今回も徒然なるままにphaさんの『持たない幸福論』の感想文を書いていきたいと思います。
僕やあなたが子供を作らなくても人類は存続していくし、作りたいと思う人だけ作ればいいのだ。
-『家族を作らない』より-
これに関しては僕は完全に同意ですね。
僕も完全に独身主義者で「貧乏人が子供を作っても貧困を再生産するだけ」だと思ってます。
大体、僕の場合は親の借金もまだあと9年続くし、その後は無年金の後期高齢者の親2人をどうにかこうにか食わしていかないといけないのに、これ以上の不良債権は要りません。
今、日本の子供の6人に1人は貧困児童と言われていますが、僕がこの状態で子供を作っても日本の貧困率を無駄に上げるだけです。(そもそも自分の遺伝子残したくないww)
「そんなこと言ってたら日本の年金制度が、、、」とかすぐに言う人いると思うけど、そもそも自分の親が年金払ってねーんだからそんなこと知ったこっちゃねーよ!w
将来の年金制度より今日の生活のほうが大事だと僕は思う派です。
また今後、経済が確実に縮小していく日本が確実に少子化になるのは「自然の摂理」だし、アフリカの貧国のように無計画に子供作って街にストリートチルドレンが溢れるより、よっぽど少子化のほうが理性的な判断だと思う。
(あ、ちなみに僕は嫁単品は要りませんw僕は女といると精神が不安定になる人間なので初期設定で嫁断捨離ですw)
子供を作ることよりも僕が大事だと思うのはすでに生まれてしまって、今まさに苦しんでいる子達の救済だと思います。
特に経済が衰退していく地方で苦しんでいる子供を「情報」によってどうにか助けてあげるべきだと僕は思う。
地方の子供は昔は、DQN親と公立小中高教師とテレビくらいしか『世界』を知る術はなかった。
だからその限定された『世界』に絶望してしまう。僕もあのままずっと田舎にいたらおそらく20歳そこそこで気が狂って死んでいただろうと思う。
都会に行けばいっぱい「本」があって、それはある意味、狂いかけた人間への精神安定剤になる。『持たない幸福論』の中でphaさんも「知識は人を自由にする」と言っている。
本には人類の英知が詰まっている。昔も自分と似たような人が同じ道を通ってきて、そのログを文書として残しているからだ。僕もそれによって救われた人間の一人かもしれない。
また、都会のほうが『本を読んでいる人間』率がぐっと上がる。当たり前だ、大型書店や大学図書館がこれだけあるんだから。
けど地方から出たことがない人間にはそんな『世界』があることもわからない。
そもそも地方は都会に出るまでの交通費が高いし、バイトも少ないからその交通費も捻出できない、という悪循環。
田舎の人間は田舎から出ないから周りの人間は街のことはなにもわからないし、街に出て行った人間は田舎に帰ってこない。
だから都会に出ていくノウハウが田舎にはどこを探しても昔は見当たらなかった。
でも、今はネットがあるし、スマホもある。
僕もこのブログで出来るだけそんな人たちに楽に生きる『裏ワザ』を伝えていければと思っています。
ま、僕の基本的方針は、
田舎からどうにかして仕事と本がある東京へ!→東京からどうにかして今後経済成長するアジアへ!
なんですが、各個人の事情もあるのでそこは臨機応変にアレンジして読んでもらえればと思っています。
これを読んでいる田舎で苦しんでいる人、生きようか死のうか迷っている人はまずどうにかして東京に出ることをおすすめします。
東京に出れば今なら仕事はいくらでもあるし、単純に環境を変えるだけでも人はかなり変わります!!
そこでいろんな人と出会っていろんな価値観に触れてから、なにをしたらいいか考えてもいいと思います。