よく、
「『老後』の心配」
とか言うけど、
「『老後』って、何歳のこと言うんだろう?」
って思う。
2015年現在では、一応、65歳以上が『老後』だということになってる。
それはおそらく、多くの企業の定年が65歳で、老齢年金が65歳から支給だからだろう。
でもこれが20年後、30年後、はどうなってるだろう?
変わらないままかな?
僕は絶対に今と変わってると思う。
まず、
65歳まで同じ会社で働き続けられる人間なんて、どれだけいるのか?
いや、
どれだけの会社が20年後、30年後、残ってるのか?
と思う。
日本企業なんて今時点でも元気なアジアの企業に押されてオワコン化してるのに。
しかもこれから退職していく人にもバンバン退職金を払わないといけないんだよ。
万万が一、65歳まで日本企業で勤められたとしても、まぁ僕らの世代は退職金は出ないだろう、と思ってる。
で、年金。
いや、障害者年金は残るだろうけど、老齢年金と遺族年金はこれからどんどん削られていくんじゃないかな?
多くの人が勘違いしてるのは、
貯金のように、自分の年金を国に預けてると思ってること。
違うよ(笑)
今、みんなが払ってるお金で、今の老人を養ってるだけ(笑)
だから、僕らが老いた時に、僕らを養うのは、今の10代からまだ生まれてない人たちだよ。
でも、そこらへんの人口、めっちゃ少ないよ(笑)
ウソだと思うなら近くの小学校覗いてみればいいよ。
大体2クラスとかだよwしかも1クラスに生徒20人とかww
「じゃあ、頑張って今からバンバン子供産めばいいじゃないか!」
って、感情的になって言う人が時々いるけど、そんな1人2人が頑張ったところでどうしようもないよ、少子化は世界的な時代の流れ。個人で頑張るのなんて、限界がある。
1人で頑張って少子化に抗っても、特攻隊や荒木村重並みの『滅びの道』をひたすら進むだけだw時代が読めてねーよw
まぁ、そもそも日本の年金制度自体が、戦後に貧しい老人達を救うために、当時多くいた若い人たちからちょっとずつお金を集めた「元気玉」みたいな一時的な制度だったのが、今は老人のほうが多くて、完全に裏目に出てるだけだよ(笑)
なので、普通に考えたら、僕らの世代が(老齢)年金なんてもらえると考えるほうが論理的に考えて無理がある。
ということは、、、
僕らが60代になる頃には『定年』という概念自体が崩壊してるし、(老齢)年金ももらえない可能性が極めて高い
と考えるのが論理的な解なんじゃないかな?
じゃあどうするのか?
僕は今、38歳で、おかげさまで心身ともに健康ですが、
もう『老後』だと思って生きてます(笑)
だって、どうせ『定年』も『年金』もないなら、今の状態がずっと続くだけじゃん(笑)
だったら月10万円以下で生活できるスキルを磨きながら貯金を貯める、
もしくは月10万円入ってくるなんらかの仕組みさえ作ってしまって空き家に住む。
そのどちらかが最適解なんじゃないかな?
僕が一番ヤバいと個人的に思ってるのが、浪費癖がついてしまってる人。
もう『老後』なのに、そんなんでどうする!?
って思うけど、まぁそういう人が世の中のお金を回してくれてるから僕らは月10万円生活できるんだ、と思って感謝して生きよう(笑)
あ、この『浪費』は「結婚」も含むよ!
ま、そんなわけで、僕は30代前半で学費の借金(日本育英会)を全額繰り上げ返済したあたりからは完全に『隠居』モードで生きてます(笑)
もう、完全に『余生』(笑)
『隠者の紫』w
浪費しながら可能性激低の『定年』退職という夢を見続けるより、今のうちから月10万円で生活できるスキルと、会社がなくても月10万円以上稼げるスキルを身につけておいたほうがいいよ、
僕らの世代はもうすでに『老後』なんだから(笑)