「人の入れ替わりの激しい職場」
ってありますよね?
一般的には、
「良くない職場」
と言われています。
僕はそれは全く否定致しません。
が、
そういう職場で、短期~中期くらい、期間限定で働くのなら、メリットも十分あるんじゃないかな?
って、今日、ふと思ったので記事にしてみます。
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①すぐに古株になれる
人の入れ替わりの激しい職場って、すぐに古株になれます。
3ヶ月で中堅、半年で古株。
みたいなところも。
仕事がハードな分、残る人も少なくて、どんどんふるい落とされていって、先輩もある日突然、来なくなったり、田舎へ帰ってしまったり。
この状態を嘆く人も多いかもしれませんが、けど、伝統的な会社とかで、上のおっさんたちが全く辞めず、何年働いていても、ずっと若輩者扱いの職場は、正直、キツい。
中堅、古株になっていくにつれ、裁量の幅はどんどん大きくなっていくので、好きな仕事なら、どんどん楽しくなっていくでしょう。
ゲーム感覚で楽しめるならなお良しです!
②自分が鍛えられる
僕が、昔、某ブラック企業で派遣社員をしていたあと、数年後に全く違う職場でその時の話をした時、
「あそこにいたなら、鍛えられましたねぇ。」
と、なんか、変な評価をされましたw
特に、微妙に近しい業界の人なら、微妙に実情が分かってるだけに、評価してくれたりもします。
現に、僕も、そこで働いていた人を、何人か、次の仕事に連れてきましたから。
まぁ、体育会系とかが就職に有利だったり、寮生がバイトの面接に有利だったりするのにちょっと似てますw
「あそこでやっていけたなら、この仕事は大丈夫。」
みたいな。
けど、まぁ、やっぱり他者評価よりも、自己評価でしょうね。
いわゆる「自信」というヤツです。
試練を乗り越えてきた人は、なんか、どっしり構えている人が多い気がします。
逆に、有名企業でも、実質業務はなにもせず、下請けや派遣に任せて、現場業務も勉強もしてこなかった人は、なんか、ビクビクしている人が多いような気がします。
まぁ、自信がないんでしょうねぇ。。。。
なんていうか「メガネ君」で、サバイバル能力がないんですよ。
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③時給が高い場合が多い
これも大きなメリットかと。
やっぱり、雇用主も、人の入れ替わりが激しいと、時給を上げてきます。
そりゃあそうでしょう、資本主義の基本原則です。
そうなると、ハードですが、稼げる仕事になります。
僕は、働き始めてから、ずっと、「学費の借金」と「親の借金」という『双子の赤字』を返済することを目標としてきました。
家になぜかあったホワイトボードに4つの学費の借金額を書いて、1つずつ、返済する度に消していきましたし、逐一、その様子をmixi日記で報告していましたw
借金が1つ減るごとに、何とも言えぬ開放感がありましたw
もう、学費の借金のない人は、この開放感を味わえないのが、可愛そうなくらいw
3つまで返済したところで、途中、「親の借金」が本格的にヤバくなって、稼いでは送り、稼いでは送り、していた時期もありましたが、それが一段落してからは、再び、学費返済活動に復帰し、最後の大ボスであった、日本育英会(現・日本学生支援機構)の2種(きぼう21プラン)を一括返済(288万+利子があったのを170万くらいまで減らして、一括返済!)した時は、まるで、世界が輝いていましたw
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人の入れ替わりが激しい職場は、大変ハードですが、短期的におカネも経験値も稼げて、それ以降の人生がかなり楽になると思います。
というわけで、次。
④次の仕事に行った時、楽。
楽勝ですね。次の仕事がw
なんていうか、敵が弱すぎますw
これは比較対象の問題ですね。
逆に、ずっと楽な仕事をしてきた人は、ちょっと辛い仕事をしたら、すぐにネを上げている印象があります。
まぁ、人の入れ替わりの激しい職場ではすぐにやめる人種ですね。
バックパッカーの感覚で言うと、インドやチベットを旅してからネパールに来た旅人は、
「ネパールって、なんて楽園なんだ!」
って、思うけど、日本からネパールに来たばかりの人は、
「ネパールって、最悪!」
みたいなw
「どこと比較するか?」の問題なんでしょうね。
ちなみに、オーストラリアやニュージーランドでワーホリできなかった、いわゆる「ワーホリ崩れ」の人が、タイとかにやってくると、
「ここの英語は簡単!」
って思うらしい。
まぁ、これも「どこと比較するか?」の問題でしょう?
ちなみに、僕の昔の風呂なしアパートに来た人は、
「人の住むところじゃない」
とか言ってましたが、僕は、オンボロ学生寮や、アジアのオンボロゲストハウスのドミに比べれば、死ぬほど「楽園」でしたわwww
「比較対象」が「人の入れ替わりの激しい職場」になっちゃえば、次が、多少、ブラックな職場でも、
「ま、あれに比べればマシか。」
って思えますw
⑤自分が本当に付き合いたい人が逆説的にわかる
これは人に寄るかもですので、完全に僕の意見ですが、、、
ダメ人間を多く見ることで、相対的に、
「自分が本当に付き合いたい人」
がわかりましたw
たぶん、ダメな人間の共通項が見えてくることで、
「ダメな人間の『最小公約数』が見えてくることで、自分が本当に付き合いたい人の『最大公倍数』も見えてくる」
みたいな。
な、なにを言ってるのかわからないと思うが、お、俺もなにを言っているのか、わからない。。。w
まぁ、要はダメ人間に共通する「自分の許せない部分」を持ってない人間こそが、自分が本当に付き合いたい人間ってことで。
これ、意外と、「普通の人」ばかりのコミュニティではハッキリとわからないような気がする。
みんなが「似たり寄ったりの及第点」みたいで。
で、その中にも意外と「自分の許せない部分」はあるんだけど、それがなんかぼやけてしまう感じで。
でも、ダメ人間ズは強烈なので、そのインパクトが大きく、インパクトが多い分、人間のリトマス試験紙になりうるんじゃないかな?って僕は思います。
まぁ、ここの部分は、
「なに言ってるんだこいつ?」
と、思う人間のほうが正常なのかもしれませんが。
というわけで、上記が、僕が考える「『人の入れ替わりの激しい職場』で働くことの5つのメリット」です。
ちなみに、この記事はスラッスラ書けましたw
昔のブラック職場を思い出すだけですから、すごくラクちんでしたw
あ、こんな簡単にブログのネタにできることもメリットのひとつかもw