2016年11月26日に発売されていた、はてなダイアリー出身・ちきりんさんの最新作『自分の時間を取り戻そう』を読みました!!
自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/11/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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高田馬場の書店の棚も▼こんな感じでちきりん推し推し!!
すごっ!! pic.twitter.com/dcGGV7MKkw
— A1理論はミニマリスト (@A1riron) November 26, 2016
僕は今回はKindle版で購入しました!
Amazonポイントももらえてコスパ最強!!
ちなみにKindle版はその前日の25日の0:00にはダウンロードできてたみたいです。
ブロガーはKindle版を紙の本の発売日前日に購入し、紙の本の発売と同時に最速書評記事をアップする、というテクニックがつかえた本ですね。
今後、話題作の発売日直前はKindle版を要チェックや!!
しかもKindle版は引用が楽で(スマホでKindleアプリからコピーして、はてなブログアプリにペースト)書評ブロガーにはすごくいいです!!
というわけで、今回も、引用→感想の順にお送りします!
新入社員だから 、第一希望の会社に入れたのだから 、やっとつかんだチャンスだから 、高く評価されているから 、今が頑張りどころだから 、途中で投げ出すべきじゃないから 、そして 、家族のためだから 、他の人はもっと頑張っているから … …
多くの人がさまざまな理由で 、忙しすぎる生活を 「避けられないもの 」 「自分が頑張って乗り切るべきもの 」として受け入れてしまっています 。
でも 、本当にそうなのでしょうか ?
この多忙な生活を脱する方法は 、どこにも存在しないのでしょうか ?
この本のテーマです。
「多忙な生活を脱する方法」
についての本です。
この後、4人のモデルケースが描かれています。
ま、ミニマムに要点を言うと「長時間労働者」「長時間家事従事者」です。
けど、派遣社員兼ブロガーのお気楽独身男性の僕には、
「ふーん、大変だね。」
としか思えなかったですwww
問題その 2
●すべてのことを 「やるべきこと 」と考え 、全部やろうとしている
●なにもかも完璧にやろうとしている
ケース2の主婦の場合について。
僕はこの癖を▼『きっちり病』としてその弊害を唱えていますw
ミニマリストが陥りやすい『きっちり病』の弊害を6つ考えてみた - A1理論はミニマリスト
問題その 4
● 「とにかく頑張る 」という思考停止モ ードに入ってしまっている
日本人は 「一生懸命働く 」のが大好きです 。ものすごい速さでキ ーボ ードを叩き 、脇目も振らずに書類をめくっていく 。一見すごく高い集中度で働いているように見える … …なのに 、大した成果が出せていない 。そういう人 、いますよね ?
僕は、これ頑張り過ぎると▼『詰み詰みルート』になっていくよ、って書いてますw
組織が構造的に『詰み詰みルート』に入ってきた時は秒速でバックれたほうがいい理由。 - A1理論はミニマリスト
そして、、、
その 「本質的な問題 」とはなんなのか ?
次章の答えを読む前に 、みなさんもぜひ自分のアタマで考えてみてください 。
と、冒頭でちきりんは問題提起しています。
僕もページを繰らずに自分のアタマで考えた結果、、、
『日本社会の関ヶ原体制』
が根本原因だという結論に達しました。
IT革命が起こっても、
それは日本では『四度目の関ヶ原』だったんじゃないか?
って僕なんかは思ってます。
日本のIT革命は単なる『4度目の関ヶ原』だったんじゃないだろうか?~プログラミングより英語よりまずは『軍師官兵衛』を見せるべき~ - A1理論はミニマリスト
なので日本人は「正社員」という、四度目の関ヶ原でゲットした、親藩・譜代・外様というサムライ身分にしがみつくのに必死、みたいな。
で、ちきりんの答えはそれに「当たらずも遠からず」というところでした。
序章に登場した 4人が共通して抱えている本質的な問題 、それは 、 「生産性が低すぎる 」ということです 。
もしくは 「生産性の概念を理解していない 」とか 「生産性の向上こそが問題の解決に必要と理解できていない 」と言ってもいいでしょう 。
そりゃあそうでしょう。
「正社員」というサムライ身分をゲットしたんですから、入社後の主幹業務は「仕事をしているふり」になる。
実際の『現場』を回しているのは、下請けの正社員、派遣会社の正社員、派遣会社の契約社員、派遣会社の派遣社員、アルバイト、パート、フレックスの主婦、とかなんだから。
そこは『戦場』であって、『生産性』がすべてな、ガチの『資本主義社会』である『現場』だ。
「正社員」は、そこであがった数字を空調の効いた部屋で眺めながら延々と机上の空論を繰り返し、訳の分からない指令を現場に飛ばすだけだ。
で、現場の人間は、現場対応しつつも、上から降ってくる訳の分からない指令を「ヒラリマント」でもって、闘牛士のようにヒラリヒラリとかわす「ヒラリーさん」になるw
「上に政策あれば、下に対策あり」だ。
無能な人間の、訳の分からない指令なんてまともに聞いてたら、そもそも『現場』が回らない。
なので、「正社員」には「生産性」なんて概念は皆無だ。
サムライが商売ができないのと同じだ。
生産性とは 「時間やお金など有限で貴重な資源 」と 「手に入れたいもの =成果 」の比率のことです 。
後で詳しく書きますが 、ここでは 「希少資源がどの程度 、有効活用されているかという度合い 」だと考えてください 。
こういうのって、『現場』で働いている下請けや派遣社員は日常茶飯事過ぎて、
「えっ!?いまさら!???」
ってなるんじゃないかな???
日本社会の一番の問題は、
「生産性の高い人間」の給料が「生産性の低い人間」の半分以下で、しかも訳の分からない理由でいきなり解雇されたりする可能性もあること
だと僕は思う。
続いて、『資源』を有効活用する新しいビジネスについて。
スマホが登場するまで 、電車の待ち時間は単なる無駄な時間でした 。でも今なら数分の待ち時間の間にでも仕事のメ ールに返事ができます 。
これまで生産性を上げるべく有効活用が図られてきたのは 、製造用の工作機械や貴重な知的財産権 、それに石油などの燃料といった 、産業用の物資ばかりでした 。
それが今や 、個人が所有するちょっとした私物や隙間時間の生産性までが 、大幅に高められるようになってきたのです 。
社会の高生産性化は不可避であり 、もはや後戻りすることはありません 。
だからなにか新しい技術やビジネスを目にしたときは 、それを生産性という判断軸で評価することがとても重要になります 。
今までの日本社会では「正社員」になれれば勝ち組で一生安泰だった。
けど、それは単に『関ヶ原体制』がここ400年くらいずっと続いていただけだ。
「勝てば官軍」で、「錦の御旗」を持った人間は公家化していった。
しかし、
「社会の高生産化は不可避」
というのがちきりんの持論であり、まぁ、そうだろう。
僕の言葉で言えば、
スマホに代表される『第二次IT革命』以降は、日本で400年以上続いてきた『関ヶ原体制』が崩れ、『一度目の関ヶ原』に辛くも敗れた黒田官兵衛が夢見た『チャンスの国』が到来するんじゃないか?
▼ということだ。
『自己評価』で生きている人達が集まれば、そこに『チャンスの国』が自動的にできるんじゃないかな? - A1理論はミニマリスト
で、ここからはKindleのコピー制限数を越えたので引用はスマホのスクリーンショットでお送りします!生産性アップ!!ww
これは僕も大賛成。
で、僕は学校の価値なんてゼロだと思ってる変人です。
だってそもそも『ゴール目標』がよくわからない。
人生はすべて『ゴール目標』があってこそのアクションだと僕は思っている。
で、『ゴール目標』が『大学受験』だったら、
ひたすら過去問を『千本ノック』すればいいだけで授業なんていらない。
なので、僕にとっては学校ほどコスパの悪いものはそうないですねぇ。
というわけで、僕の主張は昔から一貫して、
「日本にも飛び級制度を導入せよ」
だwwww
googleやアップルの生産性が「政府」の生産性よりもはるかにいいのは目に見えていると僕も思います。
僕にはそもそも、
「政治の問題は政治では解決できない。政治の問題を解決してきたのは、いつの時代も『テクノロジー』だ。」
という考え方があるので、テクノロジーを重視する企業のほうが社会貢献度は高いと思っていますw
逆に「政府」という制度自体が20世紀の遺物でオワコンだとも思ってますw
僕の中では、『政府』は、『宗教』『朝廷』『幕府』とほぼ同義語ですw
ベーシックインカムの「貧乏人救済」以外の、もうひとつの効用。
僕もこれについては今年の初めにいくつかブログで書いてきて、結局、日本では▼『無能な働き者』が『有能な怠け者』よりも評価されまくってるから、『有能な怠け者』はアホらしくなってミニマリスト化すると思ってます。
『無能な働き者』を指揮官にするような国では『有能な怠け者』はミニマリスト化すると思う。 - A1理論はミニマリスト
これは、軍師・黒田官兵衛が秀吉の世がアホらしくなって隠居した理由と同じだw
そもそも、断捨離対象は『生産性』の低い『無能な働き者』であり、有効活用されるべきリソースは『有能な怠け者』の『生産性』なのだ。
僕のビジネス人生にはいくつもそんなエピソードがあるんだけど、結局、派遣社員の僕があげた成果を、何の能もない、生産性マイナスな「正社員」がマイナスにしていく。
もちろん、年収で言うと、この「正社員」の年収は僕の倍以上だろう。
僕の倍以上の社会コストをかけてマイナスを出しているのだ。
それでも結果的にマイナスになっていないのは、派遣社員の僕がそれをも補ってプラス分を出していたからだww
で、現場の女子達には『女の勘』みたいなものでその状況が本能的に理解されていて、現場では、
「キャー!A1理論さん!!(仮)」
みたいな雰囲気になっちゃって、その正社員は、その状況見て、
「A1理論、気にくわねぇ。」
みたいになって、あの手この手で僕をクビにしようとして来て、最後には僕は大ゲンカして辞めてしまった。
けど、派遣会社のほうがその状況を理解し、その「正社員」が挟まらない現場に僕を直派遣させた。
そしたら、「生産性」がグンッと上がった!!
あたりまえだwwww
件の正社員が出すマイナス分がなくなるんだから、俺の純粋なプラス分だけなんだからwwww
というわけで、僕は、一貫して、
「正社員」なんていらない
という考えで、この考えはたぶん、死ぬまで変わらないと思いますw
存在意義がマイナスなんだから。
あ~、はやくベーシックインカム導入されないかなw
「生産性の高さ」だけで人間が評価される時代、はよ来いよwwwww
で、ここで打って変ってブログ論!!
僕が映画やドラマ、アニメやスポーツの試合のような映像メディアを見れない原因がこれですwww
時間がかかりすぎるwww
「要点を活字で書けよ!」
って、いつもいつもいつもいつも思うw(そして15分経たずに寝てしまうwww)
本やブログのような活字メディアなら、空き時間でさっと読めるし、興味のないところは飛ばせるし、逆に、じっくり読みたい箇所は繰り返し読んだり、こんな風に引用ブログ記事にしたりもできる。
逆に、動画はわかりやすいメディアのため、
「動画しか見ない人」
にも見られてしまう。
ブログはまず、
「活字を読める人」
という時点で読者にフィルターがかかる。
僕にとってそれは「足切り」みたいなものだwww
「A1理論さんのブログを通勤電車で読むのは生産性が高い!」
とか言ってもらえれるなら、もう、めっちゃ嬉しいですねえ!!
ちきりん、ミニマリストのことかーーーー!!!!www
ミニマリストを『家』別に5タイプに分類してみたよ!それぞれのタイプの愛読書も紹介!(追記で計6タイプになりました) - A1理論はミニマリスト
まぁ、確かに、僕は右の「全投入型」の人生はイヤですなw
昔、起業家の先輩から、
「起業で成功したら美味いもん食えるぞ!!」
と言われました、まぁ、その時は僕は極貧生活をmixi日記で毎日綴っていた頃だったので、先輩も勇気づけようとしてくれたんでしょうけど、、、
僕は、
「いや、『日本食』ならすべて美味いです。」
と答えたような記憶がありますw
常に「足るを知る」w
僕は「欲そのものが少ない」人間なんだと思いますw
なので、生産性云々以前に『全投入型』人生は僕には無理。
スポーツとか、起業して収益を競うとか、僕は▼そもそも「勝ち負けを決める」こと自体に疑問を持ってるしw
勝つ者は恨みを招き、敗れる者は苦しみに臥す。勝ち負けの二つを捨てたる心、平和なるものは幸せに住す。(孔子) - A1理論はミニマリスト
なので、
「ちきりんとミニマリストの間」
くらいが僕にはちょうどいい位置ですねぇ。
で、、、
この『シンギュラリティ』はいつかやってくると僕も思います。
人間の脳内の電気信号も、基本的にニューロン間のデジタル信号なんだから、コンピューターという電子計算機の性能が上がり続けたら、人間の脳の計算速度を追い抜くのは時間の問題かと。
僕はなんとなくそんな未来を予測していた生意気な大学生だったので、正社員の道には進みませんでした。コスパ悪くって。。。
なので、今は「お疲れ」と言って定時で帰ってるちきりん状態ですねぇ。
長期休暇時代はよこいw
あと、僕は「シンギュラリティ」後の世界は僕は地球の人口が10億ぐらいに減って、生産性の高い人だけになると予想しますw
それが「自然の摂理」だとも思ってますw
そうそう。
僕は学生時代から「時給」で働くことしか考えてなかった。
まぁ、一般的日本人の若者とは真逆ですが、自分の好きなコトだけをして、さらに生産性が高いなんて、サイコーじゃないですか?
逆に、みんななんでそう考えないんだ???
僕が今の仕事をテキトーにこなしている理由も実はこれw
ブログに集中できる時間って、1日4時間くらいが限度だと思ってて、それ以外の時間を遊んでても、働いてても、あんまり変わらない気がした。
「ブログか?仕事か?」
みたいな議論にブロガー界ではよくなるけど、僕みたいなブロガーは仕事辞めても、ブログの生産性はあんまり変わらないと思うw
しかもブログに好きなコトしか書かないから収益面では生産性激低いw
なので、テキトーに要点を押さえた仕事をしてて、帰宅後のブログ執筆の4時間に一点集中!!ww
ほっとけやwwww
ビンボー旅行したいんじゃ!!!www
ちなみに僕が得たいのは、
「どれだけミニマムな予算で、どれだけマキシマムな経験ができるか?」
ですw
それって、サイコーにコスパ重視した生産性の高い旅なのでは???
まだまだキカイも高価だから、ブラック企業は人間を「終身雇用」とマインドコントロールして、安価な労働力としてこき使ってるんでしょうな。
我々庶民としては、そんなブラック企業のセコイ戦略を相手にせず、生産性の高い仕事のみをして、キカイの価格が下がるのを待つ方が得策です。
なぜなら、心も体も一度壊したら、治すのに多大な時間がかかるうえに、治らない人も多いからです!!
というわけで、この本は、健康な心と体を保つためにも、現代日本人の必読書だと僕は思います!!
Kindle版なら安くてポイントも返ってきます!!
全く持って、損じゃーねぇ!!!
自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/11/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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