退職エントリ2つめ!
ま、この記事はちょいリラックスして、寝転びながらスマホで書いてます〜。
この2つめの記事では退職直後の率直な感想を「自分の備忘録」も兼ねて書いていこうと思います〜。
僕は過去何度か退職してますが、
今回の退職が一番、平気というか、むしろ万々歳な退職な感じでしたねぇ。
過去数回は、退職しても、結局、その後、プライベートでも仕事仲間と会ってたり、近所に住んでる学生寮時代の同室のエスターク君と朝までドラゴンボールやダイの大冒険の話したり、、、
いや、それはまぁ、瞬間風速的には楽しいんですけど、いつも虚しさが残る結果になってました。
仕事仲間は、結局、次の仕事見つけたり、結婚したりすると飲み会には来なくなるので、ずっと残ってる連中は、仕事も大して好きじゃないのに、辞めたくても辞めれない連中ばっかりで、じゃあ貯金したり資格取ったり職業訓練校行くかというと、常に貯金ゼロで、家の中はモノだらけ、、、みたいな。
しかも、ちょうど携帯電話が指定通話無料になった頃で、飲み会なくても毎日のようにバンバン電話してきて、延々とネガティブな話ばっかり。。。
で、結局、そのメンバーとは距離を取ってしまいました。。。
近所のエスターク君とは、さすが元寮生だけあって、ケチな僕が呆れるくらいケチケチ生活だったり、本も読むし、資格の勉強も良くする人間で、まだ仕事仲間よりは話は合ってたんですけど、、、
まず、ブログを読んでくれないんですよねぇ。
あと、興味がゲームと漫画ばっかり。。。
僕はゲームは集中力なくて続かず、漫画は昔のジャンプ漫画くらいしか読んでない。
コミックエッセイは好きなんだけど、エスタークは「女子っぽい!」と言って興味持たないし。(まぁそうだろうな、普通w)
あと、1人、地元のSkype友達もいたんだけど、そいつもネガティブーンな感じで。。。
というわけで、過去数回の退職時は、僕はいわば、
『コミュニティ飢餓』
の状態に襲われてました。
でも、
僕に限らず、現代日本人の多くはこうなるんじゃないかな??
仕事がなくなることより、仕事に付随しているコミュニティが無くなるのが怖い、的な。
だから、餓死する確率は極めて低い日本社会で、カイシャにしがみつく。
これは、派遣社員やバイトでもその傾向があると僕は思います。
雇用形態は関係ないんだろうな、たぶん、日本社会の構造問題なんだろうな。
ちなみに、暗い話だけど、僕の学生寮の元寮生の何人かは、卒寮後、自ら命を絶った。
この理由は、僕も最初はよくわからなかったんだけど、おそらく、『寮』という共生コミュニティが崩壊し、その後、社会にも『生き場』が無くなってしまったから、自らの命を絶ったんだと思う。
これも『コミュニティ飢餓』の結果だと思う。
自殺までいかなくても▼東南アジアとかで延々と過ごす日本人も多い。
彼らとは違って、上手くカイシャに入れた人間でも、
ストレスを「プレッシャー」だとごましながら生きて、身体の方が先に崩壊する人はいっぱいいる。
そう言えば、今日、読んだジャンプのハンタに、DQNちっくな第2王子警護兵が、
「無職になったら、俺はなにをするかわからないぞ。」
みたいな脅しをかけるセリフがあったけど、、、
結局、こういう人は、
『仕事』にコミュニティの全てがあるから、それが無くなったら気が狂うんだろうな
って思う。
で、前置きが長かったけど、今回、僕が無職になったけど、今までみたいな、
『コミュニティ飢餓』
にはならなくて、むしろ、
「不要なコミュニティを断捨離できた!!」
くらいの清々しさがあった(笑)
ブログでずっと『好き』を発信してると、親和性の高い人たちが寄ってくるし、その人達との飲み会や、イベント参加、ゲストハウス宿泊旅等も頻繁にあって、もう、
仕事なんてしてる時間が惜しい!!
くらいの時もあった(笑)
俺がウェーイ!!し過ぎなのも、あるけど(笑)
もちろん、ウェーイ!!ない日はブログ書いてるし。
ブログ書くほどの時間がなくても、twitterには常駐してる(笑)
twitterには非公開コミュニティの機能もあるので、そこでブログ仲間とくだらない話したり(笑)
しかも、下諏訪に帰ると、いろんな人が待っててくれる(笑)
最近はふじっぺもヘルパーやってるし(笑)
ゲストさんが持ってきてくれたケーキうぇーい! pic.twitter.com/UeeQAOPTxa
— ふじっぺ (@Fjppe) 2017年7月31日
下諏訪に帰ると、年配の人から、せんりのような赤ちゃんまでいて、
なんか、大きな家族みたいな感じだ。
もちろん、僕のブログ仲間も一緒に下諏訪に来てくれたり、向こうで待ってくれてたり、僕の読者の方がたまたま泊まってたりもする。
他のゲストハウスイベント等で会った人とばったり、みたいなこともある。
僕のスマホの中の人間関係が具現化してる空間
とも言える。
そういう、安心できる空間こそが、
『心のふるさと』
なんだろうな、って思う。
で、これは僕が20代の頃にmixiでやろうとして失敗した『世界』のアップデート版なんだろうな。
僕は生まれた故郷がイヤでイヤで東京に出て来たし、貯金が無くなったら故郷に強制バシルーラだから、東京で必死で働いてた。
だから、故郷は『ふるさと』ではなく、帰ると気が狂いそうになる『絶対に帰りたくないDQN地域』だった、というか、今もそう(笑)
で、だからと言って東京が『ふるさと』かと言うと、東京は仕事はあるけど、人間が砂つぶのように移動する場所で、仕事が変わる度に、僕は、
『コミュニティ飢餓』
に陥っていた。
今回の退職は、初めて、
「仕事を辞めたことで、より自分のコミュニティが強固になる」
という退職だった。
これは初めての経験で、もしかしたら、これは僕が40年間、ずっと求めていたモノなのかもしれない。
(あ、今考えたら2005年のmixiコミュニティ全盛期の時はそうだったか。ま、今はそれの進化版ってことで。)
僕と同じ元寮生のphaさんも、ギークハウスや、熊野のシェアハウスとかを作ったのは、おそらく『心のふるさと』を作りたい、というか、それがないと死ぬ、みたいな状態で、それが仕事よりなによりの優先事項だったんだろうな。
というわけで、今回は非常に穏やかな退職でした。
ちなみに、人手不足なのもあるだろうけど、辞めた会社からは、
「A1さん(仮名)、また働きたくなったら、いつでも戻って来て下さい!」
と言われ、笑い溢れる円満退社。
僕の今までの退職時は、ドア蹴ったり、怒鳴り散らしたりの「揉め揉め退職」が多かった、また、揉めなくても、僕がずっと納得いかない辞め方とか(今も納得いってまさん)。
でも、今回はものすごく円満退社。
ま、もしかしたら、『心のふるさと』というメインコミュニティがちゃんとあるから、『職場』というサブコミュニティの人間関係も穏やかになってるのかもしれない。
(単純に昔よりカネがある状態とか、生き方が上手になったからかもしれないけど。)