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日本でミニマムに暮らしながら『日本人』な生き方をスルーして生きてみる。

2021年9月1日

(写真は高田馬場の美しい朝焼けの風景。おカネがあってもなくても、朝焼けは誰の目にも美しく照らす。)

9月になりましたね!僕は7月から無職になって2ヶ月が過ぎました!

7月8月はいろんなことに追われているうちにバタバタと通り過ぎてしまいましたが、やっと少し落ち着き始めました。東京のコロナの感染者数も減ってきました。

そんな9月1日の朝は雨も上がってかなり涼しかったので、近所を散歩しながら遠い過去を少し振り返り、現在、そしてこれからのことをtwitterでつぶやいていました。

今回はそのつぶやきを元に僕の今現在の考えを記録しておこうとして記事にまとめました。なんの足しにもならない個人的な文章ですが、お時間あるときに読んでもらえると幸いです!

「痛恨の一撃」を実家と自分のダブルくらい続けてきた人生前半。でもコロナ禍は意外とダメージ少ない。

友人のエスタークと最近、よく話すのですが、、、

「コロナ不況」と言われる現在、飲食業や宿泊業の方々はかなり大変だとは思いますが、意外と僕やエスタークの業界は人手不足なんですよねぇ。2019年の人手不足がずっと続いている感じで。

今まで20年くらい、平成の間はIT業界はずっと不景気でブラック企業・ブラック労働ばっかりでどうにかこうにかしがみついている人や、しがみつけずにリタイアする人が多かった。

そんな中でも飲食業とかはブラックながら意外と堅調で、脱サラ的な感じで飲食業とかに行く人もいた。でも今はそれが少し逆転している感じだ。

これは僕の実家もそうで、土方業はバブル崩壊以来、ずーーーーーーっと不況で、僕はもう実家が不況以外の記憶がほとんどない感じで、ほんの少し前までずっと資金繰りに喘いでいて、東京で僕がブラック労働で稼いで実家に送金し、僕は僕で東京の風呂なしアパートの家賃を払うのもギリギリ、という状態が平成の間は結構、続いた。けど今のコロナ禍は建築系はほぼダメージくらってないらしい。

「不況」なのに実家も自分もダメージをくらっていない、というのは僕の人生的にはなんか不思議な気分だ。

まぁ、これは僕やエスタークのようなロスジェネどストライク世代かつ、田無寮ボトムエンドコンビに「不況耐性」「貧乏耐性」がついちゃっているのかもしれない。ポップが何度もカイザーフェニックスくらっているうちに「破り方」を攻略しちゃったように。(またダイネタwしかもネタバレw)

今から20年まえ。23歳の時の僕はアメリカに行きたかった。

で、なんでこの朝に20年もまえのことを唐突に思い出したのか定かではないけど、直前に読んだ漫画に大学生が多く出てきたことや、エスタークと母校の近くをウォーキングしている時、「もし大学落ちてたらなにしてた?」「もし中退してたらどうしてた?」みたいな答えのない問答話を時々するのでふいに思い出したのかもしれない。

ちなみにエスタークとの話でそういう20代前半でフリーになってたら?系の話をする時は僕の答えは決まっていて、いつも「東京の安アパートでバイトして資金を貯めてアメリカに行ってた。」だ。

そして「もしかしたらそっちの方が正解ルートだったのかもしれないな。」とかふとこの朝、思ってしまった。

僕は幸か不幸か2度目の大学に合格し、寮費が月3千円の田無寮に入ったことで金銭的な不安もなくなり、その後単位も順調に取得し、しかも大学2年の夏休みにアメリカの西海岸と東海岸を旅した僕は、卒業後はアメリカで生活することも旅しながら考えていた。さらに大学3年の秋に働いていたところが年上のアメリカ留学経験者が多いのも影響された、兵庫県の人もいたし。

しかし、日本の大学に進学するのもやっとの我が家、しかもまだこれから弟や妹の進学も控えていたので当然、実家のカネは論外。で、いろいろ調べるとアメリカでの奨学金も厳しいなと思ったし、個人的にもこれ以上はさすがに将来に借金を重ねるのもキツイと思った。

大学4年になり、いろいろ考えたり、ちょっとだけ「なんちゃって就活」したあと、卒業後はバックパッカーでアジア横断しようと決めた。3年の夏休みにヨーロッパを一周した時、ヴェネチアで会った30代の旅人が「アジアの旅は20代にしておいたほうがいいよ」と言っていたことや、田無寮の先輩に卒業後、バックパッカーになる人が少なくないのも影響した。

そういえばその3年の秋に働いていたところのアメリカ留学経験者は話ししている限りでは裕福そうな家の人が多かった。うちのような借金一家で、実家がなくなるかどうかの瀬戸際が何十年も続き、その間に子供4人がどうにかこうにかギリギリで公立高校→大学進学、その後は貧乏学生寮か友達の家に居候、なんて世界観とは別世界だった。

この散歩中、アメリカの大学院は「生涯学習」的な色合いが強く、MBAのようなビジネス系じゃなければ今からでも遅くはない、いやむしろ今ぐらいがちょうどいいかも、みたいに少し思った。

俺は『日本人』にも向いてないし、『学校』にも向いていない。『会社』も向いていない。

そもそも、23歳の僕はなんでアメリカに行きたかったのか、今一度、考えてみた。

僕はそもそも『日本人』に向いていないんだろうな。水が合わないというか。海水魚が淡水で無理やり泳がされている感じ。

生まれ故郷の姫路の浜手エリアに関してはもう個人的に「論外」で、10代の頃は姫路から出ることばかり考えていて、19歳くらいはもう半分、気が狂いそうになっていた。あのまま僕が姫路に残っていたら、25歳を待たずに気が狂って死んでいただろうとよく思う。

どうにか20歳で、東京という日本にしては「多様性」がある街の、新宿区の大学キャンパス、そして貧乏人が集まる田無という寮にたどりついたが、僕は大学1年の時から海外に行くことばかり考えていた。当時の僕は「東京」は「海外」に飛び出すための「踊り場」みたいに考えていた。

朝の散歩から帰ってきて、シャワーを浴びた僕はパソコンを開いていた。

というわけで、20年前と同じ思考回路を辿っただけだった。

結局、僕は教科書や本や、今なら動画で「学ぶ」ことは好きなんだけれども、『学校』自体が嫌いなんだろうな、根本的に。これは2018年の職業訓練校もそうだった。

登校拒否や不登校レベルではないし、学校には友達もいたし、楽しい授業や行事もあったけれども、「もういいや」って感じ。「束縛」がキツすぎる。

これは僕が今でも『日本人』が大好きな「正社員」という制度を根本的に好きになれないのと同じだな。「学校」や「家族」みたいな束縛が根本的に嫌い。仕事に関しては「正社員」であろうと「派遣社員」であろうと、勤め人の時点で結局、時間給なんだから、労働の対価だけもらえればそれでいいし、通勤もスーツもめんどくさいから基本的にリモートワークにさせてくれよって思う。出勤してもどうせ俺の言ってることを理解出来る奴は日本人には少ないんだから。

時々、「学校」や「会社」に所属していないと不安という人がいるが、僕は逆にそのマインドのほうが理解できない。僕は無職の時の「解放感」こそが無敵だし、健康的だw

というわけで、そもそも『日本人』とも、『学校』とも、『会社』とも距離を置きたいけど、「学ぶ」こと自体は大好きな僕は今後も社会から適度に距離を置き、インプットとアウトプットを繰り返して生きていこうと思った。

ブログやtwitterがある時代でよかった。そして高田馬場や下諏訪やゲストハウスがある時代でよかった。こんな僕でもギリギリで狂わずに生きていける。

20代の僕はアジアを旅し、アジアっぽい街に住み、借金を返済し、mixi日記に雑文を書き続けることで、どうにかこうにか正気を保てた。

散歩の後は仮眠した。この9月1日の午後はすごく寒かった。

そしてユニットバスの中でまた朝と同じようなことを考えた。

理系の学問や、文系でも法律や商業簿記的なものなら体系だった『学問』なんだろうけど、政治や経済って、僕的には『文学』に近いと思う。「人間社会」というナマモノの観察に近いと思った。

だとしたら、その『文学』を紡ぐことこそが、僕にとっての『学問』だった。

それは僕のスタイルで、それを誰に押し付けるでもない。でも僕はそう思うんだから仕方がない。

帰国した僕の前にあったのは奨学金の催促状だった。

西早稲田の風呂なしアパートで、そのひとつひとつに電話をかけたり、書類を送付したりして、僕の長い長い「借金返済ライフ」が始まった。

メルマガを書いていたおかげで、mixiの招待状はかなり初期に届いていたので、2004年3月からはずっとmixi上でマイミク限定の借金返済日記を書き続けた。借金返済というコンテンツ上、友人限定が都合よかった。初期の頃は自分の管理コミュニティでオフ会とかも開いた。

その後、30歳前後でリーマンショックにも遭うが、僕は黙々と働き、若さとカネのないストレスで何度も職場で衝突しながらも、借金を返済し続けた。

32歳で奨学金を返済、35歳ではてなブログとtwitterを始め、37歳で『ミニマリスト』と出会う。

32歳で実家の借金がどうにか一段落し、僕は奨学金を繰り上げ返済した。そこから少しずつ、少しずつ人生が好転していった。

34歳でエスタークが高田馬場に来たのが意外と大きかった。自然体で飄々と生きている彼は僕と同じく、いや僕よりも節約家だった。

僕はその直前の仕事で、仕事仲間と飲み会兼勉強会を主催していた。そのメンバーとは仕事関連の話は面白かったんだけど、ライフスタイルに関しては完全な浪費家が多く常に所持金ゼロで、ずっと倹約しながら借金返済してきた僕はそこはずっと違和感だった。

そんな時に高田馬場に来たエスタークはアラサーまでずっと関西で「子供部屋おじさん」状態で貯金もあったので精神的にもゆとりがあり、やっと借金地獄から抜け出した僕にとってはベストな再会タイミングだった。働きながら資格試験やプログラミングの勉強をし続ける姿勢も素晴らしいと思った。

ただ、金銭的に少しだけ余裕ができた35歳の僕はオワコン化していたmixiではなく、昔のメルマガのように誰でも見れる場所に情報発信をしたがっていた。この頃はおカネよりも、情報発信に飢えていた。

ちょうど「プロブロガー」という言葉が出始めた頃で、2013年には「はてなダイアリー」がスマホ時代に進化した「はてなブログ」なるものが始まるとのことで、SNSとの親和性も高そうで「俺はこれが向いているんじゃないか?」と直感的に思った。ハンドルネームはもし僕がブログを始める場合はこれにしようとずっとまえから決めていた。mixi日記の後半に超友人限定で書いていた日記のシリーズ『A1理論』だ。

ただ、その『A1理論』に肩書きが欲しいなと思った。「元バックパッカー」というのも旅人だったのはだいぶまえの話だし、「貧乏人」というのもなんかカッコ悪い上にアジアを旅していてアジア生活基準になってる僕自身は自分を貧乏だとは思っていない。当時流行ってた「ノマド」というのも高田馬場に長期に住んで家もある自分には合わないと思った。

そんな折、2015年に『ミニマリスト』という言葉に出会い、すごくしっくりきた。しかも、はてなブログには当時、大勢の『ミニマリスト』ブロガーが各ブログサービスから集結していて(これはブログ村のミニマリストカテゴリの影響だと思われる)、イマイチ盛り上がりに欠けていた当時の「はてなブログ」自体を牽引する一大ムーブメントになりつつあった。

その割に男性ミニマリストブロガーは少なく、ミニマリストの本場アメリカではジョブズやザッカーバーグのようなどちらかというと男性がメインなのに、日本では「断捨離女子」メインみたいな感じで、「ここには僕のような男性ミニマリストブロガーのニーズもあるんじゃないか?」と思った。その読みは僕の予想以上に当たり、その後、「ミニマリストブロガー」を自称し始めた僕は一時期は「はてなブログの有名ブロガー」とまで言われた時もあった。

しかも、

『ミニマリスト』と『ゲストハウス』の親和性が高いこともわかった。

その両方に詳しいブロガーがいなかったので、僕のブログを読んでゲストハウスに泊まりに行く人や、その逆にゲストハウスの共有スペースで僕の名前が出て、気になって読者になってくれる人も出てきた。いわゆる「シナジー効果」というやつだ。

23歳でアメリカに行けなかった僕は、やっとアラフォーにして、日本で暮らしながら、ほんの少しだけ生きるのが楽になった。

その後、2020年にコロナ禍が訪れ、未だ先は見えない状態だけど、長いトンネルの先には『風の時代』が来ると僕は思っている。

今から10年後の53歳には『風』のように生きていきたい。

43歳の僕の身体は軽くなった。

食事を見直し、1日1.5食、しかも玄米菜食メインの食生活に切り替えるとみるみるやせていった。この四半世紀ほど、ずっと「太り気味」もしくは「太りすぎ」だった僕はやっと僕はダイエットのコツをつかんできた。

ピーク時より15キロ以上やせて、「モノが少なくても、ボディが重かったらあんまり意味がない。」という当たり前のことにようやく気づいた。四半世紀ぶりに手足の血管が浮き出てきた。

そして今、無職になって2ヶ月が経ち、これから先、半年ほどのタスクをこの9月1日に改めてスケジューリングした。まぁ毎月(さらに気が向いたときも)やってるんだけれども。

というわけで、アメリカ留学を諦めて20年経つけど、どうにかこうにか、だましだまし、『日本人』との適度な距離を保ちながら、過度に病まずに、かといって飢えずに、どうにかこうにかWEB上に雑文を書き続けていると、少ないながらも自分と似た友人もできてきた。

このブログのマネタイズが無事に完了し、このコロナ禍が過ぎ、いろいろ落ち着いてきたら、「またいつかアメリカの土を踏みたいな」と、この記事を書きながら思った。

それをもって、僕なりの『アメリカ』という国に対する「答え」にしたいと思っている。

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