『親のボケ』はコスパ最悪の人生イベントです!!
下手すると10年以上ボケ続ける人もいます。
まだ親が元気なうちからできるだけ親の『健康寿命』を伸ばす対策をしておいたほうがいいと僕は思います。
で、一番コスパのいい対策方法は自分も親も「腸の仕組み」を理解することなんじゃないかと僕は最近思いました。
僕は3年ほど前から「幸せ物質」と言われている脳内の神経伝達物質セロトニンのことを個人的に調べていて、その多くがなぜか脳ではなく腸から作られると知っていっきに「腸」そのものに興味を持ち始めました。
その頃、「脳はバカ、腸はかしこい」という本が出てから、
僕は直感的に、
「あ、たぶんこの著者の言ってることは正しいな」
と思いましたw
勘です、勘ww
それからいっきに僕の中で、
腸>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>脳
になりましたww
長年の「脳信仰」からのマインドコントロールが解けましたww
この本と一連の「腸」関連本の著者の藤田紘一郎先生は「腸」のことを調べまくっていて多くの本を出しています。
僕は全部を読んだわけではないですが、比較的入門書として読みやすく、親にも勧めやすい本(イラストが多く、腸が元気になるレシピがある)として今回はこちらの本をご紹介します。
この本の内容をミニマムに説明すると、
◆脳はそんなに賢くない(食欲制御できない・ダマされやすい・モラルがない)
◆脳ができたのは腸に比べてごく最近。生物進化過程の8分の7を生物は腸だけで生きてきた。
◆生物が脳を備えたことが『退化』の始まり
◆ボケ症状は活性酸素が招く老化現象
◆食品添加物が活性酸素を増やし、腸内細菌(大事!)を殺す
◆日本の伝統食が活性酸素を抑える
◆植物性食品(野菜・果物など)が腸を整え、長寿を約束
◆腸内細菌を増やすレシピ
ま、簡単に言うと、
「腸を整えると脳が整う、そうなるとボケ予防になる!」
という理屈です。
この本(と、一連の藤田先生の本)を読み、
①まず、自分が「腸」について理解して健康になってみせる。
②親に勧め、中長期に渡り、指導。
これができればベストだと思います。
僕的には簡単に読める「入門書」に近いこの本をまず自分が読んで、親に渡す。
この「入門書」自体も同じことを繰り返す部分も少しあるので最初は自分も親もイラストや赤文字中心の「表層読み」でもいいかもしれません。
次に自分が他の藤田先生の本を読破し、「腸」についてめちゃくちゃ詳しくなり、自分も実践し、そのノウハウも交えて親に食や運動の指導。
僕も明日、親が東京に来るので早速この本を渡そうと思っています。(『腸』の素晴らしさは今までだいぶ語ってきたw)
僕の経験上ですが、親の世代は『溜め込む』世代だと思うんですよね。
モノも溜め込むし、脂肪も溜め込む。
僕は実家に帰るたびに「おまえら、一日にどれだけ食うねん!!」と言いたくなるような食料がテーブルの上や冷蔵庫の中にあったりします。
また、老人なのに肉もかなり食べます。孫とかいると余計にその洋食傾向が強くなります。
当然、テレビも大画面でガンガン流れていて、常にタレントが何か食べてる映像が流れ続けています。
東京で玄米菜食で肉をほとんど食べない僕は毎回ドン引きですよww
モノがなかった世代でハングリーな時代が長かったのはわかりますが、これではヤバい!!ww
糖尿病や成人病とボケのコラボ老人を面倒見ないといけないのはキツいです。
僕的にはまずこの本で長年の戦後日本の『脳信仰』のマインドコントロールを解いて、その後も常に『腸』の優秀さや重要さを訴え続け、徐々に粗食に粗食に遠隔操作していこうと考えています。
あと、いっしょに「腸内活動」してくれる友達大募集中ですww