どうも、シニアモバイルコンサルタントのA1理論です。
昨日、IEEEの試験『WCET』の説明会に行ってきたので、試験の概要をまとめてみたいと思います。
WCETに関してはこちらをご参照下さい。
正直、当初は僕はそこまでWCETに興味はなく、
「ブログのネタになればいいかなー。」
くらいの軽いノリで参加しました。
しかし、この説明会とその後の懇親会で諸先輩方の話を聞いているうちにだんだんWCETに興味が沸いてきました。
その理由を以下に列挙してみます。
【取得メリットが大きい】(私見です!)
・日本でまだ取得者が少ない
・その中で営業職はたぶんほとんどいない(エンジニアばっかり)
・取得者・受験予定者のうち30代以下は少ない印象
・取得者のうち、さらにシニアモバイルコンサルタントとのダブルホルダーは3分の1程度
・シニアモバイルコンサルタントを更新していればWCETも自動更新(僕がWCETに興味を持ったきっかけ)
・転職にかなり有利(日本人取得者の中でも転職希望者はたぶん少ない)
・名刺にIEEEの文字を入れることができる(ロゴはまだ無し)
・LinkdIn等でグローバル人脈が構築できる(グローバルでは取得者が多いので)
・日本国内でのWCET人脈や講師人脈もおそらくなかなかのもの
・日本国内でのWCET取得者達は人数が少ないためかすごく親密で仲がいい印象
・日本国内でのWCET取得者は今回のように定期的に懇親会をしている(情報処理試験等の他試験ではほとんどない現象)
・東京オリンピックの無線インフラ構築需要で日本企業でもWCET需要増?(超私見です!!)
【試験自体はそこまで難しくない】
・難易度はMCPC1級程度と推定(超私見です!!)
・4者択一方式のみのCBT方式(多答式のCCNP等より楽?)
・英語はそこまで難しくない(各問題はTOEICパート4のような感じで短い。長文読解やリスニングはない)
・想定問題が存在する(説明会&講習会&ComSocのサイト)
・MCPCやWCET取得済の諸先輩方が全面的に合格に向けてバックアップしてくれる
・合格者の勉強時間は50時間程度とのこと
・多くの合格者は通勤時間の電車や終業後のカフェ学習等で合格(講習会は必ず参加)
A Guide to the Wireless Engineering Body of Knowledge (WEBOK)
- 作者: Andrzej Jajszczyk
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逆にデメリットも考えてみました。
【デメリット】
・講習会費用・テキスト・受験料が高い(落ちると痛い)
・講習会は金曜日と土曜日の2日間(その金曜日に仕事休めないとキツイ)
・日程的には春と秋の情報処理試験の直後になる(特に今年の秋試験は情報処理試験後から5日しかない。秋試験はキツイ。)
・試験は4時間(しかもその4時間枠をpearsonVUEで自分の都合のいい日に確保できるか?)
・計算問題がある(文系・営業人間にはキツイ)
・CBT方式だが合否判定は1~2か月後(正規化処理のため)
くらいかなと。
そう考えるとほとんどお金と時間の問題かなと。
計算問題はたぶん公式を覚えて、あとは『場数』でカバーできるかなと思います。
想定問題(過去問類似だが同じ問題は出ない)収集については、
説明会で75問。
講習会で?問。
ComSocのサイトで75問。
ということは少なくとも75+?+75=150+?問を収集可能。(200問くらい?)
それプラスMCPC1級の時の要領で自分で問題を今回頂いたHundbook等から200問くらい作成すればいいんじゃないかと思います。想定問題を習って。
で、その合計約400問をいつものようにひたすら『千本ノック』!不明点は教科書『WEBOK』や英語版Wikiで調べる!
この作戦でいけそうな気がしますがまだまだ詳細は不明なので講習会に出てみようか現時点では悩んでます。
この土日で講習会に参加するかどうかの結論を出したいと思います。
ちなみに上記の情報の多くは説明会の後の懇親会(飲み会)で多くを収集致しました。
シニアモバイルコンサルタント研修の時も感じましたが、このMCPC開催の懇親会は情報収集・人脈構築ともにかなり重要です。
皆さんかなりフレンドリーですし、お酒が入るといろいろ教えてくれます。今回は焼酎まで出ました。しかも無料です。他の試験ではあまりありえない現象です。
懇親会参加せずに帰る人もいますが、ものすごくもったいないと思います。
しゃべりが専門の営業マンなら是非いろんな方と話してみましょう!営業マンは珍しいので重宝されます!
あと、自分の知ってる情報は出し惜しみせずにMCPCに貢献するつもりで話すれば他の人からもいろんな情報がもらえたりします。
僕は東京オリンピックまでのこの5年は『エンペラータイム』と考えているので、この5年をWCETとして過ごせればこの『エンペラータイム』を最大限有効活用できる気がしてきました。
WCETの有効期限もちょうど5年ですしね。(万が一、シニアモバイルコンサルタントを更新できなくてもこの『エンペラータイム』5年間はWCETでいられる)
そしてその後、グローバル転職する場合も世界中に仲間がいますし、日本のMCPCもおそらくそれを後押ししてくれるでしょう。
グローバル転職するための『フック』として、これ以上の資格はNW系ではあまりないような気もします。
そういう意味では多少初期費用がかかってもコスパは非常に高い資格のような気がします。
さらにそのことに気づいている営業マンがほとんどいないという点で、営業マンには二重の意味で魅力的な資格だと思います。