲この本の表紙にもある『導線』の概念を時代が変わってもアップデートし続けていくことが大事だと思いました。ネット上の商売もリアルの商売もそれは変わらない、いやむしろ今の時代の方が「ネットとリアルが融合」しつつあるのでより重要な気もします。
あとは僕も実際にお会いしたことがある▼高橋浩子さんのこれらの本も今読んでも学びが非常に大きいです!
しかも▲この出版社、僕の寮のOBの方が作った出版社なんですよねぇ。ご縁が凄すぎ。。。
『まぐまぐ』で新規メルマガの発行申請&サンプル号の登録をしてみた!
というわけで、僕は昔は今は無き『Yahoo!eグループ』ユーザーだったのですが、『まぐまぐ』で改めて発行申請してみました!『まぐまぐ』に関しては確か2004年秋くらいに一度登録したような気もしますが、20代の当時は借金返済活動で忙しくて結局、発行できなかったような気がします。
『まぐまぐ』でのメルマガ発行までの流れは▼この公式サイト通りの5つのSTEPで行えばOKです!3と4が少し時間がかかります!
メルマガ発行までの流れ
STEP. 1
アカウント作成(利用者登録)
まずはこちらからアカウントを作成しましょう!STEP. 2
発行者登録
マイページにログインして、発行者登録を申し込むSTEP. 3
新規メルマガの発行申請
メルマガ発行申請では、発行者情報やマガジン情報、発行周期、 ご自身のWebサイトなどをご登録いただきます。 ( 登録料・年会費等は一切かかりません。 )STEP. 4
サンプル号の登録
発行申請時に審査用のサンプル誌を登録いただきます。 実際に配信する記事と同等の内容をご提出ください。STEP. 5
メルマガを発行したい方へ
メルマガ発行!
申請いただいたメルマガが発行承認されますと、メルマガの登録申込ページが生成され メルマガの発行が可能になります。
※有料メルマガは、発行前に売上受取用の口座情報をマイページから設定してください。
申請画面は▼こんな感じです!ここから順番に進んでいきます!
というわけで、この記事を書いている2022年8月17日現在、▼僕は上記の発行の流れのSTEP. 4の「サンプル号の登録」まで行いました!申請承認待ちです!2022年8月17日現在、まだメルマガ申請中で発行はできていません。
メルマガ発行スタンド『まぐまぐ』で新規メルマガの発行申請&サンプル号の登録完了! 無料メルマガなので申請から最短2日~最長でも14日で発行を開始できるとのこと!
先ほどメールボックスを開くとこんなメールが来ていました。
■発行審査・承認について
────────────────────────────────────
メルマガサンプル号の入力後、まぐまぐスタッフによる発行審査を行います。
審査には1~2週間程度かかりますので、あらかじめご了承ください。
サイトには「最短2日」と書いてありますが、1〜2週間程度と余裕を持って考えておいたほうが良さそうです。
2022年8月25日追記:本日、以下のような改善依頼のメールがまぐまぐ側から来たので再度、改善手続きを行いました。記載SNSのURLも正式なURLに直し、URLの最後の/(スラッシュ)も取れるモノは取りました。このような改善依頼対応も考えると無料メルマガでも申請から第1号の発行まで、最短でも2週間ほどは見ておいたほうが良さそうですね。
発行申請いただいたメルマガを拝見いたしましたところ、
改善していただきたい点が見受けられました。
下記の内容をご確認の上、本メール送信から13日以内にご改善いただくようお願いいたします。────────────────────────────────────
メルマガID :
メルマガタイトル:
改善依頼の内容 :
サンプル不備
URLは正式なものを記載してください。
記載されたURL内も審査対象となります。
内容を修正し、再度申請しなおしてください
────────────────────────────────────マイページにログインしていただき、以下の手順で変更手続きをお願いします。
2022年9月6日追記:昨日発行承認が降りましたが3週間弱ほどかかりました。メルマガ発行希望の方は早めの発行申請をオススメします!
9月5日(月) 15時頃にまぐまぐのメールマガジン発行承認が降りました!
「最短2日~最長でメルマガ発行!」とまぐまぐのサイトには書かれていますが改善手続きも含めると3週間弱もかかりました。
メルマガ発行しようと考えている方はお早めに発行申請し、3週間くらい見ておいたほうが良さそうです!
2023年10月23日追記:メルマガを12ヶ月間未発行の場合は自動で休刊になります。
まぐまぐからメールが届いたので対応しました。
まぐまぐのメルマガ、無料メールマガジンは最終発行の翌日より12ヶ月間未発行の場合、自動で休刊になるらしい。 そんなメールがまぐまぐから届いたので、とりあえず近況報告的なメルマガを配信した。 来年以降はKindle本の発行を告知していきたい。
この記事のミニマムなまとめ!
というわけで、最後にこの記事のミニマムなまとめです!
●ブロガーなどの情報発信者はLINE公式アカウントの補助として無料メルマガを使うのもアリだと思う。
●上記の使い方なら『まぐまぐ』の無料メルマガが最適解なのでは?
●昔のメルマガ本には『学び』がいっぱい!
●『まぐまぐ』の無料メルマガは改善手続き等も考えると申請から第1号の発行まで3週間程度見ておいたほうが無難!
という感じです!この記事が皆様のお役に立てれば幸いです!!