僕が去年、一番、感動した本が▼これ。
- 作者: BJ ギャラガー,ウォレン・H.シュミット,BJ Gallagher,Warren H. Schmidt,田中一江
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2002/03
- メディア: 単行本
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ブログ仲間の「にゃんす」がたまたまブックオフで見つけ、その記事を読んだ僕もたまたま近くのブックオフで見つけて108円で購入した絵本が、まさかの超神本!!
それに関するブログ記事も▼いくつか書きました!!
「個性の時代」を生きる子供達に『この世界』を知ってもらうため是非読み聞かせたい絵本『ペンギンの国のクジャク』 - A1理論はミニマリスト
『チャンスの国』は待っていても来ない!自分からつかみに行くか、なかったら自分で作る!!絵本『ペンギンの国のクジャク』 - A1理論はミニマリスト
ブロガーのストレングス・ファインダー結果に『最上志向』が多いのは「ペンギンの国」ではそれが仇になってるからなんじゃないかな?絵本『ペンギンの国のクジャク』 - A1理論はミニマリスト
今思い返せば、僕の人生は、ずっと『チャンスの国』を探し求めていたと思う。
生まれ故郷の『教育の国』をどうにかこうにか脱出しようと試行錯誤を繰り返していた10代。
そして東京という『ペンギンの国』からも、どうにかして脱出しようとしていた20代と30代。
で、世界中を探しまくって、結局、僕が見つけたエルドラドは、東京からそんなに遠くない『下諏訪』だった気がする。
なんというか、町全体が『自由の国』なんですよね~。
かつて下諏訪にハマった人も、岡本太郎とか、永六輔とか、ちょっとイッちゃってる人が多いw
で、下諏訪に多くの文学者がハマったという点も、ブロガーの僕からすればすごく理解できる。
ものすごくしっくりくるんですよね~。町自体が。
多くの旅行者がよく言う、
「下諏訪には『なにか』がある。」
という言葉。
その『なにか』が僕は大好きですw
そして、かつての宿場町だからか、日本中・世界中からバックパッカーが集まってくるのもすごくいい。
もちろん、マスヤゲストハウス周辺だ。
バックパッカーは世界中の町を歩いてきたから、多様な価値観が心の中に刻み込まれているんですよね。
「みんな違って、みんないい。」
みたいな。
日本のような協調圧力の高過ぎる国は、こうならないとあかんて。
で、下諏訪は田舎なんだけど、こんな田舎で世界中の話が出るし、また、世界中に旅立って行くし、世界中から人が集まってくる。
これって、ちきりんパイセンの言ってた『ゴールドカラー』って人種なんじゃないかな?って思う。
ホワイトカラーから分岐して新たに現れるゴールドカラー層ですが、その特徴は「人生における移動距離が圧倒的に長いこと」とされています。
たとえばブルーカラー層は、生まれた町で高校まででて、隣町の工場に勤め、配偶者とは近くのバーで出会い、子どもも地域の学校で育つ。ので、人生は半径 50キロくらいのエリアで完結します。
ところが、ホワイトカラー層は一生の間に数百キロは移動します。
日本で言えば、金沢に生まれ育って、東京で大学に行き、大阪に配属になったりします。
妻の実家は仙台だとしましょう。東京・大阪間が約 600キロ。人生はだいたい半径 500キロくらいの範囲を舞台として繰り広げられるわけです。
それに比べて、ゴールドカラー層は、数千キロ動きます。半径数千キロというのは、つまり世界を股に掛けるということです。
普通の地方都市のような『ブルーカラー』の町ではなく、
東京のような『ホワイトカラー』の町でもなく、
『ゴールドカラー』達が集住している町・下諏訪。
で、ちょっとまえまで、
「世界を股にかける」
って言うと、バリバリのビジネスエリートを指す言葉だったと思うけど、、、
IT革命、
SNSの発達、
ブログ等の個人メディアの成熟、
交通革命、
ゲストハウスやAirBnBの普及、
などにより、21世紀は、
「普通の人でも世界を股にかけれるようになった時代」
になってきたんじゃないかな?
世界中の情報がスマホで入るし、世界中に友達作れるし、飛行機も安いし、向こうに着いたらゲストハウスかAirBnBに泊まればいい。
誰でも『人生の半径』を自由に設定できる時代
になってきたと思う。
僕なんて、日本社会では下の下の借金家庭の出身者だけど、20代はいろんな国を旅したし、今も派遣社員ながら、毎月のように下諏訪に通ってる。(8月はなんと3回も行った!)
今回、いっしょに節約旅行(ゲストハウス&青春18きっぷ)したミキコさんが、
「旅行って、新幹線に乗って移動して、1万円くらいの宿に泊まるのが『普通』だと思ってた!」
と言っていた。
1泊2日のブロガー旅行中に、旅と旅行の違いについて考えた。旅行は旅要素を取り入れる事でもっと楽しくなる。 - 仲良し夫婦の家計簿
この旅行で使ったお金は、交通費を抜いて約13000円。3000円は旦那と職場へのお土産。残り1万円は、ゲストハウスに泊まったり美術館へ行ったり、いろんな物を食べたり、飲みに行ったり。かなり安くないですか!?
無理をして観光地に行かなくても、ゲストハウスの方に教えて貰った近所の穴場的お店を覗いたりするだけで、1日ゆっくり過ごせますし、お金もかからないと改めて思いました。
旅行も移動も、ここまで安くなれば、「誰でもできる行為」になった。
それでも、旅する人と旅しない人がいるのは、結局、
「する」かどうか
の違いに過ぎないと思う。
いや、別に旅するかどうかなんて個人の自由で、別にどっちでもいいんだけど、旅をしちゃった人は価値観が日本社会と合わなくなる人が多い気がする。
それは日本人だけじゃなくて、アメリカ人とかもそうで、アメリカではポートランドに元バックパッカーが集まりだしている。
TRUE PORTLAND -The unofficial guide for creative people- 創造都市ポートランドガイド Annual 2015
- 作者: BRIDGE LAB,黒崎輝男
- 出版社/メーカー: メディアサーフコミュニケーションズ
- 発売日: 2015/05/08
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で、今、日本で一番、ポートランドに近い場所は、やっぱり諏訪地域だと思う。
特に、今、上諏訪でデザイナーの東野夫妻が作っている▼『リビルディングセンター・ジャパン』はポートランドの『リビルディングセンター』の公式日本支部だ。
諏訪にポートランドの『リビルディングセンター』を!誰よりも廃材を愛する東野唯史さんの挑戦を全力で応援します! - A1理論はミニマリスト
先週、『すわ まちの教室』に出席し、話を聞いてきましたが、▼本当に、なにもかもが「自由」な感じでした!
『すわ まちの教室』と『サロンしもすわ』に行って、諏訪地域の未来はとんでもなく明るいと思った!ダイジェスト版! - A1理論はミニマリスト
作業自体も本場ポートランドの『リビルディングセンター』と同じく、▼ボランティアのお手伝いさんも作業してたりして、ものすごく「開かれてる」気がしました!
廃材利用で豊かな暮らしを。信州諏訪にリビルディングセンターをつくる!の活動報告 - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
ここが完成したら、▼尾道のように、
空き家を改装して安く住んだりする若者が、気軽に趣味の店を開いたりして、自由に生きて行く町ができていくような気がします!
せっかく生まれてきたのに、家賃を払うだけに生きて、自分の『才能』を使わない人生はもったいなさ過ぎますもん!!
もう00年代までにように▼アジアに向かわなくてもいいんです!!
というわけで、生まれてからずっと『チャンスの国』を探していた僕が、今、一番、その有力候補と考えているのが日本の長野の諏訪地域です!!
もちろん、来週もまた行きます!!ww
もう、心は常に諏訪地域で、東京出稼ぎ状態です!!