「写真付きの本人確認書類」が20年ほどパスポートのみだったA1理論です!が、ついに先ほどマイナンバーカードの申請をスマホで行いました!
というわけで、今回の記事ではマイナンバー制度にずっと慎重派だった僕がマイナンバーカード発行を決めた理由を書いていきたいです!
この記事がマイナンバーカードを発行しようか迷っている方、マイナンバーカードの申請について知りたい方等の参考になれば幸いです!
慎重派の僕がついにマイナンバーカードを申請しました!
平成27年(2015年)10月。我が家にマイナンバーカードの通知カードが届き、翌平成28年(2016年)1月からマイナンバー制度が本格的に始まりました。もはやだいぶまえですね。
けど、僕は長らくこのマイナンバー制度自体に慎重派でした。僕だけではなく、90年代後半くらいからすでにこの制度に反対の人がいた記憶があります。当時は『国民総背番号制』と言われていた気がします。
マイナンバー制度が始まってからも特にTwitterやYouTubeでは『悪法!』『絶対にマイナンバーカードは作るな!』みたいな人がいたり「確定申告の書類にマイナンバーを書いたら副業がバレるぞ!」という噂もありました。(ガセですw)
中には「マイナンバー制度に反対なので僕のマイナンバーをネットで晒します!」というよくわからない自爆テロ(というか自爆?)な人もいましたね。(今考えてもよくわからない行為だな。。。)
ただ、僕も若干、都市伝説が好きなので、かなりマイナンバー制度に警戒していました。中国のように国民番号でガチガチに国に管理されたくないとも思っていました。
ただ、昔、中国を旅した時、電車に乗ってて仲良くなった複数の中国人から国民番号が入った国民カードを財布の中から出して見せられ、
「これはこれでまぁ便利だなぁ。」
とも思っていました。
そしてこの度、制度スタートから6年以上経ちましたが、ようやく慎重派の僕がマイナンバーカード取得に踏み切ったので、その理由を以下に書いていきます!
理由①パスポートが「顔写真付きの本人確認書類」として使えなくなった!
まぁ僕的にはこれが理由としては一番大きいですね。車の免許証を持ってない僕は2002年春に大学の卒業式で学生証を返納し、「顔写真付きの本人確認書類」としてはパスポートをこの2022年春までちょうど20年使ってきました。
現代日本では多くの人は車の免許証を本人確認書類として使っていると思いますが、地方に住むならともかく、都市部に住んでいたら車なんて必要ないし、僕はそもそも車自体があまり好きじゃないんですよね。。。車酔いするし。。。
あと僕は「固定費ミニマリスト」なので、車という「固定費の塊」はぶっちゃけ嫌いです。
そして多くの人が免許証を取る20歳前後は僕はビンボー学生生活で、バイトで稼いでもそのおカネをほぼ全額、海外旅行の旅費に費やしてしまっていたりしました。
これは今考えるとナイス判断だと思います。20代の旅と40代の旅は旅の「質」が全然違いますからね。「20代の旅」はプライスレス!
そんなこんなで車の免許証無しで44歳まで来ましたが、意外と健康保険証だけでも本人確認はどうにかなって、写真付きの本人確認書類であるパスポートが必要なのは年に数回という感じでした。
しかも大体、役所関係だったので役所に行く前にパスポートを用意して行く感じで。実家の扶養に入っていた時は大きい健康保険証も家に置いていたので、パスポート持参はそれと大差ない感じでした。
ただ、事件が起きました。2020年2月4日以降に発行されたパスポートは住所欄が無くなっているのです。そしてその住所欄のないパスポートは民間サービスでは本人確認書類として使えなくなっているところが多いです。
おそらく今後はパスポート自体が本人確認書類扱いされなくなるんじゃないかと僕は思っています。
元々、パスポートの住所欄は手書きなので、それが本人確認書類になってたのがもしかしたらそもそもおかしかったのかもしれない。引っ越ししても住所欄を二重線で訂正してない人も多いしね。
というか日本ではノマド的な『風の民』こそがパスポートを持ってるのに(日本人でパスポートを持っている人は4人に1人)、住所欄があること自体がナンセンスだったのかも。
というわけで、僕は2017年に10年パスポートを申請していて、
「あと5年以内にマイナンバーカード取らないとなー。」
とは思っていたのですが、あと5年間もそう考え続ける脳内リソースが無駄なのと、ギリギリになって焦りたくないので早めにマイナンバーカードを取得することにしました!
理由②写真付きの本人確認書類を財布の中に入れたくなった!
そして「写真付きの本人確認書類」として、パスポートではいちいち家に取りに帰らないといけなかったり、わざわざあらかじめ用意して持って行かないといけなかったのですが、財布の中に写真付きの本人確認書類があるとめっちゃ便利だと思いました。僕は学生証ぶりなので20年ぶりですね。
ちなみにマイナンバーカード発行率はおじいちゃんおばあちゃんが多いらしいのですが、それは車の免許証を返納して、今まで財布の中に入っていた写真付きの本人確認書類が無くなったからというのが一番の理由らしいです。
理由③普及率が40%を超えてキャズム超えした!
2022年2月23日現在、日本でのマイナンバーカードの普及率は41.0%のようです。2020年にマイナポイントが始まってから急に普及率が上がった気がします。
で、いわゆる「キャズム理論」では普及率16%を超えるとキャズム超えで、次のアーリーマジョリティが34%なので、マイナンバーカード制度はすでに一般化したといってもいいと思う。
マイナンバー制度が始まって最初の数年は、
「マイナンバーカード制度なんてそのうち無くなるよ。」
「自民党政権じゃなくなったら廃止されるよ。」
みたいなこと言ってた人もいて、僕も様子見でしたが、41%超えたらもう取得してもいいかな。昨年の新型コロナワクチンも接種率が50%超えたから接種することを決めたし、俺は『キャズム超え』に弱いな。
理由④周りの知り合いも昨年あたりから取得しはじめた!
で、統計上の数字だけではなく、実際に周りの友達や家族も昨年あたりからマイナンバーカードを取得し始めました。
ブログ仲間や近所の知り合いも取得してきていて、近所に住む学生時代からの腐れ縁のエスターク君も嬉しそうにマイナンバーカードを見せびらかしてきました。(ちなみにマイナンバーは見ていません!)
つまり、実際の普及率を実感してきました。というか僕の周りだけでいうとマイナンバーカードを取得していない僕のほうがすでにマイノリティみたいになってきました。
そうなると逆に流行に乗り遅れた感じになってきましたw俺は『流行り』に弱いな。
理由⑤デメリットはあんまりないと思った!
で、マイナンバー制度が始まった当初はデマ含めいろんなウワサがネット上でまことしやかに言われていましたが、制度が始まって6年以上経ってもあんまりデメリットらしきデメリットも報道されていないと思いました。
マイナンバー制度自体のデメリットを言ったところで、すでに国民全員に番号は振り当てられているし、マイナンバーカードは紛失してもすぐに24時間対応してくれるしね。
その他、不安のある方はマイナンバーカードの公式サイトの「よくあるご質問」を読むと不安解消されるかもです。僕も一応、全部目を通してたぶん問題ないと判断しました。
理由⑥通知カードを管理するよりマイナンバーカードを管理するほうが楽だと思った!
で、結局、通知カードが家にある時点で通知カード自体を管理しないといけないので、それならまだマイナンバーカード自体を財布に入れて常時管理しているほうが楽だと思いました。ちなみにこの通知カードはすでに令和2年(2020年)5月25日に廃止され、マイナンバーの通知は個人番号通知書を送付する方法に変わっているそうです。
理由⑦e-TAXへの最初の一歩!
今年の確定申告に関しては▼この記事にも書きましたが、
2022年の確定申告!楽天ふるさと納税付き&コンビニプリントでも1晩で完了!今年も高速化できたよ!
僕はまだまだe-TAXへの道のりは長いですが、マイナンバーカードの取得がまず最初の一歩だと思いました。というか、今回の確定申告がきっかけでマイナンバー取得を決定しました。
理由⑧健康保険証を本人確認書類にする場合はマスキングが面倒になった!
お次は顔写真付きのない本人確認書類として僕が現在、メインで使っている健康保険証について。
この健康保険証に関しても令和2年(2020年)10月1日に施行された健康保険法改正により、本人確認書類として健康保険証を使用する際に、記号・番号・保険者番号・QRコードの情報が不要となり、各種申請やネットでアップロードする際はその部分にマスキングしないといけなくなりました。これはこれで面倒、というか今年の確定申告に添付した健康保険証のコピーのマスキング忘れたよ。。。
マイナンバーカードならあらかじめフィルムで大事な部分がマスキングされてるのでマスキングの手間がなくなりますね。
理由⑨楽天経済圏に入ったのでマイナポイントで5000楽天ポイントもらえる!
最後はマイナポイントですね!第2弾が始まりました!
これは僕は去年までは「ふーん。」みたいな感じでしたが、去年から▼楽天経済圏に入ったので、がぜんメリットが出てきました!!
『楽天経済圏』で生きていく!「ミニマムFIRE」まで5~10年働けば到達できる時代に日本は突入!!
マイナポイントは自分で選んだキャッシュレスサービスでチャージやお買い物をすると、そのサービスの利用金額の25%分のポイントがもらえる制度で、一人当たりの上限は5,000円です。これには2022年2月23日現在、楽天カードや楽天Payも含まれています!僕は今、ありとあらゆる支払いを楽天カードか楽天Payにしているので即効で5,000ポイントもらえそうです!
マイナンバーカードの申請はスマホだと30分かからなかったよ!
僕の周りでマイナンバーカードを申請した人はスマホから申請した人が多く、やり方を聞いたら「もう忘れたけど簡単だったよ!写真もスマホで撮った!」と言っていたので、僕もスマホ申請することにしました!
で、申請は通知カードのQRコードを読み取るのですが、通知カードが届いたのはもうかなり前の平成27年(2015年)10月で「そんな昔の通知カードに印刷されているQRコード、2022年の今、使えるのかな??」と思って試してみたら、あっさり使えました!!
そして申請自体もウワサ通り、ものすごく簡単でした!僕は写真を撮ったり選んだりするのに20分くらいかかりましたが、スマホでの申請自体は10分くらいで終わりました!
スマホで自分の顔写真を撮って、通知カードのQRコードをスマホで読み取って、ものの数分でマイナンバーカードの申請受付が完了! スマホで写真撮ったり、撮った写真から選んだりする時間を合わせても30分もかからなかった。 マイナンバーカードの申請ってこんなに簡単なんだ!迷ってる方は是非!
あとは1ヶ月ほど待って、交付通知書(ハガキ)が届いたらその交付通知書と通知カードとパスポートを持って役所で受け取りだな。 その後にマイナポイントの予約&申込!! iPhoneSE(第一世代)は予約アプリ対応してないから店舗予約だな(笑)
というわけで、申請は完了!あとは交付通知書(ハガキ)待ちです!マイナンバー制度に慎重派だった僕もついにマイナンバーカードを取得する日が近づいてきました!この記事が慎重派の方々の判断材料のひとつになれば幸いです!!
2022年2月27日追記:申請内容不備になったので顔写真を撮り直しました!再申請の際の「認証番号」、わかりにくい。。。
マイナンバーカード、申請内容不備になったw <不備内容> 顔周りに十分な余白がない、もしくは被写体の顔が小さすぎるため受付できません。(2B)
顔写真を撮り直してマイナンバーカード再申請完了! 申請内容不備メールのURLから飛んだら「認証番号」と出てきて「なんだこれ?」となってググっても出てこなくて適当に入れたら弾かれて最初から申請仕直しになったけど、メールアドレスに送られてきていた。 マイナンバー、そういうとこだぞ。