学生時代の僕はもうめっちゃくちゃ働いてた。
働いたり、働かなかったり、が自由になる時代が来るべき。
2015年7月11日
授業にはほとんど行かずに、始発から終電までずっと働いているときもあった。
だって、田舎だったらバイト探すにも一苦労なところあるのに、東京なんて、いっくらでも仕事あるじゃん!!
もう仕事のほうから向かってきて、こっちが選ぶのに迷うくらい。
しかもいろんな種類の仕事がある!!
これ、田舎じゃありえないよ!?
あと、働けば働くほど外国に行けるじゃん!!
これめっちゃすごい!って思った!!
貧乏家庭の人間なんて、一生、外国なんていけないと思ってたのに、寮の先輩とか、バイトしたお金で夏にヨーロッパとか行ってて「もんげー!」って思った(笑)
そんなのを間近で見てしまったもんだからもう毎日働きに働きまくった。
なんでもそうだけど、働けば働くほど要領が掴めてくるからどんどん楽になってくるし、昇格したりする。
なので楽しくて楽しくて授業なんて行ってられなかった(笑)
そんな時、寮でずっと昼夜逆転生活で、夕方に起き出して朝までドラクエし、朝方眠りにつくという廃人生活をしてる奴がいた。
今から思えば、そいつは田舎出身というより県庁所在地出身だから昔からバイトに困るって経験もしたことなかったんだろうなって思う。
僕はそいつの潜在能力は高く評価していたんだけど、なんせ寮から出ない、というか硬い畳ベッドから起き上がらない(笑)
だから僕は皮肉と期待を込めて、ドラクエ4で眠りから覚めたらめちゃくちゃ強い地獄の帝王の名前でそいつを読んだ、
『エスターク』
と(笑)
僕は学生時代に稼いだカネでアメリカ、ヨーロッパ、アジアなどを回り、帰ってきてからもまた猛烈に働いた。
行きたい国はあらかた周った。
次は「親の借金」と「自分の奨学金」という『双子の赤字』を返済するためだ。
もうこれもがむしゃらで働いた。
同じ仕事仲間と勉強会兼飲み会を主催したりして夜や休日も仕事の情報収集に励んだ。
で、おかげさまで30代真ん中くらいで奨学金は全額繰り上げ返済し、親の借金もやっと少し楽になった。(まだあと9年ほど残ってますが)
で、今、少しゆっくりしてる。
なんというか、30代前半まででいろいろ疲れたんだ。
そんな時、寮時代にずっとだらだらしていたあの『エスターク』が言ってくる、
「働け」
と(笑)
うーーん、そうかな?と思う。
働きたい人は働いて、働きたくない人は働かない、そんな時代になればいいと心から思う。
働きたくない人が無理して働くからブラック企業は無くならないわけだし。
そもそも『働いてる人』って言うけど、半分くらいは確かに頑張って社会を支えているけど、半分くらいはなーーーんもしてないよ(笑)会社にきて座ってるだけ、威張ってるだけ、みたいな(笑)
しかもなぜか働いてない人の方が給料が高いという(笑)
(ま、現場も知らないそいつらが現場に出てこられてもやっかいなだけなんだけどもw)
僕は一番の問題はここだと思ってて、会社に来ても働いてるふりして全く生産性のない人たちの高給セレブ生活を支えるために貧乏人が身を粉にして働くくらいなら、ミニマリスト生活で必要十分なだけ働けばいいと思うけどね。
で、いやな仕事はキッパリ断る。
脳の構造的にもドーパミンよりセロトニンを追い求めたほうがコスパいいし。
働かない人が増えたら、それこそ昔の僕みたいなバイトもない田舎から出てきたハングリーな人の仕事が増えるわけで。
それでも人が集まらない企業は潰れたらよろしい。その労働量でその程度しかお金が払えないんじゃしょうがない。それが資本主義。
▼ペンギンの国の生活を支えるために僕らは生まれて来たんじゃなく、自分の才能をフル活用するために生まれてきたんだと僕は思います。
ペンギンの国でどれだけ身を粉にして働いても、結局、働かないペンギンたちの高給を支えるだけの薄給で、しかもその給料も半分くらい派遣会社にとられる。
で、最後はわけのわからない理由で解雇www
それがペンギンの国のペンギンの国たる所以であって、そこに懸命にしがみつこうとするから心身ともに病んでいくんだと思う。
そんなの『労働』なんかじゃなくて単なる合法的な奴隷制度じゃん、って思う。
働きたい人は働けばいいし、働きたくない人は働かなくてもミニマリスト生活くらいなら維持できる、そういう社会になるべきだと僕は思います。
問題はなにも生産性のあることをせずに高給をもらってるペンギンの国の人間たちであって、ペンギン以外のいろんな鳥達で争っても、それは逆にペンギン達の思う壺だと僕は思うんだけどなぁ。
それってアメリカ黒人奴隷の歴史の二の舞じゃん。
せっかくブログっていう『チャンスの国』がある時代なのに、もったいないな、って僕は思う。