何度も落ちた試験を再度受験するのは正直、苦痛です。
同じ教科書を開いて、同じ問題を見て「はー、またこれやんないといけないのか。。。」とため息が出ます。
で、何度も受験している割に問題が解けなかったりすると今から受験日に会場に行くのもいやになってしまって、、、そんな時に友達から受験の日に旅行に誘われたりするとそっちを優先してしまいそうになります。
そしてそういうモチベーションの上がらない日が何日も続くとさらに受験日までの残り日数が少なくなり、さらにモチベーションが下がります。
どうにか早めに頭を勉強モードに切り替えたほうがいいのは理屈では分かるんですが、なんとなくすごく難しい。。。
僕も昨日から4度目の応用情報技術者試験の勉強を始めましたが、教科書を開いた瞬間、正直、投げ出してしまいそうなくらいにモチベーションが下がりました。
同じカフェで勉強している試験友達はエンジニアで、情報処理試験の受験経験も僕より長いとはいえ、去年の試験に合格し、次の新しい勉強を始めています。
その横で僕は2年前と同じ教科書を開いていると思うとさらに嫌になってきました。
が、このブログにも受験宣言してしまったし、なにより情報処理試験は年に2回しか受けられないレアな試験です。国家試験でもあります。
そのレア試験も今まで仕事で受けられなかった事もありましたし、どうにか受けれても仕事がいっぱいいっぱいで勉強できなかった事もありました。
なので、受験できることに感謝するべきなんですが、、、
そうわかってはいるのですが、なかなかモチベーションが上がりませんでした。。。
しかしどうにか教科書の章末問題は全部できました。
合計約110問。トータル5時間くらい。
今回はその方法をシェアしたいと思います。
悩んでいる皆様のお役にたてれば幸いです。
●まずやり始める
●「落ちた」のではなく「足りなかった」んだと考える
●問題に「ていねいに」なってあげる
●最新版の問題集を買ってみる
●適度に休憩を入れて休み休みやる
●ブログを書いてみる
以下、順にご説明していきます。
●まずやり始める
まず、なんと言ってもこれですね。
人間の体は外部刺激を受けて条件反射します。
パソコンを開けばブラウザを開こうとしますし、スマホの電源入れればいつものアプリを親指タッチしてしまいます。
水泳帽をかぶれば泳ぐ気になりますし、マラソンシューズを履けば走る気になります。
夜に飲み屋に行けばお酒を飲みたくなりますし、朝の公園に行けばすがすがしい気持ちになります。
まずはアクションです。
まずは教科書を開く。
もし家で教科書を開く気にならないならちょっと高いカフェに行って教科書を開く。
高いカフェなら勉強しないとコーヒー代が無駄になってしまいますし、家と比べてパソコン等の誘惑も少ないですし、勉強している人もいます。
近所のカフェにも行く気にならないなら、少し電車に乗って好きな街や知らない街まで行って、少し散歩してからその街のカフェで教科書を開くというのはどうでしょう?同じ試験でも新鮮な気持ちになるかもしれません。とにかく教科書を開かせる気分にもっていきましょう。
僕は教科書を開いた時に、赤ペンでいろいろ書き込んでいる箇所を見て「過去の自分」を少し肯定できました。
「ああ、必死に勉強してたじゃないか、俺は。」
と思うことができました。
●「落ちた」のではなく「足りなかった」んだと考える
「落ちた」とか「受験に失敗した」と考えたり、言ったりしてはいけません。
僕は「足りなかった」んだと考えることにしました。
単に合格点に達しなかっただけだったんだと。
「足りなかった」のなら合格点までの差分を埋めればいいだけです。
また「足りなかった」と考えることで「ではなにが足りなかったのか?」と考えるようにもなれました。
大事なのは「考え続けること」だと思います。
落ち込んだり絶望して「考えること」を辞めてしまったら成長はそこで終わりなのかもしれません。
「失敗」を「失敗」と考えるか「成功への途中過程」と考えるかで人生はだいぶ変わってくると思います。
●問題に「ていねいに」なってあげる
「足りなかった」のは「点数」だけではないように思えます。
もしかしたら「問題に対する配慮」だったのかもしれません。
確かに前回は仕事がいっぱいいっぱいだったりしたので、その状況ではベストは尽くしたものの、すべての問題まで「配慮」が行き届かなかったのかもしれません。
それなら今回は、前回「配慮」が行き届かなかった問題や単元を見つけてあげて、そこに今まで行き届かなかった「配慮」をできるだけ多く行き届かせればいいのではないかと思います。
自分の好きな問題をひいきせず、苦手だったあの問題にも「優しく」してあげるべきだと思います。
●最新版の問題集を買ってみる
とはいえ、それでも気持ちが切り替わらない時の提案として、最新版の問題集を買ってみるというのはどうでしょう?
教科書は赤ペンで自分の苦手箇所が補足されてあったりするのでまえの物でもいいと僕は思いますが、問題集は最新版に切り替えて、心機一転、気分を切り替えてもいいかもしれません。問題集なら教科書より価格も安い場合も多いですしね。
僕も今回迷いましたが、最新版を購入いたしました。
やっぱり最新版は「新しい本のにおい」がします。春というのもあったのか、新しい教科書を学校でもらった小学生時代を思い出しました。
「ああ、あの頃は新しい教科書を必死で読んだなぁ。」と思いました。
いや、初めて応用情報技術者の問題集を本屋で買った時も小学生時代と変わらずワクワクしていたはず。
「初心忘れるべからず」ですね。
●適度に休憩を入れて休み休みやる
『リベンジ受験』とは言うものの、やはり人間の脳みそは「忘れる」構造になっていることを実感します。半年前に勉強したことでも相当忘れています。
リベンジ勉強初日は適度に休憩を入れて休み休みやりましょう。
ひとつの単元ごとに休むとか、30分ごとに休むとか。
休憩中は動画を見るとか、スマホをいじりまくるとかw
家での勉強ならお香を焚くのもおすすめです。かなりリラックスできます。
僕の場合は得意分野から始めたものの、めちゃくちゃ忘れていてかなり絶望しました。やっぱりなまっています。
なので1単元やるごとにスマホをいじったり、くだらないことをtwitterでつぶやいたりしましたw
けど、どうにかこうにか半分までいくと、あとはいっきに最後までいけました。
「半分までこれた!」という自信がついたんだと思います。
リベンジ勉強初日はその日やりたい範囲の半分くらいまでは準備体操がてら休み休みやりましょう。いきなり飛び込むと心臓麻痺を起こしかねないですから。
●ブログを書いてみる
これは個人的におすすめです。
「レコーディングダイエット」というのが一時期流行りましたが、やはり「記録する」と意識が違ってきます。ネット上に書けばなおさらです。
僕はこのブログを始めてから、勉強中も「ブログを読んでくれる方にどうやって伝えよう」と考えるようになりました。
そして実は「他人に教える」のが一番勉強になったりもします。
ブログは誰でも無料で始められるので、最初は軽い気持ちで始めてもいいと思います。最初は単なる「勉強ログ」でもいいと思います。
はてなブログなら勉強好きな方が多いので読者もつくかもしれません。
僕もこのブログは最初は軽い気持ちで始めたら意外と読まれていたので続きを書きたくなり、続きを書くと読んでくれる方が増え、勉強モチベーションが上がる、という好循環になりました。
資格以外の考えたことや趣味のことを書いてもいいと思います。その分読者層も広がります。その場合、ブログを分けるより同じブログで書いたほうが、資格試験勉強で検索してきた人が趣味のエントリを読んでくれたり、またその逆もあります。
少し読者が増えてきたらtwitterをやったりブログ村登録するのもおすすめです!もう楽しんだ者勝ちです!
もし、このブログを読んで勉強ブログを始めた方がいらっしゃったら教えてください。是非読者になりたいです!