先日、1年以上ぶりに下諏訪に行ってきました!!
もうね、かなりのご無沙汰で、行くのがちょっと怖いくらいでしたが、結果は、、、
下諏訪は1年以上のご無沙汰で、若干、恐る恐る向かったけど、マスヤのスタッフさんやリビセン・スメバ関係者、新しく店を持った人たち、下諏訪町の方々、ブログ仲間から別のゲストハウスで会った人、そして初めて会った方まで、
「おかえりなさい!」
みたいな感じで迎えてくれた。やっぱ下諏訪だな。— A1理論 (@A1riron) 2019年11月4日
むしろ、僕の社畜っぷりを心配してくださっていた方までいて、、、涙。。。
定宿のマスヤゲストハウスはちょっと変わっていましたが、あんまり変わってなかったですw
で、この下諏訪の旅に関しては別記事で書くとして、、、
今回は久しぶりの下諏訪から帰ってきて、その後、仕事に戻ってから考えたことを書きます!!
「ゲストハウスは好きだけど、都会で仕事を頑張ることも好きな人」
向けの記事です!
僕は『地方ゲストハウスの世界観』と『都会ビジネスの世界観』、どっちも好き!もしかしたらレアキャラ??
僕は下諏訪に2015年の夏から2018年の春くらいまで、平均して月イチくらいで通っていました。
その後は僕は職業訓練校に行き、ペースが下がり、2018年の夏と秋に1度ずつ行ったっきりで、2019年に関しては今回が初!令和初の下諏訪でした!
(まえの仕事はシフト制の仕事だったので平日にマスヤに行けましたが、今は普通に平日勤務になったので、土日祝しかマスヤに泊まれなくなってしまいました。。。)
で、普段は都会のビルの中で生活しているんですが、、、
久しぶりの『地方ゲストハウスの世界観』は今の僕にとっては逆に新鮮でした。
特に下諏訪はマスヤゲストハウスが中心となって町全体がゲストハウスみたいな世界観で、今はそれが上諏訪にも波及している感じなので、余計に、
「あー、こんなだったなぁ。。。」
という感じでした。
まぁ、もちろん、久しぶりの下諏訪・上諏訪をマキシマムに楽しみましたが、、、
翌日、いつものようにスーツを着てビルの中で働いた帰りに、▼こうつぶやきました!
田舎のゲストハウスでゆっくりも楽しいんだけど、東京での仕事も、また楽しからずや。
戦略、戦略、戦略、戦略、で、勝っていくところがオモロー!
東京はアドレナリンを出す街、下諏訪とかはセロトニンを出す町なんだろうな。
人間には両方必要な脳内麻薬だと思ってる。
って、麻薬かよっ!(笑)
— A1理論 (@A1riron) 2019年11月5日
まえの仕事はぶっちゃけ、自由人も多いような職場環境でしたが、今の仕事は社内外共にビジネスマンばかりの環境で、今の僕はその合間に『ゲストハウスの世界観』、という状態です。
でも、僕は、
「そのどちらの世界観も好きだなー」
って思いました。
『地方ゲストハウスの世界観』って、雑誌でいうと▼ソトコトみたいな世界観。
あんまり詳しくない人だと、▼ヒッピーすれすれに思う人もいると思う。
逆に『都会ビジネスの世界観』って、本当、戦略、戦略、戦略、、、
という▼軍師官兵衛の世界観。
一緒に働いてる人に、
「ポジティブな人と話してると楽しい!」
と言われた(笑)俺はポジティブな軍師だ!(笑)
ジョセフ・ジョースター的な(笑)
— A1理論 (@A1riron) 2019年11月6日
みんな違ってみんないいんだけれども、その両方を好きな人ってあんまりいなくて、どちらかというとどちらかが好き、もしくはどちらも好きじゃなくてテキトーに生きてる人(仕事はテキトーにやって休日はパチンコ、みたいな)が多いような気がする。
というわけで、両方好きな僕が、その2つの世界を行き来する人生のシナジー効果を考えてみました!
『都会ビジネスの世界観』→『地方ゲストハウスの世界観』で「休み方改革」!!
最近の僕は、仕事の『休み』って、4種類ある気がしてきました。
①身体も、精神も休む。(新しい仕事始めた時はぐったりとしていて、しばらくはこの状態かも)
②身体だけ休み、精神は休まない。(家で動画とか。こういうのって意外と休日でも仕事のことを考えちゃう)
③身体は休まず、精神は休む 。(音楽聞いたり、ウォーキングとか、美術館巡りとか、カフェ巡りとか)
④身体も精神も仕事とは別のことをする。(旅とか、スポーツとか、イベントに参加とか、ドラクエウォークとか)
最近、思うのは、まずは①な人はゆっくり休んで爆睡したり銭湯行ったりするべき。今年の夏くらいまでの僕がそうだったように。
それがあまりにも長く続くようなら仕事チェンジも考えるべき。
で、休みの中で一番、最悪なのは②かなと。
結局、休みの日なのに精神的には休まってないw
それなら③か④のほうが有意義だ。
で、最近、読み返した▼この本にも書いてありましたが、、、
「ゆでたまご」の嶋田さんは休日でも朝から出かけているらしい。
そう言えば、職場の同僚にもそんな人がいる。
結局、それが一番の▼『休み方改革』なんだろうなぁ。
▼これは上記の本の作者が最初に出した本。
▼Amazonの説明では、、、
旅ほど「働き方」を最速で変える方法はない!
激務の広告代理店で“社畜寸前”だった著者が、会社を辞めずに「週末」と「貯金」を使って3か月で5大陸18か国を制覇した理由。
なるほどねぇ。
まぁ、いきなり普通の人に週末海外旅行はハードルが高いので、▼まずは国内のゲストハウス旅行で『休み方改革』してみてはいかがでしょうか?
ゲストハウスガイド100 - Japan Hostel & Guesthouse Guide -
- 作者: 前田有佳利
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2016/07/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
『都会ビジネスの世界観』→『地方ゲストハウスの世界観』で世界の広さを知る!!
で、しかも、日本のゲストハウスって交流スペースや併設カフェ・バーがあるところが多い。
そこで、魔法の言葉、
「どこから来られたんですか?」
を使って、他のゲストにも話しかけちゃいましょう。
それが変と思われない、むしろ他のゲストさんからも笑顔で答えてもらえるのがゲストハウスのいいところかと。(時と場合と相手にもよりますが)
で、他のゲストさんと話し込むと、いかに自分が都会で生きている世界が狭いか思い知りますねぇ。
結局、人間なんて、『自分の周りの普段会う30人くらいの人の価値観の中央値』くらいの価値観で生きていて、当然、その30人以外の人がこの地球上のほとんどなんだけど、それに気付かずに日常業務を遂行することにやっきになってしまっているんだろうねぇ。
なので、特に狭い業界や同じ職場に何年もいる人には「プチ・コペルニクス転換期」がゲストハウス宿泊期間なのかも。
『都会ビジネスの世界観』→『地方ゲストハウスの世界観』で地方創生の限界を知る!
「地方創生」が唱えられて久しいですが、、、
ぶっちゃけ、都会でビジネスの第一線にいて、その直後に地方へ行き「地方創生(という名の机上の空論と自己満足)」を目の当たりにしてしまうと、、、
「やれやれだぜ。。。」
って思ってしまうことが多い。
いや、担当者レベルだと、特に若い担当者とかは熱心に頑張っていたり、地域おこし協力隊の中には熱心に地域おこししようとしている人も多いとは思いますが、なんていうか、そもそもストラクチャーというか、スキーム自体がナンセンスで、そもそも個人がどれだけ頑張ってもほぼ誤差の範囲、という感じがする。つまり『仕組み』が悪い。
(あ、下諏訪はその中でも頑張ってるほうだと思います!)
そんな「地方創生(のつもり)」を見てしまうと、▼この本に書いてあることがリアリティをもって読むことができますw
ビジネス経験が浅い若い人とか、元バックパッカーとか、コミュ障のブロガーとかは、都会で消耗した勢いで地方移住したりもするけど、
「そんなに人生、簡単じゃないよ。国や自治体の『地方創生』に踊らされないほうがいいよ。地方で成功してる人は元々都会でも成功してる人だし。」
って思えるのも、リアル・ビジネス視点を持ってる人の特権かも。
『地方ゲストハウスの世界観』→『都会ビジネスの世界観』で「究極の営業・販売術」を盗んで実践!
これから逆に、ゲストハウスの世界観で学んだことを都会のビジネスに活かす効果(戦略)!!
これは▼この本の著者のだりさんもよく言ってますが、、、
ゲストハウスガイド100 - Japan Hostel & Guesthouse Guide -
- 作者: 前田有佳利
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2016/07/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「人気のゲストハウスに宿泊した時、オーナーさんの話し方や接客姿勢をゲストとして体感しながら学んでいって、それをビジネスで実践したら、営業成績が劇的に上がった!」
とのこと!
もっと言えば、営業・販売術を『盗む』とも言える。▼「スキルハンター」的な。
剣道でいうところの『見とり稽古』ですな。「見様見真似・龍槌閃」ですw
まぁ、営業の本によく書かれていたり、営業マンはよく職場・現場で言われたりしていると思うけど、、、
営業の基本は、
「ニーズ」→「リード」→「クロージング」
の順だ。例外はあるが、これがセオリー。
まず、「ニーズ」のヒアリングでお客さんとの『関係値』を高め、徐々に自社商品に「リード」していき、最後に「クロージング」で枝葉をそぎ取り料理する。
若い営業マンや下手な営業マンは「いやいや売らないと!」が先立ってしまい、どうしても押しつけがましくなる。
その営業姿勢は、残念ながらお客さんに伝わってしまうし、そうなるとむしろ『関係値』を下げる結果になる。つまり逆効果だ。
上手い営業マンは、むしろお客さんの中に『憑依』してしまって、お客さん目線から「自分」をどう利用するか考え、そこから演繹的にお客さんを「操る」。
一種の催眠術に近いのかもしれない。『操作系』の能力者だ。
なので、僕は▼この記事に書いた柳生宗矩のエピソードが大好きだ。
宮本武蔵に仕合を挑まれた際、
「そなたの剣の境地は?」
と、問うたところ、
「電光石火の如く」
との、武蔵の返事に
「まだまだ修行不足」
と、挑戦を退け、そこで逆に武蔵に問い返された時、自分の境地を
「春風の如く」
と返しただけのことはある!!
ガツガツのブルドーザー営業が一見、営業の世界では正しいとされているが、それはまだまだ修行不足。
「春風の如く」相手をリラックスさせて、お客さんに『憑依』し、その後、コマンドプロンプトのようにお客さんを意のままに操ることこそが「究極の営業術」かと僕は思う。
で、僕から言わせると、それが出来ている営業マンは実はビジネス現場にはほとんどおらず、実は学ぶべきモデルケースはゲストハウスのオーナーさんやスタッフさん、場合によってはヘルパーさんだったりがそれに近いと考えている。
なぜなら、人気ゲストハウスになるにはお客さんへのホスピタリティは避けて通れないから。
(そう考えるとゲストハウスの価格設定が安すぎるのかもしれない)
会社の中に▼山本五十六的なモデルケースがいない場合は特に、人気ゲストハウスでの接客術を自分の営業・販売スタイルに取り込むべきだと僕は考えます。
『地方ゲストハウスの世界観』→『都会ビジネスの世界観』で地方人のニーズを商品・サービス・ソリューションにフィードバック!
都会で平日も休日も過ごしていると、ついつい都会目線ですべてを考えがちなんだけれども、日本の人口全体でみると、むしろ都会人は少数派で、多くは地方人や郊外に住んでいる人達。
けど、多くのビジネスマンは都会で働いているし、多くの企業の本社機能は都会にある。
なので、そこで作られる商品・サービス・ソリューションは都会人の価値観に偏りがちだ。
これは僕が姫路という田舎で生まれ育った時はずっと感じていたんだけど、人生でもう東京で過ごしている時間のほうが長くなってくると田舎の人間の価値観を忘れがちになってしまう。
これは田舎の旅館に宿泊しただけで実感できない。
(それは僕はこの夏の家族との小豆島旅行で実感しました)
やっぱり、ゲストハウス宿泊で、その地域に溶け込み、地元の野菜をゲストハウスのキッチンで料理したり、地元の飲み屋に飲みに行ったりして、
「暮らすように旅する」
ことで田舎の人のニーズを肌で感じれると思う。
それを是非、都会での仕事にフィードバックすべきかと僕は思います。
『地方ゲストハウスの世界観』→『都会ビジネスの世界観』で時代の先を知り、感じる!!
ゲストハウスオーナーや、ゲストハウスの世界観の人って、時代の先の先を行き過ぎている人が多い気がする。
元バックパッカーが多いせいか、▼ポートランドやブルックリンが好きだし、、、
緑あふれる自由都市 ポートランドへ 最新版 (旅のヒントBOOK)
- 作者: 百木俊乃
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▼ジョブズのように時代のかなり先を行ってる人が多い気がする。
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むしろ、時代が自分に追いつく日をずっと待ってる、的な。
最近、やっとビジネス界が▼SDGsに目覚めてきて、本もいくつも出てるけど、、、
- 作者: SDGsビジネス総合研究所経営戦略会議
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ゲストハウス的な世界観の人からしてみれば、
「やっとかよ!!!」
って感じなんじゃないかな??
そう言えば、僕は最近の仕事で、偶然▼『関係人口』の話になったことがあるんだけど、、、
関係人口をつくるー定住でも交流でもないローカルイノベーション
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ソトコト合本・関係人口入門2019年度版 2019年07月号 (MADURO(マデュロ) 増刊)
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多くのそこにいたビジネスマン達は、
「なに?その『関係人口』って??初耳!!」
みたいな感じでしたが、そこで僕はペラペラと▼説明してあげましたw
そういえば、ゲストハウスの世界観ではほぼ常識の『多様性』『Unconscious Bias』についても、やっとビジネス世界に降りてきましたね。
20世紀の頃は、そんな人たちは、
『アンチ資本主義者』
とされ、資本主義社会・大量生産大量消費社会からは迫害され、そしてそんな人たちも、そのカウンターパートとして、暴力に訴えるなどしてそれ相応の行動で対抗していたんだと思います。
これはどちらの陣営が「いい」「わるい」ではなく、シンプルに『そういう時代』だったんじゃないかと僕は思います。
プロダクトの『生産性』がまだ未熟だった時代の人類の、悲しい歴史だったのかと。
(大枠でいうと戊辰戦争とか西南戦争とかと同種なのかと)
しかし、プロダクトの『生産性』がカンストし、ベルリンの壁が崩壊したあとの20世紀、特に3.11以降は、そういう人たちは、
『ポスト資本主義者』
になりつつあるんじゃないかな?
ジョブズに代表されるミニマリストの登場や、スマホ・SNSの普及も大きかったと思う。
つまり、▼人類は『情報革命』により、20世紀に隆盛を極めた宗教である『資本主義』さえをも克服しようとしているようにも思える。
で、今はその過渡期で、『ポスト資本主義者』が時代の先取りをしまくっていて、『資本主義者』が遅れてそれを都会の資本主義社会に遅れてフォードバックしようとしているように思える。
で、都会のビジネスマンとしては、そのストラクチャーを理解しつつ、ゲストハウス世界から学べるモノはすべて学び、ビジネスにフィードバックできる人こそが『軍師』なんじゃないかな??
というわけで、長くなってしまいましたが、ミニマムにまとめると、
ゲストハウスサイコー!!
下諏訪サイコー!!
ってことですw