※個人の意見です。
昨日書いた▼この記事、
今の日本で仕事なんて頑張っちゃダメ!頑張るのはミニマリスト生活と『サードプレイス』の構築! - A1理論はミニマリスト
に、リンクを張っている▼この記事に、、、
「石の上にも3年?石じゃねぇ!鉄板だぁ!!」
と本人が叫んでいるコマがあります。
「石の上にも3年」
確かにいい言葉だと思います。
けど、僕は、この言葉が当てはまる仕事と、あてはまらない仕事があると思うんですよねぇ。
僕が思う「石の上にも3年」が当てはまる仕事は、今、ざっと考えたところ、、、
・店舗運営
・伝統工芸
・スポーツ選手
・お笑い芸人
・料理人
・音楽家
・ゲストハウス運営(並行してカフェやバー、雑貨屋、コワーキングスペース等の運営等も可!)
・ブログ運営(副業可!)
・農業(半農半X可!)
とかなんじゃないかな?
って思う。
まぁ、これも「いける!」って思って、さらに3年続けることに意味があると僕は思います。
まず、「いける!」って思わないとダメなので、ダメとわかったら、3年どころか1年待たずに早めに「損切り」すべきだと僕は思う。
「いける!」と思えるかどうかは、僕がよく引用する島田紳助の▼「XとYの方程式」で考えるべき。
己を知る者は賢者である。(チョーサー) - A1理論はミニマリスト
www.youtube.com
で、その仕事をやり始めてからも「『ハマ』れるかどうか?」が重要!
▼『ハマ』れない仕事はどれだけやっても、まぁ、うまくいかないww
そうこうしながら3年くらい続けてたら、結果が出る、という意味なんじゃないかな?
確かに、ゲストハウスも3年運営してたらその町に馴染んでくるだろうし、ブログも3年続く人はあんまりいないから3年続いてるだけでも差別化できる。
農業も3年続けば、まぁコツはつかめてくるんじゃないかな???
でも、上記の仕事って、基本的に個人事業主やマイクロ法人的な仕事で、かつ、江戸時代やそれ以前から形を変えて残ってる仕事なんじゃないかな??
江戸時代の人口の9割を占めた「農」「工」「商」がベース、みたいな。
ゲストハウスだって、江戸時代には旅籠とか木賃宿とかあったわけで。
そういう系の仕事は、仕事の基本を覚えるのに3年はかかったってことだと思う。
確かに、僕もブログのコツをつかみ出してきたのは3年目からだ。
あと、昔は15歳くらいから働いていた人も多いから、もしかしたら、今で言う、
「高校くらいは出ておけ。」
みたいな意味なのかもしれない。
けど、それを勤め人、特に、21世紀のビジネスパーソンに当てはめるのは、かなり無理があるような気がする。
まず、「カイシャ」自体が▼20世紀初めくらいから出てきた存在だし、そんな「カイシャ」に人口の9割が勤めだしたのは戦後になってからだ。
『住』従属人生の19世紀、『職』従属人生の20世紀、『居』従属人生の21世紀。 - A1理論はミニマリスト
しかも、21世紀になってからは日本自体に「逆トリクルダウン現象」が起こっている。
そんな時代に、「カイシャ」もなかった、しかも「逆トリクルダウン現象」も起こってなかった、昔からの故事成語をあてはめるのはちょっとおかしいと言うか、むしろ、その言葉があるからこそ、ブラック企業が安価な労働力を確保する魔法の言葉になっちゃってる気がします。
なので、僕は経験上、こう言いたいです!
「石の上には1年くらいでいいんじゃないの?」
と!!
その理由は以下です!!
①そもそも3年は長すぎる!
②大体の仕事は1年で覚えられる
③1年くらいで職場状況は変化する
④3年以上同じことばかりしていると「ツブシ」が効かなくなる
⑤仕事を変えると能力が増える
⑥仕事を変えるといろんな現場を見れる
⑦仕事を変えるといろんな人と出会える
順にご説明していきます!!
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①そもそも3年は長すぎる!
職人の匠の技や農業スキル、ブログの文章スタイルの確立などに3年くらいかかる、というのはなんとなくわかります。
けど、
「勤め人」のスキル習得に3年も必要かな?
って思ってしまいます。
ドラッカーさんは言いました、
「人は1年でできることの量は過大評価するが、3年でできることの量は過小評価する傾向にある。」
と。
もしも、ドラッカーさんの言うことが正しければ(もしドラ)、、、
「3年で身に付けられることの見積もりは1年×3の見積もりより少ない。」
ということになるのでは???
3年は長すぎるって、僕なんかは思いますねぇ。
しかも、この時代、知識に関してはスマホでググればなんでも概要が出てくるようなビッグデータ時代になったので、その仕事に関する予備知識は就業前に付けることも可能になった。
匠の技や、理系の専門職ならともかく、
普通の「仕事」なんて、1年で8割くらいはマスターできるんじゃないかな?
って思います。
※個人の意見です
②大体の仕事は1年で覚えられる
というわけで、匠の技や理系専門職じゃなければ、1年あればパーフェクトじゃないけれども、8割くらいは覚えられると僕は思います。
そしたら、残り2割を追求するコスパを考えるべきだと思う。
3年かけて10割にするより、1年で8割覚えて「次」に進んだほうがコスパがいい仕事のほうがほとんどなんじゃないかな???
「いや、俺は、この仕事を究めたいんだ!!」
という人はそれ以上やればいいと思うけど、そういう人はそんな多くないんじゃないかな?
いたとしても、別の環境でその仕事をしたほうがいい気もする。
そして、ハナから、
「この仕事を1年で覚えるぞ!!」
という意気込みでスタートすれば、3カ月後くらいにはそこそこ覚えてきている気がする。
逆に、
「3年かけて覚えればいいや。」
となると、なんとなくだれて、ウサギとカメのウサギみたいになってしまうんじゃないかな?って思う。
③1年くらいで職場状況は変化する
1年くらいで職場環境が一変することってありませんか???
上記記事だと中堅社員が2人抜けたり、営業2名が入院したり、、、
僕の今の職場もこの半年で半分が入れ替わりました。
過去の仕事では、入った瞬間、そこに昔からいた人が突然、複数いなくなったこともありました。
派遣社員で言うと、1年前は大募集だった仕事も、1年後は需要がなくなり、人員縮小傾向だったり、派遣会社もクライアントに愛想が尽きて手を引きたがってたり、、、
派遣先も派遣元も担当者が何回も入れ替わり、
「ああ、前の前の担当の頃からいる人ね。(はよ辞めろ)」
みたいな空気になってたり。
派遣先の上司が変わって、社員メンバーが一掃されたのに、派遣だから残ってて、新しい社員メンバーからしてみれば、
「いなくなって欲しいけど微妙にその職場では古株だし、めんどくさい。」
みたいな。
「幕藩体制」という盤石なものがあり、その上で「大地」に根差したお百姓さんとか、伝統技術に根差した職人、貨幣経済に根差した商人の時代ではなくて、めまぐるしく世界経済が動く時代、しかも雇用体系も複雑化している時代、
1年前なんて大昔
なんじゃないですかね?
なので、
「1年前の体制であと2年も居座られても、、、」
という現場も多いと思います。
④3年以上同じことばかりしていると「ツブシ」が効かなくなる
そんなめまぐるしく変わる「世界」で、3年前と同じことばかりしてると、
次第に「ツブシ」が効かなくなってくるんじゃないかな?
って思う。
一発ギャグや一発キャラで売れた芸人と同じで、「その技」しか能がなくなってくる。
それだと時代の変化についていけなくなる可能性が高いんじゃないかな?
明治時代の不平士族みたいなもので、そもそもサムライの時代が終わってるのに、
「いや、サムライはまだ終わってない!」
みたいなこと言われても、
「はぁ。。。」
というしかない。
(サムライX)
で、職場では完全にお局化してしまって、誰も逆らえなくなり、全体の作業効率が悪くなる。
そうなると、管理職的には、
「こいつの存在自体がマイナスじゃねえかよ。」
って思うんじゃないかな?
そういう人に限って、若者が辞めようとすると、
「どこに行っても同じだぞ!」
とか言ってくる。
結局、そんな▼ツブシが効かないオッサンが若者の夢を潰しにかかってくるんだと僕は思います。
若者の夢を潰そうとしてくるのは『手に職がなく、ツブシも効かないオッサン』なのでは? - A1理論はミニマリスト
⑤仕事を変えると能力が増える
と、ここまで若干、ネガティブに書いてきましたが、ここからはポジティブ!!
まず、仕事を変えると「能力」が増える!!
これは当たり前ですねぇ。
逆に、仕事を変えないと、いつまでも「一発屋」のままで進歩がないように思えます。
ダウンタウンが、
漫才→コント→トーク
と技を増やしたり、その間も、本や音楽、映画にも進出していったように、自分の才能を「半歩ずらし」して、親和性の高いマーケットを狙い続けていったほうが、より多くの経験もしますし、仕事自体も楽しいと思います!
「仕事を変える」と書きましたが、全く別の業種や職種よりも、ダウンタウンのように、ベースは「お笑い」で、そこから「半歩ずらし」で、親和性の高い他業種や他職種に進出していくのがいいと思います。
最悪、戻ればいいんですから。
もしくは「組み合わせる」。
営業でプログラミングが書ける、とか、営業で英語や中国語が話せる、とか。
学生時代にワードプレスをいじってたり、貧乏海外旅行で旅行会話程度が出来ていたなら、それに磨きをかけてオンリーワンの存在になるチャンス!!
「オンリーワン」になればなるほど、「レアもの」になるのは当たり前!
そうなるとヤフーオークションと同じで「レアもの」の対価は高くなっていきます。
逆に代替可能なものの価値は上がらないか、下手すると落ちていくでしょう。
テクノロジーは常に進歩しますし、世界は常に「フラット化」に向かっていきますから。
⑥仕事を変えるといろんな現場を見れる
職場が変われば、「外国」です。
もうね、
「今までなんだったんだ???」
ってこと、かなりあります。
そんな時、
「人間の『常識』なんてのは、せいぜい、半径50メートルくらいの世界の『常識』なんだな。」
って思います。
まさにアインシュタインが言うところの、
「偏見のコレクション」!
ということは逆に言うと、ひとつの職場に留まる限り、その「偏見のコレクション」の中に留まり続ける、ということ。
そんなところに3年単位で留まり続けるより、1年単位くらいのほうが、比較対象が出来ていいと思います。
⑦仕事を変えるといろんな人と出会える
「チャンスは人が運んでくる」
とも言います。
仕事を変えない限り、今の人間関係とずーーーっと一緒。
逆に、仕事を変えれば変えるほど、「出会い」が増えていきます。
「出会い」こそ、人生の宝探しだね!
その中には、そもそもの生き方自体が変わる人と出会えるかもしれません。
仕事や職場を変えないということは、その機会損失を常に起こしてしまっているようなものなんじゃないかな?
▼『孟母三遷』という言葉がある。
孟子(もうし)が幼い頃、彼の家は墓地のすぐ近くにあった。
そのためいつも、葬式ごっこをして遊んでいた。
孟子の母は、
「ここはあの子が住むにはふさわしくないところだわ」
そう考えて引っ越すことにした。移り住んだのは市場の近く。
孟子は商人のまねをして商売ごっこをして遊んだ。
孟子の母は言った。
「ここもあの子が住むにはよくないわ」再び引っ越して、今度は学校の近くに住んだ。
孟子は、学生がやっている祭礼の儀式や、礼儀作法の真似事をして遊ぶようになった。
「ここならあの子にぴったりね」
孟子の母はここに腰を落着けることにした。やがて孟子は成長すると、六経を学び、後に儒家を代表する人物となった。
これは子供がよく環境に左右される諺として用いられるけど、僕は、
「大人こそ環境が大事」
だと思います。
だって、大人にはいつもそれを客観的に見てくれる母親がいないんだもん。
しかも、
「自分は大人だから間違いは起こさない」
と考えている。
でも、実際は神様じゃない限り、人間は死ぬまで間違いを犯し続けるし、朱に交われば赤くなる。
(ああ、僕はどうして大人の階段を登ってしまったんだろう。)
なので、積極的にいろんな人と会って、いろんな「色」に染まって、その中で一番、自分に合った色を選ぶべきだ。
日本人はいろんな街に住んでみたり、いろんな場所に旅行に行ったり、いろんな店に食べに行ったりするのに、仕事に関してだけ、いろんな仕事を試さないのはオカシイと思う。
それがすぐに出来ないのなら、せめて、ゲストハウスという「サードプレイス」に行って、自分が普段会ってない人と会って、いろんな話をするべきだ。
先日▼僕が下諏訪に連れて行ったブログ仲間のちえりさんが、、、
A1理論の下諏訪ツアー!『伏見屋邸』『諏訪湖』『グラパン』『マスヤで自炊』等ダイジェスト版! - A1理論はミニマリスト
「回復の町」にすごく納得してうんうんと頷きました!(゜-゜)(。_。)東京が“消耗“なら下諏訪は“回復“ですねー。下諏訪で充電してから東京にもどると、今までの東京とは違って見えました。 / “下諏訪にカフェ&ギャラリー『ひとつぶ…” https://t.co/FDrnfzmVuJ
— ちえり(iPadとなかよし) (@chieri_tulip) 2016年11月12日
と言っていたのも、普段、会っていない人と会ったことによって、一時的にでも、
「違う色に染まった」
からだと思う。
安価で「違う色」に染まれる「国内ゲストハウス」が出来始めてきた現在、これを利用しない手はない、と思う。
(僕も20代の頃に国内ゲストハウスが欲しかった。。。)
以上が、僕が考える、
「石の上には1年くらいでいいんじゃないの?」と考える7つの理由
でした!!
で、最後になりますが、
今まで言っていたことをすべて根底からひっくり返します!!ww
「自分のアタマで考えよう!!!」www
- 作者: ちきりん,良知高行
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こんなテキトーに生きてるオッサンが、缶チューハイ飲みながらテキトーに書いてるブログ記事なんて信用しちゃダメだ!!ww
自分の人生、
「自分のアタマで考えたこと」
だけが真実だ!!
というわけで、、、
そんじゃーね!!!ww