結論から先に言えばスケジュールの都合です。
IT系営業マンにとって、春と秋は情報処理とMCPCの季節です。
この二つの試験はIT系営業マンにとっては重要試験かつ試験日が必ず決まっているからです。
春と秋の情報処理とMCPCはIT系営業マンの盆と正月みたいなものです。
そうなるとそれ以外の試験はその合間に取得することになります。
いつでも受験できるCBT試験はそれの最たるものです。去年からドットコムマスターもCBT対応になりました。
幸い、ベンダー系試験の多くはCBT対応しているので、夏と冬はIT系営業マンにとってはCBT試験・ベンダー系試験の季節です。
さて、CBT対応のベンダー試験もだいぶ取得できてくると、IT系営業マンは英語の資格を取るべきです。
営業ができて、IT知識もあり、さらにそれを英語で説明できるとなると三重の意味で稀少な人材になれるからです。
「『代え』の効かない稀少人材」を目指すのがIT系営業マンにとっての「生き残りの掟」だからです。
「英語の資格があっても会話できない人が多いじゃないか!」
という人がおられるかもしれません。もちろんその現状認識は正しいです。
ただし、IT系営業マンに関しては「英語をしゃべれること」が目的ではありません、あくまでも目的は「生き残ること」です。
つまり採用担当者に「英語がしゃべれると思われること」です。
(これはIT系資格や学歴に関しても同じです。英語の資格はドラクエで言う「とうぞくのかぎ」や「まほうのかぎ」なのです)
もちろんどんどんフラット化していく世界で英語はしゃべれるに越したことはありません。
でもそれは英語の資格を取得し、自分に自信をつけた後にSKYPE英会話やフィリピン留学等で徐々にスピーキングの練習をすればいいと思います。
(営業マンはそういう意味では日本語の会話自体を日々行っているために英会話は得意な人が多いかもしれません。結局、大事なのは日本語でも英語でもコミュニケーション能力なので。)
なので履歴書のパワーアップという意味でも、また実務上のスピーキングの基礎作りと言う意味でも、第一優先はやはり「なんらかの英語資格の取得」なのです。
そうなるとやはり日本ではTOEICか英検になると思うのですが、まず英検は日程が年3回と決まっているうえに、それが1月・6月・10月とIT系営業マンにとっては微妙です。
10月は情報処理試験日程とモロ被りな上に、6月も微妙にMCPCの直後です。
そうなると事実上、IT系営業マンは年1回、毎年1月の英検試験しか受験できなくなります。
そうなると夏にTOEICを受験し、冬に英検1級・準1級の受験かな?とも思いますが、実際の仕事では実用的なTOEICが重要視されるため、TOEICが満足行く点数取れた後に1月の英検受験に切り替えるべきだと思います。
(TOEICは年10回受験可能なため)
ちなみに僕の意見を言うと、TOEICから英検に切り替える場合の基準点は以下のどれかだと思います。
600点(日本企業が「英語が話せる人」と認識する基準点)
840点(海外就職できる基準点)
900点(日本企業が「かなり英語ができる人」と認識する基準点)
990点(満点)
かくいう僕はTOEICも英検も英会話も今時点ではぜんぜんです。。。
とりあえずこの冬は英語の前にCBT試験のドットコムマスターとCCNPに挑戦しようと考えています!
オラ、ワクワクしてきたぞ!!
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