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9月に宮城県栗原市『ゆるくておもしろい?移住』の事前合宿の取材に行きます!東京より北の自治体は『コミュニティ』で移住者を呼び込む時代!

▼先日、新宿の吉本興業で説明会があった、、、

宮城県栗原市『ゆるくておもしろい?移住』の説明会を吉本興業に聞きに行ってみて、これからの移住は『楽しそう!』かどうかが大事だと思った! - A1理論はミニマリスト

 

宮城県栗原市が手掛ける▼『ゆるくておもしろい?移住』プロジェクト!!

栗原市×よしもと|ゆるくておもしろい?移住

 

簡単に言うと、

▼この元デイサービスセンターの建物に期間限定移住者の男女約10人が半年間、家賃無料で共同生活する

というプロジェクト!!

 

半年の期間中、就業や決まった労働等はないものの、

家具や家電、つまり、モノは一切ないので、その中で約10人の男女がどうやって暮らしていくのか??

 

という企画が、とっても面白そうだったので、その場で、

「取材させてください!!」

って言ってしまいましたw

 

で、本日、朝イチで、担当の二階堂さんから改めて、

「是非、取材お願いします!」

とのメールが!!

 

これだけいい反応をされると嬉しいです!!

やっぱり、地方にはブロガーの『関わりしろ』がありますね!!

(もしくはこれは今までライターとか、もっと言うと雑誌そのものの『紙媒体』がカバーしていた需要なのかもしれません)

 

 

というわけで、取材決定!!

 

なんか、

『移住者観察バラエティー』

みたいで楽しくなってきました!!w

 

建物もなんかあのワゴンっぽいし!!w

(ちなみに、なんで色がピンクなのかは市役所の方もよくわからないそうですw)

 

しかし、この施設は元デイサービス施設なので、構造が『優しい』んですよね~。

これは今月、下諏訪の元労災リハビリ施設を見学した時と同じで、なんとなく『優しい』。

 

僕はこれからの移住は、

こういう『優しさ』で成り立って行く

気がしますね~。

 

今までの移住政策は、

「あなたはこの町でどういう役割を担っていくの!?経済は回してくれるの!?新築は購入するよね!?地域の祭りには参加するよね!?」

みたいなのが多かった気がする。

 

そして今までは、

「それでもいいので移住します!!仕事は僕が作っていきますから!!」

という▼『水の民』しか移住しなかったような気がする。

地方都市の移住について『風の民』『水の民』『地の民』のそれぞれの視点で考えてみた!! - A1理論はミニマリスト

 

けど、震災から6年半、そんな『水の民』はすでに自分に適正な土地を見つけて移住しきっているか、二拠点生活しているようにも思える。

 

 

なので、東京で消耗し続けている僕(『風の民』に未だなれない『地の民』)が思うに、、、

今後の自治体の移住政策は、都会で消耗している雇われ人である『地の民』のセーフティネットのマーケットを狙うべきなんじゃないかな?

って思う。

 

具体的には▼新潟の『ギルドハウス十日町』とか、

『就職しろ!』という言葉そのものが、これからは「時代遅れ」になっていくんじゃないかな? - A1理論はミニマリスト

 

最近だと、▼北海道の住み開き0円シェアハウス『Big E』とか。

家賃0円のシェアハウス!?北海道旭川の住み開きシェアハウス『Big E』がすごい!『コミュニケーション能力』があればたぶんOK! - A1理論はミニマリスト

 

今まで、

「ゲストハウスのヘルパー」 

という、

家賃・食費無料の無償労働

が担ってきたニーズの拡大版、という感じ?

 

 

ゲストハウス大好きな僕的には若干、複雑な心境ではありますが、、、

 

でも、僕も、

「ゲストハウスのヘルパーやらない?」 

と言われれば、答えはノーだw

 

だって、東京で消耗しまくって、

「働きたくないでござる!!絶対に働きたくないでござる!!」

になってしまっているから。

 

けど、

「家賃無料で労働なしでもいいよ。でも、家具や家電はないし、リノベーションは自分でしてね!」

と言われると、がぜん、

「働きたいでござる!!絶対に働きたいでござる!!」

になってしまうw

 

実際に、去年のリビセン『お助け隊』は、旅費・宿泊費・晩御飯代、人によってはクラウドファンディングで支援金まで出して、

「働きたいでござる!!絶対に働きたいでござる!!」

な状態にほぼ全員、▼なっていたw

リビセン5日目!上諏訪には「誰も家に帰りたくない会社」リビルディングセンター・ジャパンがあった!! - A1理論はミニマリスト

 

 

東京の仕事では、ずっとスマホをいじるふりして、スマホの上部の時間ばかり見てて、

「早く仕事終わんないかな~、今夜オフ会なんだよな~。」

と、ばかり考えていた僕が、リビセン『お助け隊』になると、

「え!?もう今日の仕事(ボランティア)終わり!?」

って感じだったw

 

「それはなんでなのかな~」

って考えると、それはおそらく、

そこに『コミュニティ』があったから

なんだろうな~。

 

毎日、微妙にメンバーチェンジするメンバーと、朝から晩まで働き、仕事が終わったら温泉に入り、居酒屋でバカ騒ぎし、同じドミトリーで眠る。

 

昭和の古き良き時代の日本企業はこんな感じで上手く回っていたのかもしれない。

(今の日本企業はバブル時代にほぼノー就活で入社したおっさんたちが偉そうにしてるからダメなんだw)

 

なので、僕はこのブログでほぼ毎日言っているように、現在の日本人、特に都会で消耗している若者が欲しているのは、

『コミュニティ』

さらに言えば、ゲストハウスやリビセン、住み開きシェアハウス等がある、

「コミュニティの『生産性』」

が高い場所なんだと僕は思う。

 

 

で、時同じくして、日本中、空き家だらけになってきた。

 

でも、

やっぱり空き家に移住って、ちょっとハードルが高い。

空き家の持ち主を探さないといけないし、マッチングの妙もある。

仏壇仏具の管理もあるだろうし、そもそも一人暮らしなら空き家は大きすぎる。

僕のようなミニマリストは押し入れくらいのミニマムスペースがあればほぼ生活できるのだw

 

 

で、最近は、栗原市のこの元デイサービスセンターや、下諏訪の元労災リハビリ施設(新名称『ホシスメバ』)のような、

古くなって使われなくなった施設だけど、まだ住めなくはない

という施設が都会で消耗している『地の民』にはニーズがあると思う。

 

だって、『移住』や『定住』って、なんかガチだし、今の若者、特に移住検討するような若者は空き家に住むほどたいしたモノは持ってない。

またすぐに都会に戻ってくるかもしれないし、もっといい地域があればバックパックひとつで再移住するかもしれない。

 

そもそも、空き家で一人で生活するのは寂しいし、毎晩、地域の飲み屋やゲストハウスのバーに行くのは出費がかさむ。

 

なので、こういう、

「住める集合住宅」

って、都会で消耗している若者のニーズをキャッチしていると僕は思う。

 

▼『二宮団地』の独身者バージョンみたいで!!w  

YADOKARI×二宮団地 暮らし方リノベーション

 

『水の民』は、自分の仕事や趣味に適した土地を自分で選定して選ぶことが多いと思うんだけれども、、、

 

『地の民』は、場所はどうでもよくて、

「そこに『家』と『コミュニティ』があるから!」

が決めてのような気がする。

 

それは僕が大学時代、田無の学生寮に住んでいた理由と同じだ、

「なんで田無に住んでるの??」

と聞かれたら、

「そこに『家』(寮)と『コミュニティ』があるから!」

としか言いようがない。

 

おそらく、昭和の『移住者』たちも、

「そこに『家』(社宅)と『コミュニティ』(会社の支社や工場)があるから!」

だったんだろうな。

 

下諏訪の移住者の温泉五郎さんによると、

「90年代までの『移住』とは『転勤』のことを指していた」

ということだ。

 

 

そう考えると、栗原市のこの施設も、下諏訪『ホシスメバ』も、ギルドハウス十日町も、住み開きシェアハウス『Big E』も、

全部、東京より北にある!!

 

 

日本は、東京から西は、僕が生まれ育った兵庫県姫路市もそうだけれども、

『地元志向』

『家族思考』 

にあると思う。

 

これは温暖な気候なこともあるだろうし、戦後は▼『太平洋ベルト』地帯で仕事が腐るほどあったことも影響しているように思える。

太平洋ベルト - Wikipedia

 

歴史的にも、日本人のご先祖様も、まぁ、東京から西に住んでいたので、これはもう、ヨーロッパで言うとイギリスやスペイン等の南ヨーロッパに近いと思う。

 

 

で、東京より北は、基本的に冬は寒い北国で、戦後は多くの人が東京に▼集団就職してきた。

集団就職 - Wikipedia

 

それは、戦後というモノがない時代では当たり前の現象であり、

「プロダクトの『生産性』」 

が低い時代では当然の成り行きだ。

 

ヨーロッパで言うと、ドイツとか北欧みたいな。

 

 

しかし、日本は戦後、頑張り過ぎて、21世紀になり、

「プロダクトの『生産性』」

がカンストした。

 

21世紀の日本人に、たいしてモノは必要なくなってきたのだ。

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

 

 

そんな21世紀の若者が欲しているのは、

「コミュニティの『生産性』」

が高い地域であり、施設なんじゃないかと僕は思う。

 

そう考えると、移住者に人気のない(失礼!)東京から北のエリアの、

『住み開きシェアハウス』

もしくは、

『まだ住める、利用者がいなくなった福祉施設』

に、

東京で消耗している雇われ人である『地の民』のニーズは集中していく

ような気がする。

 

20世紀の後半に、

「モノを作るため、コミュニティを捨てた」

北の日本人は東京を目指したが、、、

 

21世紀の前半に、

「モノを持たずに、コミュニティを作りに」

東京で消耗した日本人は北を目指すのかもしれない。

 

 

そう考えると、これからは、震災以来、

「西へ、西へ」

を目指していた『水の民』中心の移住者のニーズがカンストしていき、、、

 

コミュニティを求め、

「北へ、北へ」 

と目指す『地の民』中心の移住者が今後は増えて行くのかもしれない。

 

 

その『仮説』を実証するため、この、

『ゆるくておもしろい?移住』 

は、ひとつのマイルストーンになっていくのかもしれません!! 

 

というわけで、A1理論、人生初の東北、行ってきます!! 

 

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