45歳で自費で胃の内視鏡検査(胃カメラ)を2年連続で受けたA1理論です!
昨年に引き続き、大きな病気は発見されませんでしたが、昨年と今年で自分の胃の状態が違うこともわかり、やはり僕は今後も毎年受けようと思いました。
今回はこのブログ記事でやはり40代が胃の内視鏡検査(胃カメラ)を自費で受けたほうがいい理由と、今年の体験談を書いていきます!
胃がんが怖い方、X線検査(バリウム検査)しかした頃がない方、今まで胃の検査をしたことがない40代の方などの参考になれば幸いです。
最初にこの記事のミニマムなまとめ!
- やっぱり40代は自費で胃の内視鏡検査(胃カメラ)を受けたほうがいいと再認識!
- 40代は1~2年に1度の内視鏡検査(胃カメラ)がオススメ!
- 2回目の検査は自分も先生も慣れているのですごく楽!
YouTube『とかいのなみおと』でも話しました!
▼今回はYouTubeでの1人トーク番組『とかいのなみおと』でも同じような内容を話してみました。音声のみの番組ですので作業中や移動中に聴いて頂けると幸いです。
2022年の胃の内視鏡検査(胃カメラ)記事!
▼昨年の記事です!今回の記事と合わせてお読みいただければ幸いです!
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理由①がんは早期発見・早期治療がセオリー!
国立がん研究センターによると、日本人の2人に1人が生涯でがんになり、男性の4人に1人、女性の6人に1人ががんで亡くなるとのことです。死亡数の順位は肺がん・大腸がんに続いて胃がんは3位です。
がん対策は早期発見・早期治療がセオリーです!40代くらいだとまだリアリティが薄いですが、やはり40代からチェックしておいたほうがいいと僕は思います!
理由②胃がんで胃を失う人が多い
胃がんが原因で胃を失う人が多いです。かくいう僕の親も胃を2/3ほど失いました。胃を失うと様々な後遺症が出ます。
肺がんのX線検診は簡単なので若いころから健康診断などで手軽によくやると思いますが、胃がんは見落としがちなので、やはり40代からがオススメです!
特に親や親せきに胃がんになった人が多い方は是非!!
理由③自治体の胃がん検診は50代からが多い
しかし自治体の胃がん検診は50代からが多いので、50代からの検査だと発見が遅れる可能性があります。やはり40代から自費で内視鏡検査を受けるのがオススメです!
自費といっても保険適用になることが多いので1万円ちょいくらいです。胃がんの発見が遅れて40代で胃を失うなどのリスクも考えたら僕はけして高くないと思います。
また内視鏡検査だと胃の上の食道や、胃の下の十二指腸の様子も内視鏡でわかるのもいいです!
理由④大企業なら会社で内視鏡検査があるかもしれないけど氷河期世代だと厳しい
そしてこれが現在の40代あるあるですが、大企業だと会社で内視鏡検査があったりするのですが、今の40代は就職氷河期世代で大企業に入れなかったり、20代や30代でドロップアウトしたり、会社を辞めて自営業やフリーランスになったりした人が多いのではないでしょうか?
そうなると胃がん検診が自治体の50代からになるので40代で胃がんが進行してしまう可能性があります。
中小企業とかだと会社の健康診断は内視鏡検査(胃カメラ)ではなく、X線検査(レントゲン検査・バリウム検査)だったりすることが多いらしいのですが、後述するように内視鏡検査(胃カメラ)を自費で検査することを強くオススメします!
まずはピロリ菌の有無を必ずチェック!
昨年も書きましたが、胃の内視鏡検査のまえに、もしくは同時に胃の中のピロリ菌のチェックをしましょう!
胃がんの原因の99%はピロリ菌とも言われています。99%ですよ!絶対に早めにチェックしたほうがいいです!
そしてもしピロリ菌が見つかったら早めの除菌を!(除菌の方法は医師にお尋ね下さい)
ピロリ菌の検査は何種類かありますが、ダブルチェックかトリプルチェックがオススメです!僕は血液検査・呼気検査・内視鏡検査のトリプルチェックでピロリ菌無しを確認しました!
内視鏡検査と呼気検査を同時にすることもできるので、その場合は1度の検査でダブルチェックになりますね!(昨年の僕がそうです)
X線検査(レントゲン検査・バリウム検査)はオススメしません!
そして胃がん検診の方法としては内視鏡検査(胃カメラ)と、X線検査(レントゲン検査・バリウム検査)の2種類がありますが、結論を言うとX線(レントゲン検査・バリウム検査)はオススメしません!
X線検査(レントゲン検査・バリウム検査)は100年前の技術で、小さながんだと発見ができないようです。さらに食道がんの発見はかなり困難なようです。
またX線検査(レントゲン検査・バリウム検査)は「影絵」を見ているようなものなので、がんがくっついている「胃の表面」を見ないと意味がないです。内視鏡検査(胃カメラ)では4K写真で自分の胃の内部を見れます。
さらにX線検査(レントゲン検査・バリウム検査)で異常がでると結局、内視鏡検査(胃カメラ)になるので二度手間です。
さらにさらに内視鏡検査(胃カメラ)では胃の一部を取って病理組織検査したりもできるのでやはり内視鏡検査(胃カメラ)のほうが、X線検査(レントゲン検査・バリウム検査)より圧倒的に優位だと思います。
(というかX線検査は僕は存在意義がよくわからなくなってきました。。。バリウム辛いし、「放射能被ばく」リスクもあるようですし。。。)
オススメ①40代は1~2年に1度の内視鏡検査がオススメ!
40代は1~2年に1度の内視鏡検査が個人的にはオススメです。
「40代は2~3年に1度でいい」と書いているサイトもありますが、それだとうっかり忘れる可能性があると思うんですよねぇ。3年でがん細胞もだいぶ進行する気がします。
僕は両親とも胃がんだったのと、昨年、先生から「1~2年に1度検査したほうがいい」と言われたのと、昨年の検査結果を医療系のブログ仲間に見せたら「これなら毎年検査したほうがいい」と言われたので毎年検査することにしました。
ちなみに今年は病院に予約してから、すぐに病院から▼このようなハガキが家に届きました。うちの病院は1年に1度、ハガキが届くようです。
もし、毎年、内視鏡検査するとしたら他のがん検診の時期にやると自分的に忘れにくいと思います。(誕生日付近にする人もいます)
僕は毎年、この記事に自治体のがん検診の封筒が来たらすぐにがん検診の申し込みをしているので胃の内視鏡検査も同時にやろうと思いました。6月は個人的には『健康月間』ですねw
オススメ②迷うなら口から内視鏡を入れるのがオススメ!
内視鏡を口から入れるか鼻から入れるかお医者さんに聞かれると思いますが、どちらもメリットデメリットがあります。
ググるといろいろメリットデメリット出てきますが、鼻のメリットは次に述べる鎮痛剤がなくていいというところでしょう。
僕は鼻が悪いので医師と相談して口から入れることにしました。今のところ問題はありません。
鼻から内視鏡を入れるときは鼻の違和感や痛み、頭痛などを感じることがあるようなので迷うなら口からがオススメです!
オススメ③口からの内視鏡では鎮静剤使用がオススメ!
口から内視鏡を入れる場合、鎮静剤(眠くなる麻酔のような薬)を使用するかどうか聞かれますが、僕のオススメは鎮静剤使用です!
鎮静剤は麻酔に似ていて眠っている間に検査が終わるのでほぼ覚えていません。僕も昨年の初回は緊張しましたが2回目の今回はもうだいぶ慣れました。
全身麻酔との違いは身体が痛みに反応することらしいのですが、患者の我々からしてみれば覚えていないのでほぼ全身麻酔に近いかと。
僕は過去2回とも鎮静剤を使ったのですが、▼このコミックエッセイで鎮静剤なしの内視鏡検査をしていてめちゃくちゃ辛そうでした。。。
僕は▲このコミックエッセイを読んだこともあり鎮静剤ありをオススメしますが、鎮静剤のデメリットは検査後、しばらくボーっとすることです。車・自転車・バイクなどの運転などはできません。
僕の場合は今回は日曜日の午前中に受けたのですが午後は何も手につかなかったです。翌日はいろいろできましたが、2日後の今日はなぜか体がだるいです。
昨年の僕のブログ記事を読むと、やはり昨年も3日ほどずっとダルさが続いていたようです。昨年は直前に鼻のレーザー手術を行っていたのでその影響もあるかなと思ったのですが、なんだか鎮静剤単体でも僕は3日ほどダルい感じです。
僕は来年は鼻からにチャレンジしてみるかもです!
ちなみに僕のブログ仲間は基本は鼻からで、口からの場合も鎮痛剤は使わず、検査後、すぐに遊びに行くらしい。すごい。。。
オススメ④内視鏡医院はGoogleマップの星の数やコメントのいいところを!
これから内視鏡検査の病院を探す方はGoogleマップの星の数や、その下のコメントのいいところに行くのがオススメです!カフェや居酒屋を探すのと同じ感じですね。
僕は今は病院も歯医者もこの方法で探しています。星の数が減ったり悪いコメントが増えると変更も検討します。
20年ほど前、僕の知り合いが「病院の評価サイト」みたいなのを作っていましたが、客観的に見てあんまり上手く運営できていない感じでした。今はGoogleマップで病院も評価される時代になって隔世の感があります!
そしてできれば「内視鏡医院」「内視鏡内科」「内視鏡クリニック」などの名前に「内視鏡」とついている病院がいいと思います。
ちなみに同じ病院の2回目からは検査時に『去年と同じで』と言うだけなのですごく楽です!
ステップ①予約
ここからは今年2023年の僕の内視鏡検査について、
①予約
②検査当日
③病理組織検査
の3ステップで、僕のTwitterのつぶやきを元にお伝えいたします!
▼今年は5月19日に電話予約しましたが、昨年と違っててかなり先まで予約で埋まっていました。その理由を電話で軽く聞くとやはり予約が増えたらしい。つまり人気病院になってたってことっぽいです。祝!2周年!!
今年も自主的に胃の内視鏡検査を予約完了! 昨年と同じ内容でピロリ菌検査は無し。 昨年、医師から1、2年ごとの検査を勧められたフォロー検査なのでおそらく保険適用。
今年も昨年のようにもし内視鏡検査で病理組織検査になった場合、その結果を聞きに行く日の事前予約も電話予約ならできた! 病理組織検査にならなければ当然、病理組織検査結果を聞きに行く日もキャンセル。 病理組織検査の結果が出るまで10日くらいかかるのでそれ以降の日を事前予約可能でした。
なんか僕だけかもしれませんが、検査後の病理組織検査はたぶん毎回ある気がしました。なので今後も病理組織検査の日もセットで予約することを決めました!
ステップ②検査当日
検査当日は▼こんな感じでした!前日の21時から絶食と言われていましたが、前日はお昼ご飯からずっと絶食で断食状態!
現在、朝イチの胃の内視鏡検査に向けて絶食系男子です。 強制的な『絶』状態。 でもやっぱり断食は気持ちいいねー。 ファスティング・ハイってヤツだー!!
今年も自費で胃の内視鏡検査完了! 先ほど終わったばかりで鎮痛剤で意識がまだ朦朧としてますが忘れないでうちにレポート! 去年は意外とブログ記事に細かく書いてなかったのでもう少し細かくつぶやきます!
まず予約は5月半ばに。 この病気は土日もやっていてここ1年で人気が出たらしく6月に。 結果を聞きに行く病理組織検査の日も予約できた。 前日はお昼ご飯を食べてから翌日9:00の検査まで絶食状態で水を飲んだだけ。 でもいつも1.5食生活なので特に苦しくないむしろ軽くファスティング・ハイ状態。
9:00ジャストに病院到着。 保険証と診察券を出して待合室で待つ。 今回はスマホでの問診票はなかった。 しばらくして名前を呼ばれて先生と話す。 胃の内視鏡検査は昨年と同じ内容で双方合意して同意書と説明書にサイン。 今年はピロリ菌検査は当然なし。
鎮静剤の組み合わせは今回は新たにプロポフォールという種類が加わったっぽい。 このプロポフォールだと目覚めが良くなるらしい。 確かに去年は終わったあとに眠くて休み時間延長したけど今年は延長しなくて良かった。
去年は自覚症状のない軽い逆流性食道炎が見つかったけどここ1年で特に自覚症状があることはなかったことを伝える。 エスターク君とは違う(笑) 去年の僕は鼻のレーザー手術のあとだったのでその薬を飲んでたけど今年は飲んでない旨伝える。 去年と同じなので双方特に話すことは多くなく待合室へ。
検査前の待合室のロッカーに荷物を入れて液体の薬を飲んでしばらく待つ。 看護師さんが来てそのまま検査とのことでロッカーにサイフやスマホやマスクなどを入れる。 そのまま歩いて検査室へ。
去年と同じく検査室のタンカーのようなところで看護師さん2人にバタバタと準備をしてもらう。 健康体なのに重病人みたいでちょっと面白い(笑) 去年と同じく左手バンドで右腕に点滴、そして局所麻酔スプレー3回。 その後、点滴から鎮痛剤投入。 先生が入ってきて挨拶したところまで記憶にある。
目が覚めたら待合室。去年ほど眠くない。 そのうち看護師さんが入ってきて追加の鎮痛剤を打つとか言ってた記憶がある。 その後しばらくしてだいぶ目が覚めたので看護師さんが来てから起き上がって歩いて検査前の待合室へ。
看護師さんに去年と同じような検査結果用紙で説明される。 逆流性食道炎は今年はグレードが記載されていて一番軽いMとのこと。 去年あったポリープは消えてた。 食道側の胃炎は無くなってたけど十二指腸側のびらん胃炎はまだあるり 十二指腸炎が今年新たに増えた。。。 ただ重い病気などは無し。
▼ちょいグロ注意なのですが僕の胃の中の4K映像です。昨年の画像と比べたら確かに1年歳をとった胃になっているのかも。
▼『胃カメラ後の注意事項』は昨年と全く同じでした!
今回もやはり病理組織検査ありとのことで電話予約した時に決めた日に再来院が確定。これほぼほぼみんなあるんだろうな。 去年は初めてだったのでこのあと先生と改めていろいろ話したけど今年はまあ大体わかったし次の病理組織検査の時にまとめて話せばいいと思ったのでそのまま受付前の待合室へ。
しばらく待ってお会計。 なんか去年より少し高くなってる(笑) ピロリ菌の呼気検査ないのに(笑) 去年と同じく楽天カードで支払って完了。 クレジットカード払いできるのは1000円以上だったかな? その後はフラフラしながら雨の中帰宅。 お会計時点の時間で麻酔取れてるのでもう食事してもOK。
ステップ③病理組織検査結果
2023年6月25日追記:昨日、胃の一部を取った病理組織検査結果を聞きに行ってきました!
結論をミニマムに言うと特に問題なし!
先々週の胃の内視鏡検査(胃カメラ)の病理組織検査の結果を聞きに行った! めっちゃ厳密に言うと少しだけは症状はあるもののざっくり言うと問題なし! (診察荒い先生なら『問題なし』で終わるレベル) むしろ逆流性食道炎は去年から少しだけ改善してる! 今後も生活習慣に気つけたい。また来年!
昨年の逆流性胃腸炎のグレードはAだったらしい。今、ググったらMもAもほぼ軽症ですが、今後も生活習慣には気を付けたい。
しかし胃の内視鏡(胃カメラ)にしても健康診査にしてもがん検診にしても歯医者さんにしても医者と何度も顔合わせてたらお互いゆっくり仲良くなっていってよい関係の『複利』が付いていく、とこの6月の自分的健康月間に実感中。 40代半ば以降の人は近所で『かかりつけ医』を持つのを強くオススメ!
『かかりつけ医』を持つことは強くオススメします!
しかしブログ仲間も言ってたけど病院に検査結果を聞きに行く時間が微妙に二度手間だなぁ。待ち時間も長いし。 特に異常がない場合はメールにPDF添付とかで完了にして欲しい。要返信で。 それならサーバーにデータも残るので言った言わない問題もなくなるし紙で渡される検査結果の紛失もないと思う。
これに関しては医療関係のブログ仲間からアドバイス頂いて、個人情報なのでメールは無理で、パスワード付きでも見られるリスクがあるのでダメっぽい。病院の手間も増えるし。
ちなみにそのブログ仲間が行っているとある病院は審査結果を電話で聞けるらしいです。検診の時に「結果を電話で聞く診察料」は支払い済みとのこと。
最後にこの記事のミニマムなまとめ!
- やっぱり40代は自費で胃の内視鏡検査(胃カメラ)を受けたほうがいいと再認識!
- 40代は1~2年に1度の内視鏡検査(胃カメラ)がオススメ!
- 2回目の検査は自分も先生も慣れているのですごく楽!
という感じです!この記事が皆様のお役に立てれば幸いです!