波頭亮さんの▼『AIとBIはいかに人間を変えるのか』を読みました!
結論から言うと、
かなりの神本でした!!
先に読んだ、ブログ仲間のたんたんが、
「何度も読み返している!」
と言っていましたが、
確かにヘタな本を何冊も読むよりこの本を何度も読み返したほうがいいかも!!
AI&BI本、やっと全部読了。
すでに今年一番くらいの良書にほぼ決定なのだが(笑)
— A1理論はミニマリスト (@A1riron) April 14, 2018
ベーシックインカムの本は数あれど、AIという視点から論じた本はほとんどないですし、しかもそれを学者ではなく▼ビジネスの一線で活躍されている日本人が書いた本、というのはかなり異例だと思います!!
というか、
これ、ベーシックインカムの本ではないんですよねぇw
『日本の過去と現在をリアルに分析した結果の未来予想図』
という感じで、
「たぶんこうなるから、そうなるとベーシックインカムしかないよね?」
という感じです。
日本でも海外でも、ベーシックインカムの話をすると、いわゆる左の人達が寄ってくるそうだけど、そういう『思想』とか『イデオロギー』の話をしたいんじゃないんだよなぁ、僕もたんたんも。
なので、こういう『リアリティの塊』みたいな本が僕もたんたんも非常に好みですw
今朝、考えたこと。
ミニマリストって思想的に3種類くらいに分類できるのかも。
①共産主義系ミニマリスト(ラブ&ピース!)
②資本主義系ミニマリスト(お金大好き!)
③テクノロジー系ミニマリスト(便利ツールを上手く使ってゆるく賢く生きる!)
俺やたんたんは、激レアな③に分類されるような気がしてきた。
— A1理論はミニマリスト (@A1riron) April 15, 2018
①や②が基本的に社会科学的なアプローチなのに対して、③は完全に理系というか、思想自体がどうでもよくて、ただただ、合理的かつ論理的に生きた結果、という感じ。
だから合理的・論理的に考えてベーシックインカム賛成派なんだけど、①には与さないんだろうなぁ。
坂本龍馬とかも③な気がする。
— A1理論はミニマリスト (@A1riron) April 15, 2018
僕は昔からずっと、
「政治の問題は政治では解決しない!政治の問題を解決してきたのは、いつの時代もテクノロジーだ!」
という考え方だ(笑)
誰もわかってくれないけど(笑)
— A1理論はミニマリスト (@A1riron) April 15, 2018
上善は水の如し。
なににも逆らわず、争わず、時代、時代の最先端の技術を使って、ゆるくミニマムに生きるでござるよ。
あと、働きたくないでござるよ!!(笑)
— A1理論はミニマリスト (@A1riron) April 15, 2018
いや、別に誰がどういう思想を持っててもいいんだけども、①と②は、
「効率わりーな。」
って思ってしまう僕は労力ミニマリストです(笑)
— A1理論はミニマリスト (@A1riron) April 15, 2018
人間が進化する限り、必ずテクノロジーは発展していくもので、それは農業革命・産業革命・工業革命・IT革命と歩んできた人類の歴史を見れば明らかだ。
それらを踏まえた「社会科学」
であって、
けして「社会科学」が先に来てはダメなんじゃないかな?
それこそ単なる『神学論争』になるだけで。
大事なのは、
過去と現在を正確に分析し、未来を予想し、その未来予想図を元に動くこと。
これは島田紳助の▼この考え方と同じですな。
僕もたんたんも『神学論争』がしたいわけじゃない。
というわけで、いつも通り引用→感想で書いていきます!
まずはまえがき部分!
ああ、30年ほど前にも流行りましたなぁ、、、
無駄なザラキが、、、w
僕のAIのイメージはこの頃、形成されましたww
それから30年でAIはかなり進化し、今後、ますます進化していく!
というのがこの本の趣旨です。
日本人はクリフトのせいでAIの進化を過小評価していて、それが遠因となり、ベーシックインカムの必要性も感じていない気がします。
クリフトがデスピサロにザラキを唱え続けて当時の小中学生に失笑をかってから30年、AIは囲碁の世界チャンピオンに勝つようになってきた。
さらに今から30年後にはAIは我々の生活や社会の仕組みに大きなインパクトを与えるだろう
という波頭さん。
今のAIは産業革命における蒸気機関が発明されたばかりのステージ
だという波頭さん。
産業革命が起こり、経済が飛躍的に発達し、そこから『民主主義』や『資本主義』という概念が生まれた
という考え方は僕の考え方と完全に一致する。
テクノロジーのOSアップデートが、その上に乗っかってる『思想』とか『主義』とかいうアプリのアップデートを促すんだと僕は思っています。
『AI』というテクノロジーのOSアップデートが、『ベーシックインカム』というアプリを生み出さざるを得ない
と僕は考えています。
これはもう、合理的で論理的な帰結を述べているに過ぎない。
で、この本は、
第1章『AI』
第2章『BI』
第3章『AI+BI』
という非常にシンプルな構成になっています!!
というわけで、
先ずは最初の第1章の『AI』部分について!!
最初にAIの特徴がいろいろ語られたあと、、、
人間の特徴は論理性ではなく、むしろ緻密な論理性に縛られないことだ
という波頭さん。
僕もそう思いますねぇ、誤解を恐れずに言うと▼『女子力』!!w
『キャズム』を超えると「女子っぽく」なる法則、発動! - A1理論はミニマリスト
▼この動画にあるように、、、
僕は、大事なのは人間が進化によって獲得した『大脳新皮質』ではなく、むしろ動物の脳に近い『大脳辺縁系』にあると思っている。
AIは人間の脳の外側、つまり『論理』の部分から徐々に侵食していっているけど、核心部分、つまり『感情』に達することは難しいと思う。
なぜなら『感情』は「言語」を扱えないから。
僕がよく聞いているラジオ▼『放送室』でも、松本人志と高須光聖は、
「『直感』こそがメインエンジンで、『学んできたこと』はサブエンジンや!」
と言っているw
今日、授業中に考えたこと。
自然科学(理系)=単なる数学
社会科学(文系)=単なる雑学
人文科学(文学部)=単なる感情論で、AIが普及しても最後に残るのは『文学』なんじゃないかと思った。
そんな僕は大学は文系で、今は理系の勉強して、毎晩、ブログ文学に勤しんでる住所不定無職の男です。
— A1理論はミニマリスト (@A1riron) 2018年4月13日
波頭さんは、現在は「第三次AIブーム」であり、
・ディープラーニングの発展
・ハードウェアの性質向上
・ビッグデータの活用
により、
「AIのカンブリア爆発」
が起こりつつあるという。
上記を読む限り、
「AIはスーパーCPUであり、スーパーHDD」
とも言えると思う。
『めちゃくちゃ高度なスマホ』
に近い。
けど、逆に、
「AIはスマホでしかない」
とも言えるんじゃないかな。
論理的じゃない部分は、まだまだ、人間、というか生物と言う名の有機物のほうがすぐれている気がする。
ハンタの蟻編で言うと、
▼AIは『王』であり、人間は『メルエム』なのだろう。
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とはいえ、AIの発展により、人間の労働市場は劇的に変わることになる。
人間は『機械』を発明したことで、劇的に肉体的労働が減った。
『征地球論』には▼こうある。
藤子・F・不二雄さん著『征地球論』のミニマム宇宙人と考えるベーシックインカム制度! - A1理論はミニマリスト
20世紀の時点で、
「働く」ことは「機械を働かせる」ことと同義語
になっていた。
21世紀は、
「働く」ことは「AIを働かせる」ことと同義語
になるんじゃないかな?
そのAIを働かせる要素は、人間ならではの、
ⅰ身体性ベースのマルチタスク要素
ⅱ直観/直感の要素
ⅲクリエイティブ要素
だと波頭さんは言う。
例えば、、、
日本のコンビニの店員の仕事はAIにとってはかなり高度な業務だ
と波頭さんは言う。
確かに。
ただ、そんなAIにできないコンビニの仕事の給料が日本ではミニマムに抑えられていて、都内ではほとんど外国人が担っているしまつだw
つまり、
▼「モラベックのパラドックス」
が当てはまる。
『感情労働』は、例えばペッパー君などには難しい労働だと言える。
まさにこれからの時代は、
『心が大事』
というわけですな!
ただ、日本ではコンビニ等の小売り店舗の店員は外国人、で、外国人で代替しにくい、介護・看護・保育等の労働の賃金はミニマムに抑えられている。
そのことからも、
今の日本社会は歪んでいる
と僕は思います!
というわけで、その第1章『AI』部分を踏まえて、第2章『BI』へ!!
第2章の最初のほうはよくいろんなBI本でも書かれているベーシックインカムのメリットが羅列してあるが、その後、『マクロ経済のメリット』に論は進む!
これも『征地球論』から、
紀元前から人類は「平等のため」の努力を限りなく繰り返してきたが、何度かき回しても、人間社会はピラミッド型にまとまる傾向がある。
近年では1980年代アメリカの「レーガノミクス」、そして2010代日本の「アベノミクス」で唱え続けられている▼『トリクルダウン理論』も、、、
「トリクルダウン(trickle down)」という表現は「徐々にあふれ落ちる」という意味で、大企業や富裕層の支援政策を行うことが経済活動を活性化させることになり、富が低所得層に向かって徐々に流れ落ち、国民全体の利益となる」とする仮説である。
グローバル化が進んだ世界では富は国外に流出してしまい、トリクルダウンは起こらない
と波頭さんは言う。
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僕はそれに加え、
「カネ持ちほど、カネを使わない時代」
になりつつあると思う。
所得が高い人ほど、スマホをSIMフリー化しているのと同じで。
「カネを使わないから、カネ持ち」
とも言えると思う。
カネ持ちほど、脳内タスクをミニマムにするために▼モノが少なかったりする。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
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今や、カネを使うのは中間層~低所得者層であり、そこにカネがないとしたら、そりゃあ経済は回らないww
なので、そういう一番、おカネを使う中間層~低所得者層におカネをバラまけば、経済が回っていく、というのは非常にシンプルで論理的な帰結だ。
特に日本経済は個人消費、つまり内需によってかなりの部分が支えられているからだ。
さらに、
ベーシックインカムは国の経済だけではなく、企業や産業界も活性化させることができる
と波頭さんは続ける。
戦後の日本は、
・年功序列・終身雇用のセーフティネット
・家庭面でのセーフティネット
・社会保障制度でよる公的なセーフティネット
の三重のセーフティネットで日本国民は守られてきた。
(三重の極み!アッ―!!)
けど、今はどれも崩壊しているw
無職・独身、しかも実家は借金まみれの僕は、会社や家族は全くセーフティネットにならない。
なので、僕は派遣社員と失業保険・職業訓練校を繰り返して社会保障制度をマキシマムに活用し、さらに▼ブログでセーフティネットを自分で作っているw
でも、ほとんどの人はそれができないから、『日本企業』という名のブラック企業にしがみついて、病んだり死んだりしている。
戦後の日本のセーフティネットは根本的にアップデートされるべきだ。
なので、国がまず、『ベーシックインカム』というセーフティネットを整え、企業が労働者をすぐに解雇したり、または労働者がブラック企業をすぐに辞めたり(個人的にはこっちの方が大事!!)できるようにするべきだと僕も強く思う。
必ずしも北欧のようにしろとは僕は言わないけど、北欧には多くのヒントがあるんじゃないかな??
そして、現実的にベーシックインカムを導入しようとしたときに必ず起きる議論を波頭さんは、
・経済学的イシュー(フリーライダー問題・財政問題)
・政治学的イシュー(官僚の抵抗)
・文化的イシュー(社会通念、社会規範)
とまとめている。
これに関しては、僕は、一番難しいのは、
・政治的イシュー(官僚の抵抗)
を乗り越えることなんじゃないかと考える。
なぜなら、
それ以外は『論理的に』乗り越えられるから
だ。
まず、経済学的イシューのフリーライダー問題と文化的イシューは、単なる『感情論』に過ぎないことは、多くの試験的なベーシックインカム導入事例から見ても明らかだ。
日本の例で言うと、▼神奈川県厚木の『ベーシックインカムハウス』は、我々の予想をいい意味で裏切って、住民の方は働きまくっているww
ベーシックインカムハウスでたこ焼きパーティーでウェーイ!!そして住民の方はかなりちゃんと働いていた!! - A1理論はミニマリスト
次に財政の問題については、波頭さんは、
『金融資産について課税すべき』
という。
根拠は以下の通り。
なるほど、かなり合理的で論理的な意見だ。
日本は見えにくいけど『格差社会』に他ならない。
貧富の差を表す「ジニ係数」に関しては暴動ギリギリのラインだ。
厚生労働省が調査したところによると、2011年の所得再分配前のジニ係数は0.5536であったが、所得再分配後のジニ係数は0.3791となっている。
0.5~0.6は「慢性的暴動が起こりやすいレベル」と言われ、社会騒乱多発の警戒ラインとされる0.4を所得再配分前の状態では上回っているが、税金などによる所得再配分機能により0.3791に抑えられており日本の所得の偏在は一定の秩序を保っているといえる。
そして、確かに日本に多い小金持ちの富裕層の『金融資産』に課税すればベーシックインカム制度はすぐにでもできるし、かつ、貧富の格差はなくなる。
しかし、
それをすると、富裕層からの反発はすごいだろうな、、、
とは思う。
それは、政治的イシューである官僚の抵抗も同様だと僕は思う。
つまり、論理的にはベーシックインカムは絶対的に正しい。
しかし、論理が通用しないリアルな人間社会については論理は無力になる可能性がある。
「無理が通れば道理ひっこむ」
という奴で、
いつの世も人間社会はそういう非合理なパワーゲームで成り立っている。
▼ホリエモンがテレビでベーシックインカムの必要性を唱えた時、、、
www.youtube.com
中国人コメンテーターが、
「経済の話は政治的コストを考えないといけない、堀江さんの話は『理想論』としては反対しませんが、政治コストは莫大。時間と労力がかかって無理。」
と言っていた。
これは、まぁ、ものすごく中国人らしい発想だと思うけど、
「まぁ、真理だろうな。」
とも思う。
そういう意味では『ベーシックインカム論』は、
すごく純粋な19歳くらいの学生の論文
とも言える。
別の動画で、
「ホリエモンは田舎モン!」
と言っていた人がいたけど、
確かに『政治的コスト』の計算が出来ないのは田舎モンの特徴なのかも。(もしくは学生やおばちゃんの特徴)
(だから2回も刑務所に入れられたんだろうな。。。)
逆に言うと、ベーシックインカムが導入できるかどうかは、
富裕層・官僚勢力・厚生年金受給者・生活保護受給者
という、
現在、『いい思い』をしている人の理解
がどうしても必要になる。
それは、フランス革命で言うと「アンシャン・レジーム」になるのかもしれない。
それを打破できるかどうかで、ベーシックインカムが導入できるかどうかは決まってくると思う。
けして『論理』だけの簡単な問題じゃないと僕は思う。
ではなぜ、
現代日本はこのような「持つ者」と「持たざる者」に分かれてしまったのか?
僕はこの論には全面的に賛成だ。
なぜなら、
▼経済は「人口の波」で動くと思っているから。
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現在のおカネは現役世代に行きわたってないw
65歳以上の、年金があり、しかも厚生年金もあり、家もあり、90歳くらいの親が残した遺産もあるリタイア世代に集中している。
で、現役世代で、結婚もして、家庭も持っている人の多くが、そのリタイア世代からの金銭や土地などのなにかしらの援助を受けている可能性が高いと僕は実感している。
つまり、就職や結婚できているのは、親にそこそこカネがあり、奨学金の返済もなく、結婚式の費用は親が出し、親の土地に家を建てた、もしくは結婚後も仕送りしてもらってる人達なんじゃないか、と、同世代以下を見るとすごく実感するw
都会に出てきて、奨学金も返済しながら、かつ実家に仕送りしている僕なんかは、いろいろ無理ゲー過ぎるw
いや、まぁ、生きていくことはできるけど、子どもを残すとかはかなりのムリゲーだw
同じような人は多く、
「もしベーシックインカム制度になれば結婚する!」
と言った友達もいたw
まぁ、僕はベーシックインカム制度になっても結婚しませんがw
(って、単に結婚したくないだけじゃんwww)
まぁ、僕がなにが言いたいかというと、
日本は『人口ボーナス期』から『人口オーナス期』にすでになっている!
ということ。
知っていますか?働き方の新常識 | 社長と社員を相思相愛にする(株)エフコネクト 清水のブログ
※画像お借りしました!!
若者と高齢者の数が完全に逆転した今、
救うべきは高齢者ではなく、若者!!
というマインドセットにならないと、
特に日本のような超高齢化社会は世代間で金融デフォルトを起こしてしまうと僕は思います。
そして、第3章の『AI+BI』で、ついに波頭さんは核心に近づいていく!!
AI技術は産業革命以上に『摩擦的失業』を生み出すであろう
と予測する波頭さん。
ま、僕もそう思いますw
で、そうなった時、、、
社会の8割くらいの人は、職を失うことになる。
そうなると、
旧約聖書に書かれていた「寡婦と孤児」が増大しまくるんじゃないか?
という波頭さん。
ま、今現在の日本でも生活保護世帯は増大しまくってますからねぇ。
そうなると、仕事は3種類に分類できる。
人は『労働』でも『仕事』でもなく、
『活動』がメインになってくる。
ちなみに、
2018年現在でも、僕は『活動』がメインですw
いやはや、人類には新し過ぎる生き方ですねぇww
しかし、その『活動』については、、、
「意外と難しいんじゃないか?」
という言葉で、この本は締めくくられている。
確かに、僕のように24時間ブログを書いてられる人や、星川さんのように24時間ドラムを叩いてられる人は意外と稀で、多くの人は、
「何をしたらいいのかわからない。」
「自分がしたいことがわからない。」
っていう人が多い気がする。
まぁそういう人は、インフラに関わる仕事や、感情労働等、AIが代替できない数少ない仕事をしたり、ゲームしたり、動画見たり、本読んだり、旅してればいいんじゃないかと思いますけどねぇ。
そして、あとがきで波頭さんは言う。
そうなんよねぇ。
意外とこれがネック。
人間は争いが好きだし、
争いで得た『獲物』も大好きだ。
出世争いで得た『地位』や、ビジネスで得た『財産』に人間が執着するのは世の常だろう。
その『執着』を人類が克服できるかどうかでベーシックインカムが導入できるかどうかが決まる
と僕は思っていて、、、
どちらに転ぶかというと、シビアに考えると、
波頭さんの言う『ディストピア』に転ぶ可能性のほうが高い
と僕は思っている。
いや、もしかしたら、人類はその『愚』をすでに何度か繰り返していて、実は今の人類は『何巡めかの人類』なのかもしれない。。。
というわけで、
現在の『人類』を正確に理解しているこの本は、すべての人類必読の書だと僕は思いました!!