いやはや、驚きました!
大原扁理さんの『20代で隠居』の第2章の「隠居食のこと」の食生活が、僕の昨年のニート中の食生活(玄米菜食・健康が一番の節約)に酷似していたので!!
やっぱり、人間、することないと食べることと、健康のことを考えるのでしょうか?
つまり、ニートは健康にいい!!ww
ストレスもないし!!www
けど、明らかに僕と違うところは、、、
道に生えている野草を食べていること!!
これはすごい、、、
同じ東京でも、大原扁理さんは多摩地区、僕は新宿区、という違いはありますが、正直、野草を摘んで食べるなんて。。。
(子供の頃、田舎で親とヨモギを摘んで食べたことはありますが。。。)
本当、余分な食費を極限まで削っている方だと思いました。。。
さすが月7万生活者。。。
僕なら西友の大根や白菜をまるごと一つ買って、いろんな料理に使いまくるかな。。。
そんな第二章ですが、前半は大原扁理さんの、隠居に至るまでの過去も書かれていて、興味深いです。
それでは順にご紹介します!!
第2章はまず、大原扁理さんの派遣社員時代の話から始まります。
労働環境はいいとは言えませんでした。
正社員でさえ3~4台がいいところなのに、私は多いときには7台の機械を1人で回し、休憩する時間も返上して走り回らなければいけないくらい忙しく、通路の前を正社員がタラタラ歩いてたりすると、こっちはお前みたいに暇じゃねーんだよ!と怒鳴り散らしたくなる。
この国の「派遣社員あるある」ですな。
正社員より派遣社員のほうが数倍頑張ってる職場はよーーくあります。
僕の前の職場もそうでした。正社員はふんぞり返ってて、働いているのは派遣社員ばかり。
で、正社員は派遣社員の倍の給料をもらってるのだから、実質、4倍以上の開きがあるわけですよ。
こんなのおかしい。
『人間は法の下に平等』だったんじゃないのか?
って思います。
世界的にも『同一労働・同一賃金』は常識です。
現代日本がおかしすぎる。
それでもまぁ、仕事だしな、と無理やり折り合いをつけながら続けていました。
しかしあるとき、このままずっと働いて、無駄にすると思われる時間やお金を勘定してみたら、なんだか人生がもったいなくなって、結局、派遣会社は1年ちょっとで辞めました。どう考えても割に合わないし、やってられません。
こう考えるほうが普通だし、逆にこう考えられない奴はヤバい。
飢えない国・時代に生まれて、低賃金で病んでまで働くのはおかしい。
『自分の人生』を守るために、日本の若者は▼『働かない権利』を自己防衛するべきだと僕は思います。
組織に『働く権利』を守ってもらう時代ではなく、自分で『働かない権利』を防衛する時代! - A1理論はミニマリスト
以前、20代の知り合いにこの時期の話をしたら、「12時間労働?そんなの普通だよ」と一蹴されてしまいました。
フツーじゃない場所にいると、それがフツ―になってしまう。すごく怖いことですが、今は珍しくもないことなのだと思います。
これ、もはや宗教ですな。
『日本労働者サティアン』w
ドラクエ5の「光の教団」のほうがまだマシなんじゃないの??ww
それ以外、社員と名のつく仕事はしたことがありません。
肩書は気にせず、人に迷惑もかけず、食べていくのに十分なくらい働いていればとりあえずよし、ということにしました。
英断です。
僕も、ギリギリ死なない程度のお金さえあればそれでいいです。
この時代、
「どれだけ年収を伸ばすか?」
より、
「どれだけ毎月の生活費(特に固定費)を削れるか?」
のほうが圧倒的に大事です。
人に媚びず、富貴を望まず。
すると今までないがしろにしてきたものに目が行きます。
それが食でした。
『職』よりも、『食』のほうが大事ですな。
絶対的に。
長い時間をかけて、いろいろ試してみて、行き着いたのが、一汁一菜を基本とした粗食でした。
僕と同じです。
最近は働きだして、西友弁当とか多いですが。。。
(米は炊くのがめんどくさい。。。)
粗食は玄米菜食が基本で、野菜の皮も丸ごと食べてる完全食なので、栄養バランスが良く、何品も摂る必要ないのだそうです。
おかずが一汁一菜だけでいいなんて、最高にラク!
一汁一菜どころか、玄米だけで、あとは味噌汁もおかずも要らない『完全栄養食』だ、と言ったハイパー・メディア・クリエイターがいましたねw
いや、誰とは言いませんが、、、
はてなブログのメディア・クリエイター達も玄米食を目指せ!!
マクロビとか玄米菜食は、一般的に体にいいとされていますが、個人差ってありますよね。
食事療法を医者にすすめられたからとかならまだしも、玄米が嫌いということなら、食べない方がよっぽどハッピーだと思うんですけど。
そうなんですよね!
玄米も食べたくなければ食べなくていいんですよね!
無理が一番よくない!!
一番大事なのは自分が好きな、美味しい物を食べること!!
私は玄米の味も食感も好きなので、基本的に家で食べるときは玄米菜食。でも外で食べる時は気にしない、というスタイルです。
これも大事!
玄米が健康にいいからと言って、玄米信者・玄米原理主義者になったらダメだと僕は思います!!
さて、いいところばかりを書いてきましたが、もちろん全能というつもりはありません。
なので、粗食を実践して困ったところも書いちゃいます。
ズバリ、欲がなくなる、ということです。
これは、ある!!
僕は欲がなくなる、というより、
「なにもしたくない。」
「いつ死んでもいい。」
「この歳まで生きれたことがすでに満足。」
って思ってしまいます。悟りの境地ですねwwww
常時賢者モードwww
やっぱり、▼無職は『ダウナー系の麻薬』だと思いますwww
『労働』は『アッパー系の麻薬』、『無職』は『ダウナー系の麻薬』だと思う。 - A1理論はミニマリスト
そんな感じで、これからもデフォルトは草食、オプションで肉食です。
適度に肉を食べるのは割といいと思います!
肉は時々食べればめちゃくちゃ美味しいですし。
剣心がデフォルトで「おろ?」っとしているけど、時々『人斬り抜刀斎』に変わるようにww
働きたくないでござる!!
絶対に働きたくないでござる!!
健康でいることが、長い目で見れば一番の節約になると思っています。
目先の安さに惑わされて悪いものを食べ続けて、結果病気になってしまったら、節約もあったもんじゃありません。
そうですね!
▼僕は『西式甲田療法』を生活習慣に取り入れるのが一番コスパいいと思います!
病気になる前に防ぐ!『西式甲田療法』を生活習慣に取り入れれば食費も浮いてコスパ最強!! - A1理論はミニマリスト
多摩地区は東京とはいえ自然の多いエリアで、注意して見てみると、本当にそのへんに、食べられる野草が生えているのです。
きちんとアクを取り、食べてみると、まあ野趣あふれる味といいますか、生きている喜びに満ちあふれているなあ、という感じでした。
素性のよくわからない遺伝子組み換えや、農薬とも無縁だし、言うなれば超オーガニックですよね。
でた、野草話wwww
この後、延々と野草の採り方と食べ方が延々と続きますwww
まずいきなり、猛毒の「ヤマトトリカブト」と激似の▼ヨモギ!
▼確かに似てるwww
間違ってトリカブトを食べてしまうと死にますww
ハイリスク・ローリターン過ぎるでしょうwwwヨモギwwww
次に▼ノビル。
どう見ても▼そこら辺の雑草ですw
本当にありがとうございました。
けど、本文の簡単な調理レシピと、▼この献立を見てると、、、
なんだかものすごく美味しそう、かつ、贅沢な食生活に見えてくるのが不思議です!
単なる雑草なのに!!!www
ヨモギのかけそば食いてー!!www
以上、第2章の感想でした!
本当、この人、隠居生活をめいっぱい楽しんでますね!!!
他にも野草レシピは▼この本の中にいっぱい出てきます!!
気になった方は 是非是非読んでみてください!!きっと人生観変わりますよ!!
次回は第3章「隠居に至るまで」のレビューです!!