今年6月からブログ仲間内でスマホアプリ『Slack』で情報交換を始めたA1理論です!
Slackをプライベートで3ヶ月ほど使ってみて、Slackはビジネス利用以外にも仲間や家族との『情報共有ツール』として、無料プランでもかなり使えると思ったのでこの記事で情報やコツをシェアします!
仲間や家族とのコミュニケーションが上手くいっていない方、電話やメールなどのコミュニケーションコストや時間を削減したい方、Slackのプライベート利用の方法を知りたい方などの参考になれば幸いです!
Slackとは?
最初に手短にSlack自体の説明をします!公式サイトと説明動画はこちら!くわしく知りたい方は「Slackとは?」などで検索していいただくとして、使ったことがない方にあえてミニマムな言葉で説明すると、
スマホで使えるLINEのようなチャットツールで、LINEよりきめ細かな情報共有が可能!
という感じです!もっと詳しく知りたい方は是非検索を!2013年にアメリカでリリースされたアプリで、その後も日本のIT企業をメインに普及しましたが、コロナ禍のリモートワークなどで日本企業内にも普及しつつあります。また最近はフリーランスの方なども使っているようです。
5年ほどまえはSlackもあまり知名度は低かったのですが、今回僕がブログ仲間内で「Slackを使おう!」と言うと意外と知名度が高く、実際に使っている方も多かったのでこの5年で普及度が高くなったことを感じました。個人的には今後は数年かけて日本の多くの仕事、例えば接客業などにも普及していくと思っています。
グループLINEなどとの違いは同じグループ内での「チャンネル」ごとの情報交換が可能なこととLINE登録しなくていいこと!
で、Slackを使ったことがない方には「それグループLINEでいいじゃん!」という方がいると思いますが、個人的には使ってみて以下の2つの点がグループLINEなどと比べて優れていると思いました。個人的にはLINEは友達間、Slackは仲間や家族などの「仕事ではないけどステディなグループ内」で強みを発揮すると思います!
①『チャンネル』ごとに個別の情報交換が可能
まず大きな違いはSlackではそのグループ内で『チャンネル』と呼ばれるテーマごとの会話ができること。グループLINEやFacebookのMessenger、twitterのメッセージグループなどでは「グループ」での会話になるので、会話が盛り上がったら盛り上がったで通知がつきっぱなしという状態になります。その会話に興味ない人はそのグループを抜けるか、新しいグループを作るなどの対策が必要になります。
Slackの『チャンネル』なら同じグループで興味ある話題にのみ参加できるので頻繁な通知に悩まされることもないですし、会話するほうも雑談などでも専用チャンネルで気軽にできます「Slack」という英単語の元々の意味は「余裕」でまさにその名の通りですね。
あとLINEやtwitterメッセージと違い、既存投稿の編集もできます。LINEなどではメッセージを編集できず、一旦、削除する必要があり、削除すると「メッセージを削除しました」と表示されてなんか微妙な空気になりますw
②メンバー全員を『LINE登録』しなくていいこと
意外とLINE登録ってめんどくさくないですか?スマホの電話番号と紐付いていますし。特にコロナ禍などで直接会えないとQRコード登録もできませんしね。SlackならURLで登録できるのでLINE登録より簡単です。
そして「仲間」という点だと僕のようなブログ仲間とかだとtwitterで出会うことが多いので、LINE交換どころか電話番号も交換しない、なんなら本名も知らないことも結構あります。あとはシンプルに場所も離れていたりします。北海道と沖縄とか。そうなるとLINE交換も抵抗があるし、そもそも交換できない、ということもあります。
なのでそういう意味でもSlackはSNSで出会った『仲間』たち向けの最適解ツールかと思います。最近はYouTuberの「メンバーシップ」内でも使っている人もいます。
デメリットは無料プランだと90日でメッセージや写真が消えること!
ただ、最近、大きなデメリットができました。それは▼2022年9月からは無料プランだと90日でメッセージや写真が消えるようにルール変更されたことです!有料プランは1ユーザーあたり千円前後かかるのでプライベート利用には現実的ではない料金だと思われます。
なので今後のプライベート利用のSlackは『情報共有&チャットツール』として期間限定的な情報共有やチャットツールとして利用した方がいいですね。重要な情報はメールなり、Googleスプレットシートなりで共有するといいと思います!
プライベート利用で『情報共有ツール』として使うコツまとめ!
というわけで、以下に僕がこの3ヶ月ほどSlackを使いながら試行錯誤してわかった、プライベート利用で『情報共有ツール』として使うコツをまとめてみました!ちなみにこれらはSlack内の初心者用チャンネルに僕がその都度、書き込んでいたのですがこれもまもなく90日で消えるのでこのブログ記事で残し、かつ読者の方と共有という戦略です!まずはいくつかのSlackでよく使われる単語の説明をします!
『ワークスペース』=コミュニティ
この『ワークスペース』という言葉が各コミュニティの空間になります。グループLINEのグループ名のようなものですね。Slackが宇宙だとすると、その中のいくつもの星々がそれぞれの『ワークスペース』ですね。
『チャンネル』=トピック(掲示板)
グループLINEだとそのコミュニティで終了ですが、さらにSlackはそのコミュニティ内で個別の『チャンネル』を立ち上げることができます。mixiでいうと各コミュニティ内の『トピック』という感じですね。これがSlackの最大の強みかと。『チャンネル』の作り方はチャンネルの左の「+」マークをタップし「チャンネルを作成する」から作成できます。
チャンネルは名前の頭文字に「#」がついてスマホの画面に並びます。「!」などのチャンネル名に利用できない文字もあります。また2022年9月11日現在では英単語の大文字も利用できません。
『スレッド』=書き込みへの個別返信
さらにその『チャンネル』の個別の書き込みにも個別で返信できる機能が『スレッド』ですね。YouTubeのコメント欄の青色の「2件の返信」のようなそのコメントのみの個別返信が『スレッド』ですね。特にチャンネル全員と共有しなくてもいいようなことや、そのコメントへの詳しい補足などを書くといいでしょう。チャンネルで正規ルートで話を続けていくというより、その書き込みから分岐して2人の世界に入る感じです。
『スレッド』で個別返信するやり方はチャンネルの各書き込みをタップして全画面にするとスレッドで返信出来るようになります。
気になるチャンネルのみに『スター』をつける!興味ないチャンネルはミュート!
ここからが便利な使い方です!まず一番大事なのは自分が好きなチャンネルや気になるチャンネルにのみ『スター』をつけること!これでかなり使いやすくなります!画面の1番上に表示されて見やすくなるので!逆に興味ないチャンネルはミュートで!
チャンネルへの『スター』はのつけ方は各チャンネルの一番上のチャンネル名の長押しで設定できます。ミュートもここから設定できます。またミュートはホーム画面のタイトル長押しでも設定できます。
プライベート利用では基本は「通知なし」がオススメ設定!
使い方にもよりますがプライベート利用では基本は「通知なし」がオススメの設定です!雑談なのにスマホのホーム画面でアプリに赤バッチがずっと付いていると気になりますからね。仕事の休み時間や電車での移動中などにチャットしに行く、というのがプライベート利用のオススメの使い方です。赤バッチの『プッシュ通知』の逆の『プル通知』的な使い方ですね。また細かく設定する場合は画面右下の『あなた』→『通知』で設定が可能です。
「∨」ボタンで折りたたむとシンプル!
「スター付き」「チャンネル」「ダイレクトメッセージ」はその名前の右の「∨」ボタンで折りたたむことができます!折りたたむと「>」ボタンになり、すべて折りたたむと▼このようなホーム画面になります。特に「ダイレクトメッセージ」は下のほうにあるので折りたたんでおくといいでしょう。チャンネルが多いワークスペースならチャンネルも折りたたむといいでしょう。
最初に出てくる「次にできることは…」はSlackに慣れてきたら消す!
Slackのワークスペースに入ると「次にできることは…」というガイドが下のほうに出てきますが、その右の「すべてクリア」を押すと消えてかなりシンプルにスッキリします!Slackに慣れてきたり、以前にSlackを使ったことがある人はこれを消すとシンプルになります!
最速で希望のチャンネルに移動する方法!
チャンネルが増えてくるとスター付き以外のチャンネルにも最速で移動したくなります。その方法は以下のようにいくつかあります。
①ホーム画面の下の『検索』
②ホーム画面右下の●の『紫丸ボタン』
③ホーム画面上部の『検索窓』から移動
それらの中からご自身に合う方法で移動するといいと思いますが個人的には▼③ホーム画面上部の『検索窓』が「履歴」表示されるので『検索』よりも使いやすいです。スターをつけるまでもないけど時々書いたり見に行くチャンネルはここをタップするとミニマムな時間でアクセスできます。『別の会話に移動』という検索窓ですね。
②のホーム画面右下の●の『紫丸ボタン』だと▼こんな感じで検索できます!僕は時々こっちで検索します。親指でタップできるのが便利かと。
「指を左から右にスワイプ」を活用する!
これはちょっとした小技ですが、チャンネルを読んでる時にホーム画面に戻る時はどこでもいいので指を左から右にスワイプすると瞬時にホーム画面に戻れます。毎回左上の下向きの「く」ボタンを押してる人は是非スワイプ移動を!
ワークスペースオーナーさんはメンバーIDの2要素認証を!
最後にワークスペースオーナーさん向けのアドバイスになりますが、メンバーの個人情報を守るためにも是非、Slackのワークスペースに▼『2要素認証』を設定しておくべきかなと思います。別のWEBサービスやアプリでは「2段階認証」や「2ファクタ認証」と呼ばれている、ログイン時に本人を特定するセキュリティがかなり高くなる認証方法です。僕も採用しています。
Slackの場合は一度ログインするとログアウトすることがほぼないので2要素認証はメンバーの負担にもほとんどならず、その割にセキュリティは強固になるというコスパ最強のセキュリティ対策です!是非導入を!
この記事のミニマムなまとめ!
というわけで、最後にこの記事のミニマムなまとめです!
- Slackを仲間や家族とのプライベート利用で『情報共有ツール』として使うとすごく便利!
- デメリットは無料プランだと90日でメッセージや写真が消えること!
- プライベート利用で『情報共有ツール』として使うコツは上記参照!
という感じです!この記事が皆様の仲間や家族との円滑なコミュニケーションのお役に立てれば幸いです!