本が好きなことが理由で高田馬場に住んでかれこれ17年くらいのA1理論です!
そして、旅と、ゲストハウスと、ゲストハウスの本棚と、ゲストハウスの併設カフェが大好きです!!
でも最近、コロナ禍で東京都民、特に『エピセンター』とも言われている新宿区民はゲストハウスに泊まりに行きにくくなっています。
そんな僕みたいな人にぴったりなカフェが、この夏、なんと!僕の生活圏内にできたので、さっそく行ってきました!!
突然ですが、『ゲストハウスの本棚』が大好きです!
旅もゲストハウスも大好きな僕ですが『ゲストハウスの本棚』も、めっちゃ好きです!!
なぜなら、旅好き・本好きな自分と親和性の高い本が見つかることが多いし、その日の昼間、歩いてきたばかりの地名が載っているローカルな本や小冊子に出会えることも多いからです!
旅や街歩きが、その街の表面をなぞる行為だとしたら、その街のゲストハウスの本棚の本を読む行為は、その街を深く知るためかもしれません。
あと、そのゲストハウスのオーナーさんの好みや、場合によっては偏りすぎた趣味とかもかいま見えていいですねぇ。
ゲストハウスは『多様性』が集まる場所と言われますが、ゲストハウスの本棚はまさに『多様性のるつぼ』といった感じですw
最近行ったゲストハウス(と言ってもコロナ前)だと、広島市内・横川のゲストハウス『縁』さんの二階の共有スペースの横にちょこんと置かれている▼本棚がこちら。
▼『ゲストハウスガイド100』がフォーカスされていて、ありがたい限りでした!!
一階の共有スペースにはこのゲストハウスが位置する横川も登場する▼『この世界の片隅に』が置かれていました。
ちょうど▼映画の二作目が放映され始めた頃でしたねぇ。
ゲストハウス『縁』の記事は▼こちら!
▼こちらは広島・尾道の山の上にあり、尾道の街並みや瀬戸内海が見下ろせるゲストハウス『みはらし亭』の併設カフェと、窓際に並べれらた本たち!
写真にはあんまり写っていませんが、かなりの本がありました。
幸か不幸か、この日の夜は僕は体調がすぐれず、いっしょに泊まっていたにゃんすカップルは「尾道焼き」を食べに下界に降りてましたが、僕はここでずっと読書という『豊かな時間』を 静かに過ごしていました。
ゲストハウス『みはらし亭』の記事は▼こちら!!
ちなみにこの山のふもとにあるゲストハウス▼『あなごのねどこ』に併設されている「あくびカフェー」にも素敵な本棚があります!
続いては、もう僕の第二の故郷になりつつある▼長野県下諏訪の『マスヤゲストハウス』の本棚です!
▼『ゲストハウスプレス』も置いてあります!!
時々、マスヤゲストハウスに泊まりに来る▼ミニマリスト・おふみさんの本も置いてあります。
マスヤゲストハウスには『旅する本棚』というのがあり、▼ここの本は旅人が置いていったり、持っていったり、自由にしていい本です!
そんな感じで、『ゲストハウスの本棚』には、かなり惹かれる本、時間をかけてゆっくり読みたい本などがあるんですけど、いかんせん、旅の途中なので時間がなく、流し読みになってしまうのが惜しい点だったりします。
ただ、ゲストハウスの朝、少し早く起きて、近くのパン屋さんで買ってきたパンをかじりながら、本棚の本を読んだり、同じく早起きしてきた宿泊者や近所を散策して帰ってきた宿泊者と、共有スペースで本をきっかけに会話をしたりするのは、本当に『人生の豊かな時間』だと思います。
『ゲストハウスの本棚』×『ゲストハウスカフェ』×『高田馬場』という夢のコラボ!!
で、コロナ禍で旅に出れない新宿区民の僕が、
「あー、旅してぇ。ゲストハウスに泊まりてぇ。。。」
と思っていた時、スマホをいじっていると、▼こんな記事を発見しました!!
高田馬場駅早稲田口に本がテーマのカフェ「STAND」 「泊まれる本屋」系列店 - 高田馬場経済新聞
泊まれる本屋「ブックアンドベッドトウキョウ」新業態、本がテーマのカフェを高田馬場に出店
スタンドバイブックアンドベッドトウキョウには本棚を設置し、誰でも自由に書籍の貸し借りができる。メニューはニュージーランド・ウェリントン発のコーヒースタンド「コーヒースプリーム(Coffee Supreme)」の豆を使用したコーヒーや、京都のサワースタンド「サワー(sour)」と共同開発したサワーなどを提供。店舗の内装は「エバーエッジ(everedge)」、フラワーコーディネートは篠崎恵美が手掛ける「エデンワークス(edenworks)」が担当した。
「え!?『BOOK AND BED TOKYO』が高田馬場に!?しかも駅ナカ?めっちゃ近い!でもゲストハウスじゃない!?」
と、嬉しいと同時に、少し頭が混乱しましたw
どうやら高輪ゲートウェイ駅みたいなJR東日本の▼『東京感動線』という企画のひとつのようです。
▼池袋の泊まれる本屋さん『BOOK AND BED TOKYO』は、出来てすぐにミニマリスト女子と本を読みに行きました!
上記記事にも買いていますが、その時、たまたま、社長さんがおられたので、お店のステッカーをもらいましたw
で、上記記事がそこそこバズったので、社長さんもかなり喜んでいたと、あとでKEIKOさん(お元気ですか?)からお聞きしました。
そんなステキな『泊まれる本屋さん』も、コロナの影響で、▼2020年夏時点では新宿店のみの営業となっているようです。
で、一号店である池袋本店からどんどん店舗を増やしていった『BOOK AND BED TOKYO』ですが、カフェ併設店舗も増えていきました。
そのカフェ部分と本棚の部分を僕が住む高田馬場駅ナカに持ってきたのが、この『STAND by bookandbedtokyo』というわけです!!
ゲストハウスではない、ゲストハウスから宿泊部分を断捨離した本棚&カフェ!!
ゲストハウスがコロナでウイルス進化を遂げた、新手のSTAND使いですな!w
もちろん、『ゲストハウスの本棚』も大好き、『ゲストハウス併設カフェ』も大好き、そして4年間通い、17年住んでいる『高田馬場』が大好きな僕は、▼オープン日に無料券をゲットしたものの、、、
本日、オープン!! pic.twitter.com/wjiJ9llzml
— A1理論 (@A1riron) 2020年8月26日
この頃は、絶賛、社畜期間中でオープン時間に間に合わない日々、、、
オープンしてましたー!
泊まれる本屋さんのコーヒースタンド!! pic.twitter.com/caIhNCRcEZ
— A1理論 (@A1riron) 2020年8月27日
8月30日の日曜日の閉店1時間前に行こうとしましたが、
「もうラストオーダーです。」
とのことで入れず。
(行きたい人は閉店1時間以上まえまでに行ったほうが良さそうです!)
9月6日の日曜日にやっと行けました!!
JR高田馬場駅早稲田口から徒歩0秒!みどりの窓口の横!地下鉄東西線ユーザーは1番出口出てすぐ右手!
ロケーションは、もうJRの高田馬場駅の中と言った方がいいですw
駅チカというより、駅ナカw
JRや西武新宿線の場合は一番大きな出口であり、池袋方面の北口でもある早稲田口改札から出てすぐ、みどりの窓口の隣です。
昔、ここはチェーン店のカフェが入っていて、よく仕事仲間とかと待ち合わせしていました。(僕が高田馬場で仕事の勉強会兼飲み会を主催していたので)
その後、結構、長い間、改装中だった気がします。
▼『STAND by bookandbedtokyo』のオープン前後の閉店後の写真です。お花が飾ってありますねぇ。駅の改札がガラス越しに反射しています。それくらい駅ナカ!
▼これは早稲田通り側の入り口です。ガラスのドアに「←入り口はあちら」と書いてありますが、今はここからでも出入りできるようになっています。
訪問日の9月6日の入り口は▼こんな感じでした。
お店の外観は▼こんな感じです。この右には大きなガラスと内側には椅子席があって、高田馬場を行き交う人々を眺めながら本を読んだりくつろいだりできます。
▼地下鉄東西線の高田馬場駅利用者は1番出口から出て右手を見ればほぼ迷わないでしょう。(雨が降っている場合は2番出口からJR駅改札前を通れば濡れません)
お店の前の早稲田通りの向かい側には高田馬場の象徴でもある▼手塚治虫先生の壁画があります。
内装はめちゃくちゃオシャレ!高田馬場の街を眺めながら本を読んだりコーヒーを飲める席がオススメ!!
まず、内装ですが『BOOK AND BED TOKYO』同様、めちゃくちゃオシャレです!!
全体的に、僕や多くのミニマリスト、多くのゲストハウス愛好者が好きな『ブルックリンスタイル』です。(写真のブログ掲載許可はお店にとってあります)
天井からは▼フラワーアートがぶら下がっています!!
このフラワーコーディネートは▼「edenworks」さんとのこと。
店内の席は大きく分けると、
①スタンド席(入り口の本棚やカウンターの前)
②ソファー席
③カウンター席
④作業席(一番奥)
に分けられるかと。
(A1理論の勝手な区分けです!)
①スタンド席
ここは、店の名前の由来にもなっていますが、僕が行った日曜日には利用者がほとんどいなかったです。
忙しい平日の朝(平日は7時からオープン)とかに飲み物のみとかで利用するのはアリかなと思います。
②ソファー席
ここは僕が行った日曜日は若いカップルがすごいいました。
時間帯にもよると思いますが、僕が行った日も最初はそこまでカップルいなかったのですが、僕が本棚のまえで本を見たり写真を撮ったりしてから帰ってくるとカップルだらけになってて気まずかったので作業席に移動しましたw
ソファー席はフラワーアートのすぐ前ですし、高田馬場にはオシャレスポットがあんまりないので、どうやらカップルが集まってくるようですw(濃厚接触なカップルもいましたw)
ソファーとクッションでくつろげますが、▼テーブルはミニマムですw
この写真を撮ったあと、▼この辺がカップルだらけに、、、w
真ん中に▼ソファーの島がありますが、カップルは壁ぎわに固まる性質があるらしく、カップルタイムに1人でこの島に座るのはかなり勇気がいると思いましたw
▼天井は剥き出しスタイルです!
③カウンター席
1人で来た人にオススメ。
お店の人の作業風景がみたい人とかスマホをいじるのには便利かと。電源もありました。
④作業席
個人的にはここが一番オススメかな。
椅子もソファーで机も大きく、しかも大きなガラス窓で高田馬場の日常風景を大画面で見ている感じ。逆に言うと、通行人からくつろいでいる姿が全身丸見えですw水族館の魚になったような感じですw
そういうのが恥ずかしい方は別の席か、作業席の一番奥側に座るといいでしょう。
(お客さんが多く座っていたので写真は無し。)
本棚の本は『高田馬場』要素がマキシマム!手をアルコール消毒してから閲覧しよう!!
そして、このお店最大のウリである本棚!
コンセプトは▼『みんなの本棚』とのことです!この文章、本が好きで高田馬場に住み始めた僕にはすごく感動でしたねぇ。まさにシェア本棚!
というわけで、さっそく本棚を物色してみようと思います!
まずは▼アルコール消毒を忘れずに!(僕は本に目がくらんで最初、アルコールが目に入りませんでした。本棚の右側の棚の上にあります。)
▼本棚はこんな感じでした!(二本指で写真を拡大できます)
思ったのは、
「予想以上に高田馬場関連の本が多いな。」
ということです。
▼この本とかw
▼内容は、まぁ半分くらい風俗関係のことばっかりですw清濁併せ持つ高田馬場らしい一品w(風俗行かない僕には自分の街なのに驚きの世界ですが)
高田馬場といえば、まずは▼この人ですね!漫画の神様!!
僕が手塚作品でぶっちぎりで一番好きな▼『アドルフに告ぐ』がありました!
神戸と中東の往復ストーリーがめっちゃ面白いです!主人公の1人が早稲田関係者なので置いてあるのでしょうか?
次に、近年、『リトル・ヤンゴン』と言われ始めた高田馬場を象徴するような▼ミャンマーコーナーも!
▼東京メトロのCMの高田馬場版で石原さとみさんもミャンマー衣装を着ていました。
www.youtube.com
CMにも出てきたお店は▼こちらです。最近、テイクアウトも初めてお弁当がめっちゃ美味しいですw
ああ、▼このお寿司屋さん、学生時代にOBのじいさんに連れて行ってもらったなぁ。
▼この本の著者が経営する『古書現世』は西早稲田の銭湯のすぐ近くで、風呂なしアパート生活だった20代の頃の僕は、ちょくちょく、ここで本を買ったりしていたなぁ。
▼高田馬場駅の駅長さんオススメの1冊も!!さすが駅ナカのカフェです!!
高田馬場にある▼点字図書館。そのつながりで点字関連の本も置いてあります。
バックパッカーが多いからでしょうか?▼こんな本もありました。
▼この本はかなりマニアック!w
▼『夏目坂』という坂があるくらい、夏目漱石が早稲田に住んでいたことは新宿区の誇りとされています。
夏目漱石では▼『草枕』の冒頭の文章が僕は大好きです。(同名の新宿のカレー屋さんも!w)
夏目漱石『草枕』の冒頭は続きがかっこいい。芸術は尊い。 | カキコミタウン!
山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安いところへ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟ったとき、詩が生れて、絵ができる。
僕が『高田馬場名物』と勝手に思っている「アトムまんじゅう」を販売する和菓子屋さんの▼『青柳』さんの店主もこんなところに!w
「アトムまんじゅう」は、諏訪在住のひらやまさんから▼「可愛くて美味しい!でも可愛すぎて食べれない!」と評判ですw
そして、「なぜ▼これをチョイスする!?w」と思ったら『青柳』さんがこの漫画に登場するんだー!!
もちろん、▼高田馬場が全く関係ない本もあります!
村上春樹さんが住んでいた学生寮は、僕の学生寮の面接に落ちたW大生が行く寮として有名で、高田馬場というより目白に近いです。
なんだ、▼これw
▼堀江貴文さんの本で、僕が一番好きな本です!
なんで▼あだち充?w
そんな感じで、読んだ本は▼ここに返却するみたいです。これは普通のカフェにはないコーナー!w
あと、気になって聞いてみたのですが、ここに本を寄贈することも可能らしいですが、さすがにダンボールごととか持ってこられても迷惑だと思うので、まぁ、1冊か2冊、本当にいろんな人に読んでもらいたい本を持ってくるならいいんじゃないでしょうか?
僕は可能なら▼『ゲストハウスガイド100』を寄贈しようかなぁ。『BOOK AND BED TOKYO』さんも載ってますしねぇ。
『イカスミマッシュ』が美味しすぎた!イメージは『ゲストハウスの朝ごはん』!
そして、カフェのメニューは▼こちら!
よく見たらハッピーアワーはビール等のアルコールが350円じゃないですかー。
▼フードは横のガラスケースに入っているモノならすぐに提供可能とのことです。(それ以外は提供までに時間がかかるようです。)
というわけで、僕はここに入っていた『イカスミマッシュ』を注文!!
▼テイクアウト系もいろいろあります!
▼『イカスミマッシュ』、店長さんらしき人にブログ掲載許可をとっている間にすぐに横のカウンターから出てきましたw
▼ストローなどは自分で取るスタイルです。レモン水もあります。
その後、ソファー席に『イカスミマッシュ』を置いて、本棚に夢中になっているとソファー席がカップルまみれになっていたので、濃厚接触を避けるために▼作業席へ移動!チョイスした本の内容は濃厚ですがw
▼インスタ映えする写真を撮ってると、、、
▼なんか、人の顔に見えてきましたw「うわー!!大変だー!!」みたいなw
というわけで、本を読みながら『イカスミマッシュ』を食べていると、、、
「え!?なにこれ、めっちゃ美味しい!!」
と思いました!小さいイカの切り身みたいなのも入ってました!!
少し高いですが、『イカスミマッシュ』オススメです!
このお店のイメージ的には「ゲストハウスの朝ごはん」ですかねぇ。
「有料になりますが、付けますか?」的なあれですねぇ。
下諏訪でいうとエリックキッチンですw
「ゲストハウスの朝ごはんって、なんであんな美味しいんだろう」シリーズですw
そんなこんなで、コロナ禍でも、都内でゲストハウスの雰囲気が味わえる、高田馬場駅ナカの『STAND by bookandbedtokyo』、オススメです!!
ひとつ僕の固定読者さん向けに注意を書くと、『BOOK AND BED TOKYO』に泊まったことがある人はわかるかもしれませんが、店内はおしゃべりする感じではなく、静かに本を読む感じの空間、という感じです。
なので、ここも1人か、カップルで静かに過ごすにはいい空間だと思います。
2人以上でワイワイおしゃべりが目的なら、同じ高田馬場にある『地球を旅するCAFE』や『高田馬場ビール食堂』のほうがいいかもしれません。(回し者?w)
この夏、高田馬場駅中に出来た、本の貸し借りがテーマのカフェ『STAND』に来ました!
ゲストハウス『bookandbedetokyo』プロデュースなので、なんかゲストハウスの朝にゲストハウスの本棚の本をゆっくりと読むような『豊かな時間』が1日中楽しめます! pic.twitter.com/xfm4mTYypJ
— A1理論 (@A1riron) 2020年9月6日
スマホから打ったのでつづりを間違っていますw
ゲストハウスの朝食同様、コーヒーもイカ墨パンもめっちゃ惜しかったです!
本とゲストハウスと高田馬場が好きな人は是非是非!! pic.twitter.com/RVGwcTBzAl
— A1理論 (@A1riron) 2020年9月6日
えらい近場の取材でした(笑)
これからブログ記事書くー!
— A1理論 (@A1riron) 2020年9月6日
めっちゃ好み!東京行けるようになったら案内よろしく〜w
— にゃんす (@nyansu_nyan) 2020年9月6日
にゃんすちゃんが来るとき、私も混ぜて〜🐈
— Berlaarstraat (@Berlaarstraat1) 2020年9月6日
ただ、STANDはあんまりしゃべる感じのカフェではないです(笑)
おしゃべりは地球カフェで!— A1理論 (@A1riron) 2020年9月6日
そんなわけで、駅前でお手軽にゲストハウスの空間に浸れる空間でした!
高田馬場で電車を乗り換えたり、通勤・通学で高田馬場駅を利用している方は、ぜひ、時間があるときに寄ってみてはいかがでしょうか?