昨年から楽天経済圏の住民のA1理論です!
昨年末に人生初の楽天ふるさと納税を行い、今年2月に確定申告を行いましたが、今月6月に家に送付されてきた上記アイキャッチ写真の住民税の納付書(『特別区民税・都民税 税額決定・納税通知書』これは東京都新宿区の場合。自治体によって名称は異なると思います)にふるさと納税の控除が反映されていませんでした!今回はその確認方法と対処方法をシェアします!
初めてふるさと納税した方、住民税にふるさと納税の控除が反映されているかどうかの確認方法を知りたい方、反映されていなかった場合の対処方法を知りたい方などの参考になれば幸いです。
最初にこの記事のミニマムなまとめ!
- 昨年のふるさと納税が今年の住民税に反映されているかどうかのチェックは住民税の納税通知書を見るだけでは意外と難しい。
- 住民税の納税通知書は自治体によって形式が違う!『摘要』欄がない自治体も!
- よくわからない場合は封筒記載の電話番号に電話して聞くのが確認時間がミニマム!
- 確定申告のやり直しである『更正の請求』は税務署に行かないとやり方もよくわからないので面倒!
- ふるさと納税を最初にやった年は要注意!不安な場合は確定申告時に申告書作成会場でチェックしてもらおう!
僕の今回のふるさと納税と確定申告に関して
はじめに短く今回の僕のふるさと納税と確定申告に関して記述しておきます。ご興味ない方は次の項目からお読みください。ちなみに僕は昨年6月までで一旦仕事を辞めて、今は少し仕事をお休み中です。▼生まれて初めての楽天ふるさと納税の記事。昨年12月。
-
楽天ふるさと納税に初挑戦レポート!そして節約&健康系ミニマリスト向けに僕がオススメする返礼品はこれ!
節約と健康が大好きなミニマリストのA1理論です!この度、数年前からずっと気になっていた楽天ふるさと納税に初チャレンジしました!今回はそんな節約&健康が大好きな僕が選んだ返礼品と、初めて楽天ふるさと納税 ...
続きを見る
▼今年2月の確定申告の記事。
-
2022年の確定申告!楽天ふるさと納税付き&コンビニプリントでも1晩で完了!今年も高速化できたよ!
ここ13年ほど毎年、白色で確定申告しているA1理論です!ちなみに未だにe-TAXには対応していません!w 13年ほど前に確定申告を始めた頃は毎年やり方を忘れてしまっていて、毎年ほぼ最初からやり直しにな ...
続きを見る
今回の確定申告も僕はe-Taxを使わず、さらに今回のふるさと納税から始まった「寄附金控除に関する証明書」も使わないアナログな方法でふるさと納税を行いました。具体的には▼家のパソコンで作った確定申告の書類と、楽天ふるさと納税を行った3自治体から紙で家に届いた「寄附金受領証明書」を同じ封筒に入れて税務署に提出しました。
楽天ふるさと納税は今回から証明書がひとつにまとまる「寄附金控除に関する証明書」という制度ができたらしいのですが、結論からいうと今年は僕はそれを使いませんでした。理由は楽天ふるさと納税のマイページから「電子交付手続き」をして、証明書データの取得まで3〜6営業日かかるので、それなら僕が寄付した3自治体からすでに「寄附金受領証明書」が届いていたので、従来通りに申請しようと思ったからです。楽天ふるさと納税のサイトの「よくある質問」にも▼このように従来のフローでも問題ないと書かれていました。
2022年の確定申告!楽天ふるさと納税付き&コンビニプリントでも1晩で完了!今年も高速化できたよ!
今までのように自治体が発行する「寄附金受領証明書」を利用して確定申告することもできますか?
はい、可能です。新しく追加になる「寄附金控除に関する証明書」をご利用いただきますとより簡単にお手続きいただけますが、これまでと同様に自治体が発行する「寄附金受領証明書」を利用して確定申告を行うことも可能です。ご自身の状況に合わせて、申告方法はお選びいただけます。
楽天ふるさと納税 よくある質問 - 税金の控除について
で、6月13日に住民税の納税通知書が家に届きました。
住民税の納税通知書は自治体によって形式が違う!『摘要』欄がない自治体も!
この記事をお読みになっている方は納税通知書を確認するタイプの方だと思いますが、やはり必ず納税通知書は確認したほうがいいです!僕も今回、確認してなかったら余分に税金を払うところでしたからね。そしてこの納税通知書のやっかいなところは自治体によって形式が全然違うということです。ネットで調べても自分の自治体と形式が違いすぎてイライラしてしまいます。特に▼こういうことが書かれているサイトやブログが多いのですが、、、
「まずは『摘要』欄を見ましょう!」
僕が住んでいる新宿区の納税通知書にはこの『摘要』欄がないので、ものすごく不安になりました。(同じ東京都でもブログ仲間のもーいさんが住んでいる区には『摘要』欄があるらしいです!)
ただ、『摘要』欄がない場合でも市民税と県民税(僕の場合は区民税と都民税)の欄が見つかれば▼このように確認できるようです。
住民税決定通知書と確定申告書の確認方法
住民税決定通知書でふるさと納税が控除されたか確認する方法
①確定申告書の「課税される所得金額」の金額が当てはまる「所得税率」を国税庁のHPから確認する(例:課税される所得金額が400万円の場合、所得税率は20%)
②(寄附金額-2,000円)×所得税率×1.021(特別復興所得税)を計算する
(この金額が「ふるさと納税の控除が所得税から行われている金額」となる。)
③次に、住民税決定通知書の左下にある「摘要」という欄を確認します。
④摘要の欄に「寄付金税額控除 市民税●円 県民税●円」という記載を確認する
⑤控除されている市民税と都民税の合計金額を計算する
(この金額が「ふるさと納税の控除が住民税から行われている金額」となる。)
⑥ ②と⑤の合計額が「寄附金額-2,000円」となっていることを確認する
で、6月15日の夜に僕は納税通知書から区民税と都民税の欄を見つけたので計算してみたのですが、ぜんぜん計算が合わなかったです。そこで試しに昨年の納税通知書を引っ張り出してきてチェックしてみたら、今年の納税通知書と区民税と都民税が同じ額で「こりゃふるさと納税が反映されていないな。。。」と思いました。なので翌日、住民税通知書の封筒に載っていた新宿区の区役所総務部税務課に電話することに。
ちなみに夜に税金のことをいろいろ考えていたらイライラするのでやめましょうw僕はこの時イライラしてしまったので夜の高田馬場をウォーキングしながらスマホでブログ仲間とチャットして楽しい時を過ごしましたw
結局は封筒記載の電話番号に電話して聞くのが確認時間がミニマム!自分の『納税通知書番号』を見つけよう!
で、結局、翌日のお昼頃、納税通知書の封筒に記載してある新宿区の区役所総務部税務課に電話すると、一瞬でわかりました。やはりふるさと納税の控除は反映されていませんでした。これ要は○か✖︎かだけが知りたいだけなので、ネット記事を見てうんうん悩むより電話一本しちゃったほうが確認時間がミニマムです。
またこれはあくまでも東京都新宿区の場合ですが『納税通知書番号』というのが納税通知書に記載しているのでその番号を伝えればOKでした。僕の場合はそれさえも最初見つからなくてあたふたしてたら、名前と生年月日を言えば教えてくれました。
僕の場合は凡ミスで確定申告書Bの寄附金控除欄が空白でした!
で、僕がふるさと納税の控除が反映されていなかった理由はシンプルで、▼確定申告書Bの第一表「寄附金控除」と第二表「寄附金控除に関する事項」の記載がなかったから。僕は確定申告書に『寄付金額受領証明書』を添付して提出すればふるさと納税の控除が反映されるものだと思っていました。。。
住民税にふるさと納税が控除されてないんじゃないか疑惑に関して、新宿区総務部税務課に電話! そしたらやっぱり控除されてなかった! 寄付金額を確定申告書Bのこの2箇所に記入しないと、いくら紙の『寄付金額受領証明書』を添付してもダメだったらしい!! というわけで、今から新宿税務課に電話!
ちなみに僕は紙の『寄付金額受領証明書』を封筒に入れて税務課に提出というアナログスタンスだったのですが、『寄付金控除に関する証明書』というデータを使う方法もあったのですが、今回改めて、楽天ふるさと納税のマイページから電子交付手続きした『寄付金控除に関する証明書』を今更ながらチェックしてみるとxmlデータが開けませんでした。これは来年も同じく今年同様の紙運用だと思いました。
税務署に予約して確定申告の『更正の請求』を行うことに!
というわけで上記の区役所への電話の後、税務署に電話した後の▼つぶやき!
新宿税務署に電話! 『更正の請求』というのをしないといけないらしくて7月に来所予約した! もっていくモノは、
●確定申告書の控え
●マイナンバーカード
『寄付金受領証明書』は僕が提出した紙を見せてくれるらしくて自治体に再発行してもらう必要無しとのこと!助かった。。。
どうやら税務署で『更正の請求』というのをすれば提出済みの確定申告書を更新できるようです(税務署に行かず自分でも作成できるようですが多分ミスると思ったので僕は税務署に行くことにしました)。また僕が2月に提出した『寄付金受領証明書』は税務署が保管していてくれているらしいので『更正の請求』の時に照らし合わせてくれるらしいです。助かった。。。
更正済みの納付書が送られてくるまでに納期限が来る納付書は先に納付する!
でもよく考えたら住民税の第一期の納付書の納付期限が6月30日と間近なので、再び区役所に電話して聞いてみました!回答は以下のとおり!
住民税の第一期の納期限が6/30なのでどうすればいいのか再び区役所に電話して聞いてみた。
①6/30納期限の住民税はまず払う
②『更正の請求』が認められたら(決済されたら)その書類を持って区役所へ
③そのうち更正済納付書が送られてくる
④それまでにもし第二期の納期限がきたら期限までに納付
(東京都新宿区の場合)『更正の請求』の決済書類を区役所に持っていかなくてもそのうち反映されるようですが、持って行ったほうがより早く反映されて、より早く更正済納付書が送られてくるらしいので僕は今のところ持っていくつもりです。▼そんなこんなでひと段落ついたあとのつぶやき!
税金については何事もとりあえず役所に聞いてみないとダメだなぁ。 税額決定納税通知書の納税通知書番号でふるさと納税出来てるかどうかは直ぐにわかる。 出来てなかったらその原因を突き止めて、対処、という感じ! 皆さんも不安ならまずは役所に電話を! そして楽天Link最強だな(笑)
というわけで、納期限が6/30の住民税の第一期を納付書で納付。 今後のロードマップが描けたのでだいぶスッキリ!!
今回大変だったけど確定申告や税金のしくみについてさらにいろんなことが学べて良かったとポジティブに考えよう。またひとつ大人の階段登ったわ。 エスタークはそもそも確定申告がなんなのかわかってないからビビってふるさと納税しない(笑) あいつ本当に商学部卒業したのか。。。恥ずかしい。。。
国民健康保険の納付書に関しても一応、確認の電話をしたほうがいいよ!
ちなみに本日6月17日に国民健康保健の納付書も届きましたが、これも『更正の請求』後に金額が変更にならないか気になったのでやはり電話して聞いてみました。
本日、国民健康保険の納付書も届く。 来月行う税務署での『更正の請求』で国民健康保険料が変わるかどうか新宿区健康部に問い合わせ。 国民健康保険料は総所得からの計算なので寄附金控除欄の変更はたぶん金額変更ないと思うが変更あった場合は再度送付とのこと。 なので今から6/30納期限を納付。
というわけでスッキリして納付!やっぱり少しでも気になった場合は電話一本かけて聞いてみるのがいいですね!ずっとモヤモヤはよくないです。▼ちなみに新宿区では今年度から住民税や国民健康保険料の電子マネー納付が始まりましたが楽天Payは対象外のようですw
というわけで、住民税の納税通知書が送られてきたら必ずふるさと納税の控除が反映されているかどうかチェックしましょう!チェックするまで、そしてチェックして反映されていなかったら反映させるまでがふるさと納税です!!みなさんの健闘をお祈りいたします!!
後日『更生の請求』に行ってきました!
2022年7月5日追記:本日、予約していた時間に税務署にて『更正の請求』を行いました。所要時間は1時間弱ほど。『更正の請求』というとなんか難しい作業のイメージでしたが、要は「確定申告の上書き」という感じです。e-TAXのIDを発行してもらってパソコンで税務署のお姉さんといっしょに行いました。e-TAXのIDが発行されたので、来年の確定申告は提出もオンラインで挑戦してみようと思いました!
税務署で『更正の請求』完了! そしてe-TAXのID発行してもらったから、来年から念願のオンライン確定申告にチャレンジ予定!
あ、新しい『更正の請求』の完了の用紙が家に届くのは1〜2ヶ月後くらいで、そこから追加の還付金が還付されるようです。 そしてその用紙を役所に持っていってから、今回『更正の請求』した新しい住民税の納付書が家に届きます!
あ、でもふるさと納税の▼この点が気がかりです。まぁ来年考えよう!
ちなみに僕は紙の『寄付金額受領証明書』を封筒に入れて税務課に提出というアナログスタンスだったんだけど、楽天ふるさと納税のマイページから電子交付手続きした『寄付金控除に関する証明書』を今更ながらチェックしてみるとxmlデータが開けませんでした。 これは来年も同じく紙運用だな。
2022年9月3日追記:約2ヶ月弱で▼この『更生通知書』が家に届きました!
『更正の請求』の通知書来た! ペラ紙(笑) 明日、区役所に持って行くか。
この翌日の9月2日に区役所に電話すると▼やはりこの『更生通知書』のコピーを持って行ったほうが良さそうだったので持っていくことに。
更正通知書について新宿区役所総務部税務課に電話。 やはり更正通知書を自分で区役所に持って行ったほうがはやく税処理が進むとのこと。(税務署→区役所の連絡は頻繁ではないから) コピーは必ず取ってきてください、とのこと。
そしたら▼やはりコピーを持って行って正解でした!
区役所終了時間直前に更正通知書のコピーを提出! おそらく10/31の次の住民税期限までには届くとのこと。10/31までに届かなければ先に住民税払う。1/31までには届くとのこと。 今日提出しなかったらさらに2ヶ月ほど後ろ倒しだったらしいので更正通知書は家に届いたら絶対に自分で役所に提出すべき!
というわけで、あくまで新宿区の場合ですが、この『請求通知書』のコピーを自分で役所に提出しないと、住民税への反映が2ヶ月も後ろ倒しになるので提出しにいったほうがいいと思います!
あと完全に余談ですが、このあと新宿の家電量販店に行くとiPhoneSE第三世代がものすごく安かったので、その場でMNPしてしまいましたw予想外の展開でしたw
2022年9月21日追記:
昨日、家に『更正の請求』が適用された通知書が届きました。第3期と第4期はこの通知書で収めます。楽天ふるさと納税した分が第3期と第4期の納税額に1/2ずつ適用されています。これにて人生初のふるさと納税完了です!
この記事のミニマムなまとめ!
- 昨年のふるさと納税が今年の住民税に反映されているかどうかのチェックは住民税の納税通知書を見るだけでは意外と難しい。
- 住民税の納税通知書は自治体によって形式が違う!『摘要』欄がない自治体も!
- よくわからない場合は封筒記載の電話番号に電話して聞くのが確認時間がミニマム!
- 確定申告のやり直しである『更正の請求』は税務署に行かないとやり方もよくわからないので面倒!
- ふるさと納税を最初にやった年は要注意!不安な場合は確定申告時に申告書作成会場でチェックしてもらおう!
という感じです!皆様も特に初めてふるさと納税を行った年の確定申告は要注意を!そして必ず6月頃に家に送られてくる住民税の納税通知書をチェックしましょう!