先週の月曜日は下諏訪に行ってたので、先ほどやっと見れました!
10/12(月)の▼TVタックル!!
「ミニマリスト」は本当に幸せなのか?
結論から言うと、内容は超面白かったです!!
僕はテレビは持ってないのですが、ワンセグが見れるタブレットを持っているので、それに録画して見ました。
見逃した方は録画した方に見せてもらうか、ごにょごにょして見てくださいw
僕はそんなタブレットを持っていますが、普段は押し入れの中に入れていて、出すことはありませんw
が、知り合いが時々テレビに出るので、その時だけ出してきて録画しますw
最近はミニマリストもゲストハウスもメジャーになってきて、このタブレットを押し入れから出す機会が増えてきましたw
今回は『厚切りジェイソン』という人が佐々木さんの家に泊まりに行く、という内容だったのですが、僕は『厚切りジェイソン』という人を知りませんでした。
「誰?」と、にゃんすに聞くとびっくりされましたw
そんな有名人なんだ。。。
僕はテレビを断捨離して7年以上経つので、その間に出てきた人は良く知りませんw
内容はいつもの▼佐々木節炸裂でしたw
そしてVTRの最後のほうに佐々木さんは、ミニマリストの次のライフスタイルについて、
「家を無くして暮らす」
「カバン1つで暮らす」
等に興味があると言っていたので、是非是非、試しにカバン1つ持って、『ぼくモノトラップ』を仕掛けてきた下諏訪の▼マスヤゲストハウスに泊まりに行ってみてください!!w人生観が変わることを保証します!!!
マスヤゲストハウスに『ぼくモノトラップ』完了!! pic.twitter.com/j5EsDQVLMX
— A1理論はミニマリスト (@A1riron) 2015, 10月 12
東京で消耗したら新宿から高速バスで3時間の下諏訪オシャレ古民家『マスヤゲストハウス』に泊まるとめっちゃ癒されるよ! - A1理論はミニマリスト
番組内のたけしさんに関しては、トークはめっちゃ面白かったです。
特に、
「浅草は20年間、閉店セールやってる」
というところ僕は声を出して笑いましたw
ただ、最後のほうはなにを言ってるのかわからなかったので、僕なりにちょっと深く考えてみました。
まず、その部分を書き起こしてみます。
(佐々木さんのなにもない部屋のVTRを見た後に)
阿川「でも、無駄ってことがいいんじゃないかな?」
たけし「文化って言うのは『無駄』だからね
だってさ、文化的な価値とか文化とか、文化的なもので残っている物は、全部、独裁者のモノじゃん。
歴史に残る巨大な仏像でも、銅像でも、ピラミッドでも、みんなそうだけど、権力者が強引に作らせて、時計からなにから、歴史に残る素晴らしい装飾品は独裁者が暇に任せて作らせたものであって、」
阿川「お寺だってね。」
たけし「それを慎ましく生きたら『これ文化ってあるのかな?』って思う。」
うーーーん、、、
僕には言ってることがよくわからない。
まず、ピラミッドに関しては、
権力者が無理やり国民を奴隷のように働かせて作らせた。
という説はもうだいぶ古くて、今は、
単なる公共事業だった。
という説が有力らしいし、僕もそう思う。
簡単に言うと古代の▼「ニューディール政策」だw
現代日本の田舎の高速道路とか、巨大なハコモノ博物館とか、「ODA」と称して途上国の森の中に全く必要のない劇場とかを日本の大手ゼネコンがわざわざ作りに行くのと同じだw
ここからは僕の考えだけど、世界中にある巨大な建造物はだいたいこのパターンなんじゃないかな、と思う。
文明が成熟してくると、科学技術は発達するのに、人間の頭数だけは増えてくる。
その中でも少数の頭のいい人間はさらなる科学技術の発展に寄与し続けるけど、大多数の人間は高度な理系集団のノリについていけなくなって、失業者が街に溢れだして治安が悪化する。
そんな人たちの失業対策&防犯対策にはピラミッド建造とかの『ニューディール政策』がちょうどいい。
「ピラミッドなんて作ってもなんの役にも立たないじゃないか!」
という人はいるだろうけど、政府にとっては『ニューディール政策』をすること自体に意味があるのであって、その建造物は役に立たなくても問題ない。
日本の田舎の高速道路や、ハコモノ博物館や、途上国の森の中の劇場なんて、現地人にとっては、なーーーーんの役にも立ってないじゃないかwww
で、これ文化か???
まぁ、文化っちゃあ文化だろうけど、税金で作られた「官制の文化」だわな。
僕的にはそんな失業対策で作られた意味のない建造物のほうが無駄に思える。
「いや、個人で大きな仏像を作った人もいるじゃないか!」
という人もいるかもしれないが、、、
それは単なる儲かりすぎた中小企業の『税金対策』だwwww
なので、たけしさんの、
「文化的建造物や装飾品は独裁者が暇に任せて作らせた」
というのが僕的にはちょっとご認識が間違ってるんじゃないかな、って思う。
実際はほとんどの歴史的建造物や装飾品が出来た経緯は、
「失業対策」
か、
「税金対策」
のどちらかだと思う。
※個人の意見です
それは権力者個人が悪いわけでもなんでもなく、
「神の見えざる手」
という経済上の原理原則だからしかたないだろう。
これは誰が政治を司ってもそうなる。
なぜか?
「そういう状態」だからだw
中国の首相が誰になっても反日政策を続けるのと同じだw
今回、たけしさんの言ってる『文化』はそういう『お役所事情』の上に成り立ってるものばかりを例に挙げているから、言ってることがよくわからないんだと僕は思う。
※個人の感想です
じゃあ、たけしさんの言うような『お役所事情』系以外の、
個人作成の文化がミニマリストにないのか?
と言うと、
僕はノーだと思う。
まず、ミニマリストの家は「家」であって、
24時間そこにいるわけじゃない。
むしろ、
「家は寝るところ。」
と割り切ってる人のほうが文化的活動の度合いが高いような気がする。
昔、バイトで知り合った劇団員の人の家は風呂なしの三畳一間だった。
理由は、
「家なんて寝るだけだから。」
だw
本当に文化的なモノを作ろうとしている人ほど、創作活動に集中する為に、家というプライベート空間はシンプルな気がする。
デザイン系・アート系の人たちがシンプルなアップル製品をこよなく愛するように。
佐々木さんも職場では頑張って素晴らしい本を作っているし、ミニマリストブロガーであり、バルーンアートの『風船の魔法使い』こと▼エリサさんも素晴らしいバルーンアートを作る。
また、そういう『仕事』じゃなくても、僕の大好きなミニマリストブロガーの▼ナス農家さんは素晴らしい動画を作っている。(生きてた!w)
多くの素晴らしいミニマリストブロガーのブログ記事も、ある意味『作品』なんじゃないかな?
また、下諏訪は「匠の町」として多くの「匠」達が日本中から移住してきている。
彼らはみんな、東京からお客が来るくらい素晴らしい作品を作っているのだが、生活はすごくシンプルで、工房と自宅が一緒になって生活している人も多く、商品作成にかけること以外の「無駄」をそぎ落としているように思える。
(そしてやはりほとんどがマックユーザーだw)
facebookのマーク・ザッカーバーグも『facebookのコードを書くこと』に集中するために、自分の部屋には家電さえなく、MBAしか置いてなかった超ミニマリストだw
なのでミニマリストは▼『ドラえもんの部屋が理想』と考えている人が少なくない。
(なんと!本日二回目の言及!ww)
というわけで、僕の意見をまとめるとこうなります!
◆たけしさんの言ってる『文化』はほとんどがお役所の『公共事業』か、民間の『税金対策』で作られた『ハコモノ文化』であって、それの是非はともかく、
「個人」ではなく「法人」が作った物。
◆ミニマリストに『文化』がないとは言い切れない。
むしろ『作業』に集中するためのシンプルライフをおくっている人が多いと思う。
なぜなら家は単なる「寝る場所」に過ぎないから。
以上が僕のTVタックルを見た感想でした!
※個人の感想です!
そうそう▼『たけしの20世紀日本史』はめっちゃ名作です!!日本の近現代史が好きな人は是非是非!マニアックな歴史好き・司馬遼太郎等が好きな方にはオススメです!