ミニマリスト=単なる貧乏人
と罵倒されがちですが、こんな高級感溢れるミニマリストもいるんだと是非お伝えしたい!!
ステキなミニマリスト・下重暁子さんの『持たない暮らし』の第三章の感想文です。
主に僕が興味ある「食」と「旅」について取り上げてみました。
▼Amazonの評価は低いですが僕は大好きな本です!!
まずは食についてです。
魚も料理好きのつれあいが、方々の魚屋を歩いた結果、ここと決めた「いわ田」という店がある。
値は高いが、店の主人が選んだ肴に間違いはない。
20代は安ければOKだった僕も30代も後半になってくると、食べるものだけはこういう厳選された食べ物を食べたいという考えになってきます。
ま、相変わらず西友ですけどね(笑)
あと、こういう料理好きの友達とかいると便利ですねー(笑)
料理ブログとか人気があるわけだ。
この店に毎日、一匹の魚を買いに来るお年寄りがいる。
一人暮らしになった魚好きの彼女のたった一つの楽しみと贅沢は、美味しい魚を一つ買って食卓にのせること。
これはサイコーの老人の趣味ですね。
といいつつ、僕も既にこんな暮らしがしたい(笑)
この間、久しぶりに肉を食べたら気持ち悪くなった(笑)
よくあんなの毎日食べてたな、と。
ただ、ベジタリアンになるかというと、やっぱり魚は好きかな。
これは母親の母親、つまり母方のばあちゃんが瀬戸内海の島の人間で、毎日魚ばかり食べてたからなんじゃないかと思う。
食におけるシンプルとは何かと言われたら、自然のものを食べることだと考えている。
その通りですな。
自然のものだけ厳選して食べるとか、夢のようですけどね、、、
自然食品高すぎる。。。
後半は旅について。
中近東が好きだ。
エジプト、シリア、レバノン、イスラエル等々、歩いている。病が高じて、エジプトに半年住んだこともある。このあたりは、砂漠地帯で、もともとは砂漠の民なのである。
僕もこの辺、大好き!!
「中近東」って言葉、最近聞かなくなりましたけどねw(「中東」のこと)
しかし、この本を書いた時はシリアにはもう行けなくななんて夢にも思わなかっただろうな。
昔、僕が旅で知り合った友人はシリアの内陸部を『楽園だ!』とベタ誉めしていた。
いつか絶対に行こうと思ってたらもうシリアには入れなくなってしまった。
本当、旅は行ける時に行っておいたほうがいい。
ベドウィン族のお茶会に招かれたことがあった。春のヨルダンの砂漠だった。
夏は、茶色く枯れた草がこびりつくだけの砂漠なのだが、春行ってみると、一面のお花畑だった。
今の俺の頭も「お花畑」!!(笑)
というのはおいておいて(笑)
ヨルダンってこんな場所あるんだ!!
同じ場所でも春夏秋冬、ぜんぜん違う顔を見せるんだよなぁ。
本当、一生、旅をしていても飽きない。
むしろ、旅好きには人生の時間はどれだけあっても足りない。
私の家では、時に友人を招いてお茶会をする。
アラビック風コーヒーと紅茶、そしてクッキーだけだが、道具自体が面白い。客にアラファト風の赤と白、黒と白などチェックのターバンをかぶらせると気分は砂漠のお茶会。
何もなくとも珍しいので、みな喜んでくれる。
おばちゃん達、なにをやってるんだ(笑)
しかし、本当にこういう会は面白い。
お金なんてそんなにいらないんですよね、面白いことをするのには。
旅に出るとき、いちばん憂鬱なのが荷物である。
荷物が多いと、気が重くなる。
そうそう。
荷物なんていらない。
僕は最終的には、サイフとパスポートとSIMフリーiPhoneだけでブログも更新しながら手ぶらで旅をしたい(笑)
パソコン断捨離!!(笑)
必要な時はネットカフェに行く!(笑)
あと、服は下着のみを100円ショップのトートバッグに入れて旅をする。
せっかく旅に出かけたのに、日本に比べてどうだとか文句や批判をする人がいる。そんな人は旅をする資格がない。
旅とは、異空間に身を置き、楽しむことなのだから。
僕も時々、そう言ってしまいそうになるんですけど、やっぱり旅は旅。
不便さえもエンターテイメント、そしてそれこそが旅の醍醐味と思って楽しんで生きていきたい。便利でいたければ旅しなきゃいいんですから。
旅支度をいかにコンパクトに少なくできるか。わたしはいつも荷物が少ない。必要最小限のものを持つ。いつも訓練しているつもりである。
僕はあんまり訓練したことがないな(笑)
普段の生活からして元々少ない。
生まれ持ってのミニマリストは旅は楽!!
旅は人生の縮図といわれる。
その旅をいかにシンプルに行動し、シンプルにコンパクトに荷造りするか、旅をしてみると、その人の生き方がわかる。
旅は人生。
そして、人生こそ旅のいち過程。
これからも、人生という長い旅を続けていきたい。