『松澤宥』さん
というアーティスト、ご存知の方は少ないと思います。
かく言う僕も、
つい、この5月まで知りませんでした。
きっかけは、5月の下諏訪での「スローライフ休暇」中に、たまたまお昼ご飯を食べに行った『サロンしもすわ』(ここの「日替わり定食」超美味しいよ!!)でお会いしたご婦人の▼姉妹からです。
たった1人の御柱祭終決戦!でも下諏訪ではぜんぜん『1人じゃない』!ダイジェスト版! - A1理論はミニマリスト
そのご婦人の姉妹お2人は、今は亡き芸術家の父・松澤宥さんの残した下諏訪のアトリエ『プサイの部屋』を守り続けていたのです!
で、『松澤宥』さんでググってみたら、、、
▼Wikipediaもちゃんとあって、、、
長野県立諏訪中学校(現長野県諏訪清陵高等学校)卒業。1946年、早稲田大学理工学部建築科卒業。
1964年6月1日深夜、「オブジェを消せ」という啓示を受け、概念芸術家としての活動を始める。コンセプチュアル・アートの先駆者の一人として、欧米にもその名を知られる。2006年10月15日、郷里の長野県下諏訪で84歳の生涯を閉じる。 塩尻在住時代の草間彌生が頻繁に訪ね、師と仰いでいる現代美術家でもある。
1922年2月2日 に生まれたことから2という数字にこだわり、東京国立近代美術館でのパフォーマンスも2月22日に行っている。
「草間彌生の師匠」らしいです!!
そして、上記にあるように、ある夜、突如、
「オブジェを消せ」
という啓示を受けたらしく、その後は、モノを排除し、文字や行為のみの作品を作り続ける、
『観念芸術家』
としての道を歩んでいったらしいです。
アーティストにさえも、『モノ』は必要なかったとは、、、
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
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ちなみに、偶然にも、松澤宥さんは僕や髭仙人と同じ大学出身です!w
変態大学!!ww
しかし、その作品は、
「全体的にイッちゃってるな。。。。」
というのが正直な感想ですww
言葉による作品▼『タイムリミット』
完全にイッちゃってる。。。
▼画像、お借りしました!
松澤 宥の「オブジェを消せ」: 反省芸術・糸崎公朗blog3
しかし、なんでだろう、僕はこの人にものすごく惹かれています。
僕のこのブログとちょっと芸風が似ているからかもしれませんww
▼この本もすごく気になります!
2014年に行われた個展▼「消滅より始めよ」。
http://www.misashin.com/files/2014/04/matsuzawa_release_2014_jpn.pdf
1940 年代から詩、絵画、立体作品を制作していた松澤は、64 年6 月1日深夜、「オブジェを消せ」という啓示を受けます。
ものに頼らない美術作品を作るべきかと3 日間苦悶し、6 月4 日、啓示通りものを排除し、文字や行為のみの作品を制作しようと決意します。
以降、一貫して物質と人類の消滅や反文明という主張を掲げた言葉による作品を制作することになります。
完全にイッちゃってる。。。。
でも、僕は、なんとなく、松澤宥さんは、
「『下諏訪の人』っぽいな~。」
と思います。
下諏訪は岡本太郎さんや、永六輔さんのように、
「ちょっとぶっ飛んだ人」
に愛されてきた町だ。
今でも、下諏訪を、
「日本のポートランド」
という人もいる。
(ちなみにアメリカのポートランドはかなりぶっ飛んだ人たちが住む「変人の町」ですw)
そんな下諏訪に生まれ、下諏訪に長く住み、そして下諏訪で亡くなった松澤宥さんは、
「ものすごく下諏訪っぽい人」
だと僕は思った。
そんな松澤さんの娘さんから7月中旬に、一通の手紙が届いた。
この夏、諏訪の茅野駅の横にある「茅野市美術館」で行われる企画展のお誘いだ。
茅野市美術館 在る表現-その文脈と諏訪 松澤宥・辰野登恵子・宮坂了作・根岸芳郎
在る表現-その文脈と諏訪
松澤宥・辰野登恵子・宮坂了作・根岸芳郎
▲イッちゃってます。。。
この夏、諏訪地方に来られる方がおられましたら、足を運んでみてはいかがでしょうか?