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姫路南部の『ローカル文化遺産』を訪ねるミニマムな旅。

※身バレを防ぐために随所にフェイクが入っています。

 

 

2018年1月1日 元旦! 

僕は姫路の実家で新年を迎えた。

 

大晦日やその前日は疲れすぎて、姪っ子より先に寝てしまったw

(年末、バタバタだった上に、あんまり寝てなかったのでw)

 

 

というわけで、家族でおせち料理。

 

僕は昨日、姫路のアグロで買っておいた、、、

 

 

▼これを飲みました!意外と辛かったw

名城酒造 官兵衛 にごり酒 720ml [兵庫県/甘口]

名城酒造 官兵衛 にごり酒 720ml [兵庫県/甘口]

 

 

この『天下取り 官兵衛』は「にごり酒」以外にもあるらしいのですが、

この動画を見ると、この「にごり酒」が一番、辛いようです。

 

www.youtube.com

 

 

ていうか、

官兵衛、天下取ってないんですけどねw

 

というわけで、▼いつものw

 

www.youtube.com

 

天下を取れなかったので、

後世の人間からは▼『二流の人』と言われたり、歌われたりしていますw

海援隊 「黒田官兵衛・二流の人」 - YouTube

 

白痴・二流の人 (角川文庫)

白痴・二流の人 (角川文庫)

 

 

 

でも、僕は、

そんな黒田官兵衛が昔から大好きなんですよねぇ。

 

きっかけは、司馬遼太郎が描いた▼小説『播磨灘物語』です。 

新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)

新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)

 

 

黒田官兵衛。戦国時代末期の異才。

牢人の子に生まれながらも、22歳にして播州・小寺藩の一番家老になる。

 

だが、

「この程度の小天地であくせくして自分は生涯をおわるのか」

という倦怠があった。

 

欲のうすい官兵衛だが、

「広い世界へ出て、才略ひとつで天下いじりがしてみたい」

という気持ちは強かった。

 

じいちゃんの代からの▼牢人の分際で、やっと定住できた姫路を出ようとした。

牢人とは - 歴史民俗用語 Weblio辞書

 

これが本当、

20歳くらいの、姫路で悶々としていた頃の僕の気持ちと丸被りなんですよねぇ。

 

▼この記事の中にある、『播磨灘物語』の引用部分。

司馬 遼太郎 著 『播磨灘物語』 : 私の引き出し

 

かれはただ自分の中でうずいている才能をなんとかこの世で表現してみたいだけが欲望といえば欲望であり、そのいわば表現欲が、奇妙なことに自己の利を拡大してみようという我欲とは無縁のまま存在しているのである。

 

そういう意味からいえば、かれは一種の奇人であった。

 

姫路で変人扱いされていた(東京でも?)僕と官兵衛は同じじゃないか

って思った。

 

 

そして、ふと、おせち料理を食べながら、

「『広畑天満宮』と『英賀神社』に行きたい。」

と思った。

 

『広畑天満宮』には司馬遼太郎の文学碑と、おじいさん・お父さんの玉垣がある。

『英賀神社』には『播磨灘物語』の石碑がある。

 

姫路市民にもほとんど知られていない、まさに▼『ローカル文化遺産』だ。

地方の市町村が探すのは『移住希望者』ではなく、まずは『ローカル文化遺産』『ローカル自然遺産』なんじゃないかな? - A1理論はミニマリスト

 

過去、何度か見に行ったことはあるが、また見に行きたくなった。

幸い、天気も快晴だ。

 

けど、ずっと僕の周りでじゃれている姪っ子と甥っ子が邪魔だw

 

おせち料理を食べ終わって、僕は、

「おっちゃん、昨日の夜、寝てもて初詣行かれへんかったから、今から広畑天満宮に初詣に行ってくるわ。」

と言った。

 

そしたら、姪っ子や甥っ子も。

「いっしょに行く!」

と言い出したw

しゃーないなw 

 

というわけで、姪っ子や甥っ子も連れて行くことにしたw

  

ところで、司馬遼太郎と広畑天満宮、そしてじいちゃんの話は▼この2冊の本に出てくる。 

手掘り日本史 (集英社文庫)

手掘り日本史 (集英社文庫)

 
以下、無用のことながら (文春文庫)

以下、無用のことながら (文春文庫)

 

 

 

元旦の広畑天満宮はすごい列だった。 

 

で、僕は姪っ子や弟を列に並ばせて、お目当てのモノを拝みにw 

 

これ、昔は神社の裏のいくつもの玉垣の中にあって、当時は発見できた人、いなかったんじゃないかな?w

 

司馬遼太郎のじいちゃんはこのあたりに住んでたんだけれども、根っからの米相場狂いで、自分の財産どころか、親戚の土地まで売ってしまって、この土地に居られなくなって、飾磨の港から船に乗って逃げるように大阪に行った。

 

今でいうと、

仮想通貨に狂って、全財産と親戚の財産までスッてしまったような男だw

 

この司馬遼太郎の父親は大阪で生まれた。

 

 

▼この近くの酒蔵で作ってるお酒。 

 

この酒蔵は1月5日から▼『官兵衛ラベル』も売り始めたw

神戸新聞NEXT|姫路|松本零士さん監修 日本酒ラベルに官兵衛と姫路城

 

松本零士さん監修のイラストをラベルにした純米大吟醸酒「白鷺の城」=姫路市下寺町

 

 

けど、ここらの浜手は戦国時代は『英賀城』のエリアであって、英賀城は元々、瀬戸内海の水軍の城なので、毛利派だ。

 

しかも、当時の英賀保のメインの英賀御坊は本願寺派なので、信長に加担した官兵衛の姫路城は敵以外のなにものでもない。

 

(▼この記事が詳しかったです!読み込んでしまいました!!)

英賀城跡と本徳寺巡り(前編)『軍師官兵衛』が触れなかった英賀城と三木一族の歴史 - k-holyの史跡巡り・歴史学習メモ

 

 

けど、英賀城は官兵衛にかなうはずもなく、英賀の城は三木城が陥落したあとに、ついでのように陥落。

 

英賀城が陥落した後、夢前川を渡り、対岸のこの「広」の地に移り住んだのが司馬遼太郎の先祖で、その子孫である司馬遼太郎が黒田官兵衛の物語を書いて、黒田官兵衛を世に出して、姫路城周辺を発展させるのだから不思議な話だ。

 

 

で、並んでいると僕らの番が来て、姪っ子甥っ子と一緒にお参り。

 

姪っ子と甥っ子の2人がかりで『ガラガラ』を鳴らす。

 

姪っ子は神社に向かって、甥っ子は神社に背を向けて2人でいっしょに『ガラガラ』を鳴らしていて、鳴らせたあと、お姉ちゃんである姪っ子が「パンパン!」とお参りをしたら、それを見ていた甥っ子が、

『ガラガラ』に向かって「パンパン!」とお参り

をしたので、それを見ていた僕が、

 

「ほら!!神様、あっちやろ!!」

と言って反対側を向かせていると、後ろにいたおばあちゃんが、

「かーわいー!」

と言ったw

 

 

で、お参りが終わったあと、

「おっちゃん、ちょっと散歩してから帰るわ!」

と言って、チビどもを弟に渡して、歩きはじめる。

 

姫路に帰って来て、やっと『自由』になった!w

旅は『自由』がいい。

 

 

 

ちなみに、某有名ブロガーの実家もこの辺にあるという噂ですw

誰でしょう?

 

それは、自分のアタマで考えよう!!

そんじゃーねー!!w

 

 

 

『白鷺の城』を作っている山田酒造。

英賀城の子孫が、現在は英賀城を落とした宿敵である官兵衛ラベルの酒を売っている。

 

 

で、

実はその近くに、司馬遼太郎のじいちゃんが大阪に行くまでに住んでいた家がある。

(一般民家なので詳しい場所は姫路文学館にお問い合わせください)

 

僕はこの場所が大好きだ。

 

このエピソードを僕が知ったのは、

なんと!mixiのコミュニティで、この近所の人の書き込みで知りました。 

 

親戚には嫌われているけど、読者には愛されている司馬遼太郎が僕は大好きだw

 

 

その後、南のほうへぶらぶら歩く。

 

 

しろまるひめさん、なにやってるんですかw

色違いモンスター?w

 

 

さらに歩いて、

 

僕と弟が子供の頃、めちゃくちゃ好きだった「どんぶらこっこ」があった場所。

 

昔はこの『リバーカウンター』の喫茶店は1つの県に1つずつあったらしいけど、▼今は静岡県沼津と埼玉県大宮にしかないことが、この2週間ほど前に判明。

静岡県沼津市の昭和レトロ喫茶『どんぐり』はカウンターに水が流れてて頼んだメニューが桶に乗って流れて来るよ!! - A1理論はミニマリスト

 

ちなみに、この前日に弟に沼津『どんぐり』の動画を見せると、

「あー、そんなんあったなぁ。」 

と、うっすい反応が返ってきましたw

 

ま、かなり小さかったからなぁw 

 

 

その後、、、

 

夢前川を渡ったところに、、、

 

姫路城からしてみれば、海沿い一帯が全部英賀城の領土みたいなものだったから、さぞ邪魔だっただろうなぁ。

 

ちなみに、英賀城は村上水軍ではなく、河野水軍だったw

 

司馬遼太郎は河野水軍の子孫である松山の秋山兄弟を主人公とした▼『坂の上の雲』を書くことで、官兵衛にリベンジした

と、僕は勝手に解釈していますw 

坂の上の雲 全8巻セット (新装版) (文春文庫)

坂の上の雲 全8巻セット (新装版) (文春文庫)

 

 

僕はその秋山兄弟を描いた漫画▼『日露戦争物語』が大好きですw

あ、兄の秋山好古は超絶ミニマリストですw  

(って、これ和歌山編でも書いたなw) 

 

 

で、英賀保をぶらぶら歩いていると、、、 

なんじゃこれ!!w

 

そして、、、

 

はじめて英賀神社に初詣に来た。

 

 

 

すでに初詣は広畑天満宮で済ましていたので、、、

 

英賀神社に、戦国時代に英賀城にいた人間の子孫が書いた、姫路城の黒田官兵衛の物語の石碑がある。

 

これは歴史の皮肉ですな。

 

 

けど、

この司馬遼太郎と僕も似ているな

と思った。

 

先祖は黒田官兵衛の敵方(僕の先祖は奥州藤原氏→九州の大友系らしい)なんだけれども、モノを書くためにいろいろ調べているうちに、敵方の黒田官兵衛に、

じいちゃんの代から続く『流浪』な人生

という自分の人生と同じ運命を感じてしまったのだろうな。

(これはダウンタウン松本人志も同じか?)

 

 

 

と、この周辺をうろうろしていると、、、

 

「おっちゃん!いつまで散歩しとん!!」

って言われた。

 

 

姫路滞在時の、貴重な『自由時間』に司馬遼太郎と黒田官兵衛の『ローカル文化遺産』を巡れて良かった。 

 

けして、『世界遺産』ではなけど、これらは僕にとってはかけがえのないモノたちだ。

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